平成28年8月19日 農 林 水 産 部 プレスリリース 報道関係者各位 飼料用米利用拡大シンポジウムの開催について 近年、需要に応じた米生産の観点から、飼料用米の取組みの重要性が高まっており、本県 でも耕種サイドと畜産サイドの連携による飼料用米の生産・利用が拡大傾向にあります。 一方で、地域完結型の流通以外は、飼料用米の破砕や配合飼料との混合等、加工調製を県 外の工場で行うために流通経費が掛かり増ししている現状もあり、流通経費の低減が課題と なっています。 そこで、飼料用米の更なる利用拡大を図るため、県内での需給マッチングを基本に、畜産 サイドがより低コストで利用しやすい仕組みづくりや施設の整備について、先行事例等を参 考に今後の方向を探るため、下記のとおりシンポジウムを開催しますので、お知らせいたし ます。 つきましては、当日の取材についてよろしくお願いします。 記 1 名 称 飼料用米利用拡大シンポジウム 2 日 時 平成28年8月26日(金) 13:30~16:00 3 場 所 山形中央農業共済組合 2階 中会議室(天童市小関1333) 4 内 容 (1)基調講演 「飼料用米の地域内需給事例と最新の研究知見について」 山形大学農学部 食料生命環境学科 准教授 松山 裕城 氏 (2)事例発表 1)「牛への飼料用米利用拡大に向けて」 株式会社野川ファーム営業部長 森岡 勢一 氏(飼料会社・天童市) 2)「地域内の飼料用米を活用した配合飼料製造と生産コスト低減」 五十嵐ファーム代表 五十嵐 一春 氏(養豚農家・鶴岡市) 3)「国産原料100%飼料による肉牛生産 ~ 天童地区国産飼料クラスター協議会の取組」 村山総合支庁農業振興課課長補佐 遠藤 秀雄 氏 4)「飼料用米の破砕・添加機能付き飼料タンクの事例について」 中国工業株式会社営業推進部課長代理 岩橋 康二 氏 (3)パネルディスカッション テーマ 「飼料用米の地域内流通の現状と今後の取組み推進について」 5 参集範囲 畜産農家、農業関係団体、飼料用米取扱業者、市町村、県関係機関等 約70名 【問い合わせ先】 農林水産部畜産振興課 課長補佐(畜産生産基盤) TEL 023-630-3350 〔報道監〕 農林水産部次長 鈴木 徹 駒林 雅彦
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