PFI公募型プロポーザル実施要領.

平成28年度
市営住宅建替えPFI等導入可能性調査業務
委託に係る公募型プロポーザル実施要領
十和田市 建設部 都市整備建築課
0
1.業務の名称
市営住宅建替えPFI等導入可能性調査業務委託
2.業務の目的及び委託業者選定の主旨
本業務は、十和田市営住宅金崎A団地及び金崎B団地の全棟建替え事業において、
「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律
第117号)」に基づくPFI事業の民間活力導入の可否及び最適な事業手法を選定
するための調査及び検討を行うものである。
このため、委託業者の選定にあたっては、価格だけでなく民間事業者の意向把握や
事業実現性等に関する実施体制、様々な提案内容の調査比較検討、提案内容等の業務
遂行能力等について総合的に評価する必要があるため、公募型プロポーザル方式で実
施するものである。
本実施要領は、公募型プロポーザル方式により本業務の受託候補者を選定するため
に必要な事項を定めるものである。
3.業務の対象
業務の対象は次の市営住宅とする(詳細は仕様書を参照のこと)
(1) 金崎A団地(十和田市西二十二番町385番地87)
(2) 金崎B団地(十和田市西二十二番町385番地59)
4.業務の内容
別紙仕様書のとおり
5.委託料上限額
11,276,000円(消費税及び地方消費税相当額を含む)
6.委託業務期間
契約締結の翌日から、平成29年 3月24日(金)まで
7.本業務の参加資格要件
本業務に参加できる者は、次に掲げるすべての要件を満たすものとする。また、本
要件は業務契約構成員及び協力者のいずれにも適用する。
(1) 十和田市物品等指名業者選定規則(平成17年1月1日 規則第77号)第5条の参加
審査の物品等有資格者としての認定を受けている者であること。
(2) 十和田市から指名停止措置又は排除措置を受けていない者であること。
(地方自治法施行令(昭和22年 政令第16号)第167条の4の規定に該当しないこと。)
1
(3) 東北地方に本社あるいは支社、支店、事務所等を有する法人であること。
(4) 会社更生法(平成14年 法律第154号)に基づき更生手続き開始の申し立てがなさ
れている者又は民事再生法(平成11年 法律第225号)に基づき再生開始の申し立て
がなされている者でないこと。
(5) 十和田市暴力団排除条例(平成23年12月14日 条例第39号)に違反しない者である
こと。
(6) 国税及び地方税に未納がないこと。
(7) 過去5年間にPFI事業(公営住宅以外のPFI事業を含む)の導入可能性調査
又はアドバイザー業務等の実績があること。
(8) 単体企業を前提とするが、業務を再委託する場合は、再委託者も同様の参加資格
を有する者とする。又主たる業務(総合的企画、業務遂行管理、手法の決定及び技
術的判断等)の再委託は認めないものとする。
(9) 建築士法(昭和25年 法律第202号)第23条の規定による一級建築士事務所の登録
を受けている者であること。
①配置予定技術者の要件は、以下のとおりとする。
1)配置予定技術者
○配置予定技術者は、企画提案書に記載された所属の企業に公告日の3か月以上前
から常勤雇用されている者とする。
○原則として業務完了まで、配置予定技術者の変更は病気休暇・死亡・退職等の市
が認める理由の他は認めない。
○管理技術者とは、別の者を主任担当技術者として配置することができる。
○照査技術者は管理技術者及び主任担当技術者を兼ねることはできない。
2)配置予定技術者の業務実績
○本業務を担当する照査技術者及び管理技術者は、過去5年以内(平成23年度以
降完成)に本業務と同種又は類似の業務実績を1件以上有していることとする。
3)配置予定技術者の資格
○管理技術者及び照査技術者は、以下のいずれかの資格を有する(登録した)者と
する。
・一級建築士(建築士法第23条)
・技術士(総合技術監理部門:都市及び地方計画又は建設環境)
・技術士(建設部門:都市及び地方計画又は建設環境)
・博士(工学)
・RCCM(都市計画及び地方計画)
4)公告日現在の手持ち業務量は、次のとおりとする。
・対 象:管理技術者及び主任担当技術者
・業務量:全ての手持ち業務の受託金額が4 億円未満かつ受託業務件数が5 件未満
2
※手持ち業務とは、管理技術者又は担当技術者である業務で契約金額500 万円以上の
業務。
(10) 応募に係る留意事項
○企画競争の応募に係る一切の経費については、応募者側の負担とし、当市はこれを負担
しないものとする。また、受理した提出書類等は、選考結果に関わらず、一切返却しない
ものとする。
○本業務における類似業務とは、アドバイザー業務等とする。
8.契約までのスケジュール
○このプロポーザルは次の日程で行う。
内容
期限・締切日など
1
プロポーザル実施要領公告
平成28年 8月 2日(火)
2
応募意思表明書(様式―1)提出期限
平成28年 8月12日(金)午後5時(必着)
3
質問書(様式―2)提出期限
平成28年 8月12日(金)午後5時(必着)
4
質問の回答期限
平成28年 8月18日(木)
5
応募書類(様式―3~13)の提出期限
平成28年 8月24日(水)午後5時(必着)
6
1次審査(書類審査)
平成28年 8月下旬
7
1次審査通知
平成28年 9月上旬
8
最終審査
平成28年 9月中旬
(プレゼンテーション及びヒアリング)
9
10
最終結果の通知
平成28年 9月中旬
業務内容の調整、契約締結
平成28年 9月下旬
※上記日程に変更がある場合は、あらかじめ関係者に対して連絡する。
9.応募意思表明書、質問書及び参加辞退書
(1)応募意思表明書
今回のプロポーザルについて【応募意思表明書(様式-1)】を提出することで、その
意思を確認する。期日は、平成28年8月12日(金)午後5時(必着)とし、持参又は郵送す
ること。なお、郵送による提出の際には、期日までの必着とし、封筒(会社名を記載して
あるもの)に朱書きで「応募意思表明書在中」と明記し、収受のトラブルを未然に防ぐた
め、必ず受取日及び配達されたことが証明できる方法とすること。応募意思表明書により、
応募の意思の確認がとれた応募者のみ【応募書類(様式-3~13):うち様式-8~1
2は任意様式】を提出できるものとし、後日詳しい審査日時等を通知する。
3
(2)質問書
質問等がある場合【質問書(様式―2)】を使用し、平成28年8月12日(金)午後5時(必
着)までに質問すること。なお、提出方法は持参、Eメール、FAX 又は郵送で行うこと。FAX、
Eメールの場合は、提出した旨を必ず連絡し、届いているかどうかの確認をすること。郵
送する場合は期日までに必着とし、封筒(会社名を記載してあるもの)に朱書きで「質問
書在中」と明記し、収受のトラブルを未然に防ぐため、必ず受取日及び配達されたことが
証明できる方法とすること。なお、電話及び直接来庁による口頭等の質問には応じない。
(3)質問の回答方法
平成28年8月18日(木)までに、応募意思表明者全員に対して、応募意思表明書に明記さ
れたEメールアドレス宛に回答する。(※原則、再質問は受付けない。)
(4)参加辞退届
応募意思表明書提出後、やむを得ない理由が生じたことなどにより参加を辞退する場合は、
速やかに担当者へ申し出ること。その際は、【プロポーザル参加辞退届(様式―14)】
を持参又は郵送すること。郵送の場合は、提出した旨の連絡をすること。
10.企画提案書(応募書類)
期日は、平成28年8月24日(水)午後5時(必着)とし、持参、郵送又は宅配とすること。な
お、郵送及び宅配による提出の際には、封筒(会社名を記載してあるもの)に朱書きで「企画提
案書類在中」と明記し、収受のトラブルを未然に防ぐため、必ず受取日及び配達されたことが証
明できる方法とすること。
(1)応募書類及び添付書類
応募書類名
様式
添付書類及び留意事項
提出期日
提出部数
1
応募書類
様式-3~5
①建設コンサルタントの
登録が確認できる資料
のコピー(登録書等の写
し)
②過去5年以内(平成23
年度以降)類似業務の実
績等が分かる資料の写
し(契約書等の写し及び
業務完了結果通知書の
写し)
③管理、照査、主任(担当)
技術者等の資格証等の
写し
平成28年8月24日(水)
④公募参加業者と3ヶ月
以上の雇用関係を証明
午後5時(必着)
できる書類(被保険者証
等)の写し
⑤納税証明書等の原本で
未納がないことの証明
書類(原本提出)
1部
2
確約書
様式-6
添付資料不要
1部
4
3
企画提案書
様式7~10
様式-8~
10は任意様
式とする。
4
参考見積書
様式-11と、 添付書類不要
12は任意様
様式-11の参考見積書
式とする。
には、消費税を含まない額
を記載し、様式-12の内
訳書は仕様書を参考とし
必要と思われる個別業務
ごとに根拠を明示し消費
税を記入すること。(仕様
書に記載されていない項
目でも必要と判断する場
合には内訳書に計上して
もかまわない。)
なお、内訳書には消費税
8%を計上すること。
チェックリストに担当者
様式-13
が提出書類をチェックし
提出すること
と参考内訳書
5
提出書類チェッ
クリスト
添付書類不要
ただし、様式10について
はA3版3枚以内とし、最
小文字サイズは10ポイン
ト程度とすること。
平成28年8月24日(水)
午後5時(必着)
様式-7は1部
様式-8~10は
社名が分かるもの
正本1部と社名が
分からないもの副
本9部提出
参考見積書は社名
入りで押印したも
のを1部、社名を
入れないものを1
部
内訳書について
は、社名が分かる
ものと、社名が分
からないものとに
それぞれに表紙を
つけて、各1部ず
つ提出
1部
(2)提出書類の留意点等
提出書類
留意点等
企画提案書
○応募者は、【応募書類、確約書(様式-3~6)】と併せ、【企画提案書(様
式―7~10):様式8、9、10、11、12は任意様式でもかまわない】
を提出するものとする。ページ数は、片面A3判最大3ページ以内とすること。
最小の文字サイズは10ポイント程度とする。なお、提出する書類は、可能な
限り具体的かつ的確な表現方法で作成すること。(A3判をA4 判縦の大きさ
に折り込んで綴じてください。)(様式-8の表紙、様式―9の工程表はペ
ージ数に含めません。)
参考見積書と
内訳書等
様式―11の参考見積書(任意様式)、様式―12の参考内訳書(任意様式)
は、個別業務ごとに積算内訳(根拠)を明示すること。委託契約の締結時には、
改めて見積合わせを行うので、過不足なく積算すること。なお、契約時の見積
金額は消費税及び地方消費税を除くこと。また、業務委託仕様書を参照するこ
と。
※特定(総合評価最上位者)された企画提案書については、本プロポーザルにおける審査、評価
及び選考結果についての主催者の説明責任を果たすべき趣旨から、当業務の契約締結後にその
内容を市ホームページに公開するものとする。
※提出期限以降における書類の差替え及び再提出は認めない。ただし、やむを得ない理由により
修正又は変更が生じた場合は、事務局が承諾した場合はこの限りではない。
※見積書及び内訳書は、項目別に人件費等の算出根拠も明記すること。
5
※企画提案書、参考見積書、内訳書等の提出は全て紙ベースでの提出とし、データによる提出は
認めないものとする。
11.企画応募者の失格
企画応募者が次のいずれかに該当する場合は、失格とする。
○応募要件を満たさなくなった場合
○提出書類等が不足の場合、虚偽の記載があった場合
○審査の公平性を害する行為があった場合
○最終審査に欠席した場合
○参考見積額が「5.委託料上限額」の要件を欠く場合
12.審査及び選考方法
(1)1次審査(書類審査)
○企画提案の応募者が6者以上の場合、1次審査を実施し、企画提案書の内容を書類審
査し、最終審査対象者を5者程度に選考する。ただし、応募者が5者以下の場合でも、
1次審査を実施する。1次審査については、プロポーザル選考委員会で審査する。
(2)最終審査(プレゼンテーション及ヒアリング)
○プロポーザル選考委員会の実施
プロポーザル選考委員会は、当市職員5名により構成し、「12.審査及び選考方法
(4)審査基準 ②最終審査 c.プレゼンテーション及びヒアリング」に従い審査し、非
公開で行うものとする。
詳細については、次のとおりとする。
事項
日時及び場所
平成28年9月中旬:十和田市役所会議室
※詳細については、別途通知する。
発表方法
提出した企画提案書の内容説明等(15 分以内)
企画提案書に対するヒアリング(5 分以内)※時間になり次第打ち切ります
出席者
3名以内
※出席者は、管理技術者を必須とし、「【応募書類(様式―4)】,4業務実
施体制」に記載されている者とする。
実施方法
提出書類に沿ってわかりやすく簡潔に根拠を持って説明をすること。説明の方
法は自由で、パソコン及びプロジェクター等を使用する場合は事務局で用意す
るので、ウイルスチェックの済んだ社名等が分からないデータを持参(USB メ
6
モリ又はCD―R)すること。使用するソフトはパワーポイント(2007)で
作動するデータとする。パワーポイントのデータは、事前(プレゼン前々日ま
でに到着)に送付し作動状態の確認を受けて下さい。データを送付せず作動状
況の確認を受けない場合は、作動しなくても当方では責任を負いません。
(3)結果の通知
①1次審査
1次審査を実施した場合は、書類審査終了後、速やかに応募者全員に通知する。また、
審査結果についての異議の申立ては受付けない。
②最終審査
最終審査終了後、速やかに評価点を決定し、その結果、総合評価点の最も高い企画提
案者を契約候補者として、次に総合評価点が高い企画提案者を次点順位者として選考
する。ただし、総合評価点が同一の提案者が複数ある場合は、参考見積額が低い者を
契約候補者として特定する。
また、最終審査参加者全員に採点結果と契約候補者として特定した者の名称を通知す
る。審査結果についての異議申立ては受付けない。
(4)審査基準
○審査は、次の表に従い採点し、プロポーザル選考委員会各委員の評価点を平均して採
用する。
①1次審査
a.業務実績・実施体制等+b.企画提案の内容
評価対象
評価項目
a.業務実績・実施
応募者の経験及び
企業として
過去5年の同種又は類似
体制
能力(企業)
の専門技術
の業務実績があるか
配点
10
力
配置予定技術者の
資格要件
経験及び能力
1
1
(管理、照査、
10
るか
担当者とし
主任、担当技術者) ての業務実
次
技術者が資格保有者であ
過去5年の同種又は類似
10
の業務実績があるか
績
審
配置予定技術者の
管理技術者及び主任(担当)技術者の手持
査
手持ち業務件数
ち業務量はどの程度か
全ての手持ち業務の受託金額が4 億円未
満かつ受託業務件数が5 件未満であるか
※手持ち業務とは、管理技術者又は主任
技術者が担当する業務で契約金額500 万
円以上の業務
7
10
b.企画提案の内容
参考見積、内訳書
見積金額の妥当性
10
資料作成能力
規程枚数のA3,3ページ中で的確にまとめ
10
られているか
業務実施行程・業務
期間内に的確に業務を遂行する能力が高
1
遂行能力
いか
次
業務理解度
上位計画等との関連性及び当該計画の理
審
10
10
解度が高いか
査
企画提案
仕様書を補完する提案内容であるか
10
自由提案
仕様書には無いが、新たに有益な提案が
10
されている場合
小
計
a+b
100
②最終審査
c.プレゼンテーション及びヒアリング
評価対象
評価項目
c.プレゼンテーション及びヒアリング
配点
取組意欲
10
最
資格を有する管理技術者等(担当
10
終
者)がプレゼンテーションした場合
審
コミュニケーション能力
10
査
十和田市地域の精通度
10
総合評価(プレゼン能力)
10
c
50
小
計
③配点合計
審査
審査内容
配点
1次審査a
a.業務実績、実施体制(書類審査)
50
1次審査b
b.企画提案の内容(書類審査)
50
最終審査c
c.プレゼンテーション及びヒアリング
50
合計配点
150
13.契約
(1)見積徴収の相手先として特定
最終審査選考結果に基づき選考された最高総合評価点の提案者を契約候補者とし、当
業務委託契約に係る随意契約の見積徴収の相手先として特定するとともに、企画提案書
8
の内容に基づき、業務内容の詳細や業務の遂行に必要な具体的な履行条件など詳細につ
いて契約候補者と協議、調整(以下、「交渉」という。)を実施するものとする。
なお、交渉の結果、合意に至らない場合は、次点順位者を契約候補者として契約締結
に向けて交渉を行う。
(2)契約の締結
契約に向けた交渉の結果、合意に至った場合は、随意契約により契約を締結する。
(3)契約の変更
本業務は、公募型プロポーザル方式で契約するものであり、受託者が企画提案の段階
において本業務内で想定するリスク(履行期間内における業務費の増加等)を洗い出し、そ
の性質を把握することを求めるため、発注者から変更指示をした場合、又は発注者がリ
スクを負担すべき事象が発生した場合(自然災害等)を除き、原則、契約金額の変更は
行わない。
14.担当部署(連絡先)
(1)所属名 十和田市 建設部
都市整備建築課 建築住宅係 (十和田市役所新館3階)
(2)住所 〒034-8615 青森県十和田市西十二番町6番1号
(3)電話 0176-51-6738(建築住宅係直通)
(4)FAX
0176-21-3533
(5)E メールアドレス
[email protected]
15.実施期日
この要領は、平成 28 年 8月 2日から適用する。
9