4 - 全日本難聴者・中途失聴者団体連合会

第3分科会(補聴医療対策部・近畿ブロック)
テーマ:きこえの健康支援センターに望むもの
~地域のきこえ支援の取り組みから~
座
長:中川 良雄 氏(全難聴補聴医療対策部長 堺市きこえ支援協会)
パネリスト:浅井 信一 氏(軽・中度難聴者グループ「かのもはし」)
:中井 弘征 氏(愛知淑徳大学)
:松崎 丈 氏(宮城教育大学 みやぎ難聴協)
:佐野 昇 氏(全難聴 事務局長)
1999年、京都市を中心に軽・中度難聴者、いわゆる身障手帳を所持できない難聴者のグル
ープが誕生しました。その集まりの意義は数年をかけて近畿圏に広まり、現在は主に京都で、そ
して神戸や堺でもセルフサポートを目的としたグループが活動しています。進行方法やディスカ
ッションの手法はそれぞれ違いますが、いずれも軽・中度難聴者を意識したスタイルで定期的に
開かれています。
この分科会では活動の様子をご紹介し、難聴者がきこえの支援センター(以下、センター)に
何を望むのか、という声をくみ取っていきたいと考えています。
別の視点では、センターの機能の中で、当事者が関わることがいかに大切か、ということも忘
れてはなりません。センターというとリハビリや補聴機器の情報提供などに目が向きがちです
が、センターにはより大切な役割がありそうな気がします。
個性あるフロアー報告も予定。盛りだくさんの内容でお待ちしています。
第4分科会(要約筆記部)
テーマ:
『今』、要約筆記事業を最大限に生かす
~誰も排除されない社会をめざして~
座
長:宇田川芳江 氏(全難聴要約筆記部長)
講師・助言者:三宅 初穂 氏(全国要約筆記問題研究会理事長)
報 告 者 :山根 和志 氏(鳥取県西部聴覚障がい者センター)
:田代 慶藏 氏(三重県難聴・中途失聴者協会会長)
:高橋 りか 氏(東京手話通訳等派遣センター)
第1部 講演
2016年4月から障害者差別解消法が施行されました。この分科会では、まず、三宅氏か
ら「意思疎通支援事業の理解と要約筆記」~難聴者の役割・難聴者協会の役割~というテーマ
でお話ししていただきます。解消法と要約筆記事業の関係。要約筆記の利用者である私たちが、
今、できること、やらなければいけないことを考えるヒントがつかめる内容です。
第2部 事例報告
解消法により、各地の要約筆記事業の状況に変化はあったのでしょうか。派遣コーディネー
ター、事業体に関わっておられる方々から報告をいただきます。法律はできたけれど、それを
生かすのは他の誰でもなく、私たちです。短い時間ですが、みんなでしっかりと学び合える時
間にしましょう。
※講師・パネリスト等は都合により変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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