路面電車 車体利 用広 告物の デザイ ン ガイド 1. 趣旨 路面 電車 が通 る電 車通 は 、本 市の 市街 地 の骨 格 とな る 目 抜き 通り であ り 、本 市を 代表 す る都 市景 観を 形成 して い ます 。ま た 、路 面電 車 は地 域の 住民 と深 く結 び つい た公 共交 通機 関で ある こと から 、その 車体 に表 示 され る屋 外 広告 物は 周囲 の景 観と の 調和 や利 用者 に与 える 影響 を考 慮す る必 要 があ りま す。 そ のた め、本市 では 熊本 市 屋外 広告 物条 例で 路面 電車 の 屋 外広 告面 積 合計 を 5.3 平方 メ ー ト ル 以 下 に 規 制 し て い る 他 、 市 交 通 局 で は 、 景 観 へ の 影 響 に 配 慮 し 「熊 本 市 交 通 局 カ ラ ー広 告電 車実 施要 綱」(以下「実 施 要綱 」と いう 。)を 設け 、自 主規 制 を行 って おり 、そ の「 実 施要 綱」第 5 条 には 、以 下の いず れ かに 該当 す るデ ザイ ン及 び色 彩に つ いて は承 認し ない と規 定し てい ます 。 (1) 複雑 多岐 にわ たる 区分 の 塗り わけ (2) 黒系 統又 は派 手な 原色 を 使用 した 地色 及び デ ザ イン (3) 周囲 の運 転者 の注 意力 が 散漫 とな るデ ザイ ン (4) その 他景 観を 損な うお そ れが ある もの しか しな がら 、本市 の景 観へ 良く な い影 響を 与 える 路面 電車 車体 利用 広 告も 見う けら れ ると いう 指摘 も一 部に あ りま す。 本デ ザイ ンガ イド は 、さ らに 車体 利用 広 告の 質 の向 上を 目的 とし て 、路 面電 車車 体利 用 広告 につ いて 色彩 、デ ザ イン につ いて 配慮 す べ き事 項 を 示 す こ と を 目 的 と し た も の で す 。 2 . 景 観 へ の配慮 指針 最も アピ ール した い企 業 名、商 品名 、商 品等 を 「広告 」と し、そ の 他の ベー ス部 分は 「地」 とす る、 シン プル を基 本 とし た 車 体利 用広 告 と する こと 。 ( 1 ) 色彩に関する指針 ( 指 針1 ) 「地」色は 必要以上に 高彩度としない。 ① 地色 は基 本と して 単 色と する ② 「地」色の 彩度 が比 較 的高 い場 合は 、「広告 」の色 を無 彩色 に変 更す る ( 指 針 2) ① 「広告 」の 色も、むやみに 高彩度 の色を多用しない。 高 彩度 の色 はア クセ ン トカ ラー とし て使 用 ② 色数 は減 らす 。複 数の 色 を使 用す る場 合は 調 和 を図 る。( 色 相調 和、 トー ン調 和 ) (2)デザイン・レイアウトの指針 ( 指 針 1) シンプルを基本 に、統一感のあるデザイン・レイアウトにす る ① 統一 感の ある デザ イ ン・レ イア ウ トと する ・ 写 真 と イ ラ ス ト 等 、 異 種 イ メ ー ジ の ビ ジ ュ ア ル 情 報 が 混 在 す る こ と を 避 け 、イ メ ー ジの 統一 を図 る。 ・一 つの 面に いく つも の 字体 が混 在す るの を 避 け、 イメ ージ の統 一を 図 る 。 ( 指 針 2) 車体を利用した 車体広告特有の形状と大きさを踏まえたデザ イ ン ・ レ イアウトとする。 ① シン プル さを 保つ た め、窓 の下 端 より 上の 車体 に 広 告の 文字 や絵 を 書か ない 。 ② 窓を シー ルで 覆わ な い 。
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