プレス資料 - 広島県「みんなで減災」

資
料
提
供
平成 28 年 8 月 17 日(水)
課 名:砂防課
担当者:佐藤,新田
内 線:3943
電 話:082-513-3943
⼟砂災害伝承パネル展の実施
〜ひろしまの過去の⼟砂災害を知る〜
-⼤正 15 年⼭本⼤⽔害 90 年・8.20 ⼟砂災害から2年-
本県では,平成 26 年8月の土砂災害をはじめ,多くの自然災害が発生しており,
再び同じ被害を繰り返さないためには,災害に関する防災意識の醸成を図るととも
に,災害の記憶を後世に伝承する必要があります。
そのため,大正15年山本大水害から90年,平成26年8月20日土砂災害から
2年を迎えるにあたり,広島県『みんなで減災』県民総ぐるみ運動」の一環として,
地域の方から「地域の砂防情報アーカイブ」に提供して頂いた写真等を活用し,下記
のとおり,「土砂災害伝承パネル展」を実施します。
■実施内容
開催日時:平成28年8月19日(金)から8月24日(水)
9:00~17:00 (※19 日のみ 13 時より)
開催場所:イオンモール広島祇園 専門店3階 イオンホール
(広島市安佐南区祇園3丁目2-1)
取組主体:国土交通省太田川河川事務所,広島県
内
容:①大正15年山本大水害について
②平成26年8月20日土砂災害について
③その他(ひろしまの土砂災害を知る)
20 日(土)8.20被災体験談DVD上映,土石流3Dシアターを実施
21 日(日)上記に加え,降雨体験機(屋外:リバーコート)のイベントを実施
[公開写真の一例]
大正 15 年山本大水害復旧状況
大正 15 年山本大水害被害状況
[安佐南区山本]
((提供:里山環境保全みどり及び(財)広島市未来都市創造団ひと・まちネットワーク部 祇園公民館 )
■[参考]⼤正 15 年
平成 26 年 8 月 20 日被害状況
[安佐南区八木 3 丁目]
(提供:小原山町内会)
豪⾬災害の被災状況(安佐南区⼭本)
⼤正 15 年 9 ⽉ 11 ⽇に発⽣した豪⾬は,広島市を中⼼に周囲約 10km の⾮常に狭い地域を襲い,広島測候所(現:
広島地⽅気象台)では,総⾬量 357.5mm を記録し,観測史上最⼤の降⾬となった。⼤⾬のピークは 13 時から 18 時
までの 5 時間で,最⼤時間⾬量 79.2mm で 5 時間の時間⾬量の合計は 322.8mm という記録的なものであった。
この豪⾬により,安佐南区⼭本地区では,19 時頃⻄⼭本の地獄⾕,⼤塚⾕で⼭津波(⼟⽯流)が,七曲,甲斐迫で
し,⻄⼭本川に込んだ⼤量の⼟砂や⼤⽯が⽥畑や家屋を押し流し,犠牲者 24 名,流出家屋が数⼗⼾の被害を出した。