平成28年6月期 第3四半期決算説明資料

シード平和 株式会社
平成28年6⽉期 第3四半期決算 説明資料
『⾚字からの脱却。V字回復で、3ヵ年200億円企業へ――』
証券コード:1739(東証JQ)
会社の概要
■商号:
■設⽴:
■住所:
■資本⾦:
■市場:
■役員:
■決算:
■従業員:
■親会社:
シード平和株式会社 (SEEDHEIWA CO.,LTD.)
平成5年10⽉1⽇(2010年:平和建設を⼦会社化)
平成25年5⽉:第三者割当増資&TOBにより、三栄建築設計の傘下へ
⼤阪府⼤阪市淀川区⻄宮原⼆丁⽬1番3号 (平成27年8⽉1⽇より)
3.95億円 (発⾏株式数 1,613,600株(含む:⾃⼰株式92,020株))
東証JASDAQ部(コード:1739)
代表取締役社⻑:⼩池信三
他取締役7名、 社外取締役1名
監査役3名(常勤監査役1名、常勤社外監査役1名、⾮常勤社外監査役1名)
6⽉
80名(平成28年3⽉末現在)
(株)三栄建築設計 (持株⽐率:56.4%)
平成28年度2Q現在
2
株主構成
【⾃⼰株式92,000株は、個⼈その他に含む】
沿⾰
〜脈々と受け継がれる、100年の技術と伝統〜
100年の歴史で培われた「技術」や「伝統」を⼈が継
承し、更に切磋琢磨し、最⼤限の努⼒を尽くして、
街づくりに貢献できる企業です。
明治42年創業の奥⽥組
昭和8年創業の奥宗建設(平和建設)
京都本店
平成5年、(株)シード 創業
大阪本社
滋賀支店
平成22年1⽉、シードが平和建設を⼦会社化
平成25年5⽉、
三栄建築設計がTOB、連結親会社になる。
平成26年7⽉、「シード平和」に商号変更(平和建設を吸収合併)
平成27年8⽉、本社を新⼤阪に移転 ⇒ 関⻄エリアへの業務拡⼤
3
三栄建築設計グループの⼀員として関⻄圏を深耕する
三栄建築設の100%連結子会社
筆頭株主(33.356%)
湘南ベルマーレ
神奈川県平塚市に
拠点を置くJ1の
プロサッカーチーム。
-郊外部エリアへの供給大幅拡大
-積極的な支店展開
-2x4工法による低価格・
高品質住宅の供給
関⻄圏で
の事業展
開
連結子会社(56.41%)
名古屋
支店
-本社を大阪に移転し
大幅成長を見込む
-自社施工によりマンション
分譲の優位
建設
事業
不動産
事業
不動産
戸建住宅
賃貸管理
事業
事業
12
-供給エリアの拡大
東京都23区及びその近郊
-木造3階建 供給No.1
-デザイン、企画に強み
マンション
事業
アセット
事業
インベスト
事業
請負
事業
-自社・他社の不動産仲介
-「住まいの窓口」プロの育成
-自社建築大工の育成会社
アンズ
デザイン・ワークス
-アトリエ系建築設計会社
海外収益
事業
シード平和の経営概略
中期の成⻑戦略・経営計画(平成28年6⽉期-平成30年6⽉期)
(単位:百万円)
平成27年6⽉期 平成28年6⽉期 平成29年6⽉期 平成30年6⽉期
売上⾼
(実績)
(予算)
(⽬標)
(⽬標)
第22期
第23期 予
第24期 予
第25期 予
8,072
10,011
15,000
20,000
営業利益
291
658
1,000
1,500
経常利益
240
603
925
1,400
当期純利益
315
436
657
868
※平成27年6⽉期(第22期)においては、決算期変更の為15ヶ⽉決算となっております。
5
中期の成⻑戦略・経営計画
ビジネスモデルの確⽴
①売上200億円
②⼀般建築請負における更なるコストダウン
③⼤阪市並びに⼤阪府下における更なる営業活動の強化
④組織の再編による効率化、⽣産性の追求
⑤本格的な分譲マンション事業の確⽴
⑥今後主⼒となる⼾建分譲事業の拡⼤(阪神間、北摂エリアでの供給拡⼤)
(経常利益)
(売上⾼)
平成27年6⽉:売上⾼ : 8,072百万円
経常利益 : 240百万円
成
三栄G連結⼦会社化
初年度売上⾼
:5,142百万円
経常利益
:
84百万円
加
の
性
長
速
回復
字
V
業績
5期連続⾚字から脱却し、⿊字化へ
※15ヶ⽉
変更決算
2012/3
平成25年3⽉ 平成26年3⽉ 平成27年6⽉ 平成28年6⽉ 平成29年6⽉ 平成30年6⽉ (百万円)
(百万円) 平成21年3⽉ 平成22年3⽉ 平成23年3⽉ 平成24年3⽉
6
16期
(単体)
17期
(単体)
18期
(連結)
19期
19期
(連結)
20期
(連結)
21期
22期
23期
(連結) (合併-単体) (単体)
24期
(単体)
25期
(単体)
平成28年6⽉期第3Qの概況説明
7
平成28年6⽉期・第3Q・業績サマリー
■ 建築業界並びに住宅業界は、⺠間の設備投資、低⾦利、
好転しつつある雇⽤環境により実需が堅調に推移。
⼀⽅、受注競争・技術労働者不⾜・建設資材は⾼⽌まり。
■ 本社を⼤阪に移転。コストダウンへの取り組みと
近隣エリアへの営業強化を推進。
●3Q業績
売上⾼ 65.9億円(通期計画進捗率 65.8%)
営業利益 5.1億円(通期計画進捗率 78.7%)
経常利益 4.4億円(通期計画進捗率 73.4%)
四半期純利益3.2億円(通期計画進捗率 73.3%)
●通期計画達成に向けて、ファミリーマンションの
3プロジェクトの販売活動を開始
●関⻄エリアでの⼾建分譲事業が急速に拡⼤中
8
今期業績推移 平成28年6⽉期・第3Q
■ 建設事業は順調に拡⼤。不動産事業は、ワンルームンション2棟が完成し、
23⼾を販売。不動産賃貸管理事業は稼働率が向上。
⼾建分譲事業が⼤きく伸びて、当社の利益ドライバーとなりつつある。
■ 原価低減効果により、各事業で利益率が改善。粗利率5.3ポイントUP
■ 営業利益も⼤幅に拡⼤し、営業利益率7.8%
(単位:百万円)
H27.3期
3Q
(4/1〜12/31)
売上⾼
(7/1〜3/31)
前期⽐較
⾦額
前期⽐率
(%)
4,114
6,592
2,478
160.2%
2,583
4,012
1,429
155.3%
不動産事業
662
619
△43
93.5%
不動産賃貸管理事業
439
507
68
115.4%
⼾建分譲事業
429
1,453
1,024
338.6%
381
273
108
964
445
518
583
172
410
253.0%
163.0%
479.6%
建設事業
92
390
298
423.9%
不動産事業
28
51
23
182.1%
不動産賃貸管理事業
75
106
31
141.3%
⼾建分譲事業
57
185
128
324.5%
△145
△215
-
-
88
129
443
320
355
191
503.4%
248.0%
建設事業
売上総利益
販売費及び⼀般管理費
営業利益
セグメント調整額
経常利益
四半期純利益
9
H28.6期
3Q
*昨期(平成27年6⽉期)より決算期を6⽉に変更しております。
上記⽐較は3Q(9ヶ⽉累計⽐較)。
今期業績推移 平成28年6⽉期・第3Q
■ 3Qワンルームマンション2棟完成、23⼾決済済み
(今期69⼾を予定)
京都市 ワンルームマンション
10
⼤阪市 ワンルームマンション
3Qハイライト:今期業績達成に向け順調な進捗
■ 3Q(3⽉末)たな卸資産=5,546百万円
分譲マンション
仕掛販売⽤
2,835
販売⽤
480
分譲⼾建
仕掛販売⽤
1,280
(単位:百万円)
収益物件
販売⽤
仕掛販売⽤
432
-
⼟地売り
販売⽤
仕掛販売⽤ 販売⽤
517
0
0
■ 来期以降の不動産仕⼊も順調に推移
売上高(百万円)
たな卸資産(百万円)
実績
期初計画
100億円
平成28年3Q在庫
単位:百万円
実績
期初計画
603百万円
単位:百万円
11
平成28年6⽉期・第3Q 貸借対照表
流動資産
(単位:百万円)
H27/6期末 H28/8期 3Q
増減額
H28/3末
3,948
9,309
5,361
現預金
785
851
66
受手・完成工事未収金
376
2,262
1,886
2,551
5,546
2,995
その他
236
650
414
固定資産
1,072
1,135
63
976
1,024
48
95
111
16
資産合計
5,020
10,445
5,425
流動負債
2,645
7,557
4,912
1,826
5,822
3,996
その他
819
1,735
916
固定負債
1,300
1,492
192
負債合計
3,946
9,049
5,103
株主資本
1,076
1,397
321
資本金
395
395
-
利益剰余金
355
676
321
自己株式
△34
△34
-
純資産合計
1,074
1,395
321
負債及び純資産合計
5,020
10,445
5,425
販売用・仕掛販売用不動産
有形・無形固定資産
投資その他の資産
短期/1年以内返済借入・社債
12
【現預⾦】
¾ 仕⼊れ資⾦となり、たな卸資産へ
【販売⽤・仕掛販売⽤不動産】
¾ 下期完成予定のマンション
¾ ⼾建分譲⽤地の順調な仕⼊
¾ 棚卸は、⼤幅に増加
【負債】
¾ マンション開発及び、⼾建分譲⽤地
仕⼊れに伴う借⼊増
①三栄建築設計G傘下
銀⾏信⽤⼒が強化され
資⾦調達⼒の拡⼤
⾃⼰資本⽐率 13.3%
(機動的な棚卸資産の確保・拡⼤)
↓
②収益急回復
平成28年6⽉期通期 業績予想
■
前期は決算期変更もあり、15ヶ⽉決算で単純⽐較は
出来ないが、実質的に⼤幅な増収・増益を計画
■ 下期、マンション完成引渡しにより、業績は達成⾒込み。
(単位:百万円)
H27/6期
決算期変更
(15ヶ⽉)
売上⾼
H28/6期予定
12ヶ⽉
前期⽐較
⾦額
(7/1〜6/30)
前期⽐率
(%)
8,072
10,011
1,939
124.0%
営業利益
291
658
367
226.1%
経常利益
240
603
363
251.2%
当期純利益
315
436
121
138.4%
EPS 円
236.99
286.66
49.67
120.9%
BPS 円
705.94
-
-
-
ROE 29.4%(前期実績)
13
今期末、株主還元予想: 今期復配を予定
■ 今期、復配を予定。
復配
5円
(単位:百万円)
H27/6期
決算期変更
(15ヶ⽉)
売上⾼
14
H28/6期予定
12ヶ⽉
前期⽐較
⾦額
(7/1〜6/30)
前期⽐率
(%)
8,072
10,011
1,939
124.0%
営業利益
291
658
367
226.1%
経常利益
240
603
363
251.2%
当期純利益
315
436
121
138.4%
EPS(円)
236.99
286.66
49.67
120.9%
BPS(円)
705.94
-
-
-
業績の急回復の要因
15
V字回復の主な要因
① 個⼈中⼼から(⼩規模案件受注の廃⽌)⼤型案件にシフト
個⼈からの1〜2億円規模の受注は利益が薄いが、過去の地主様との関係性や、
社員及び⼯事業者の「仕事をつくる」為に受注をせざるを得ない状況であった。
また、⼤型案件は資⾦⼒が乏しく、受注が難しかった。
「利益を取る」意識を植え付け、「利益の取れない受注」を廃⽌。その結果、個⼈
からの⼩規模案件受注が減少し、⼤型案件の受注へとシフトした。
23期3Q時点
(平成28年3⽉末)
11.1%
15.4%
88.9%
7.7%
23.1%
7.7%
7.7%
23.5%
41.2%
53.8%
84.6%
11.8%
5.9%
17.6%
1億円以上2億円未満
16
2億円以上3億円未満
3億円以上4億円未満
4億円以上5億円未満
5億円以上
V字回復の主な要因
② ワンルームマンション建築のノウハウを強化し、
⼤阪エリア分譲業者をターゲットにエリアを拡⼤した。
個⼈受注から業者受注へとシフト。過去、地主様へ提案をしてきた設計ノウハウ・
施⼯ノウハウをさらに強化し、主に⼤阪エリアの分譲業者へターゲットを絞った営
業を展開。
17
V字回復の主な要因
③三栄建築設計のノウハウの提供により、⼾建分譲事業の拡⼤
⼾建分譲事業の売上/件数推移
(百万円)
18
(件)
V字回復の主な要因
④製造間接費率の低下(1⼈当たりの⽣産性の向上)
◆売上⾼における販管費⽐率及び、製造間接費⽐率は⼤幅に減少。
◆建築原価削減策によって、売上⾼における原価費⽐率も減少している。
⼀⼈当たりの⽣産性を⾒直し、
適正規模なプロジェクトに⼈員配賦へ変更。
19
現在推進中のプロジェクト
20
進⾏中のプロジェクト
■
マンションプロジェクト
⼭科プロジェクト
大阪市
京都市
大阪市
相川プロジェクト
大阪市
京都市
大阪市
神戸市
大阪市
大阪市
大阪市
板宿プロジェクト
神戸市
大阪市
大阪市
大阪市
21
進⾏中のプロジェクト
■
マンションプロジェクト①
ヴェリテ・ラウロ⼭科⾳⽻川(京都市)
着⼯:H28.02.12
販売開始:H28.04.09
22
進⾏中のプロジェクト
■
マンションプロジェクト②
ラウロ須磨板宿(神⼾市)
着⼯:H28.03.15
販売開始:H28.04.09
23
進⾏中のプロジェクト
■
マンションプロジェクト③
ラウロ相川リーヴァ(⼤阪市)
着⼯:H28.04.01
販売開始:未定
24
シード平和の株価及びPER、業界及び他社のPER
業界平均のPERに向け、IRの積極的な推進
当社株価/JASDAQ/⽇経平均⽐較(過去1年)
5/17 時点での株価と中期経営計画の当期純利益予想でのPER(株価収益率)
H27年6⽉期
H28年6⽉期
H29年6⽉期
H30年6⽉期
(実績)
(予想)
(予想)
(予想)
株価(円)
868
1,685
1,685
1,685
当期純利益(百万)
315
436
657
868
236.99
286.54
431.78
570.45
3.66
5.90
3.90
2.95
予想EPS(円)
PER(倍)
株価:H27.6.30
25
株価:H28.6.14
株価:H28.6.14
株価:H28.6.14
; 提供情報のうち、将来の業績等に関する見通しは歴史的事実ではありません。
資料作成時における一定の前提に基づいて作られていますので、実際の業績は
多様な不確定要素により、見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知ください
。
; 本資料の目的は、当社への理解を深めていただくための一般的なIR情報を
提供することで、投資勧誘を目的としたものではありません。
投資に関する決定は、情報利用者ご自身の判断に基づいて実施願います。
; 掲載情報については細心の注意を払っておりますが、内容について
いかなる保証を行うものではなく、本資料の情報を使用したことによって
生じたあらゆる障害や損害についても、当社は一切責任を負うものではありません。
□本資料に関するお問合せ
シード平和 株式会社
大阪府大阪市淀川区西宮原二丁目1番3号 SORA新大阪21 9階
電話 06-4866-5388(代表) http://www.seedheiwa.co.jp/
取締役管理技術本部長 谷口