2016 - JA全農ぐんま

2016
J u n e
な
の
よい
食 プロ
ジ
ェ
ク
ト
みん
No. 171
J
安全・安心
Aグル ー
プ
6
事業のうごき
6
JA群馬担い手サポートセンター
○ハウス用更新資材推進(農ビ・農ポリ等)
○JA生産販売計画の実践支援
○ネポン暖房機予約推進(第1期・4〜6月)
○営農指導機能強化支援
○農ビ・農ポリマルチ予約・当用推進
○農業経営管理支援
○夏秋蒔用種子予約推進
○法人等担い手支援
○出向く営農支援体制の強化と活動支援
○JA− TAC の人材育成
生産資材部
○JAの野菜振興取組支援
○売出し・フェアの実施
○農産物の安全・安心対策
☆花木流通センター
6月3日(金)〜6日(月)
夏のガーデニング特集
6月1・8・15・22・29日(水)
水曜日米特売日
畜産農産部
酪農畜産課
6月18日(土)
JA農畜産物フェア
6月24日(金)〜 27日(月)
お客様感謝セール
☆愛菜館
○生乳の計画生産の推進
○初妊牛導入推進
6月1・8・15・22・29日(水)
水曜日肉特売日
○素牛導入推進
○種豚導入推進
○渋川家畜市場若齢子牛の集荷推進
(優良ET卵産子の活用促進)
6月8日(水)・18日(土)・29日(水)
8の日お米特売
○造園工事推進
肥料農薬課
米麦特産課
○セルフブレンド推進
○こんにゃく荒粉・精粉出荷販売推進(入札の実施)
○水稲肥料肥料推進
○水稲農薬推進
○大型規格茎葉処理除草剤推進
園 芸 部
園芸販売課
○共計ほうれん草販売 (周年)
○共計味にら販売 (周年)
○共計チンゲンサイ販売 (周年)
○共計生梅販売 (6月中旬迄)
○共計赤じそ販売 (7月上旬迄)
○共計ブリックスナイン販売 ○共計県統一規格きゅうり販売 ○共計バンダム販売 ○共計にがうり販売 ○共計県統一規格露地なす販売 活
○太陽光発電推進
(6月下旬〜7月上旬)
○エーコープ新茶推進
(6月末日迄)
(11月末日迄)
葬祭総合課
○もやし類・加工野菜販売促進
○花き類販売促進
園芸資材課
○夏用出荷資材予約・当用推進
(枝豆・みょうが・おくら・なす・ほうれん草等)
○春夏用青果物段ボール予約・当用推進
○果樹袋当用推進(りんご・ぶどう・なし・もも等)
(AKライナー・ノンステープル段ボール)
の推進
(5月〜6月)
○「上州もみ切りうどん」
・「四季のめん詰合せ」推進
(7月末日迄)
○春夏野菜販売促進
(周年)
○アンデスメロン推進
○食べ頃仕込み味噌キャンペーン
(7月末日迄)
(9月末日迄)
部
生活課
(6月末日迄)
販売促進課
○低コスト段ボール
生
(6月〜7月)
○会員獲得募集の推進
○生花利用拡大運動(周年)
(周年)
(周年)
施設住宅課
○賃貸アパート・個人住宅推進
(周年)
○住友不動産(株)
「新築そっくりさん」推進
(周年)
○カクイチ物置・広スペースハウス推進
自動車燃料部
ガス課
○平成 28 年度ガス器具特別推進
○平成 28 年度第一回クミアイガス器具推進
(周年)
インフォメーション
INFOMATION
トレサビ(生産履歴記帳支援)システム基本操作研修会
(5.9 JAビル)
■実践研修で業務に活かす
コンプライアンス推進全体職員研修会
(5.10 JAビル)
■日頃の心がけでリスクの芽を摘もう
5月9日
(月)
、JA群馬担い手サポートセンター主
5月10日
(火)
、
コンプライアンス推進部は、
「コンプライ
催による「トレサビ(生産履歴記帳支援)システム基本
アンス推進全体職員研修会」を開催しました。
昨年度発生
操作研修会」が開催され、8JA16 名が参加しました。
したリスク事案のうち、
約半数が業務中の労働災害だった
当日は、本システムを作成した ㈱ アグリコンパスから
ことから、須藤本部長は、
「各部署で労災への注意を呼び
講師を招き、生産履歴シートの作成から読込判定の操
かけ、指導を徹底し、事故を減らすよう努めて欲しい。
」と
作方法や G A P シートの活用方法などについて実機を
話し、
リスク管理態勢強化を呼びかけました。
また、
研修会
使いながら確認しました。このシステムの活用により
では今年度のコンプライアンス推進・リスク管理実施計画
農薬適正使用基準の迅速な判定や、確認作業の省力化
について説明が行われ、
職員全体にコンプライアンス意識
等が可能になります。
の徹底が図られました。
平成 28 年度 肥料・農薬基礎研修会
(5.11 JAビル)
■現場で使える基礎知識を習得
危険物取扱者(乙4)準備コース
(5.26 JAビル)
■参加者全員の合格を目指して
5月11日
(水)
、肥料農薬課は「平成 28 年度 肥料・
5月26日(木)、石油課は危険物取扱者(乙4)試験
農薬基礎研修会」を開催し、各JAの営農経済渉外担当
へ向けた「乙4事前準備コース」を開催し、29 名の受
者・営農指導員・購買担当者等約 60 名が参加しました。
験予定者が参加しました。研修会では、危険物の性質
研修会では、農薬・土壌・肥料についての基礎的な内
や法令、合格するためのポイント等についての講義が
容や土壌診断表に基づいた施肥設計の方法について説
行われ、参加者は本試験に向けて熱心に受講していま
明が行われ、参加者は肥料の適正な施用量の算出方法
した。なお、6月23日(木)・24日(金)には「試験直
などを学びました。農家への適切な指導に活かすべ
前講習会」も開催され、万全な態勢で6月26日
(日)の
く、熱心に受講していました。
本試験に臨みます。
インフォメーション
▼5月19日 圃場見学をするビール会社の関係者ら
INFOMATION
■ビール大麦 品質向上へ向けて
5月19日(木)、米麦特産課は「平成 28 年産ビール
大麦生産・流通対策会議」を開催し、高品質なビール
大麦の生産・出荷のために実需者と意見交換を行いま
した。また、翌 20日
(金)にはビール会社等の実需者
と県・中央会等の関係者参集のもと、作況調査を行い
平成 28 年産ビール大麦生産・流通対策会議
(5.19 JAビル)
平成 28 年産ビール大麦作況調査 (5.20 県内圃場)
ました。調査では、県内6か所の圃場を巡回し、作柄・
品質の確認や予想収穫量等の情報を共有。各圃場にお
いて概ね順調な生育を確認しました。
■新たな福祉拠点「げんき」が完成
5月20日
(金)
、JA北群渋川デイサービスセンター
「げんき」の竣工記念式典が執り行われました。「元気
な、若い時の自分を取り戻すお手伝い」をスローガン
に誕生した当施設は、理学療法士を配置し、リハビリ
に重点を置いた自立支援型のデイサービスです。広々
とした施設内には、「ミニデイ」が開催できる研修室が
設けられ、地域に開かれた憩いの場となることが期待
されています。式典では、設計及び施主代行を務めた
当県本部に対して、感謝状が贈呈されました。オープ
ンは7月1日
(金)
です。
JA北群渋川デイサービスセンター「げんき」竣工記念式典
(5.20 JA北群渋川南部福祉センター)
■子供たちの健闘を讃える
5月21日(土)、前橋市宮城体育館にて「全農杯 平
成 28 年度全日本卓球選手権大会 群馬県予選」が開催
され、108 名の子供たちが出場しました。当県本部は、
「ホープス(小学6年生以下)
・カブ(小学4年生以下)
・
バンビ(小学2年生以下)の部」へ特別協賛し、参加者
全農杯 平成28年度全日本卓球選手権大会 群馬県予選
(5.21 宮城体育館)
全員にコンニャクゼリーを、1位から3位の入賞者へ
副賞としてJA高崎ハム製品詰め合わせセット等を贈
呈しました。
■県産米麦 安定供給のために
▲
JAグループ群馬
農産物検査協議会
第10 回通常総会
5月26日(木)、「JAグループ群馬農産物検査協議
会 第10 回通常総会」・「群馬県農協穀類乾燥調製(貯
蔵)施設協議会 第 25 回通常総会」がそれぞれ開催さ
れ、議案は全て可決承認されました。総会後には、1
月・2月に開催された「第9回共乾施設運営管理・環
境整備コンクール」の表彰が行われ、カントリーエレ
成績を収めたJAに対し、賞状と記念品が授与されま
した。
▲
ベーターとライスセンターの各部門において優秀な
群馬県農協穀類乾燥調製
(貯蔵)
施設協議会
第 25 回通常総会
(表彰式の様子)
(5.26 JAビル)
インフォメーション
INFOMATION
初めてのサツマイモ植えに挑戦
5.23・26 サツマイモ植え付け体験 収穫体験農園
5月23日
(月)
・26日(木)の2日間、花木流通セン
ターの収穫体験農園において、地域の保育園児と幼稚
園児を対象とした「サツマイモの植え付け体験」が行わ
れました。花木流通センターでは、定期的に農業体験
の場を提供しており、今回は2日間で約230 名が参加
しました。子供たちは初めての作業に興味津々。穴の
開いたマルチに器用に苗を植え付けると、「大きいお
芋ができるかな?」と秋の収穫を楽しみにしていまし
た。10月には収穫体験が予定されています。
「こんにゃくの日」に魅力を伝える
5.29 第28回ぐんまこんにゃく祭り ららん藤岡
5月29日の「こんにゃくの日」にちなみ、29日
(日)
ららん藤岡にて「第28回ぐんまこんにゃく祭り」が開催
されました。会場では、本県の特産物であるこんにゃ
くの理解と消費拡大を図るべく、試食販売・手作り体
験等さまざまなイベントが行われました。当県本部米
麦特産課も事務局の一員である群馬県蒟蒻生産協会は、
こんにゃくの種芋約150 ㎏
(500人分)を無料配布。行
列ができるほどの大盛況となりました。家庭での種芋
の栽培方法や手作りこんにゃくの作り方も紹介し、多
くの来場者へこんにゃくの魅力を P R しました。
2016.7.16 7.17
雨天決行
AM9:00
SUN
FAIR 2016
アグリマシンフェア2016
SAT
AGRI
MACHINE
魅力とやりがいのある
群馬の農業生産振興を目指して…。
PM4:00
第40回 農業機械大展示即売会
同時開催 JA全農ぐんま
主 催
お問い合わせ
自動車展示会
JA・JA全農ぐんま
JA全農ぐんま 農業機械課
TEL.027(220)2312
インフォメーション
INFOMATION
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(グレープ)
●ぷるんと蒟蒻ゼリー
●ぷるんと蒟蒻ゼリー
(ピーチ)
●抹茶味のわらび餅風こんにゃく
●黒蜜きな粉味のわらび餅風こんにゃく
●ミルクな寒天
(ブルーベリー)
●ミルクな寒天
(ストロベリー)
●あんみつ
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ト内容
●げんこつ山の玉こん
(生ずり)
●生芋こんにゃく
(生ずり)
●生芋しらたき
(生ずり)
●生芋小玉こんにゃく
(生ずり)
●刺身こんにゃく
(青)
●突きだしこんにゃくのピリカラ炒め
●みそ漬けこんにゃく
お願い…商品の都合により、
パッケージ・品名・
量目等がかわることがありますので、
ご了承下さい。
ご注文はJA・全農へ お問い合わせ先/JA全農ぐんま 米麦特産課 TEL:027-220-2271
※写真はイメージです
放 映 予 定
番組名/提供
農 家 の 一 日 に 密 着! /JA 邑 楽 館 林
夏 の は じ ま り! 桃 と ブ ル ー ベ リ ー /JA た か さ き
放送日 ※再放送日
6月27日(月)
※7月 3日(日)
7月 4日(月)
※7月10日(日)
時 間
PM9:00 〜9:30
AM8:00 〜8:30
PM10:00 〜10:30
AM8:00 〜8:30
山 部 朱 里アナ
JA前橋市
県内1番の繁殖農家を目指して
JA前橋市管内 阿久澤 裕一 さん
苦労をしたから今がある
阿久澤 裕一
(あくざわ・ゆういち )さん
1985年生まれ、30歳。
ます。「受精卵移植とは、優秀な雌
今回のチャレンジャーは、JA前
から採取した受精卵を代理母となる
橋市管内で黒毛和牛の繁殖を行う
複数の牛に移植して子牛を産ませる
阿久澤さんです。実家が繁殖農家
手法です。通常牛は1年に1頭しか
で、幼い頃からずっと牛と一緒だっ
出産できませんが、受精卵移植を行
たという阿久澤さん。これまでの経
うことで多数の優秀な子牛を得るこ
緯を伺うと、「牧場や畜産試験場で
とができます。」と話してくれまし
5年間ほど研修を兼ねて働いていま
た。高い技術を持ち安定した受胎率
した。18 歳の時に受精士の免許を
を誇ることから、多くの農家から信
取得し、その後 21歳で本格的に就
頼を寄せられています。
農しました。しかし、習うのと自分
でやるのとでは全く違い、当初は良
繁殖農家の醍醐味
い牛ができずに苦労しました。『や
宮城繁殖部会・J A 前橋市青年部
に所属。
らなきゃよかった』と思ったことも
「優れた牛を作るために、血統の
何度もありましたが、経験を重ね技
組み合わせを考えるのは楽しみでも
飼養頭数:母牛· ··············· 52頭
子牛· ··············· 35頭
術を磨くうちに、ようやく日の目を
あります。また、産まれた子牛が
見ることができました。」と話して
約 10 か月後の出荷時に思い描いた
趣 味:車
くれました。父親から経営を引き継
通りの理想の状態に育つと嬉しいで
ぎ、現在就農9年目。牛の頭数も揃
すね。」と阿久澤さん。今後の展望
い、スムーズな経営が行えるように
を伺うと、「今後は、機械を導入し
なったといいます。
て作業効率を上げ、増頭していきた
いと考えています。また、これから
周囲も認める確かな腕
も肥育農家さんに買ってもらえる健
康な牛を作り続け、群馬で1番の繁
阿久澤さんは、受精卵移植師の資
殖農家になることが目標です。」と
格も持っているため、地域の酪農家
熱く語ってくれました。明るく前向
や肥育農家からの依頼を受けて、牛
きな姿勢で挑戦を続ける姿に、今後
の人工授精や受精卵移植を行ってい
さらなる活躍が期待されます。
1
3
2
4
1出荷を来月に控えた子牛の調教を行う
阿久澤さん。
2阿久澤さんのことを幼い頃からよく知
るというJ A 前橋市畜産振興課の鈴木
課長と一緒に。何でも分かり合える良
い関係を築いています。
3使いやすい構造を実現した牛舎。
4生後5か月ほどの子牛。
!
が んばってまーす
INTERVIEW
JA嬬恋村 農産部 営農畜産課
黒岩 信允さん
Profile
くろいわ・のぶみつ(28 歳)
休日の過ごし方 ·········································· サイクリング・写真
特技 ························································································· スケート
好きなキャベツの食べ方 ····································· ざく切りで!
●職場の皆さんからみた黒岩さん
「真面目でいつも熱心に仕事に取り組んでいます。将来有望な存在な
ので期待しています!」
「仕事を通して産地の魅力を実感 」
―どうして J A で働こうと思ったの
すが、自分の発信した情報が少しで
―最後に、今後の意気込みをお聞
ですか?
も組合員さんの役に立っていると思
かせください。
大学を卒業後、社会人選手として
うとやりがいがあります。
2年間スピードスケートの競技生活
自分自身、嬬恋高原キャベツで育
ちましたし、この産地に誇りを持っ
を送っていました。JA嬬恋村には
―その他にはどのような業務があ
ています。まずは組合員さんのお役
当時スポンサーとして支えてもらっ
りますか?
に立つことを第一に、今後もJAと
たので、今度は自分が恩返ししたい
キャベツの新品種導入へ向けた品
産地の継続と発展に貢献できるよう
という思いで心機一転、就職を決め
種試験も行っています。キャベツは
な存在を目指して頑張っていきたい
ました。
品種ごとに、栽培方法や収穫適期な
と思います!
どの特徴が全て異なるので、適切な
―実際に入組してみていかがです
技術を見極めるため長年かけて試験
―黒岩さん、これからも頑張って
か?
を行っています。
ください。ありがとうございました。
実家はキャベツ農家なのですが、
農業についてはほとんど知識がなく、
―休日はどのように過ごしていま
仕事をする中で一から学んできまし
すか?
た。この仕事のおかげで農業や嬬恋
自転車に乗ることが多いです。こ
村の魅力に初めて気付くことができ、
の辺りは景色や空気が良く自転車で
日々充実感を持って仕事に勤しんで
走るには最適です。また、写真を撮
います。
ることも好きなので、絶好の撮影ス
ポットに出かけては、風景や農作業
―現在の仕事内容を教えてくださ
の様子などを撮っています。
い。
主に組合員さんへの営農情報の発
信業務を行っています。具体的には、
栽培講習会や目揃会の企画などです。
直接農家の方と会う機会は少ないで
―今でもスケートはされるのです
か?
はい。11月から2月の間は、子供
たちに指導をしています。
▲ スピードスケート選手時代の黒岩さん
畜産ダイジェスト
生乳生産量と用途別処理量
区分
■生乳生産量
農林水産省は5月25日に4月の
牛乳乳製品統計を公表した。4月生
乳生産量は 63 万 407 t で前年に比べ
0.9%増加した。
北 海 道 は 32 万 8,129 (
t 前年同月
比 3.1%増)で生産量の全国シェア
は52.1%となった。
都府県の生産量は 30 万 2,278 t と
なり、前年同月比で1.4%減少した。
月
国
生 乳 全
群 馬( 委 託 実 績 )
生産量 本 会( 委 託 実 績 )
用途別 飲 用 牛 乳 等 向 け
乳 製 品 向 け
処理量 そ の 他 向 け
生乳生産量(全国)
前 年 〃 (群馬)
〃 (本会)
対 比 飲用牛乳等向け
乳 製 品 向 け
10月
11月
4 月
630,407
18,310
5,911
323,332
302,614
4,461
100.9
98.8
99.3
100.3
101.6
12月
(単位:t、%)
5 月
6 月
7月
1 月
2 月
3 月
8 月
9 月
計
630,407
18,310
5,911
323,332
302,614
4,461
100.9
98.8
99.3
100.3
101.6
■販売及び乳製品情勢
4月の用途別処理量は、牛乳等向
けが 32 万 3,332 (
t 前年同月比 0.3%
増)、乳製品向けが 30 万 2,614 t(〃
1.6%増)となった。
飲用牛乳等生産量は 28 万 996 ㎘(〃0.3%減)で前月から 4.7ポイント減少し、内牛乳が 24 万 5,034 ㎘(〃0.1%減)で
あった。また、乳飲料は9万7,718 ㎘(〃5.6%減)で前月より1.1ポイント増加した。
:牛肉相場は軟調。大型連休・行楽需要の反動で荷動きは鈍化し、5月末から下げ基調。
肉牛枝肉相場(6月予想)
肉牛枝肉相場(予想)
・和牛去勢A5
・和牛去勢A4
2,850円中心
2,700円中心
・和牛去勢A3
・和牛去勢A2
・交雑去勢B5
・交雑去勢B4
2,550円中心
2,300円中心
2,000円中心
1,800円中心
・交雑去勢B3
・交雑去勢B2
・乳牛去勢B2
枝肉価格の推移(群馬県食肉卸売市場)
年・月
和牛 27年-28年
去勢 28年-29年
A4 前年格差
和牛 27年-28年
去勢 28年-29年
A3 前年格差
交雑 27年-28年
去勢 28年-29年
B3 前年格差
4月
2,283
2,734
451
2,098
2,514
416
1,654
1,742
88
5月
2,349
2,733
384
2,132
2,525
393
1,693
1,719
26
年・月
27 年 - 28 年
28 年 - 29 年
前年格差
26年-27年
全国
27年-28年
と畜
28年-29年
頭数
前年比
■素牛動向
(単位:円 / ㎏、税込み)
6月
2,252
7月
2,255
8月
2,349
9月
10 月 11 月 12 月
2,395 2,455 2,539 2,754
1月
2,645
2月
2,640
2,080
2,085
2,106
2,133
2,228
2,349
2,485
2,464
2,384
1,672
1,703
1,707
1,717
1,746
1,751
1,789
1,723
1,675
群馬県食肉卸売市場上場頭数・全国と畜頭数
1,700円中心
1,550円中心
1,050円中心
3 月 平均・計
2,629
2,462
2,734
271
2,412
2,246
2,520
273
1,700
1,711
1,731
20
(単位:頭)
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10 月 11 月 12 月 1月
2月
3月 平均・計
1,085
946
907 1,151
871 1,004 1,084 1,390 1,321
966 1,009 1,091
12,825
1,109
778
1,887
24 ▲ 168
▲ 10,938
99,464 91,001 90,327 102,267 88,474 95,800 105,092 110,615 109,345 85,310 85,824 92,201 1,155,720
95,755 83,324 89,621 98,748 84,388 88,223 95,304 106,249 102,271 79,030 82,811 85,067 1,090,791
87,263
87,263
91.1
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
8.0
①和牛子牛
(去勢)
858千円平均(前月比 99%)
(雌)749千円平均(前月比 100%)
②F1価格
(去勢)
458千円平均(前月比 104%)
(雌)374千円平均(前月比 102%)
③全農・取引基準価格(去勢)
234千円平均(前月比 101%)
6月道産肉用乳素牛取引基準価格:780円/㎏(前月価格の据置き)
枝肉相場関係
6月の豚肉相場は、供給減で続伸する見込み。お中元用の高級ハム需要や夏場の出荷減を警戒する手当て買いなどが追い
風となる。
㈱群馬県食肉卸売市場(上物加重・円/㎏)
4月
区分
26年-27年(A) 553
27年-28年(B) 569
28年-29年(C) 492
(B−A)
16
(C−B)
▲ 77
5月
582
535
560
▲ 47
25
月
6月
621
565
7月
580
613
(単位:円税込)
8月
548
615
9月
548
530
10月
517
471
11月
569
481
12月
609
531
1月
547
472
2月
588
525
3月 年間平均
565
569
490
533
526
▲ 36
▲7
豚肉価格形成要因
㈱群馬県食肉卸売市場と畜頭数(自家用と畜は除く)
(単位:頭)
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
と畜 27- 28年 41,752 37,407 39,299 40,863 35,998 42,383 45,504 42,052 43,542 40,885 40,178 42,107
頭数 28-29年 40,481 35,948
前年比(%) 97.0
96.1
区分
月
年間頭数
491,970
76,429
15.5
肉豚生産出荷予測(全国) ※4月まで実績 /5月以降の出荷予測は
5月23日付農水省畜産部食肉鶏卵課発表による
(単位:千頭、前年同月比%)
10月~12月 1月 2月 3月 1月~3月 4月
5月
6月 4月~6月 7月
8月
9月 7月~9月
区分
(千頭)
全国出荷予測頭数
4,337 1,349 1,361 1,445 4,155 1,354 1,316 1,322
3,992 1,247 1,326 1,363
3,936
前年同月比( % )
104 100 106 106
104
99 106 102
102
94 110 102
102
月
■生産動向:農水省食肉鶏卵課の肉豚生産出荷予測によると、6月の出荷見込頭数は1,322 千頭(前年同月比102%)となっ
ている。その後は7月1,247 千頭(〃94%)
、8月1,326 千頭(〃110%)と予想されている。
鶏卵相場関係
■Mサイズ基準値
4月
27年-28年(A)
227
28年-29年(B)
215
(B−A)
▲ 12
0
全国基金 27-28年
補填 28-29年
0
区分
(単位:円)
平成 28 年6月200円
(見込み) 89%
(前年比)
価格の推移
月
5月
230
204
▲ 26
0
0
6月
223
7月
213
8月
219
9月
247
10 月
250
11 月
252
0
0
0
0
0
0
12 月
255
1月
182
2月
209
0 13.005
0
3月 年間平均
215
227
210
▲ 17
0
■価格動向:5月の平均単価は 204 円(前年同月-26 円)となった。
■出荷動向:気温上昇で餌の食下量が増加し、産卵率や卵重が高まることにより生産量は増える見込み。
■需要動向:鶏卵は弱もちあいの見込み。消費は全般的に落ちるものの、サイズによっては引き合いはばらつく。
卵価要因
区分
月
加工卵輸入 26-27年
実績(t) 27-28年
前年比
(%)
餌付羽数 27-28年
(千羽) 27-28年
前年比
(%)
4月
2,286
2,449
107.1
7,872
8,217
104.4
5月
2,314
1,888
81.6
8,422
6月
2,393
2,307
96.4
8,640
7月
2,427
1,979
81.5
8,375
8月
2,137
1,803
84.4
7,263
0.0
0.0
0.0
0.0
9月 10 月 11 月 12 月
1,974 2,273 1,877 2,192
1,794 2,574 2,196 2,476
90.9 113.2 117.0 113.0
8,244 8,418 7,716 8,547
0.0
0.0
0.0
0.0
1月
2,090
2,352
112.5
7,765
2月
2,542
2,086
82.1
8,075
3月
2,231
2,042
91.5
8,711
0.0
0.0
0.0
■価格の推移
⑴ 20 年度:193円
⑵ 21 年度:175円
⑶ 22 年度:194円
⑷ 23 年度:188円
⑸ 24 年度:181円
⑹ 25 年度:207円
⑺ 26 年度:216円
合 計
26,713
25,946
97.1
98,048
8,217
8.4
単味飼料・原料情勢
平成28 年6月群馬県本部
畜産農産部 酪農畜産課
■原料情勢
①とうもろこし(シカゴ定期)
2015 / 16 年産について、供給量は前回発表から変更なく、4,150
5月10日の米国農務省需給見通しでは、米国とうもろこしの
百万ブッシェルとなった。需要量は搾油、輸出需要が 45 百万ブッ
2015 / 16 年 産 は、 供 給 量 は15,387 百 万 ブ ッ シ ェ ル( 前 月 発 表
シェル増加し、3,750 百万ブッシェルとなった。期末在庫は先月か
15,382 百万ブッシェル)と微減で見通されたものの、需要面では
ら45 百万ブッシェル減少し、400 百万ブッシェルとなり、在庫率
13,585 百万ブッシェル(前月発表13,521 百万ブッシェル)と上方
も先月の12.01%から減少し、10.67%となった。今回から発表さ
修正された。工業・種子用需要が 11 百万ブッシェル下方修正され
れた米国大豆の 2016 / 17 年産について、供給量は単収、作付面積
る一方、輸出用途が 75 百万ブッシェル上方修正されたためである。
の減少から生産量が昨 年より減少し3,800 百万ブッシェルとなる見
5月の発表から今春作付している2016 / 17 年度産についても需給
通し。需要量は堅調な食肉生産量から大豆粕の需要が高まると見ら
見通しが発表された。作付面積は 93.6 百万エーカー(2015 / 16 年
れ、それに伴い搾油需要も増加する見込みである。また、南米産の
度 産 は 88.0 百 万 エ ー カ ー)、 単 収 は168.0ブ ッ シ ェ ル / エ ー カ ー
競争力が限定的であるとの見方から米国産の輸出需要は増加する見
(2015 / 16 年 度 産 は168.4 ブ ッ シ ェ ル / エ ー カ ー)と 見 通 さ れ、
込みとなっており、3,924 百万ブッシェルとなる見通しである。期
2015 / 16 年度産以上の生産量が期待される一方、需要面について
末在庫は昨 年から95 百万ブッシェル減少し305 百万ブッシェルと
は南米産とうもろこしの需給引締まり見込みによる米国産への需要
なり、在庫率 7.77%となる見通しである。大豆粕のシカゴ定期は、
回帰予測から、輸出用途が 1,900 百万ブッシェル(2015 / 16 年度産
収穫期終盤を迎えた南米の天候、作付時期を迎えた北米の天候、ブ
は1,725 百万ブッシェル)と見込まれている。シカゴ定期は、米国
ラジルレアル相場、投機筋のポジション動向、および中国を中心と
農務省需給見通しが、需要が市場関係者の事前予測を上回る発表で
した消費国の需要動向に影響されながら、7月限は 360ドル台前後
あったため、相場は堅調に推移した。背景としては、米国中西部に
で推移している。
おける作付進捗は5月15日時点では 75%と平 年の70%と比較し順
■海上運賃
調に推移しているものの、南米の悪天候を受け米国産への需要が高
直近の米国ガルフ〜日本間のパナマックス型運賃は、船腹需給の
まっていることがある。残り3割弱の米国の作付と、今後の南米に
緩和により頭の重い展開となっている用船料相場の影響を受け、底
おける天候に注目が集まっている。
堅く推移している。今後も現行水準で推移する見通しとなっている
②大豆粕
が、引き続き米国の原油在庫水準によって上下する原油相場と、中
国向け貨物の動向には引き続き注意が必要である。
5月10日発表の米国農務省需給見通しによると、米国大豆の
トウモロコシ 期近限月
セント/ブッシェル
410
390
370
350
330
10
4
16
1/
1/
28
22
1/
1/
1/
3
2/
15
9
2/
21
2/
27
2/
2/
4
3/
10
22
16
3/
28
3/
3/
3/
3
4/
3
4/
4/
15
9
27
21
4/
4/
4/
15
9
3
5/
5
5/
5/
5/
大豆粕 期近限月
ドル/米トン
375
350
325
300
275
250
4
1/
14
9
1/
1/
19
1/
29
24
1/
1/
3
2/
13
8
2/
2/
18
2/
28
23
2/
2/
ドル/トン
4
3/
14
9
3/
3/
19
3/
29
24
3/
3/
4/
13
8
4/
18
4/
28
23
4/
4/
5/
13
8
5/
【海上運賃】
35
30
25
20
4
1/
11
1/
19
1/
26
1/
2
2/
9
2/
16
2/
23
2/
1
3/
8
3/
15
3/
22
3/
30
3/
6
4/
13
4/
20
4/
27
4/
4
5/
11
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石垣 惠美
1979年から群馬県家の光講師。
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冷たいフワフワスープ
材 料
2人分
作り方
(1人分94cal)
ほうれん草・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1/2束
水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 300㏄
コンソメ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1/2個
ゴルゴンゾーラチーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8g
卵白・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2個
塩コショウ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 適量
1ほうれん草は洗ってサッと茹で、1㎝ の幅に切る。
2水にコンソメを加え煮溶かす。できたスープは冷やす。
32のスープにほうれん草・チーズを加えハンドブレンダー
で撹拌する。
4ボールに卵白を入れ、塩を少々加えて泡立て器で角がた
つまで泡立てる。
53のほうれん草のスープにメレンゲを混ぜる。(泡をつぶ
さないようにしながら)味を調え冷やし、スープ皿に盛る。
■発行/平成28年6月20日発行
■発行所/全国農業協同組合連合会群馬県本部 管理部企画開発課
■発行人/山口 靖則
〒379-2147 前橋市亀里町1310番地℡ 027-220-2223Fax 027-220-2229
■ホームページアドレス/ http://www.gm.zennoh.or.jp■E-mailアドレス/ [email protected]
この印刷物は大豆インキを
使用して制作しています。