入 札 公 告 次のとおり一般競争入札に付します。 平成28年8月22日

入
札
公
告
次のとおり一般競争入札に付します。
平成28年8月22日
支出負担行為担当官
中国経済産業局 総務企画部長 小島 暢夫
1.競争入札に付する事項
(1) 作業の名称
「平成 28 年度 エレクトロニクス産業のダイナミズムを促進する
電子デバイスのフレキシブル化に関する調査」
(2) 履行期限
入札説明書による。
(3) 納入場所
入札説明書による。
(4) 入札方法
入札金額は、「平成 28 年度 エレクトロニクス産業のダイナミズ
ムを促進する電子デバイスのフレキシブル化に関する調査」に関す
る総価で行う。
なお、本件については入札の際に提案書を提出し、技術審査を受
けなければならない。落札決定に当たっては、入札書に記載された
金額に当該金額の8パーセントに相当する額を加算した金額(当該
金額に1円未満の端数が生じたときは、その端数金額を切捨てるも
のとする。)をもって落札価格とするので、入札者は消費税及び地
方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、
見積った契約金額の108分の100に相当する金額を入札書に記
載すること。
2.競争参加資格
(1) 予算決算及び会計令(以下「予決令」という。)第70条の規定に該当しない者で
あること。なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要
な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(2) 予決令第71条の規定に該当しない者であること。
(3) 経済産業省所管の契約に係る競争参加者資格審査事務取扱要領(昭和38年6月2
6日付け38会第391号)により、平成 28・29・30 年度経済産業省競争参加資格(全
省庁統一資格)「役務の提供等」の「A」、「B」又は「C」の等級に格付されてい
る者であること。
(4) 経済産業省からの補助金交付等停止措置又は指名停止措置が講じられている者では
ないこと。
(5) 入札説明書の交付を受けた者であること。
3.入札者の義務
この一般競争に参加を希望する者は、中国経済産業局が交付する仕様書に基づいて
提案書を作成し、これを入札書に添付して入札書の受領期限内に提出しなければなら
ない。また、開札日の前日までの間において支出負担行為担当官等から当該書類に関
して説明を求められた場合は、これに応じなければならない。
なお、入札者の作成した提案書は中国経済産業局において審査するものとし、採用
し得ると判断した提案書を添付した入札書のみを落札決定の対象とする。
4.契約条項を示す場所等
(1) 契約条項を示す場所、入札説明書の交付場所及び問い合わせ先
〒730-8531 広島県広島市中区上八丁堀6番30号
中国経済産業局 地域経済部 地域経済課(ものづくり産業担当)
TEL 082―577―7761(ダイヤルイン)
(2) 入札説明会の日時及び場所
平成28年 8月26日(金)
15時00分~
中国経済産業局 第2会議室(広島合同庁舎2号館2階)
(3) 入札書・提案書の受領期限及び受領場所
平成28年 9月13日(火)
17時00分
中国経済産業局 地域経済部 地域経済課(ものづくり産業担当)
(広島合同庁舎2号館3階)
(4) 開札の日時及び場所
平成28年 9月28日(水)
14時00分
中国経済産業局 地方連絡室(広島合同庁舎2号館2階)
5.その他
(1) 入札保証金及び契約保証金:全額免除
(2) 入札の無効:本公告に示した競争参加資格のない者による入札及び入札に関する条
件に違反した入札
(3) 契約書の作成:要
(4) 落札者の決定方法:
予決令第79条の規定に基づいて作成された予定価格の制限の範囲内で、支出負担
行為担当官が入札説明書で指定する要求事項のうち、必須とした項目の最低限の要求
をすべて満たしている提案をした入札者の中から、支出負担行為担当官が定める総合
評価の方法をもって落札者を定めるものとする。ただし、落札者となるべき者の入札
価格によっては、その者により当該契約の内容に適合した履行がなされないおそれが
あると認められるとき、又はその者と契約することが公正な取引の秩序を乱すことと
なるおそれがあって著しく不適当であると認められるときは、予定価格の範囲内の価
格をもって入札をした他の者のうち、評価の最も高い者を落札者とすることがある。
(5) 詳細は入札説明書による。
入
札
説
明
書
中国経済産業局総務企画部会計課
中国経済産業局の請負契約に係る入札公告(平成28年8月22日付け公示)に基づく入札につ
いては、関係法令及び中国経済産業局入札心得に定めるもののほか下記に定めるところによる。
記
1.競争入札に付する事項
(1)作業の名称
「平成 28 年度 エレクトロニクス産業のダイナミズムを促進する電子デ
バイスのフレキシブル化に関する調査」
(2)作業内容等
別紙仕様書のとおり。
(3)履 行 期 限
別紙仕様書のとおり。
別紙仕様書のとおり。
(4)納 入 場 所
(5)入 札 方 法
入札金額は、「平成 28 年度 エレクトロニクス産業のダイナミズムを
促進する電子デバイスのフレキシブル化に関する調査」に関する総価で
行う。
なお、本件については入札の際に提案書を提出し、技術審査を受けな
ければならない。落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当
該金額の8パーセントに相当する額を加算した金額(当該金額に1円未
満の端数が生じたときは、その端数金額を切捨てるものとする。)をも
って落札価格とするので、入札者は消費税および地方消費税に係る課税
事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積った契約金額の
108分の100に相当する金額を入札書に記載すること。
2.競争参加資格
(1)予算決算及び会計令(以下「予決令」という。)第70条の規定に該当しない者であるこ
と。なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得て
いる者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(2)予決令第71条の規定に該当しない者であること。
(3)経済産業省所管の契約に係る競争参加者資格審査事務取扱要領(昭和38年6月26日付
け38会第391号)により、平成 28・29・30 年度競争参加資格(全省庁統一資格)「役務
の提供等」の「A」、「B」又は「C」の等級に格付けされている者であること。
(4)入札説明書の交付を受けた者であること。
(5)経済産業省からの補助金交付等停止措置又は指名停止措置が講じられているものではない
こと。
3.入札者の義務
この調達に参加を希望する者は、中国経済産業局が交付する仕様書に基づいて提案書を作
成し、これを入札書に添付して入札書の受領期限内に提出しなければならない。また、開札
日の前日までの間において支出負担行為担当官等から当該書類に関して説明を求められた
場合は、これに応じなければならない。
なお、入札者の作成した提案書は中国経済産業局において審査するものとし、採用し得る
と判断した提案書を添付した入札書のみを落札決定の対象とする。
4.入札説明会の日時及び場所
平成28年 8月26日(金)15時00分~
広島県広島市中区上八丁堀6番30号
中国経済産業局 第2会議室(広島合同庁舎2号館2階)
-1-
5.入札書・提案書の提出期限
平成28年 9月13日(火)17時00分
6.開札の日時及び場所
平成28年 9月28日(水)14時00分
中国経済産業局 地方連絡室(広島合同庁舎2号館2階)
7.競争参加者は、提出した入札書の変更及び取消しをすることができない。
8.その他の事項については、中国経済産業局入札心得の定めにより実施する。
9.入札の無効
入札公告に示した競争参加資格のない者による入札及び入札に関する条件に違反した入
札は無効とする。
10.落札者の決定方法
予決令第79条の規定に基づいて作成された予定価格の制限の範囲内で、支出負担行為
担当官が入札説明書で指定する要求事項のうち、必須とした項目の最低限の要求をすべて
満たしている提案をした入札者の中から、支出負担行為担当官が定める総合評価の方法を
もって落札者を定めるものとする。ただし、落札者となるべき者の入札価格によっては、
その者により当該契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあると認められると
き、又はその者と契約することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著し
く不適当であると認められるときは、予定価格の範囲内の価格をもって入札をした他の者
のうち、評価の最も高い者を落札者とすることがある。
11.
落札者と入札者それぞれの商号又は名称、入札価格及び技術等の得点については、契約締
結後公表する。
12.入札保証金及び契約保証金
13.契約書作成の要否
全額免除
要
14.支払の条件
契約代金は、契約書記載の条件により、適法な支払請求書を受理した日から30日以内
に支払うものとする。
15.契約担当官等の氏名並びにその所属する部局の名称及び所在地
〒730-8531 広島県広島市中区上八丁堀6番30号
支出負担行為担当官 中国経済産業局 総務企画部長 小島 暢夫
16.その他
(1)競争参加者は、提出した証明書等について説明を求められた場合は、自己の責任にお
いて速やかに書面をもって説明しなければならない。
(2)この調達に関する照会先及び入札書、提案書の提出先
〒730-8531 広島県広島市中区上八丁堀6番30号
中国経済産業局 地域経済部 地域経済課(ものづくり産業担当)
TEL 082-577-7761(ダイヤルイン)
-2-
仕
様
書
1.調査件名
平成28年度 エレクトロニクス産業のダイナミズムを促進する電子デバイスのフレキシ
ブル化に関する調査
2.調査の背景・目的
液晶ディスプレイやスマートフォン、タブレット端末など現在の半導体デバイスの多くは、
大型ガラスを基材とする生産プロセスを採用しており、コスト競争力を高めるには基板の一
層の大型化とそれを処理できる装置の巨大化が必要である。そのため、設備投資が巨大にな
り、資金力に勝る新興国メーカーが国内メーカーを圧倒して、日本のエレクトロニクス産業
が劣勢な立場に置かれている。
それに対して、近年国内外のエレクトロニクス産業で起こりつつあるフレキシブル・エレ
クトロニクス(ウェアラブル端末などに使われる柔軟性があり、繰り返し変形させることの
出来る電子回路)の潮流は、上記トレンドとは一線を画する動きであり、樹脂フィルムなど
フレキシブルな基材を採用することにより、連続生産技術を応用して生産性を高めるととも
に、設備投資の規模縮小を通じて革新的な低コスト化を追求するものである。
そのためには、基材として本命視される樹脂フィルムの高機能化(特に水分、酸素などの
浸入や放出により製品が変質、劣化することを防ぐためのバリア性能)が不可欠であり、こ
れまでの主流であるガラス基材が持つ性能を超えるべく研究開発が行われているが、エレク
トロニクス部材として使用されるには極めて高い性能が必要であることから、長期的な開発
戦略および事業化戦略が必要となっている。
そのひとつの方策が、食品や医薬品包装など電子デバイスと比べ比較的緩やかな性能が求
められるフィルム市場へ進出し、それを足掛かりとして高い性能を持つフィルム市場への進
出機会を窺う戦略である。
本調査では、この高機能フィルム(以下、バリアフィルム)の市場を広く客観的に分析す
ることによって、フィルムに必要な用途別仕様やコスト目標を明確にし、高い性能が必要と
なる電子デバイス用途だけでなく、食品・医薬品など中間レベル用途での事業化も視野に入
れ、フレキシブル・エレクトロニクスの潮流を確かなものとして、わが国のエレクトロニク
ス産業の再活性化と国際競争力の復活に資することを目的とする。
3.調査内容(項目)
(1)バリアフィルム市場の整理・分析
①用途別フィルム(食品、医薬品、電子部材、その他)の生産量と販売量
(用途)
・食品包装:生鮮品、乳製品、漬物、水産加工品、畜肉加工品、レトルト食品、
スナック・菓子類、液体スープ類 など
・医薬品包装:血液・液剤バック、栄養剤、経皮吸収剤、経口剤、試薬 など
・電子部材:太陽電池、量子ドット、有機EL照明、有機ELディスプレイなど
・その他:真空断熱材、壁紙、防虫剤、ペットフード包装 など
*分類については、中国経済産業局との協議により決定すること。
② 各用途で求められる性能、およびそのレベル分類
・物理特性(厚み、硬さ、伸縮性、透明性、光沢、表面平坦性など)
・機能特性(耐熱性、保温性、反射防止、抗菌性、耐食性、密着性、ブルーライ
トカットなど)
・その他
③ バリアフィルムに対する潜在ニーズ
・保存期間の長期化によるロス低減や軽量化による物流コストの削減、透明度の
向上(外部からの可視化)による安全確保 など
④ 潜在ニーズへの対応(機能向上)とそれに必要な技術
・密封性の向上(加工技術の高度化)
、軽量化(使用材料の変更、成型技術の高度
化)、透明性の確保(使用材料の変更)、耐熱性の向上(使用材料の変更、加工
技術の高度化) など
(2)バリアフィルムに必要な技術・材料、コストおよび価格帯の整理
① 製造技術・材料
・使用基材(PET、PT、PENなど)
・バリア加工技術(各種蒸着、各種共押出、各種コーティング、各種コンポジッ
ト等)
② 用途・製品別のコストおよび価格帯の比較
・予想されるコスト(基材価格+バリア加工価格)と価格による用途・製品分類
(3)参入有望な市場のターゲット設定
① 性能レベル
・低バリア(食品包装の一部、医薬品包装など)
・中バリア(食品包装の一部、電子部材の一部など)
・高バリア(電子部材の一部など)
② コスト目標/価格帯の設定
・コスト目標(基材価格+バリア加工価格)および販売価格帯の設定
③ 販路開拓方法
・国内フィルムメーカーおよび国内ユーザーへの調査結果を踏まえた販路開拓策
4.調査対象・方法
(1)国内および海外のバリアフィルム市場に関する調査(文献調査)
・既存統計資料や調査報告書によって、国内メーカーによるバリアフィルム・包装フ
ィルムの生産(販売)量と輸出量、用途別の市場規模やシェア等を把握する。
(2)国内フィルムメーカーのバリアフィルム開発動向に関する調査(ヒアリング調査)
・国内フィルムメーカーへのヒアリング調査(5件以上)によって、バリアフィルム
に求められる性能とそれに必要な技術開発、販売価格、潜在ニーズなどを把握する。
(ヒアリング対象)
・食品包装メーカー、医薬品包装メーカー、電子部材バリアフィルムメーカーなど
(3)国内フィルムユーザーへのバリアフィルムのニーズに関する調査(ヒアリング調査)
・国内の食品・医薬品・エレクトロニクスメーカーなどへのヒアリング調査(5件以
上)によって、包装材やバリアフィルムに求める機能・性能を確認し、さらに包装
材やバリアフィルムの高度化によって可能となる事業上のメリットについて調査・
分析する。
(ヒアリング対象)
・食品メーカー、医薬品メーカー、エレクトロニクスメーカーなど
4.事業実施期間
契約締結日から平成29年2月28日までとする。
5.成果物
・調査報告書(本編及び概要版) 各1部
・電子媒体(CD-R:Word ファイル及び PDF ファイル形式により上記を収めたもの)
1部
6.納入場所
中国経済産業局 地域経済部 地域経済課(ものづくり産業担当)
7.その他
(1)本仕様書に定められていない事項については、当局と協議すること。
(2)本事業の実施途中で問題、事故等が発生した場合には、直ちに当局に連絡すると
ともに受託者の責任において解決を図ること。
(3)本事業の実施にあたっては、受託者の提案を踏まえ、当局と協議の上、実施する
こと。
(4)本事業に係る作業工程表については、提案書に記載するとともに、契約後、当局
と調整の上、すみやかに作成すること。
また、適宜、当局へ進捗状況を報告するとともに、当局から要求があった場合に
は、直ちに報告すること。
(5)その他不明な点については、当局に問い合わせること。
以 上