8月のほけんだより 平成 28 年 8 月 17 日発行 美女木げんき保育園 No.5 残暑お見舞い申し上げます。まだまだ暑いこの時期に活動をすると汗をかきやすく、熱中 症や脱水になりやすいので、こまめな水分補給を心がけましょう。 また、お盆明けのこの時期は、気温差と疲労により体調を崩しやすくなります。お家でも 体調の変化に気を付けて、十分に休息を取るように心がけたいですね。 「 「 夏 を 暑 さ に 8月の保健目標 元 気 に 負 け な い 体 過 を ご 作 ろ す う 」 」 子どもは、体重あたりの水分量が大人より多くなっていますが、代謝 が大きいため、汗以外にも呼吸や皮膚から水分が失われていきます。ま た、腎臓の機能も未熟なため、体の中の水分が出ていきやすくなります。 そのため、脱水になりやすくなっています。特に夏のこの時期は、気 温も高く、汗をかきやすいため脱水になりやすくなります。脱水になる と、頭痛、ぐったりするなどの症状が出てきます。そのままにしておく と命の危機になりますので、こまめな水分補給を心がけましょう。 (体重 1 ㎏あたり) 9月9日 救急の日 9 月 9 日は救急の日です。子どもたちに急な病気やけがが起こった時に慌てずに対応できる ように、普段から緊急時の対応を考えていきたいですね。 子どもの病気の症状、また夜間や休日などの時間帯によって医療機関への受診が必要かどう か悩むことが多くあると思います。そんな時には、以下の相談窓口がありますので是非参考に してください。かかりつけ医の開院時間であれば、かかりつけ医へご相談ください。 ①山形県救急電話相談⇒ #8000(携帯電話・プッシュ回線) 023-633-0299(ダイヤル回線、IP 電話) 時間:毎日 19 時~22 時、相談料:無料(通話料はかかります) 、対象:15 歳未満 症状別ケアポイント④~脱水・脱水予防~ ②こどもの救急 on line⇒ URL:http://kodomo-qq.jp/ 1 日に必要な水分量(体重1㎏あたり 100ml)を目安に、食 事と飲み物で水分を摂取できるようにします。 対象:生後 1 ヶ月~6 歳 症状や年齢などから、受診が必要かどうかの目安がわかります。また、地域ごとの小児科病 普段の飲み物は、お茶や水で大丈夫ですが、下痢や嘔吐後、多 く汗をかいた時には、イオン水なども効果的です。(ただし、イ 院や救急病院の検索、電話相談先、などのサイトもリンクしています。 オン水には糖分も多く含まれているため、飲み過ぎには注意しましょう) ③こどもの事故と対策 on line⇒ URL:http://kodomo-qq.jp/jiko/index.php 唇や皮膚が乾燥したり、排尿が少なくなったり、体重が減り続 対象:生後 1 ヶ月~6 歳 けていたり、ぐったりしている時には脱水の可能性があります 子どもの救命処置方法や、家庭で起こりやすい事故の予防方法、起こってしまった時の対処 ので、イオン水などの水分をとるとともに、医療機関を受診し 方法などが載っています。 ましょう。 (7月) 園内感染症罹患人数 アデノウイルス感染症 5名 RSウイルス感染症 5名 病児保育延べ利用人数 流行性耳下腺炎 6名 RSウイルス感染症 2名 アデノウイルス感染症 7名 突発性発疹 3名 気をつけよう! 夏の感染症 現在川西町を始めとした置賜地域では、ヘルパンギーナが流行しています。気になる症状があれば、 早めの受診をお勧めします。 ヘルパンギーナ 原因 症状 対応 コクサッキーウイルスなどに飛沫感染することで 発症します。 高熱、のどの痛みが特徴。のどに水ほうや潰瘍(か いよう)ができて痛みがひどく、乳児の場合はミル クが飲めなくなる場合もあります。 のどの痛みは、熱が下がってからも続くことがあり ます。熱やのどの痛みがあるうちは、安静に過ごす ようにします。 熱が下がり、食事がいつも通り食べられれば登園で きます。 7 月 17 日・18 日に新潟で行われた、全国病児保育研究大会に多くの 職員が参加しました。 当日は、げんきルームでの取り組みを発表した他、いくつかの会場に分 かれて、様々な学びを得たり、他の病児・病後児保育施設との交流を図る ことができました。その学びの中から、耳についての話をお伝えします。 子どもの中耳炎は、1 歳までに 6 割、3 歳までに 8 割の子が 1 回以上 かかるといわれています。しかし、聞こえにくいとは言えない年齢ですの で、頻繁に耳を触ったり、呼びかけても反応しない、聞き返すことが多い、 テレビに近づいて見るなどの兆候が見られた時には、早めに小児科か耳鼻 科を受診するようにしましょう。言葉の獲得に、耳の聞こえは大切な要素 ですので、気を付けていきたいものです。 また、細目に耳の中を見て、耳垢が溜まっていないかもチェックしまし ょうね! 7 月 21 日に園内で、木島先生も交えて病児保育研修会を行いました。 病児保育研究大会での学びを、職員間で共有するとともに、木島先生から のアドバイスをいただいたり、学びを深めることができました。 内容については、これから随時お知らせしていきますね!
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