別府市立山の手・浜脇統合中学校(仮称)建設に伴う 基本・実施設計設計

別府市立山の
別府市立山の手・浜脇統合中学校(
浜脇統合中学校(仮称)
仮称)建設に
建設に伴う
基本・
基本・実施設計設計者選定結果報告書
平成28
平成28年
28年8月
別府市立山の
別府市立山の手・浜脇統合中学校(
浜脇統合中学校(仮称)
仮称)建設に
建設に伴う
基本・
基本・実施設計設計者選定委員会
別府市立山の
別府市立山の手・浜脇統合中学校(
浜脇統合中学校(仮称)
仮称)建設に
建設に伴う
基本・
基本・実施設計公募型プロポーザル
実施設計公募型プロポーザル選定結果
プロポーザル選定結果
別府市立山の手・浜脇統合中学校(仮称)建設に伴う基本・実施設計公募型プロポーザル
について、参加者から提出された技術提案書のプレゼンテーション及びヒアリングを実施し
選定委員会において厳正かつ慎重な採点・審議を行った結果、下記のとおり最優秀者及び優
秀者を選定いたしました。
平成28年8月5日
◎最 優 秀 者 名 称 株式会社 梓設計 九州支社
住 所 福岡市中央区渡辺通五丁目23番8号
○優 秀 者 名 称 株式会社 教育施設研究所 福岡事務所
住 所 福岡市博多区博多駅中央街7番2号博多SSビル
別府市立山の手・浜脇統合中学校(仮称)建設に伴う基本・実施設計設計者選定委
員会(以下「選定委員会」という。)は、専門知識をもつ学識経験者、自治委員会の
代表者、PTA連合会の代表者、学校関係者、行政関係者からなる7名の委員で構成
されています。
今回の別府市立山の手・浜脇統合中学校(仮称)建設事業は、山の手・浜脇統合中
学校(仮称)建設に伴う「基本構想」を基に、思いやりを育み、地域とともに歩む学
校を基本方針とし、『人にやさしい「生きる力」を育む学校』、『学校と地域社会を
つなぐ「別府らしさ」のある学校』、『環境に配慮した学校』を建設における基本的
な考え方としました。
本事業は、これらの考え方を具現化するにあたり、限られた形状敷地や平成33年
4月開校という厳しいスケジュール、そして限られた予算での施設整備条件のもとで
実施していく必要があり、設計者の選定は極めて重要な過程となりました。
本選定委員会において、各委員がそれぞれの専門分野での知識や経験を出し合い、
慎重な議論を重ねた上で、別府市が目指すこれからの学校施設の建設にふさわしい設
計者を公正かつ適切に選定いたしました。
ここに選定委員会の経過並びに審査結果などを報告いたします。
1.選定委員会設置までの経緯
別府市の旧市街地での児童数は年々減少しており、授業、校外活動、学校行事等教
育活動に影響を及ぼすようになったため、別府市教育委員会は、平成8年度から学校
規模の適正化に取り組み、3校の統合小学校を新設しています。
この学校統合の採決にあたり、別府市教育委員会は「市内全域を含めた統廃合及び
通学校区等検討委員会を設置し、市内全域を見据えたよりよい学校適正化の方向性を
模索するため、さらなる検討を重ねること。」との付帯事項を受けたため、「別府市
学校適正化検討委員会」を設置いたしました。その中で浜脇中学校・山の手中学校の
両校についても慎重に検討され、「浜脇中学校と山の手中学校を統合し、統合校の位
置は現西小学校の校地とすることが望ましい。なお統合校の通学区域は、南小学校校
区と西小学校と青山小学校の統合校区と別府中央小学校校区の富士見通りより南側地
区とすることが望ましい。」との答申を受けました。
そこで中学校の建設に係る「基本構想」を基に、別府の特性を生かした地域とのつ
ながりを深める施設整備を図れるような計画を作成することを目的とし、平成28年
3月に「別府市立山の手・浜脇中学校(仮称)建設に伴う基本・実施設計設計者選定
委員会」を設置いたしました。
選定委員会では、統合中学校建設に係る基本的な考え方や設計者選定方法等を協議
・検討を行い、選定方法として「公募型プロポーザル方式」を採用し、設計者より企
画提案を求め、その内容及び能力を比較検討して最も適格と判断された設計受託候補
者及び次席者を選定することといたしました。
2.公募型プロポーザル関連のスケジュール
平成28年3月 1日(火) 設計者選定委員会の設置
第1回設計者選定委員会
6月13日(月) ホームページにて応募開始
参加表明書及び実施要領書等の公告
6月20日(月) 参加表明書等に係る質問票の提出期限
6月23日(木) 参加表明書等に係る質問に対する回答
6月27日(月) 参加表明書の提出期限
参加表明事業者3者
7月 4日(月) 第2回設計者選定委員会(第1次審査)
書類審査及び技術提案書の提出要請
(一次通過事業者3者宛て)
7月28日(木) 技術提案書等の提出期限
8月 4日(木) 第3回設計者選定委員会(第2次審査)
プロポーザルの審査及びヒアリング
技術提案書評価及び設計者選定
8月 5日(金) 設計受託候補者及び次席者の答申
8月下旬 設計業務委託契約締結(予定)
3.選定委員会の開催状況
(1)第1回選定委員会 平成28年3月1日(火)14時~16時
【場所:別府市役所行政棟2階 庁議室】
(出席委員6名、欠席委員1名)
① 開校に向けた年度別スケジュールについて
② 設計委託の発注方法について
③ 契約までのフローについて
④ 基本・実施設計委託業務の実施要領及び参加表明書等作成要領について
(2)第2回選定委員会 平成28年7月4日(月)11時~12時15分
【場所:別府市役所行政棟5階 教育委員会室】
(出席委員7名、欠席委員0名)
① 第1次審査結果について
② 第2次審査方法について
(3)第3回選定委員会 平成28年8月4日(木)13時~17時
【場所:別府市役所行政棟5階 大会議室】
(出席委員7名、欠席委員0名)
① プレゼンテーション及びヒアリングについて
② 採点・審議
③ 設計受託候補者及び次席者の選定
4.審査概要
(1)第1次審査
3者から参加表明があり、プロポーザル実施要領に基づき参加資格等の審査を
行いました。
ア. 審査方法
1次審査の選定方法は、各参加表明事業者より提出された参加表明書に基づき、 事務局により参加資格等の確認を行いました。
本来なら参加表明書評価要領により各事業者の採点を行い、第2次審査対象の
5者を選定することとなっていましたが、3者の参加表明しかなかったためプロ
ポーザル実施要領に基づき参加資格等の書類審査を行い、3者共全て参加資格が
あることの確認を行いました。
【1次審査】
1)委託業務の履行能力
・技術者数及び有資格者数
・過去の建築関連の受賞実績
2)設計事務所の実績
・小中学校及び高等学校の設計業務実績
・類似の設計業務実績
3)設計担当チームの能力
・業務の経験及び担当した業務の実績
【選定結果】
1次審査で選定された事業者は、以下の3者です。(五十音順)
・株式会社 梓設計九州支社
・株式会社 教育施設研究所福岡事務所
・東九州設計工務株式会社
(2)第2次審査
1次審査で、選定された3者から提出された技術提案書に基づくプレゼンテーシ
ョン及びヒアリングを実施して、選定委員による評価を行いました。
ア. 課題に対する提案
統合中学校建設に係る「基本構想」を踏まえ、業務実施方針及び各課題に対する
技術提案書の提出を求めました。
・業務への取組み姿勢、設計チームの特徴及び特に重視する設計上の配慮事項
・ゾーニングについて(業務背景の理解度や計画発想力など)
・学校像について(本計画及び地域の特質を十分に理解し、魅力的かつ具体的に
建物に反映されているかなど) ・環境に配慮した方策について(環境に対する意識の度合いやランニングコスト
の削減に対する認識など) イ. 審査基準
2次審査の選考方法は、技術提案書等作成要領により作成された技術提案書を基
に業務を担当する者のヒアリング審査を実施し、技術提案書審査項目及び評価基準
により選定委員が評価を行い選定いたしました。
【2次審査】
・設計担当チームの能力、意欲及び業務の理解度
・提案内容の的確性、独創性及び実現性
・業務委託見積金額
ウ. 選考結果
プレゼンテーション及びヒアリング終了後、選定委員の評価を基に意見交換など
技術提案の内容について審議を行い、各選定委員の採点の合計により最も高い評価
点を得た事業者から最優秀者及び優秀者を選定いたしました。
5.審査結果
◎最優秀者 株式会社 梓設計 九州支社
○優 秀 者 株式会社 教育施設研究所 福岡事務所