古代アンデス文明展 古代アンデス文明展

第 192 号
平成28年7月20日
シャロームネットワーク
活 動の ご 報 告
活 動 予 定
2016 年 6 月 21 日~7 月 20 日
2016 年 7 月 21 日~8 月 20 日
7 月 21 日 事務局 生協棚卸
6 月 21 日 事務局 生協棚卸
6 月 24∼25 日 楽膳「バリアフリー観光推進全国フォーラ
ムふくしま大会」展示(コラッセふくしま)
6 月 25∼26 日 支援センター 週末保養実施(山形県河北町)
6 月 25 日 一般社団法人シャローム福祉会総会 開催
6 月 28 日∼ 楽膳「アトビバ 2016」展示販売(東京)
7 月 3 日
「子どもひまわり大使」説明会
7 月 2 日 事務局 夢工房「すこやか広場」販売
7 月 22∼24 日 支援センター 週末保養「青梅の杜リフレッ
シュプログラム」第 3 回実施(東京)
7 月 28∼29 日 夢工房 明成高校実習 受入
8 月 4∼10 日 事務局 子どもひまわり大使派遣(京都
府)
8 月 5∼7 日 事務局 子どもひまわり大使派遣(岡山
県笠岡市)
8 月 11∼15 日 夢工房・憩 夏季休業
7 月 4∼8 日 夢工房 第 2 中学校実習 受入
7 月 9∼10 日 支援センター 週末保養実施(猪苗代町)
7 月 11 日 憩 ふくしまスカイパークにベンチ納品
楽膳 桜の聖母短期大学で講義
事務局・憩 子どもひまわり大使 事前学習会
8 月 15 日 夢工房 二本松門前市販売
8 月 20 日 第 152 回 地元学講座
「福島から世界へ。大七酒造の挑戦」
講師 太田英晴 さん
7 月 15 日 夢工房 二本松門前市販売
7 月 16 日 第 151 回 地元学講座
「『古武道』から『布かたり』へ」
講師 海老沢とも子 さん
7 月 16 日 夢工房・憩 利用者交流会
野内与吉
マチュピチュ村創設者・野内与吉と
古代アンデス文明展
のご案内
昨年十月、人口八千人の大
玉村と世界遺産マチュピチュ
との友好都市締結のニュース
は、福島を明るくしたとのこ
とで年末も特別なタイトルで
紹介されるほどでした。
この友好都市締結の立役者
となった野内セサル良郎さ
ん、平成二十年一月にシャロ
ームの第四十九回地元学の講
師をされ、マチュピチュ村の
事 や お じ い さ ん︵野 内 与 吉︶
のことを話されました。野内
与吉さんの孫に当たる良郎さ
んは、十五歳で初めて家族と
来日。ここで夜間中学で日本
語 を 学 び、働 き な が ら 高 校、
大学と学びました。良郎さん
は与吉さんがなくなってから
生まれ、与吉さんには会った
ことはありませんが、小さい
時からおばあちゃんに、おじ
いちゃんの話を聞き育ち、気
づいたら自分の英雄・ヒーロ
ーとなっていたそうです。
こんな彼が、おばあちゃん
に聞いていたおじいちゃんを
現実の初代村長として復活さ
せ る 活 動 を 始 め た の で し た。
地元学では、そんな決意を熱
く語ってくださいました。大
竹代表からは、
﹁必ず実り成功
しますよ!ペルーと日本の架
け橋になってください﹂と力
強く励ましを頂きました。そ
の後良郎さんは精力的に動き、
外国人が村長を勤めることが
できたのか、それを証明する
ものはあるのかなどの疑問を
古代アンデス文明展
日時:平成 28 年 8 月 7 日∼ 28 日
(休館日:8 月 8・15・22 日)
場所:二本松市市民交流センター
多目的室(二本松市駅前)
入場料:大人 500 円(高校生以下無料)
一つ一つ解決し、お互いの村
の方々も交流を望んでいるこ
となどを具体的にしていきま
した。平成二十四年には大玉
村の有志が二十名の団を結成
し、大玉村の村長の親書を携
えてマチュピチュを訪問する
など、平成二十七年の友好都
市締結に繋がっていきました。
何より、シャローム地元学
での希望が叶い、
﹁成功し架け
橋となる﹂ことが実現しまし
た。そ し て 良 郎 さ ん は、昨 年
十月﹁マチュピチュに初めて
登った日本人﹂と題して二度
目の地元学講師を務めてくだ
さ い ま し た。そ の 後 は、新 聞
などでたくさん報道されてい
る活躍のとおりです。
良郎さんの願い叶って、お
じいちゃんの展示会の案内が、
シャロームへ届きました。皆
さまにもおつなぎします。ぜ
ひご覧下さい。 ︵野内千賀子︶
マチュピチュ村創設者・野内与吉と
先日参加した銀座の展示販売会「アトビバ」
。アトビバ出展者のひとりに色覚障がいを持つ画家さんがい
らっしゃいました。絵本の挿絵にぴったりな、シャガールを可愛らしくしたような画風で全作品がグリー
ン系の色で描かれていました。色使いを不思議に思って聞くと、自分は色盲だからグリーンがグリーン以
外の色に見えるのだ、グリーンは自分にとって大切な色なのだとのこと。
(色盲の人はグリーンも赤も茶色
に見えるそうです。
)わたしにはグリーンの絵、でも同じ障がいを持つ人たちには全く違った色に見えて、
同じ色覚異常を持つ人にしかその画家さんが伝えたいイメージは見えないのです。そこには色覚障がいが
あるからこそ見える世界があるのかもしれない、同じ障がいを持つ人の方が「健常な目」よりも楽しめる
アートなのかもしれない、いわば特権。色覚障がいも個性と捉えされてくれるアートでした。
(A・O)