資料2】各委員意見

資料2
新県立体育館を核としたスポーツ・健康づくり拠点整備の基本的な考え方に沿っ
た各委員意見(取りまとめ)
第1回施設整備検討懇話会で各委員から出された主な意見を、本県が進めようとしてい
る、スポーツ・健康づくりの拠点整備に掲げる以下の6つの柱に沿って取りまとめる。
基本的な考え方
(1) 競技スポーツだけでなく、生涯スポーツや健康づくりの拠点
・人を呼ぶということでショッピングセンター、映画館、ボーリング場や、カジノとか諸施設を併設
してスポーツ以外のところで稼働率を高め、来ていただく人を増やすことが大事。たとえば周
辺に自転車を走らすようなコースを作って、ウオーキング、ランニングをするというというのはど
うか。
(2) 大学をはじめとする周辺施設・機関と連携した全県への機能発揮
・フードコートについては、大学と連携した何か発信性を、プロモーションとしては、パブリシテ
ィとしては使いやすいと思う。地産地消の食というのは外せない。付加価値を付けていかに人
を呼び込むかということ。
(3) すべての人に利用しやすく、交流できる場の創出
・汗を流してするスポーツもよいが、スポーツに全然関係のない方を呼び込めるような要素も
あってよい。全然スポーツをしない関係のない子育て中のパパやママ、高齢者の方とか、障
害のある方とかが集える居場所になることも大切。
・体協事務局をここに移転して、各競技団体も全部集める。体育館利用者だけでなく、お客さ
んではない方も来るようにしていかないとフードコートを作ってもすぐ潰れてしまう。
(4) 多機能、多目的な利用への対応
・座席数は現体育館で 4,900 余、新県立体育館も可動式仮設席含めて 5,000 では全く同じ。
イベント、コンベンション機能を持たせるためには、固定席だけで最低でも 5,000、6,000 席くら
い必要。
・国体のために造るという役所的な考えではなく、稼働率を上げて設ける仕掛けが必要。人が
集まる施設を造り、スポーツだけでなくていろんなものに使えるという仕組みを作っていかない
と相当しんどいことになる。
・医大では大きな学会をやるので、コンベンション会場としての体育館にしていただけるとありが
たい。
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(5) 緑豊かな環境の活用
・周辺に自転車を走らすようなコースを作って、ウオーキング、ランニングをするというというの
はどうか。
(6) 整備・運営への民間活力の導入
・まず地域にお金が落ちるということが大事。当然、国体にめがけて千載一遇のチャンスだが、
国体の終わった後どう活用していくか、シミュレーションも大事。そのために民間の力というの
は最大限利用していく必要がある。是非、早い段階で民活をどうしていくか、そこで商売をし
ていくチャンスがあるということを広く周知してやっていく必要がある。
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