北洋新聞

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北洋新聞
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同じ時期で過去5年と比べると、消費増税前の駆け込
み需要で受注が急増した平成25年に迫る勢いで、増税不
況となった26年、27年を大きく上回っている。
今年の活況は、10%への増税を前にした駆け込み需要
だったとの見方もあるが、3月頃から増税延期を予想す
平成28年8月17日(水)発行
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発行所 ㈱パンダ不動産
編集発行人 田口宗勝
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る報道がされており、販売現場でも、増税を煽るような
セールストークは目立っていなかった。そのため、増税
延期が確実となった6月以降も、成約が落ち込んでいな
い。さらに、「次の増税もまた延期だろう」と予想する
ユーザーも多く、予算がやや上昇する傾向も見られてい
る。
今のペースが続けば、3年ぶりに、年間着工数4千戸
に達する可能性も出てきており、札幌の住宅業界は、久
しぶりに明るさが戻ってきた。
ハウスメーカーの中には、来年に向けての宅地仕入れ
を積極化する動きもあり、土地価格の上昇が始まってい
る。一方、新築マンション業界は長期低迷が続いている
ことから、土地取得に消極的な姿勢。駅近くの好立地が
宅地になるケースも目立っている。
一方、新築マンションの回復の動きは鈍い。1-7月
の成約数計は786戸で、前年同期比プラ33戸にとどまっ
た。平成25年と比べると、4割以上落ち込んでいる。同
じ新築でも、戸建だけが回復した原因は不明。「マンショ
ンから戸建」トレンドが始まっている可能性もある。
新築MSと大違い
住宅流通研究所の調査によると、札幌市の5月の住宅
着工数は371戸で、前年同月比プラス25戸。1-6月計
は1,581戸で、前年同期比プラス244戸の大幅増だった。
個人住宅を対象とし建売住宅は含まれていない。
第812号
|経済
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平成28年8月17日(水)
北洋新聞
市電トラブル
抗議の男性逮捕
札幌中央署は、市電の進行を妨げたとして、威力業務妨害の疑
いで、男性を現行犯逮捕した。産経新聞が報じた
報道によると、問題の電車は、15日11時頃、西15丁目停から約
1メートル離れた場所で信号待ちしていた。そこに男性が現れ
「電車に乗せろ」と運転手に要求。運転手が次の電車に乗るよう
促すと、立ちふさがったという。中央署の調べに「運転士の態度
が気にくわなかった」と供述し、容疑を認めている。
証もなく、利用者からは不満の声が高まっている。
今回の事件では、「停留所以外の場所」との理由で乗車を拒否
された。しかし、冬期間の朝ラッシュ時では、満車のため停留場
からも乗車できないケースが目立っている。次の電車に乗れる保
満車を理由とした乗車拒否の場合のトラブルは事件化されてい
ないが、これ以上、乗客が増える場合は、問題が多発する恐れも
ある。
香港学生デモ
リーダー有罪
2014年に民主化を求める学生や市民が香港中心部の道路を占拠
した「雨傘革命」に関し、香港の裁判所は、デモを主導した周永
康氏に禁錮3週間、執行猶予1年を言い渡した。
また、羅冠聡氏に120時間の社会奉仕活動、中高生らが中心だっ
た「学民思潮」の元リーダー、黄之鋒氏には80時間の社会奉仕活
動への従事をそれぞれ命じた。
違法集会に参加した罪などで3人に有罪判決を下していた。
羅氏と黄氏は今春に新政党「香港衆志」を結成し、9月投票の
立法会選挙に羅氏が立候補している。周氏は9月から英国への留
香港の裁判所は今年7月、雨傘革命の引き金となった香港政府 学を計画していた。実刑を免れたことで3人の活動に大きな影響
庁舎前の広場に多くの学生が柵を越えて侵入し逮捕された事件で、 は出ないとみられる。
|不動産
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平成28年8月17日(水)
北洋新聞
国交省は「将来は家賃が減る可能性がある」との説明
を一部の賃貸住宅管理業者に義務づける制度改正を決め
た。
土地の所有者が建てたアパートなどを業者が一括で借
り上げ、入居者に貸し出す「サブリース」と呼ばれる契
約が対象。入居者募集や管理は業者が行い、空室でも毎
月一定の家賃を支払う。しかし、契約時に決めた家賃に
ついては、賃料相場の変動を理由に減額されることがあ
り、トラブルが多発している。
そこで、国交省は、賃貸住宅管理登録制度に参加する
業者に対するルールを改正し、9月から施行する。これ
までは、将来的な家賃減額などのリスクを説明する義務
は明示されていなかった。これを契約時に口頭や書面で
行うように明記する。
しかし、同制度への登録は任意で、登録率は1割程度
との指摘もある。登録業者が違反をした場合の処分は、
指導、助言、勧告で、悪質なケースに対しても登録抹消
が最大のペナルティ。事業の継続に影響がないことから、
「ザル法」との見方が強い。
今回の改正では、、事務所ごとに「管理事務に関し6
年以上の実務経験者」の設置を義務化するなど、宅建業
法に似た制度の導入を図っているが、やはり、対象は登
録業者のみ。登録の義務化が検討されていないことから、
賃貸管理業界への規制は「焼け石に水」となりそうだ。
また、サブリース被害については、数年前から主要マ
スコミで報道されており、「リスクを説明しても、高齢
者は契約してしまう」との指摘もある。政府が保護する
問題ではないとの意見もある。
焼け石に水
サブリースの罠
登録業者に説明義務
|娯楽
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平成28年8月17日(水)
今作の初週売上枚数は、女性アーティスト歴代1位
の「デビューシングル初週売上枚数(グループからの
ソロデビューや派生ユニット等、再デビューのアーティ
ストによる作品はのぞく)」となる初週26.2万枚で鮮
烈デビューを飾った1stシングル「サイレントマジョ
リティー」を上回る好スタートとなった。
なお、欅坂46はデビュー2作目でシングル初週30万
枚突破を達成。女性グループによるデビュー1年以内
の初週30万枚以上突破は、PUFFY・NMB48に次いで歴代
3組目となる。
今回の記録達成で、紅白歌合戦初出場が見えてきた。
すでに、レコード大賞新人賞については、確実との見 方が有力だ。
連続オリコン首位
欅坂46の2ndシングル「世界には愛しかない」が、
発売初週に32.3万枚を売り上げ、今週発表の最新8月2
2日付オリコン週間シングルランキングで初登場1位を
獲得した。
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