「会社分割に伴う労働契約の承継等に関する法律施行規則の一部を改正

「会社分割に伴う労働契約の承継等に関する法律施行規則の一部を改正す
る省令案(仮称)」及び「分割会社及び承継会社等が講ずべき当該分割会社
が締結している労働契約及び労働協約の承継に関する措置の適切な実施を
図るための指針の一部を改正する件案(仮称)」に係る御意見の募集の結果
について
平成28年8月17日
労
働
基
準
局
労 働 関 係 法 課
標記について、ホームページ等を通じて平成28年5月16日から同年6月
15日までご意見等の募集を行い、計1件のご意見等をいただきました。
お寄せいただいたご意見等の概要とそれに対する考え方を以下のとおり取
りまとめましたので、ご報告いたします。
今回、ご意見等をお寄せいただきました方のご協力に厚く御礼申し上げます。
いただいたご意見等
1件
ご意見等の概要
とりあえずよいのではないかと思
われたが、労働組合の存在によって、
差別的待遇や不当な利得が温存され
る場合も往々にしてあると思われる
ので、不法性については一律ではな
く個別具体で判断されるべきである
と考える。
行政作成の規程としてはこれで良
いのではないかと思われるのである
が、世の中には労働組合の存在によ
って不当に利得を得ている者も多数
いる事については意識しておかなけ
ればならない。それらの得る、他と
差別的かつ不当な利得が減少する様
な移行がなされたとしても、通常そ
れ ら は 決して不法では無いのであ
り、この改正によってそれらに対す
る労働組合等の反動的な行いが正当
性を得る事は無い。
多くの従業員のために「誠実に」
移行を行った結果として労働組合構
成員の利得が減少する事はあり得る
のであるから、施行に際してはその
事を意識して運用を行っていただき
たい。
ご意見等に対する考え方
ご意見を踏まえて、適切な運用を
行ってまいります。