の か ん か た や ま 片山九郎右衛門 観世 喜正 野村 む ら ぜ 三郎 又 く ろ よ し ま た さ ぶ ろ う う ま さ え も ん 観世流シテ方。 和泉流狂言方野村派十四世 で初舞台。2011年家名「又三 郎」を襲名。公益社団法人能 う能」 「喜正の会」を主宰し、 として多くの公演を手掛け 非常勤講師。松尾芸能賞新 人賞、芸術創造賞、名古屋 堂を中心に、全国各地での 皇后陛下主催 【御 前 演 奏】 、 がみ 映画【ラストサムライ】の劇 中劇や【愛知万博】の開会式 に脚本・演出・出演で参加。 著書に「我、狂言たれ」 (風 媒社刊) ●長良川河川敷特設舞台 ⑬ 岐阜市民会館(雨天または増水時の会場) 岐阜バス「市民会館・裁判所前」下車すぐ ●ビデオ及びカメラ・携帯電話等での撮影は、禁止させていただきます。 ●会場内での飲食はご遠慮ください。 ●座布団をご持参いただくと便利です。 〈とき〉平成二十八年 ●主 催 長良川薪能実行委員会・岐阜市 ●後 援 岐阜県・岐阜県教育委員会・岐阜市教育委員会 ●協 力 公益社団法人 岐阜青年会議所 八月 二十六日(金) 船 弁 慶 頼朝に追われる身となった義経一行は尼崎 (兵庫県)から船で西国へ 落ち延びようとします。静御前(前シテ)は弁慶(ワキ)から「義経様の仰 せで、ここで別れてほしい」と告げられます。弁慶の話を信じられない 静は義経と直接対面しますが、本当の話だと聞かされ涙します。せめ ゆ き 船出した一行でしたが、天候が急変して嵐になります。荒れた海の てもと別れの舞を舞い、静は都へ帰って行きます。 つ 中 か ら 滅 ぼ し た 平 家 の 亡 霊 達 が 現 れ、 そ の 中 で も 勇 猛 な 平 知 盛(後 シ か テ)が長刀を持って襲い掛かりますが、義経の武力と弁慶の法力によっ て海の中へと消えて行きます。 と う 回 記 念 で、 東 西 か ら 特 別 に 前 シ テ に 片 山 九 郎 右 衛 門 氏、 今回は 後シテに観世喜正氏を迎え上演いたします。 石 神 ご 後藤 嘉津幸 酒好きが過ぎて妻に離縁を求められた夫。別れたくない夫は仲人の も と へ 相 談 に 行 き ま す。「奥 さ んには霊験あらたな出雲路夜叉 神の石神へ祈願に行くよう勧め る の で、 先 回 り し て そ の 石 神 に 成 り す ま し、 言 い 分 を 聞 い て み 石神とは京都に実在する石を ては」と提案されて・・・。 神 様 と し て 祀 っ た も の で、 狂 言 でも離縁するかどうかを石を持 ち上げられるかどうかで決める ま た、 妻 が 神 様 に 舞 を 奉 納 す という面白い占い方をします。 るところも見どころです。 面白さと技の冴えが光る野村 又三郎一門の芸をお楽しみくだ さい。 幸清流小鼓方。 1969年生。6歳で初舞台。重要無形文化財総合指定保持 者。世界各地の公演にも参加。1997年より能楽「鏡座」 同人として10年間活動、2004年度名古屋市民芸術祭賞。 岐阜まつり「安宅車」囃子 指 導 の 他、 加 納 天 神 ま つ り「鞍馬車」囃子復活・指 導や、美濃市「流し仁輪加」 楽 器 整 備 な ど。 飛 騨 市 主 催 復曲「藤橋」作調・出演。 大河ドラマ「巧名が辻」小 鼓 指 導。2007年 か ら 長 良 川 薪 能 開 催 に 尽 力、2009 年から「能の旅人」で活動。 2016年2月名古屋市芸術奨 励賞受賞。 30 けい 神 太子殿下【御成婚奉祝能】や べん 公演に多数出演する他、普 及 活 動 や 講 演 も 多 く 行 う。 慶應義塾大学法学部卒。公 益社団法人観世九皐会理事。 公益社団法人能楽協会理事。 法政大学大学院、皇學館大 学非常勤講師。シンガポー ル I・T・I 演劇学校にて、講師 を勤める。 市芸術奨励賞等を受賞。皇 ふな る。東京神楽坂の矢来能楽 いし 会幹事、愛知県立芸術大学 船弁慶 能楽「神遊」、 「能の旅人」同人 石 楽協会正会員、和泉流職分 長男として東京に生まれる。 2 歳半にて初舞台。「のうの 能 藝術大学卒業。1976年 「靱猿」 観世流能楽師シテ方。 昭和39年片山幽雪(九世片山 九郎右衛門)の長男として京 都に生まれる。姉は京舞井 上 流 五 世 家 元 井 上 八 千 代。 父及び八世観世銕之亟に師 事。 平 成23年 十 世 片 山 九 郎 右衛門を襲名。片山定期能 楽会を主宰。国内・海外を 問 わ ず 多 数 の 公 演 に 出 演。 能楽の普及活動として学校 公演や「能の絵本」の制作も 手掛ける。重要無形文化財 総合指定保持者。文化庁芸 術祭新人賞、日本伝統文化 振興財団賞、京都府文化賞 功労賞、芸術選奨文部科学 大 臣 新 人 賞 な ど 受 賞 多 数。 公益社団法人京都観世会会 長、公益財団法人片山家能 楽・京舞保存財団理事長。 1970年、 三 世・ 観 世 喜 之 の 狂 言 当 主。1971年 生 ま れ。 東 京
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