2 No.1056 2016年(平成28年)8月15日号 「広報うらやす」 が市ホームページでご覧になれます 国民健康保険の現状 日本に住んでいる方は、安心して治療を受けら れるよう、何らかの医療保険に加入していなけれ ばなりません。 職場の健康保険(健康保険組合・共済組合・船 員保険など) に加入している方、 または生活保護を 受けている方以外は、すべての方が国民健康保険 (国保)に加入するよう法律で定められています。 国保の医療費の推移 医療技術の向上に伴って、年々、医療費が増加傾 向にあります。 医療費の増加に伴い(図1参照) 、市の一般会計 からの法定外の繰り入れを行い、赤字を補てんして います(図2参照) 。 国保の運営 一般会計法定繰入金 (4.7%) 7億391万2051円 (億円) 保険税は医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付 金分があり、所得割、均等割(医療給付費分のみ平等割が 加算)ごとに計算した額の合計が1年間(4月∼翌年3 月)の保険税額です。 25年度 億4777万円 浦安市の平成28年度 国民健康保険税率・税額 24年度 26年度 国県支出金など (64.8%) 96億8166万8044円 医療給付費分 後期高齢者支援金分 6.54% 1.4% 0.9% 1万3200円 4000円 1万2000円 平等割額 (1世帯につき) 2万4400円 限度額 52万円 17万円 耐震診断 …耐震診断にかかる経費の10分の9かつ上限額12万円 耐震改修 …耐震改修にかかる経費の2分の1かつ上限額110万円 …市民税非課税世帯・高齢者または高齢者と同一の世 帯・重度身体障がい者または重度身体障がい者と同 一の世帯は130万円 補強設計・工事監理 …補強設計にかかる経費の2分の1かつ上限額4万円 …工事監理にかかる経費の2分の1かつ上限額6万円 改正後の耐震診断費用 (例) 耐震診断にかかる経費が13万5000円の場合 13万5000円×9/10=12万1500円 > 上限額12万円 12万円が補助交付額となるため、 13万5000円−12万円=1万5000円 自己負担額は1万5000円 16万円 ※所得割額は、 課税対象所得額 (加入者の前年中の総所得−基礎控除33万円)に税率を掛ける 木造住宅耐震診断・改修 改正後の内容 介護納付金分 均等割額 (1人につき) 1001305 問 国保年金課 ☎712・6829 木造住宅の耐震診断・改修に係る補助額を拡充しました。 諸収入など (0.2%) 2623万1326円 合計 149億3697万 4426円 27年度 所得割額 繰越金 (6.0%) 8億8863万1371円 国民健康保険税 (21.9%) 32億7296万 3634円 80 億4231万円 平成23年度 80 78 億4379万円 78 76 億6074万円 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0 平成27年度浦安市国民健康保険 特別会計歳入決算の内訳(見込み) 一般会計法定外繰入金 (2.4%) 3億6356万8000円 〈赤字補てん分〉 過去5年間の年度ごとの 国保の医療費(浦安市分) 億6673万円 現在、国保を運営するのは、ご自身が住んでい る市(浦安市が保険者)です。 国保は加入者(被保険者)が納める保険税や 国・県からの支出金、そして、市からの繰入金な どで運営されています。 国保のサービス・制度は基本的に同じですが、 保険税などは、住んでいる地域によって異なりま す。 市では、これまでの厳しい経済状況に配慮し、 加入者の負担を抑えるために保険税は近隣市に比 較して低く設定しています。 平成30年度からは広域化となり、千葉県が保 険者として運営します。 図1 図2 に係る 補 助 の 拡 充 お住まいの住宅は安全ですか 阪神・淡路大震災で、昭和56年以前に建築された建物の倒壊によって多くの方が犠牲 になったことをきっかけに、56年以前に建築された建物に対して耐震性を向上させるこ とが喫緊の課題となっています。 市では、浦安市耐震改修促進計画において、平成32年までに住宅の耐震化率を95%以 上にすることを目指しています。 ※本市の木造住宅の耐震化率は、平成25年度末で76% です 安全・安心に暮らすために耐震診断を お住まいの耐震性を知ることは、地震に対する備えの第一 歩です。木造住宅の耐震診断は、市が指定する木造耐震診断 士が行います。申請手続きなどについてもお手伝いします。 耐震相談会に参加してみませんか 相談は無料で、毎月1回、木造耐震診断士が対応します。耐震相談以外でも、気にな る点があれば、お気軽にご相談ください。 浦安市木造住宅耐震相談会の予定 時 9 月15日 ㈭、 10月22日 ㈯、11月15日 ㈫、12月18日㈰、平成29年1月16日㈪、2 月19日㈰、3月10日㈮午前9時30分∼午 後4時30分(1件1時間程度) 所 市役所内会議室 ほか 1007234 対象 市内にある木造住宅所有者など、 先着12組 内容 木造住宅の耐震に関する相談 申込 直接または電話で、建築指導課 (市役所6階)へ☎712・6549 出前講座も行っています 市で行っている木造住宅の耐震改修促進事業や、実際に耐震診断・補強設計を行う木 造耐震診断士による、耐震診断・改修工事の流れやポイントについて説明します。自治 会単位など、一定以上の参加人数が見込まれる場合にご活用ください。 問 建築指導課 ☎712・6549 1015538
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