提案者からの企画書

目指せ!世界環境モデル都市
「低炭素なむらづくり応援LV」
背景
・西粟倉村の温室効果ガス排出量は、13,135t-CO2(2011年)で中期(2030年)25%、
長期(2050年)40%のCO2削減を目標に掲げている。
・その内家庭から排出されるCO2は27%(3,563t-CO2)を占めており、長期(2050年)
削減は、60%と高い目標となっている。
※日本2030年度に2014年比で▲26%(家庭部門は▲40%)
・現在、家庭部門低炭素化は、補助金制度による支援のみである。
・上記補助制度による削減量は約33t-CO2(2014年)であり、目標達成には
削減量の上乗せが必要である。
課題 ・エネルギー利用状況全戸アンケート(2015年)の結果では、再エネ導入を
検討したい家庭が30%と比較的高いが、「予算的に導入困難」との回答が
過半数を占める。また、導入意欲は電力より熱(暖房・給湯)に関する設備
導入が高い。
・省エネ導入は、電気使用量第1位の冷蔵庫について旧式からの買換は
削減効果が期待される。
・家庭の年間薪使用量は、77t(風呂・暖房)である。村内製材所から発生
する製材端材は、約200tである。
必要
な人 ・うちエコ診断士、省エネ住宅改築アドバーザーなどとして活躍できるLV
材と ・活動により削減されたCO2削減量は村が買取を行う・・・
収入 ・薪販売収入、新エネ設備業者仲介料
家庭の用途別エネルギー消費(1965→2011)
暖房+給湯の熱エネルギーが55%
家庭でのエネルギー源別消費(1965→2011)
エネルギー源の50%を電気が占める。
エネルギー利用状況全戸アンケート(2015年)の結果より
再エネ導入意欲は、30%と高く、電力より
熱(暖房・給湯)に関する設備導入が高い。
家庭の年間薪使用量は、77t(風呂・暖房)
村内製材所で発生する製材端材は、約200t
省エネ導入は、電気使用量第1位の冷蔵庫につ
いて旧式からの買換は削減効果が期待される。
村内再エネ省エネ導入実績
1位 エコキュート
2位 太陽熱温水器
3位 複層ガラス
4位 太陽光発電
5位 薪ストーブ
6位 潜熱回収高効率給湯器
実績無し
ヒートポンプ、風力、水力
現在は対象外
冷蔵庫
熱(暖房・給湯)
第1位の冷蔵庫
2003年度では600~680kWh程度だった401~450Lクラスの冷蔵庫の
年間消費電力量は、2013年度には200~220kWh程度と約3分の1に
まで減少しています。消費電力量が400kWh下がれば、年間で
10,800円の電気料金の節約になります(1kWhあたり27円で計算して
います。以下同)。
西粟倉だから「うちエコ診断士」が活躍できる!
(平成26年度から始まった環境省認定の公的資格)
診断ツールは専用の
「うちエコ診断ソフト」
を駆使
村のバックアップ
• 冷蔵庫やEVなど補助対象設備を拡大
• 木質バイオマス設備導入は補助率UP
• 削減されたCO2は村が買い取り
・・・
収入源は?
• CO2販売
• 業者仲介手数料
・・・