「甲賀市青少年活動安全誓いの日」の7月 日、甲賀市青少年活動安全誓いの つどいをあいこうか市民ホールで開催し、 市民の皆さんをはじめ、 市職員、 教 育関係者など528人の参加がありました。 初めに、9年前の四万十川水難事 故でお亡くなりになったお二人への黙祷をささげるとともに、セーフコミュニティ の取り組みをさらに進め、 青少年の野外活動をはじめとする市全ての事業の安 全確保に全力を挙げることをお誓いしました。 年から取り組みを始めた 内 初、 国 内 番目となる認証都市と セーフコミュニティは、 本 年2月に県 に、 平 成 つどいでは、市の安全管理の取り組みの報告と青少年活動の安全についての講 演会を行いました。 より安心度の高いまちへ 甲賀市長 中嶋武嗣 なりました。 しかし、システムや認証が整っても、 安心安全の取り組みを着実に積み重 ねることが大切であり、 市民皆様一 人ひとりの意 識が、より安心度の高 いまちへとつながっていくものと考 え お二人の幼い命 を 奪ってしまう、 取 る野外活動体験講座において、 児童 る唯 一の術であると確 信しておりま ていくことがお二人の児童にお報いす 9 年 前の確 固 たる 誓いのもとに、 これまでの取り 組みをさらに強 化し ております。 り返しのつかない事態を招きました。 す。「 安 全 誓いの日 条 例 」 に込めた ての事 業において安 全 確 保を確 認す 市 職 員の意 識レベルを引き上げ、 全 同 様の事 故を再び起してはならな いとの 強い決 意のも と、 本 市では、 るものでした。 りますようお願い申しあげます。 を機に、 改めて皆 様のお力 添えを賜 割であることを再認識し、このつどい を根 付かせていくことが私たちの役 の可 能 性に挑 戦していける尊い風 土 理 念と共に、 子どもが未 来への無 限 •自然体験活動について 問い合わせ さらに進めていきます。 広 げながら安 心 安 全なまちづくりを ティの仕 組 み を 活 用 し、 まち 全 体に 継続的な改善を行い、セーフコミュニ 的 な 連 携 とPDCAサイ クルによ る 地 域・団 体・関 係 機 関 等による 横 断 そのことを深く自覚した上で、市民・ 人 ひ と りの 人 間 で あ り、 組 織 で す。 が、 それらを 運 用 するのは私たち一 るシステムを運用してきました。さら すべ その原因は、 安全管理の欠如に尽き 平 成 年7月 日、 市 教 育 委 員 会が主催した高知県四万十川におけ の自 転 車 事 故、 児 童 虐 待やいじめの 今後の取り組み ▲「ニンニン忍者キャンプ」で野外調理を学ぶ参加者 増 加 など、5つの重 点 課 題に対 す る 公益財団法人 京都YMCA 総主事 今日までの取り組み ― 安心安全の取り組みをまち全体へ ― 日本キャンプ協会 専務理事 取り組みが進められてきました。 安心安全確保のためのマニュアルや システムの整 備 や 強 化は不 可 欠です ~育み育まれる現場を通して~ 特 に、 子 ど も の 野 外 活 動 の 安 全 に 対 す る 取 り 組 み は、 平 成 年 の 四万十川水難事故での反省と教訓を 踏まえ、 安 全に関する研 修や啓 発を 対 策 委 員 会 と 市 が 連 携 して 実 施 し、 今 後も継 続 的に提 供することとして いのちを守り育てる ―事故の原因を踏まえた 安全対策の実施 ― 四万十川水難事故の背景には、市 における「安全管理体制の不備」 「責 任 意 識 と 安 全 意 識の欠 落 」 「安全管 理能力と指導力不足」 「 目 的・目 標 達 成のための役 割 分 担の不 備 」など います。 このこ とで、 地 域 や 団 体に 対して安 全 対 策の考え方や手 法をさ らに普 及させていくとともに、 地 域 一人ひとりの「いのちを守り育てる」 の問題がありました。 市ではこうした事 故 原 因を解 消す るため、 指 導 者の育 成のほか、 次の への第一歩となるのではないでしょうか。 などでの自 然 体 験 活 動の実 施や安 全 ティを作っていくことが安心安全な社会 安全対策を進めてきました。 社会教育課 ☎86‐8022/ 86‐8380 •活動の助言や備品貸出について 互いに助け合い、尊敬しあえるコミュニ 対 策の状 況を調 査し、より効 果 的な 保されません。 命の大切さを忘れず、 啓 発 を 考 案していくこと が 計 画され 安心なコミュニティがないと安全は確 ◆甲賀市事業執行安全管理体制審査 委員会によるチェック 甲南青少年研修センター ☎86‐8151/ 70‐3366 •安全管理の取り組みについて ことにつながります。 ています。 31 13 を大切にし、心豊かな青少年を育成する ◆甲賀市危機管理計画に基づく個別 「 安 全 管 理マニュアル」の整 備 と 見 19 24 もの頃から経験することは、自分と他者 危機管理課 ☎65‐0665/ 63‐4619 す。キャンプなどの自然体験活動を子ど 直し ▲安全管理推進リーダー研修会の様子 31 ということは、お互いを認め合うことで ◆職場での安 全 管 理 推 進リー ダーの 設置と安全管理推進運動の実施 ◆公共施設におけるAEDの配備 ◆青少年活動施設一斉安全点検 ◆自然体験活動担当職員の研修 ◆セー フコミュニティの推進による事 故やけがの予防 せいいち 神﨑 清一氏 かんざき ―子どもの安全に向けて ― 平 成 年から取り組みを進めてい るセーフコミュニティの「 子どもの安 全 対 策 委 員 会 」では、 過 去の事 故や 具 体 的な統 計 から、 小・中・高 校 生 つどい「講演会」から さらなる安心安全なまちへ 19 6 平成 28 年 8 月 15 日 平成 28 年 8 月 15 日 7 24
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