金沢大学SIP(戦略的イノベーション創造プログラム) SIPセミナー 「フライアッシュコンクリートの活用と実践」 平成28年7月29日(金) 金沢大学自然科学研究科図書館棟1F大会議室 金沢大学 SIP セミナー 「フライアッシュコンクリートの活用と実践」 1.日 時:平成28年7月29日(金) 14時00分~17時00分 (13時30分より受付開始) 2.場 所:金沢大学自然科学研究科図書館棟 1F 大会議室(石川県金沢市角間町) 3.主 催:金沢大学 SIP 4.共 催:北陸電力株式会社, 5.後 援:北陸道路研究会材料部会,北陸3県生コンクリート工業組合 6.定 員:100名(参加費無料:定員に達し次第、参加受付を終了します) 7.プログラム(14:00~17:00) 14:00~14:10 開会あいさつ [金沢大学教授 14:10~14:40 基調講演1(発表 25 分,質疑 5 分) 鳥居和之] 「わが国の石炭灰の有効利用の現状とジオポリマーへの新規用途」 [電力中央研究所 14:40~15:10 山本武志 氏] 基調講演2(発表 25 分,質疑 5 分) 「北陸地方におけるコンクリートへのフライアッシュの有効利用促進検討委員会 —5 年間の活動実績と今後の展開—」 [北陸電力(株)土木部 15:10~15:20 渡邉茂 氏] 休憩 「北陸地方におけるフライアッシュコンクリートの実践」(発表 10 分,質疑 5 分) (1)15:20~15:35 事例報告1 富山新港 LNG タンク基礎 (2)15:35~15:50 事例報告 2 金沢外環状道路橋脚 (3)15:50~16:05 事例報告 3 土木・海岸構造物 福井宇部生コン 石川裕夏氏 (4)16:05~16:20 事例報告 4 土木・海岸構造物 梯デンカ生コン 村井啓介氏 (5)16:20~16:35 事例報告 5 PC 橋梁 (6)16:35~16:50 事例報告 6 藻場再生・魚礁 16:50~17:00 閉会あいさつ 大林組 真柄建設 ピーエス三菱 桜井邦昭氏 上田信二氏 小林和弘氏 金沢大学 三木理教授 [北陸電力(株)土木部長 小笠原功] ǘƕƷჽ໗໋ƷஊјМဇཞඞƱǸǪȝȪȞȸǁƷૼᙹဇᡦ 㻵㻚㻵 ૼ২ᘐƷƝኰʼ 䝁䞁䜽䝸䞊䝖⏝䝣䝷䜲䜰䝑䝅䝳䛾⌧ ≧䠄䠦䠥䠯ရ䠅 ᖹᡂ28ᖺ7᭶29᪥ 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久性の向上によるコンクリート構造物の長寿命化 環境負荷低減 構造物の長寿命化 指し,コンクリートへのフライアッシュの有効利用を促進することを目的とする。【平成23年1月24日設立】 大学 ・金沢大学 ・金沢工業大学 ・富山県立大学 ・福井大学 ・石川工業高等専門学校 学 ・知的財産 産 官公庁 ・国土交通省 ・富山県 ・石川県 ・福井県 産業界 ・富山県生コンクリート工業組合 ・石川県生コンクリート工業組合 ・福井県生コンクリート工業組合 ・北陸電力株式会社 官 ・公共構造物 ・施策 ・資源 ・技術 連 携 ・地産地消 ・社会資本の耐久性向上 ・ASRの発生リスクの低減 の発生リスクの低減 地域貢献 3 第1回委員会(H23.1.24 第1回委員会(H23.1.24)の様子 H23.1.24)の様子 -11- 第1回作業部会(H23.3.22 第1回作業部会(H23.3.22)の様子 H23.3.22)の様子 4 3.委員会の実施工程 凡例: 実績 平成 27年度 備 考 4.委員会での検討内容 平成 24年度 平成 平成 22年度 23年度 ▼ ▼ 第1回 委員会の開催 ▼ 第3回 第2回 作業部会の開催 ▼ ▼ ▼ ▼ 第4回 平成 25年度 ▼ 第5回 平成 26年度 ▼ ▼ 第7回 ▼ 第8回 第6回 平成28年度 以降は委員 会を年1回開 催 (1)フライアッシュの品質保証とフライアッシュコンクリートの工学的性質の確認 (既往の知見の整理及び考察) ▼ ① 北陸地方産分級フライアッシュの品質について ② フライアッシュを用いたコンクリートの工学的性質について 報 告 会 ・ 見 学 会 等の 開 催 検検検検 討討討討 内内内内 容容容容 富 山 県 ・ 石 川 県 ・ 福 井 県 (1)フライアッシュの品質保証とフ ライアッシュコンクリートの工学的 性質の確認 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼▼ ▼ 報告会 報告会 報告会 活用セミナー 活用セミナー 見学会 (七尾 福井) セミナー 報告会 (七尾, 福井県 富山県・石川県 (2)北陸地方産のフライアッシュを用いたコンクリートの実用化のための各種試験の実 (生コンプラントの実機での配合決定を含む) モデル工事の拡大継続 (2)北陸地方産のフライアッシュを 用いたコンクリートの実用化のため の各種試験の実施 富山県・石川県 (3)北陸地方産のフライアッシュを 用いたコンクリートの利用方策の検 討 (生産者側・発注者側の課題解決) 富山県・石川県 ① フライアッシュを用いたコンクリートの実用化について ② フライアッシュを用いたコンクリートの各種比較試験結果について 福井県 七尾モデル地区 嶺北・敦賀推進地区 (3)北陸地方産のフライアッシュを用いたコンクリートの利用方策の検討 (利用促進に向けた生産者側及び発注者側の課題解決) 福井県 ① 利用に向けての課題と対応策について ② フライアッシュコンクリートの需要創出とJIS認証工場の拡大 国交省のモデル工事(試験施工) ▼報告書(富山・石川版) 富山・ 石川・福井版) 報告書 富山・石川版) ▼報告書 (富山・ 報告書の作成 5 6 4-(1)-① 北陸地方産分級フライアッシュの品質について ◎分級フライアッシュの品質データ 七尾産(H22.1~H27.12) (1) 分級フライアッシュの製造 敦賀産(H24.12~H27.12) JIS規格 JIS項目 JIS灰の製造が可能な石炭の優先調達 JIS灰の製造が可能な石炭の優先調達※およびJIS およびJIS灰貯蔵前に分級性状を確認 JIS灰貯蔵前に分級性状を確認し 灰貯蔵前に分級性状を確認し 品質確保に努めている Ⅰ種 Ⅱ種 58.2 4.0 64.0 1.7 45.0 以上 45.0 以上 <0.1 - <0.1 - 1.0 以下 1.0 以下 強熱減量(%) 2.1 0.3 3.4 0.2 3.0 以下 5.0 以下 密度(g/cm3) 2.39 0.05 2.29 0.01 1.95 以上 1.95 以上 0.5 0.4 1.2 0.3 10 以下 40 以下 4,700 204 4,648 139 5000 以上 2500 以上 フロー値比(%) 107 2 102 3 105 以上 95 以上 活性度指数 材齢28日 (%) 材齢91日 95 6 91 6 90 以上 80 以上 107 4 104 5 100 以上 90 以上 平均 二酸化けい素含有量(%) ※調達については、石炭調達の年度計画策定等において優先調達を行う 新たな石炭については事前に品質確認を実施し、問題がないことを 新たな石炭については事前に品質確認を実施し、問題がないことを確認 は事前に品質確認を実施し、問題がないことを確認 湿分(%) (2) 分級フライアッシュの品質 ① 七尾大田火力発電所 標準偏差 平均 標準偏差 ・ JISⅡ JISⅡ種灰の品質保証 粉 網ふるい方法 末 (45μmふるい残分) (%) 度 ブレーン方法 (比表面積) (cm2/g) ・品質の均一性(粉末度) 比表面積 比表面積 4,750㎝ 4,750㎝2/g±450㎝ 450㎝2/g( /g(4,300~ 4,300~5,200㎝ 5,200㎝2/g) ・密度はコンクリート ・密度はコンクリートの製造に影響することから、 はコンクリートの製造に影響することから、2.33 の製造に影響することから、2.33~ 2.33~2.50g/cm3を目標に管理しており、 を目標に管理しており、 上下限に近い密度となる場合は、速やかに情報提供している 上下限に近い密度となる場合は、速やかに情報提供している ② 敦賀火力発電所 ・ JISⅡ JISⅡ種灰の品質保証 ・品質の均一性(粉末度) ・品質の均一性(粉末度) 比表面積4, 比表面積4,6 4,650㎝ 50㎝2/g±450㎝ 450㎝2/g( /g(4,200~ 4,200~5,100㎝ 5,100㎝2/g) ・フライアッシュを混和材として使用する場合の福井県仕様を満足 ・分級フライアッシュの品質は ・分級フライアッシュの品質は、七尾産、敦賀産ともに フライアッシュの品質は、七尾産、敦賀産ともにJISⅡ 、七尾産、敦賀産ともにJISⅡ種の規格 JISⅡ種の規格を十分満足すると 種の規格を十分満足すると ともに、網掛部の4 ともに、網掛部の4項目以外についてはJISⅠ 項目以外についてはJISⅠ種の規格もクリアしている。 JISⅠ種の規格もクリアしている。 (Ⅱ種灰としては極めて高品質な部類) - 45μふるい残分: 45μふるい残分:25 ふるい残分:25%以下 25%以下 (JISⅡ種規格: JISⅡ種規格:40 種規格:40%以下) 40%以下) - 比表面積: 比表面積: 4,00 4,000 000㎝2/g以上 (JISⅡ種規格: JISⅡ種規格:2,500 種規格:2,500㎝ 2,500㎝2/g以上 /g以上) 以上) 8 7 -12- ◎分級フライアッシュの供給体制 <参考:北陸地域の再生資源としてのフライアッシュ(地産地消)> ・北陸産分級フライアッシュの年間製造 北陸産分級フライアッシュの年間製造能力は の年間製造能力は、 能力は、6万t/ 6万t/年※ (七尾大田火力発電所:3万t/ /年、敦賀火力発電所:3万t/ 年、敦賀火力発電所:3万t/年) (七尾大田火力発電所:3万t ・フライアッシュの出荷拠点は、七尾大田・敦賀火力発電所を含めて ・フライアッシュの出荷拠点は、七尾大田・敦賀火力発電所を含めて6箇所 含めて6箇所 ※ 七尾大田火力発電所 ※ 仮に1m 当たり50㎏の 50㎏の 仮に1m3当たり50 フライアッシュを混和した 場合、6万tは120 場合、6万tは120万 120万m3の コンクリートに相当する 一方 60 t (サイロ容量) 明星セメント 300 t 4,300 t (サイロ容量) (サイロ容量) デンカセメント 青梅工場 敦賀セメント 1,800 t (サイロ容量) 凡例 石炭火力発電所、製鉄所、セメント工場の位置図 北陸地方の石炭火力発電所の状況 現在の拠点位置 (中継サイロ) 敦賀火力発電所 火力発電所 9 ・北陸地方には各県1箇所の石炭火力発電所があり、年間約70 万tのフライアッシュが産出されている。 ・北陸地方には製鉄所がないため、高炉セメントに 使用する高炉スラグは九州地方から運搬している。 ・うち、JIS規格に適合するフライアッシュは、七尾大田、敦賀火力 発電所を合わせて年間6万tの供給が可能である。 ・北陸地方でフライアッシュを有効活用することが 地産地消に繋がる。 10 4-(1)-② フライアッシュを用いたコンクリートの工学的性質について 4-(2)-① フライアッシュを用いたコンクリートの実用化について ◎フライアッシュの使用目的(土木学会、建築学会) 北陸地方における代表的な骨材(早月川産、庄川産、手取川産、九頭竜川産、 能登産、南条産、今津産)を用いた室内試験・実機試験を行いフライアッシュ コンクリートの実用化検討を行った。その結果、いずれの骨材においても実際の コンクリートの実用化検討を行った。その結果、いずれの骨材においても実際の 生コンクリート工場で品質の良いコンクリートを製造できることを 生コンクリート工場で品質の良いコンクリートを製造できることを確認した。 できることを確認した。 実機試験において、フライアッシュを用いたコンクリートのスランプロス、 実機試験において、フライアッシュを用いたコンクリートのスランプロス、 空気量ロスは、経過1時間以内では、現在市場に幅広く使用されている 空気量ロスは、経過1時間以内では、現在市場に幅広く使用されている普通 経過1時間以内では、現在市場に幅広く使用されている普通 セメント・高炉セメントを用いたコンクリートと同程度であった。 土木学会:「循環型社会に適合したフライアッシュコンクリートの最新利用技術」より 建築学会:「フライアッシュを使用するコンクリートの配合設計・施工指針・同解説」より 使 用 目 的 建築学会 フライアッシュは、以下に示すフライ 品 アッシュの使用によるコンクリートの品 施工性の改善効果のほ 質改善効果および施工性の改善 質改善 施工性の改善 地球環 か、フライアッシュの使用による地球環 境問題の改善を考慮して使用する。 境問題の改善 ・単位水量の低減 ・流動性の増大と粘性の確保 ・乾燥収縮ひび割れの抑制 ・水和熱の低減 ・粒形・粒度が不良な細骨材を使用 するコンクリートの品質改善 ・アルカリシリカ反応抑制対策 STEP1:室内試験 ・強度-C/W関係式 ・スランプ-単位水量関係式 ・FA配合表作成 問題点の抽出 STEP2:実機試験 ・強度確認 ・スランプロス確認 ・空気量ロス確認 問題点の抽出 STEP3:試験施工 ・強度, スランプ,空気量確認 ・打設状況確認 ・仕上がり状況確認 実用化 土木学会 フライアッシュのコンクリートへの利 性能 用は、以下に示すコンクリートの性能 セメン 向上に係わる利点のみならず、セメン 向上 ト代替によるCO2 ト代替によるCO2削減、また、近年の 削減 骨材事情の悪化に伴う細骨材の代替材 料としての利用など、地球環境保全 地球環境保全の 地球環境保全 観点からのメリットも兼ね備えている。 ・施工性能の向上 ・温度ひび割れの抑制 ・耐久性の向上 ・長期強度の増進 ・アルカリシリカ反応の抑制 問題点の抽出 建築学会 <参考:使用上の注意事項> 方向性確認(作業部会) 配 慮 事 項 ・空気連行性 ・初期強度 ・中性化(かぶり厚さ) ・フライアッシュの品質管理 11 方向性確認(作業部会) 方向性確認(作業部会) 12 -13- ◎初期強度発現・長期強度増進(呼び強度 24,スランプ 8cm,最大骨材寸法 25(20)mm,W/B≦55%の配合) 4-(2)-② フライアッシュを用いたコンクリートの比較試験結果について 富山県・石川県のケース (凡例:高炉又は普通がフライアッシュに替わった場合、 ☆:顕著な効果有 ◎:効果有(一部同等)○:同等 △:効果減(一部同等)×:顕著な効果減) 富山・石川県 5日 強度 7日 強度 14日 強度 28日 強度 56日 強度 91日 強度 28日→56日 の伸び率 28日→91日 の伸び率 N 16.8 22.9 26.6 31.2 35.7 39.1 BB 10.9 16.2 18.7 25.5 33.6 39.8 41.2 9.5% 15.4% 43.4 18.5% N+F 14.1 20.5 23.0 29.3 34.8 29.2% 41.9 44.9 20.4% 20.4% 29.0% 3日 強度 5日 強度 7日 強度 14日 強度 28日 強度 56日 強度 91日 強度 28日→56日 の伸び率 28日→91日 の伸び率 N 20.3 25.8 29.2 BB 14.8 18.0 21.4 33.9 39.3 42.8 44.5 8.9% 13.2% 28.5 38.0 46.7 49.4 22.9% N+F 21.9 22.9 26.9 30.0% 31.0 38.1 45.4 48.4 19.2% 19.2% 27.0% 福井県 比較項目 試験項目 高炉 3日 強度 普通 高炉 普通 (1)施工性向上 ◎ ◎ ◎ ◎ (2)初期強度発現 初期強度発現 ☆ △ ☆ △ ・12打フロー試験 ・ブリーディング試験 福井県のケース ・圧縮強度試験 (3)長期強度増進 長期強度増進 ○ (4)乾燥収縮抑制 ○ ☆ ◎ ◎ ☆ ◎ ◎ ・乾燥収縮試験 ・自己収縮試験 圧縮強度 ( N/mm 2 ) ・簡易断熱温度上昇試験 (5)発熱量抑制 発熱量抑制 ☆ ☆ ☆ ☆ ASR抑制 (6)ASR ASR 抑制 ◎ ☆ ○ ◎ ・モルタルバー法(JISA1146 およびデンマーク法) ○ ○ ○ ○ ・透水量の測定 50.0 a.透水抑止性 a.透水抑止性 b.塩化物イオン 塩化物イオン b. 浸透抑止性 ◎ ☆ ○ ◎ ・塩化物イオン浸透深さ ・見かけの拡散係数の測定 40.0 c.鉄筋腐食抑 c.鉄筋腐食抑 止性 ○ ○ ○ ○ ・鉄筋の腐食状況 d.凍害抵抗性 d.凍害抵抗性 ○ ○ ○ ○ ・相対動弾性係数の測定 ・質量減少率の測定 圧縮強度 ( N/mm 2 ) 富山県・石川県のケース (7) 耐 久 性 向 上 福井県のケース 60.0 60.0 初期強度の発現が BBより大きい 初期強度の発現が BBより大きい 50.0 40.0 長期強度の伸びは Nより大きくBBと同等 30.0 30.0 長期強度の伸びは Nより大きくBBと同等 20.0 20.0 N N BB BB e.中性化抑止 e.中性化抑止 性 10.0 10.0 ○ ◎ ○ f.細孔率 f.細孔率 ○ ○ ○ ・中性化深さの測定 ○ 0.0 0.0 ・細孔率 ○ N+F N+F 0 7 14 21 13 28 28 35 42 49 56 56 63 70 77 84 91 91 材齢(日) 0 7 14 21 28 28 35 42 49 56 56 63 70 77 84 91 91 14 材齢(日) ◎発熱量抑制 <参考:冬季の標準・現場養生での強度発現状況(国交省試験施工データ)> 圧縮強度の経時変化 30 35 北陸3県の代表的骨材を用いて、呼び強度 24,スランプ 24,スランプ 8cm,最大骨材寸法 8cm,最大骨材寸法 25(20)mm,W/B≦55%の同一条件でのN(普通)、 25(20)mm,W/B≦55%の同一条件でのN(普通)、 BB(高炉)、N+F(フライアッシュ)の生コン配合で、簡易断熱温度上昇試験を実施。 30 25 強度(N/mm2) 強度(N/mm2) 25 20 15 20 硬質ウレタンフォーム 15 簡易断熱温度上昇試験装置の概要 N+F(標準養生) BB(標準養生) 5 N+F(現場養生) BB(現場養生) 5 0 0 0 5 10 15 材齢(日) 20 25 0 30 5 10 15 材齢(日) 20 25 30 TT1 ₁ TT2₂ 圧縮強度の強度比率( BB の強度を1としたときのN+Fの強度比率) 標準養生 現場養生 2.50 TT0₀ TT3₃ 2.50 2.03 2.00 1.63 1.50 1.05 1.00 0.50 BB=1 強度比率(N+F/BB) 1.90 強度比率(N+F/BB) 木箱 (30cm×30cm×30cm) データロガー 10 10 2.05 1.91 2.00 1.65 1.31 1.50 BB=1 1.00 測定環境下:約20℃の実験室内 測定期間:7日間 0.50 発泡スチロール コンクリート 0.00 0.00 3 7 材齢(日) 28 3 5 7 14 28 材齢(日) ※現場養生は、現場にて供試体を水中養生(水温変化 0~7℃)した。 16 15 -14- ◎ASR抑制 簡易断熱温度上昇試験結果 【能登産】 【早月川産】 40.0 30.0 BB 20.0 N+B 10.0 委員会では、実用段階での検討として、同一条件(例えば、24 委員会では、実用段階での検討として、同一条件(例えば、2424-8-25、 25、W/C W/C≦55%)で市中生コンにN(普通)、BB又は 55%)で市中生コンにN(普通)、BB又は N+B(高炉)、N+F(フライアッシュ)を用いたコンクリートを注文した時の配合での品質比較を実施。 N+B(高炉)、N+F(フライアッシュ)を用いたコンクリートを注文した時の配合での品質比較を実施。 N 25.0 温 度 上 昇 量 (℃ ) 温 度 上 昇 量 (℃ ) N 30.0 20.0 BB 15.0 N+B 10.0 化学法 (JIS A1145に準拠) に準拠) 5.0 モルタルバー法 (JIS A1146に準拠) A1146に準拠) N+F N+F 化学法判定図 0.0 (凡例) 0.0 0 0 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 900 7 アルカリ濃度減少量(JIS基準) アルカリ濃度減少量(JR東日本基準) 常願寺産粗骨材 早月川産粗骨材 庄川産粗骨材 手取川産粗骨材 能登産A 能登産B 能登産C 九頭竜川産 南条産 今津産 経過日数(day) 800 BB 15.0 N+B 10.0 30.0 BB 20.0 N+B 10.0 5.0 N+F N+F 0.0 0.0 1 2 3 4 5 6 7 0 1 2 3 4 5 6 7 経過日数(day) 経過日数(day) 【手取川産】 【今津産】 40.0 30.0 700 600 500 400 300 N 0.5 無害(JIS基準) 0.4 (%)0.3 無害でない (JIS基準) 0.2 0.171 N+B(42%) 準有害 (JR東日本基準) 0.1 N 温 度 上 昇 量 (℃ ) 25.0 温 度 上 昇 量 (℃ ) 0.675 0.6 200 100 N 0.7 20.0 BB 15.0 N+B 10.0 抑制 温 度 上 昇 量 (℃ ) 20.0 抑制 温 度 上 昇 量 (℃ ) N N 25.0 膨張率 ア ル カ リ 濃 度 減 少 量 R c (m m o l/ L ) 【九頭竜川産】 40.0 0 N+F:フライアッシュを用いた :フライアッシュを用いたコンクリート :高炉スラグを用いたコンクリート :フライアッシュを用いたコンクリート N+B:高炉スラグを用いたコンクリート N:普通セメントを用いたコンクリート :普通セメントを用いたコンクリート ( )はフライアッシュまたは高炉スラグの置換率 はフライアッシュまたは高炉スラグの置換率 7 経過日数(day) 【庄川産】 30.0 N+F(15%) 0.011 30.0 0 0 0 BB 1 20.0 10 N+B 100 1000 溶解シリカ量Sc(mmol/L) モルタルバー法で 比較 10.0 5.0 N+F 13 材齢(週) 26 ※ モルタルバー法 (JIS A1146)では、膨張率が )では、膨張率が26週後に 未満の場合 )では、膨張率が 週後に0.1%未満の場合 週後に 以上の場合は「無害でない」とする。 は「無害」とし、0.1%以上の場合は「無害でない」とする。 は「無害」とし、 N+F 0.0 0.0 0 1 2 3 4 5 6 7 0 経過日数(day) 1 2 3 4 5 6 北陸3県の代表的骨材を用いた化学法 の試験結果 7 経過日数(day) ・簡易断熱試験装置による温度上昇量(最高値)の結果から、いずれの骨材においても温度ひびわれの抑制効果は、 フライアッシュ(N+F) ≧ 高炉(N+B) > 普通(N) となる。 常願寺川産骨材(産地のなかで特に反応性の高い材料) を用いたモルタルバー法(JIS を用いたモルタルバー法(JIS) JIS)の試験結果 17 18 ◎塩化物イオン浸透抑止性 モルタルバー法(デンマーク法に準拠) 【偏光顕微鏡観察結果】 偏光顕微鏡観察結果】 N ASRゲル ASRゲル 電気泳動試験 ・見掛けの拡散係数は、塩化物イオンの拡 散予測に用いる係数Dとして活用 常願寺川産 0.9 N 15V N N+B(42%) 0.8 膨張率(%) N+F(10%) 0.6 有害 N+F(15%) 0.5 抑制 抑制 N+F(5%) 0.7 初期養生:91日間の水中養生 試験方法: JSCE-G 571 C(x,t):深さ C(x,t):深さx(cm) :深さx(cm)、時刻 x(cm)、時刻t 、時刻t(年)における塩化物イオン 濃度(kg/m 濃度(kg/m3) Ci:初期混入塩化物イオン濃度( Ci:初期混入塩化物イオン濃度(kg/m :初期混入塩化物イオン濃度(kg/m3) :表面における塩化物イオン濃度(kg/m C0:表面における塩化物イオン濃度( kg/m3) :塩化物イオンの見掛けの拡散係数(cm D:塩化物イオンの見掛けの拡散係数( cm2/年) erf:誤差関数 erf :誤差関数 Cl- 0.5mm 0.5mol/L NaCl溶液 Cl N+F(15%) 不明確 N+B(42%) 0.2 蒸留水 Cl- 0.1 0 +Ci 見掛けの拡散 係数※算出 N+B(42%) N+F(20%) 0.4 0.3 x C(x,t) = C0 1-erf 2√Dt 無害 -0.1 ASRゲル ASR ゲル 0 20 40 60 浸漬期間(日) 80 100 電気泳動方法によって、コンクリート中における塩化物イオンの実効拡散係数を求める。 ※デンマーク法は、20℃にて20日間水中養生後、供試体を50℃の飽和NaCl 溶液に浸漬し、3箇月間の膨張量の経時変化を測定する。判定は 3箇月後の 膨張率が0.1%未満の場合は「無害」、0.1~0.4%の場合は「不明確」、0.4% 以上の場合は「有害」とする。 <見掛けの拡散係数(骨材毎)> 2.00 N BB N+F 1.80 常願寺川産骨材(産地のなかで特に反応性の高い材料)を用いた モルタルバー法(デンマーク法)の試験結果 見掛けの拡散係数(cm2/年) 1.60 N+F(15%) ・化学法の結果から、北陸3県の代表的骨材は、JIS基準の「無害でない」 またはJR東日本基準の「準有害」に区分される。 1.40 ・見掛けの拡散係数から、塩害発生リスクの低減効果は、 1.20 フライアッシュ(N+F) ≧ 高炉(BB) > 普通(N) 1.00 となる。 0.80 0.60 0.40 ・モルタルバー法(JIS、デンマーク法)の結果から、ASR発生リスクの低減 効果は、フライアッシュ(N+F) ≧ 高炉(N+B) > 普通(N) となる。 0.20 ASRゲル ゲル 0.00 早月川 庄川 手取川 能登 九頭竜川 滋賀県今津 20 19 -15- 4-(3)-③ フライアッシュコンクリートの需要創出とJIS認証工場の拡大 4-(3)-① 利用に向けての課題と対応策について 注)数量(m3)は、コンクリート数量を示す ※ 第3回委員会(H24.3.23)資料より抜粋 ~平成23年度 課 題 1.フライアッシュの品質向上 2.フライアッシュコンクリート の製造品質 ・北陸電力による品質管理の徹底(JIS灰候補炭の選定、 2回のJIS品質確認) ・分級装置の稼動 (七尾大田火力:H22/1~、敦賀火力:H24/8~) ・生コンクリート工場でのJIS認証取得により 品質確保 ・生コンクリート工業組合の監査会議により品質を監視 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 (計画) 平成29年度 以降 備 考 委員会等の開催 ・分級により、フライアッシュのポゾラン活性 が向上することを確認 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ 第6回 ▼ 第7回 ▼ 第8回 ▼ 第9回 (1回/年の頻度) ▽ (継続) (継続) (継続) モデル工事 (約723m3) モデル工事 (約1,612m3) モデル工事 (約6,378m3) 富山県工事 試験施工 (約30m3) ・JIS認証工場(平成23年12月現在) 富山2工場、石川2工場 ・監査会議議長 富山県:宮里教授、石川県:鳥居教授 モデル工事 (約340m3) モデル工事 (約1,440m3) 公共工事等での標準使用 品 質 面 対応策 (モデル地区化) (モデル地区化) (モデル地区化) 石川県工事 3.フライアッシュコンクリート の施工品質 1.フライアッシュの供給 (フラ イアッシュセメント(FB)) 供 給 面 ・北陸地方におけるフライアッシュコンクリートの配合・製 造および施工マニュアル(案)の作成 ・添付資料参照 ・建設業界等への説明会の実施 ・コンクリートフォーラム・イン金沢 産学官連 携による「北陸地方におけるコンクリートへの フライアッシュの有効利用促進検討委員会」 事業報告をH24.4.20 に予定 ・北陸地方産のフライアッシュの供給量 6万t/年 (~H24/7:3万t/年、H24/8~:6万t/年) ・新規供給拠点(中継サイロ)の設置 (H23/9~福井市 1,800t、H23/7~射水市4,300t) ・FBの供給に向けて、セメント会社への協力依頼 2.フライアッシュコンクリート の需要創出 ・公共工事等での仕様変更 3.JIS認証工場の拡大 ・生コンコンクリート工場オーナーの判断材料の提供 モデル地区 (約2,800m3) モデル工事 (約5,406m3) モデル地区 (約2,800m3) モデル工事 (約9,710m3) モデル地区 (約2,800m3) モデル工事 (約10,591m3) (推進地区化) (推進地区化) (推進地区化) モデル工事 (約5,759m3) モデル工事 (約20,314m3) モデル工事 (約8,423m3) 試験施工 (約28m3) モデル工事 (約3,800m3) モデル工事 (約2,030m3) - 試験施工 (約16m3) モデル工事 (約820m3) (継続) (継続) (継続) - 試験施工 (約242m3) モデル工事 (約710m3) モデル工事 (約339m3) モデル工事 (約726m3) モデル工事 (約726m3) 公共 工事 福井県工事 ・富山県・石川県・福井県の発注工事でのフ ライアッシュ利用量想定 約3万t/年(H21年 度実績より想定) 国交省工事 ・セメント会社の作業部会への参加 (第4回作業部会より参加) : 供給面の課題 供給面の課題 2.と3. と3.を一体として調整することが必要 フライアッシュコンクリートの需要 約58m3 (富山県:全35工場、 富山:3工場 富山:16工場 富山:17工場 石川県:全41工場、 石川:2工場 石川: 7工場 石川: 7工場 福井県:全29工場) 福井: 4工場 福井: 7工場 21 平成26年3月5日 石川県・七尾市・七尾鹿島建設業協会・七尾地区生コンクリート協同 組合・北陸電力によるモデル地区実施打合せ会(説明会) 平成26年3月下旬 関係箇所への協力依頼(国土交通省北陸地方整備局を含む) 平成26年4月1日 (1年目) 七尾フライアッシュコンクリートモデル地区を実施 平成26年4月22日 「七尾地区 フライアッシュコンクリート活用セミナー」 の開催 平成27年4月1日 (2年目) 七尾フライアッシュコンクリートモデル地区を継続実施 平成28年4月1日 (3年目) 七尾フライアッシュコンクリートモデル地区を継続実施 (需要の拡 大・定着) 富山:17工場 石川:10工場 福井:11工場 富山:17工場 石川:17工場 福井:14工場 富山:18工場 石川:22工場 福井:22工場 (JIS工場の JIS工場の 拡大・定着) 22 <参考:推進地区(嶺北・敦賀)の取組み状況> 平成26年3月下旬 石川県・石川県生コンクリート工業組合・七尾地区生コンクリート協同 組合・北陸電力によるモデル地区実施に向けた調整 ⇒ 七尾地区生コンクリート協同組合理事会承認(2/18) 約26,118m3 +施工者提案 JIS認証工場数の拡大 <参考:モデル地区(七尾)の取組み状況> 平成26年2月 約4,398m3 約5,000m3 約15,027m3 約35,162m3 福井県のホームページに「フライアッシュコンクリートの使用推進につい て」を公開 1.公共土木施設の長寿命化が期待できることから、フライアッシュ コンクリートの使用を推奨する 2.受注者より使用したい旨の申し入れがあった場合、発注者はこ れを承諾する 3.嶺北地方および敦賀市の区域を「推進地区」に指定し、モデル 工事を順次拡大する。 (石川県土木部発注の土木工事に用いる生コンクリートは原則フライアッシュコンクリート) 平成26年4月 (1年目) 福井県内全生コンプラントを対象にモデル工事協力プラントを募集し、 応募した生コンプラントの立地場所を考慮し、平成26年度のモデル工事 の候補を選定 ⇒ 随時、特記仕様書にモデル工事協力プラントを記載し発注 平成27年4月 (2年目) 福井県内全生コンプラントを対象に、再度、モデル工事協力プラントを 募集し、応募した生コンプラントの立地場所を考慮し、平成27年度のモ デル工事の候補を選定 ⇒ 随時、特記仕様書にモデル工事協力プラントを記載し発注 平成28年4月 (3年目) 福井県内全生コンプラントを対象に、再度、モデル工事協力プラントを 募集し、応募した生コンプラントの立地場所を考慮し、平成28年度のモ デル工事の候補を選定 ⇒ 随時、特記仕様書にモデル工事協力プラントを記載し発注 (石川県発注(土木部・農林水産部)の土木工事に用いる生コンクリートは原則フライアッ シュコンクリート) (石川県発注(土木部・農林水産部)の土木工事に用いる生コンクリートは原則フライアッ シュコンクリート) 23 24 -16- <JIS認証工場の拡大> 〔福井県〕 フライアッシュコンクリート JIS認証取得工場 位置図 〔富山県〕 フライアッシュコンクリート JIS認証取得工場 位置図 〔石川県〕 フライアッシュコンクリート JIS認証取得工場 位置図 平成28年度末までのJIS認証工場数(予定) 22工場/全29工場 =76% 平成28年度末までのJIS認証工場数(予定) 平成28年度末までのJIS認証工場数(予定) 18工場/全35工場 =51% 22工場/全41工場 =54% 25 26 <参考:委員会の活動報告> <参考:土木学会環境賞の受賞> 平成23年3月委員会の活動成果をとりまとめた報告書 報告書(富山・ 報告書(富山・石川版 (富山・石川版) 石川版)を作成! を作成 報告書(富山・石川・福井版)を発行! さらに平成25年6月追補版として報告書(富山・石川・福井版)を発行 報告書(富山・石川・福井版)を発行 平成27年6月 「北陸地方におけるコンクリートへのフライアッシュの有効利用促 平成26年度土木学会環境賞を受賞! 進検討委員会」が平成26年度土木学会環境賞を受賞 平成26年度土木学会環境賞を受賞 フライアッシュの地産地消 地産地消による耐久性の高いコンクリートの製造 耐久性の高いコンクリートの製造や、使用セメント 地産地消 耐久性の高いコンクリートの製造 量低減による二酸化炭素排出量の低減 二酸化炭素排出量の低減等が高く評価された 二酸化炭素排出量の低減 報告書はフライアッシュの有効利用の促進に取り組む関係機関へ配布し 活用していただいている H25.6改定した報告書 報告書の内容(目次) H27.5.26 プレスリリース 27 -17- H27.6.12 授賞式の様子 28 5.今後の展開 (1)公共工事 (2)北陸新幹線工事(金沢~敦賀間) ◎鉄道・運輸機構(JRTT)は、新設する北陸新幹線のコンクリート構造物にお いてフライアッシュの使用を想定し、学識、鉄道総研、鉄道事業者、鉄道・運輸機 構による「コンクリート構造物の長期耐久性向上検討会」を設置し、平成27~28 年度の2ヵ年で実施工に向けての運用方針を決定することとしている。 ※第8回委員会(H28.1.22)資料より抜粋 〔平成28年度 平成28年度〕 28年度〕 ◎富山県:土木部発注の土木工事を対象に、発注者が指定したモデル工事に加え、 施工者がフライアッシュコンクリートの使用を希望する場合においても、発注者 が承認すればモデル工事と位置付けて実施する。また、この取組みを各発注機関、 施工者、生コン関係者に広く周知する。 ◎当委員会では、上記検討会での審議が速やかに行われるよう、フライアッシュ を用いたコンクリートの各種比較試験データを提供するとともに検討会が実施す る試験に協力している。また、沿線の生コンクリート工場とも情報を共有し、J ISの認証取得を促している。 ◎石川県:平成27年度に引き続き、県発注の土木工事に用いる生コンクリート を原則フライアッシュコンクリートとしている『七尾モデル地区』を継続する。 その他の地区においては、モデル工事を継続実施し、生産・施工技術の習得と有 効利用の促進を図る。あわせて、試験・調査を実施し、品質の安定と向上を図る。 (3)電力他関連施設 ◎北陸電力では、発電所建設工事(富山新港LNG火力発電所建設、志賀原子力 発電所安全性向上施策、福井県三国風力発電所建設等)にフライアッシュコンク リートを積極的に採用している。また、コンクリート柱(電柱)やコンクリート杭 (基礎工事用)にもフライアッシュを混和し、耐久性を向上させている。 ◎NEXCO中日本では、大規模更新・修繕事業で実施する床版取替工事において、請 負者提案によりフライアッシュを混和したプレストレストコンクリート床版を採用。 ◎福井県:『福井県嶺北地区・敦賀市推進地区』を引き続き継続し、モデル工事 を実施するとともに、施工者にフライアッシュコンクリートの使用を推奨してい く。標準使用にあたっては、課題を調整していく必要があることから、まずは構 造物・地域を限定した使用を検討していく。 ◎国交省:モデル工事の継続 (4)海岸保全事業 ◎藻場造成材としてフライアッシュ高含有ポーラスコンクリートを開発し、輪島 地区でフィールド試験を行い、藻の繁殖状況等を確認している。 ◎海底浚渫砂およびフライアッシュを有効利用したコンクリートの製造技術を確 立し、消波ブロックの暴露試験を行い、耐久性を確認している。 ◎北陸電力:フライアッシュの品質確保と安定供給に万全を期していくとともに、 自社工事への利用拡大を図る。 ◎上記、モデル工事等の品質等の確認のため、第9回委員会(1月頃)の継続実施 〔平成29年度 平成29年度以降 29年度以降〕 以降〕 ◎モデル工事等の実績を踏まえ、公共工事等での標準使用を目指す 30 29 -18- ʙಒᙲ≋⇽∓⇞⇍⇕⇮ಒᙲ≌ 㻼㻯㜵ᾮሐ䝁䞁䜽䝸䞊䝖䜈䛾 䝣䝷䜲䜰䝑䝅䝳䝁䞁䜽䝸䞊䝖䛾㐺⏝ 䠉ᐩᒣ᪂ ⅆຊⓎ㟁ᡤ 㻸㻺㻳㻝ྕᶵ᪂タᕤ䠉 ᵏ 䕔௳ ྡ ᐩᒣ᪂ ⅆຊⓎ㟁ᡤ䠨䠪䠣㻝ྕᶵ᪂タᕤ 䕔 Ⓨὀ⪅ 㝣㟁ຊᰴᘧ♫Ẋ 䕔 ᴗయ 䞞ᯘ⤌䞉ᮾὒᘓタ䞞䞉すᯇᘓタ䞞 䕔ᕤ ᮇ ᖹᡂ㻞㻢ᖺ㻝㻜᭶㻝᪥䡚ᖹᡂ㻟㻜ᖺ㻥᭶㻞㻡᪥ 䕔 せᕤ ᆅ┙ᨵⰋᕤ 䠬䠟䠨䠪䠣䝍䞁䜽ᕤ ྲྀỈཱྀᕤ䞉෭Ỉ㊰ᕤ 㟁Ẽ䡵䡬䢈䢚䢕䢀䢖䢙䡽ᕤ ᶵჾᇶ♏ᕤ䚸䝢䝑䝖䞉䝖䝺䞁䝏ᕤ 䠄ᰴ䠅ᯘ⤌ ᢏ⾡◊✲ᡤ ᱜ㑥 ʙಒᙲ≋ʙμ˳᩿≌ 㓄⟶ᇶ♏ᕤ ʙಒᙲ≋≳≦≯≱≪⇥∙⇕↗↞≢≌ ᵐ ෆᵴ䠄㔠ᒓ㔜Ẇᘧ㈓ᵴ䠅䛻䠬䠟㜵ᾮሐ䜢㝈䜚䛺䛟㏆䛵䛡䛶 ᇶ♏∧䜢୍య䛧䛯ᵓ㐀 ԧᢿ PC 㜵ᾮሐ ᾛᾝᾖ ෆᵴ 䛆㏻ᖖ䛇 ෆᵴ䛷ಖᣢ ϋͨெ ᾛᾝᾖ ᵏᵖɢᵩᵪ ᾟᾒᾛᾝᾖἑὅἁ LNG 䠄ᾮయ❅⣲䠈-163Υ䠅 ᇶ♏∧ ᇶ♏ᮺ -19- ᾛᾝᾖ 䛆₃ᾮ䛇 㻼㻯㜵ᾮሐ䛷 ಖᣢ ᵑ ʙಒᙲ≋≳≦≯≱≪⇥∙⇕↝ཎࣉ≌ ᵒ ʙಒᙲ≋ನሰↈ↺⇥∙⇕↝ಒᙲ≌ ᵓ ෆᚄ 80m䠄࿘㛗 ⣙250m䠅 z ࿘䛚䜘䜃㖄┤᪉ྥ䛻䠬䠟㗰ᮦ䜢㓄⨨ z 䝥䝺䝇䝖䝺䝇ຊ䛻䜘䜛ᅽ⦰ຊ䜢ᑟධ䛧䠈ᾮᐦᛶ䜢☜ಖ 㧗䛥 ⣙40m PC㜵ᾮሐ 䞉ཌ䛥0.75m 䞉㧗䛥 ⣙40m ᐜ㔞 18kL ᇶ♏∧ 䞉ཌ䛥1.2/1.8m 䞉እᚄ85.3m ᇶ♏ᮺ(㗰⟶) 䞉㛗䛥 50m 䞉ᚄ 800mm ʙಒᙲ≋⁂‵᧸෩ࡇࢍ ءғЎ≏∐⇻⇮л≌ 3.47 3.47 3.47 3.47 3.47 3.47 3.47 3.47 3.47 3.47 3.47 0.8 13䝻䝑䝖 タィᇶ‽ᙉᗘ 40N/mm2 12䝻䝑䝖 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平成28年度…約120m3/日 →脱型材齢などは、従来(高炉コンクリート)と変わらない Ⓒ Fukui-Ube Ready-Mixed Concrete Corporation 。 単位量(kg/m3) W/C 59 s/a 37.7 セメント フライアッシュ 水 248 — 細骨材 粗骨材 混和剤 細砂 粗砂 10mm 20mm 40mm AE減水剤 146 177 530 180 540 480 2.58 Ⓒ Fukui-Ube Ready-Mixed Concrete Corporation AE剤 ー 2 -31- 3 品質管理の状況-スランプ試験 平成27年度 n=97 平成28年度 最大値 9.0 最小値 7.0 最小値 3.9 標準偏差 0.63 標準偏差 0.31 工程能力指数 1.33 p=0.0067% (工程能力は十分) 工程能力指数 1.60 p=0.00016% (工程能力は十分) 上限規格値6.0% 平均値 4.4 最大値 5.2 下限規格値3.0% 平成28年度 スランプ(cm)目標値8cm n=43 空気量(%)目標値4.5% 平均値 8.0 最大値 9.0 最小値 7.0 最小値 3.6 標準偏差 0.59 標準偏差 0.40 工程能力指数 1.41 p=0.0023% (工程能力は十分) 工程能力指数 1.24 p=0.020% (工程能力はまずまず) 5 上限規格値6.0% 下限規格値3.0% 平均値 4.5 最大値 5.2 4 品質管理の状況-圧縮強度 (材齢28日) 品質管理の状況-外観性状 n=97 ひび割れやジャンカなどの 初期欠陥は生じていない 材齢28日 圧縮強度(N/mm2) 平成28年度 空気量(%)目標値4.5% 8.0 上限規格値10.5cm 平成27年度 n=97 平均値 n=43 下限規格値 5.5cm 平成27年度 スランプ(cm)目標値8cm 上限規格値10.5cm 下限規格値 5.5cm 品質管理の状況-空気量試験 平均値 23.8 最大値 25.8 最小値 21.3 標準偏差 1.08 n=25 平成28年7月10日試験分まで 材齢28日 圧縮強度(N/mm2) 平均値 23.1 最大値 24.7 最小値 21.6 標準偏差 0.9 六脚ブロックに比べて、 曲線形のテトラポッドで 気泡が若干多い傾向あり 6 Ⓒ Fukui-Ube Ready-Mixed Concrete Corporation -32- 7 施工者の感想として・・・ 当社の品質管理課の感想 ・フライアッシュコンクリ-トの特長として、 単位水量を低減させつつ、コンシステンシーおよび ワ-カビリティ-を確保できる。 コンクリ-ト打設時の 材料分離が通常の生コンよりも 少なく感じた。 ・フライアッシュコンクリートの空気連行性は、 温度依存性が非常に高いという特徴を有する。 コンクリート温度の上昇によって、 空気連行性は顕著に低下する。 但し、混和剤を適切に調整することで対応は十分可能。 ブリ-ディングが少なく、 冬季に金ゴテ仕上げが 多い構造物には 良い生コンだと思った。 Ⓒ Fukui-Ube Ready-Mixed Concrete Corporation ・今回は、ポンプ打設であったため、閉塞しないように 空気量の確保には、細心の注意を払って対応した。 8 【フライアッシュコンクリートの出荷実績】 【フライアッシュコンクリートの出荷実績】 モデル工事以外の他の工事でも・・・ 国土交通省発注工事(永平寺大野道路)でも・・・ 平成27年度の出荷実績 技術提案案件として・・・ 福井県発注工事 浄水場の増設工事 →1600m3の出荷予定 (現在、納入中) 工事名 構造物の種類 出荷実績(m3) 永平寺東IC改良工事 橋台 U型擁壁 1,142 上志比IC改良工事 轟4号橋下部その他工事 上志比IC改良他工事 橋台 ボックスカルバート 1,203 346 440 平成28年度の出荷予定(納入中) 北陸電力グループさんの発注工事で・・・ 日本海発電株式会社発注工事 三国風力発電所風車設置工事 →803m3の出荷実績 (納入済み) Ⓒ Fukui-Ube Ready-Mixed Concrete Corporation 9 Ⓒ Fukui-Ube Ready-Mixed Concrete Corporation 工事名 構造物の種類 出荷予定(m3) 轟1号橋他下部工事 橋台・橋脚 橋台 2,400 轟地区改良他工事 450 ※ 元々は技術提案で、フライアッシュコンクリートが使用されていたが、 今では温度ひび割れ対策として、国交省が使用を推奨している。 10 Ⓒ Fukui-Ube Ready-Mixed Concrete Corporation -33- 11 最後に・・・ 環境ラベル ・フライアッシュコンクリートの特性は、 研究において、もう十分に把握されている。 今は、実際に使いながら、 フライアッシュコンクリートに、 生コン製造者・施工者・発注者が 順応していく段階にあると思う。 ・環境にやさしいコンクリートである ことを示す環境ラベルを伝票に表示。 発注者の方には、環境ラベルの適用も 評価してほしい。 ・技術提案などを通じてさらなる普及に努めたい。 フライアッシュ有効利用促進検討委員会の報告書が 国交省に対して、非常に役に立っている! 12 -34- ઍ ইছॖ॔ॵ३গ॥থॡজॺش হ ⋇ ভਏ ⋈ ইছॖ॔ॵ३গ॥থॡজॺشলৰౚपणःथ ⋉ হງஂ1 ড়ଅཕੵহ ⋊ হງஂ2 ਨಮਗ਼ৡளྶਝ૦౹ੵহ ⋋ হງஂ3 পૹਝ ৣฅဓੵহ ⋌ হງஂ4 વਸவଡ଼ണੵহ ⋍ হງஂ4 ਲஞଡୗ ൺஸਲ૧ణঈটॵॡੵহ ⋎ ઞ৷౫ ুਓଐෛपणःथ ⋏ ইছॖ॔ॵ३গ॥থॡজॺشभ൹௬ সপ৾6,3७ॼش ਛফা ጇॹথढ़ে॥থॡজॺشઙૄভ 1 2 ইছॖ॔ॵ३গ॥থॡজॺش লৰౚ ভਏ উছথॺચৡ ਯ ਛ9ফ12াଲୗقSBك 3,000ȳ ਘ2ກ ਈপଲୗચৡ 216⒛طh ੵ ૈ૦ਝقઙك প 18 ৵ 2 ७ওথॺংঝॡ 2 ॲথউॺছॵॡ 1 ७ওথॺ ॹথढ़ઙૄভ ႗౫ ুਓ ౫ ুਓ થৱત ॥থॡজॺش൧ 1 ॥থॡজॺشભૼ 3 ॥থॡজૼॺش 4 ੵহู ড়ଅཕੵহ লق⒛ك 7 લਆ৽ଞુ੫৬ ਨಮਗ਼ৡளྶਝ૦౹ੵহ 248 ಧਣ૦ਝقઙك পૹਝ ৣฅဓੵহ 2,900 ৵ਆ૦ਝقઙك ൺஸਲ૧ణঈটॵॡੵহ 1,376 قઙكઠੌ વਸவଡ଼ണੵহ 34.8 ਛ28ফ7া12ਠ ྸੑ 4565.8⒛ ৈਘ২॥থॡজॺشপ෦ੳقਛ21ফ7াك ਛ28ফ6াଜਠ 3 4 -35- হງஂ 1 ড়ଅཕੵহ হງஂ 1 Ⴈؚउेलવਸவग़জ॔पउऐ ॊؚFA॥থলਸ਼1ಀقJISਗષك ড়ଅཕੵহ ਛ27ফ10া ਛ27ফ10া ઉؚహःഉाऋਠ खञऋؚਯؚຑखञ؛ 5 হງஂ 2 ਨಮਗ਼ৡளྶਝ૦౹ੵহ قલਆ৽ଞુ੫৬ك 6 হງஂ 2 ੂभJISল ਛ27ফ11া ਨಮਗ਼ৡளྶਝ૦౹ੵহ قલਆ৽ଞુ੫৬ك ਛ27ফ11া শःଦଵटढञऋؚ ଐऩਙपेॉؚਖऩ ऎಓଛदऌञ؛ 7 8 -36- হງஂ 3 পૹਝ ৣฅဓ قఢఈୗਛੵহك হງஂ 4 NऊैN+FAपਝੑಌ ੂभপলق2,900⒛ك વਸவଡ଼ണੵহਛ28ফ7া7 ਛ27ফ12া 9 হງஂ 5 10 ൺஸਲ ૧ణঈটॵॡ হງஂ 4 ৵ૈ୧ৗ ൺஸਲ ૧ణঈটॵॡ ॡজথफ़ ش10t ణ؞உಕঈটॵॡ ে॥থੵৃऊै৺20ী ഇਮ॥থॡজੵॺشઙૄভHP ेॉ http://www.ryowa-concrete.jp/index.html 11 12 -37- হງஂ 4 ൺஸਲ ૧ణঈটॵॡ قଦ়؞ಓೠਘ২ك ਁુੵহੂলقલਆك হງஂ 4 ൺஸਲ૧ణঈটॵॡ ਛ28ফ5া ْଦ়ٓ ଦ় ரథ ়౫ૻ W/B(%) ౫૨ s/a(%) ७ওথॺ (kg/⒛) ইছॖ॔ॵ ३গ(kg/⒛) (kg/⒛) ౫⋇ (kg/⒛) ౫⋈ (kg/⒛) ႗౫⋇ (kg/⒛) ႗౫⋈ (kg/⒛) ਮද (kg/⒛) 24-840 N+F 52.9 41.2 234 44 147 532 231 715 384 2.780 ઼ఌ૨15.8% ْಓೠਘ২ୡٓ قਜ਼:N/┾ك 3 7 28 3/16ع4/11 13.0 20.7 31.1 4/12ع4/22 13.0 20.7 31.0 4/25ع5/20 12.6 19.9 29.6 5/21ع6/2 13.0 20.3 29.7 13 হງஂ 4 14 ൺஸਲ૧ణঈটॵॡ হງஂ 4 ൺஸਲ ૧ణঈটॵॡ قਙ૾৲ୡك ਛ28ফ5া ॥থॡজॺشभ ரథपेॊ੶ಀ ళलਘ২ ५ছথউྼम ५ছথউইটش ۜے ৢ 24 8 ళल্ ੵੂपؚೄः એਞှऋਠखञऋؚ ഁಕी॑ഛႠपੵ घॊऒधदੰखञ؛ FA॥থभৈःའਙप ेॉؚग़থॺছॵউ ॺग़॔ऋੜপ௷ؚऐ पऎऎऩढञऒधऋ ਉधऔोॊ؛ 15 হඨ ႗౫भਈপ১ ۜۜ ७ওথॺभரథपेॊ੶ಀ ۃ 40 ڸطیӌ55٫ ୡ ટ ୡಀ 1 2 3 4 5 ઈဦಀ 155 155 156 156 156 10:00 ఼ৎമ 7:58 8:30 9:25 9:50 ५ছথউ(cm) 10.0 8.0 10.0 9.0 9.0 ૬ਞ(٫) 5.0 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k g / m3) ( % ) ( % ) W C F A S G 3 4 . 8 4 4 . 61 5 03 6 6 6 5 7 6 2 9 5 8 混和材(フライアッシュ)を用いたコンクリートの開発に取組んでいます。 1/10 2/10 2.PC桁適用に向けた研究結果(FA置換率15%) 2.PC桁適用に向けた研究結果(FA置換率15%) 圧縮強度試験および乾燥収縮試験 プレテンションPC桁の構造特性 当社七尾工場にて 600 80 早 強 単味 FA15% sh) 60 2 設 計 基 準 強 度 50N/mm 50 40 導 入 時 強 度 35N/mm2 乾 燥収縮ひず ずみ(ε 圧縮強 度(N/mm2) 70 500 400 300 200 30 100 20 0 早強 単 味 FA15%置換したPC桁は FA15% 0 7 14 21 経 過 日 数 (日 ) 28 図-1 圧縮強度試験の結果 35 0 28 56 84 112 140 乾 燥 期 間 (日 ) 早強単味と同等の構造特性を 168 有する 図-2 乾燥収縮試験の結果 3/10 4/10 -41- 3.FAC(フライアッシュコンクリート)のPC橋への適用事例 3.FAC(フライアッシュコンクリート)のPC橋への適用事例 プレテンションPCT桁 22600 21900 unit : mm 3300 2500 400 ア ス フ ァ ル ト 舗装 t = 3 0 m m 宮坂橋歩道橋(石川県) CL 400 均しコン ク リ ー ト 80 2 . 0 % 1020 橋長:22.7m 1100 平成26年8月完成 支間:21.9m 幅員:3.3m G1 200 横締P C鋼棒 G2 685 885 685 1530 200 885 5/10 6/10 プレテンション方式PC試験桁 金沢大学SIP WG1(ASR) 2-1.PC試験桁の暴露(たわみ変化) 1.PC試験桁の製作 V=2.8m3/本 【AS09 JISプレテン桁】 ※配合名末尾の数値は、1m3あたりの 追加した等価アルカリ量を示す。 ② ① ① H-ASR10 ② H-ASR13 ③ FA-ASR13 ③ 平成27年4月より 金沢大学角間キャンパスで暴露開始 試験体側面の両端部間に水糸を張り、 スパン中央のそり量を測定 そり 量 7/10 8/10 -42- 2-2. PC試験桁の暴露(ひび割れ発生状況) 桁端部 断面 3. PC試験桁の載荷試験概要 桁端部 側面 ① H-ASR 10 ② H-ASR 13 純曲げ区間の破壊状況 試験場所・年月 桁種別 ピーエス三菱七尾工場 FA15PC桁 HPC桁 76.7N/mm2 59.8N/mm2 圧縮強度(載荷時) ヤング係数(載荷時) ③ FA-ASR 13 ひび割れ発生荷重 終局荷重 撮影日:H28.4.2(製作1年後) 9/10 計算値 実験値 35.3kN/mm2 134.0kN 32.0kN/mm2 120.6kN 171.7kN 147.0kN 計算値 303.8kN 296.5kN 実験値 354.0kN 349.0kN 金沢大学 H28.11(予定) ② H-ASR13 ③ FA-ASR13 10/10 -43- -44- ἧἻỶỴἕἉἷίFA)᭗ԃஊἯὊἻἋἅὅἁἼὊἚỉ ᕹئᡯểẲềỉᚸ̖ӏỎᕹئᡯ২ᘐỉᄂᆮ 䠜㔠ἑᏛ䝺䜽䝏䝲䞊䝩䞊䝹 2016ᖺ7᭶29᪥ 1 2 䕔 యไ䠖 ୍⯡㈈ᅋἲே㝣⏘ᴗάᛶ䝉䞁䝍䞊◊✲ຓᡂ䚸 Ꮫ㻙ᴗඹྠ◊✲ 䕔 ᮇ㛫䠖 ᖹᡂ㻞㻡ᖺᗘ䡚ᖹᡂ㻞㻥ᖺᗘ䠄ணᐃ䠅 䝣䝷䜲䜰䝑䝅䝳㧗ྵ᭷䝫䞊䝷䝇䝁䞁䜽 䝸䞊䝖䛾⸴ሙ㐀ᡂᮦ䛸䛧䛶䛾ホ౯ཬ䜃 ⸴ሙ㐀ᡂᢏ⾡䛾◊✲ ĸᏳᒣᒾ䛸䢈䢓䡮䡭䡫䡸䡩䜢⏝䛔䛯 䝫䞊䝷䝇䝁䞁䜽䝸䞊䝖〇䛾⸴ሙ㐀ᡂᮦ 䜢H25ᖺ11᭶䛻⬟Ⓩἢᓊ䛻タ⨨䛧䚸 ◊✲䜢㛤ጞ䚹 㔠ἑᏛ ⌮ᕤ◊✲ᇦ 䝃䝇䝔䝘䝤䝹䜶䝛䝹䜼䞊◊✲䝉䞁䝍䞊 ୕ᮌ ⌮ 㜵Ἴ ሐ ⸴ሙ㐀ᡂᮦୖ䛷䛾䜹䝆䝯ᒓᗂయ䛾 2 ⏕㛗䜢☜ㄆ䠄H26.10 ) 1 4 3 ṲᏡႇҞỆấẬỦỴὁἥễỄỉྒỉ࣯ᡮễถݲ ṲỽἊἳޓίྵעỂỊ῏ẦẳỜῐểԠᆅὸẦỤನẰủỦᕹئỉ ถ ݲίỴὁἥẆἇἈỺẆỸἝሁỉౡཋὸ эࠊỂỉᕹئϐဃѣỉႆễޒ Ꮚᄞᩬ 䡡11᭶㡭䡠ᡂ⇍䡝㐟㉮Ꮚ䜢ᨺฟ эᒾ ᅗ ㍯ᓥᕷἢᓊ䛷᥇ྲྀ䛧䛯䜹䝆䝯ᒓ䠄䜽䝻䝯䠅 䛺䛹䛻╔䚹㓄അయ䜢ᙧᡂ䚹 䡡ඛ䛛䜙ᛴ㏿䛻⏕㛗 (⬊Ꮚయ) 3 䡡ᑑ3-4ᖺ䛾ከᖺ⏕ 4 -45- 䝣䜱䞊䝹䝗ᐇ㦂䛾┠ⓗ 䝣䝷䜲䜰䝑䝅䝳䠄䠢䠝䠅㧗ྵ᭷䝫䞊䝷䝇䝁䞁䜽䝸䞊䝖 䠑 6 䠢䠝㧗ྵ᭷䝫䞊䝷䝇䝁䞁䜽䝸䞊䝖䠄䝉䝯䞁䝖⨨⋡䠖20-40䠂䠅 䠖ᖹ∧䝁䞁䜽䝸䞊䝖䜘䜚䜒䚸䝩䞁䝎䝽䝷㢮ᗂ⬇䛾╔ᗏ䞉Ⓨⱆ䜔ᗂయ䛾⏕㛗 䝁䞁䜽䝸䞊䝖ᕤᏛᖺḟㄽᩥ㞟,36,䠍䠈(2014䠅 䛜ඃ䜜䛶䛔䜛䛣䛸䜢ሗ࿌ 䖩䝁 ᅗ ᅗ ᖹᯈ䝁䞁䜽䝸䞊䝖䠄ᕥ䠅䛸䠢䠝㧗ྵ᭷ 䝫䞊䝷䝇䝁䞁䜽䝸䞊䝖䠄ྑ䠅 ᅗ 䠢䠝㧗ྵ᭷䝫䞊䝷䝇䝁䞁䜽䝸䞊䝖ୖ䛷 5 ⏕㛗䛧䛯䝩䞁䝎䝽䝷㢮 䝣䜱䞊䝹䝗ᐇ㦂⏝⸴ሙ㐀ᡂᮦ 䠄ᖹᡂ㻞㻡ᖺ㻝㻝᭶䛻ᾏᇦタ⨨䠅 䠖ഃ㠃䛻䚸㻲㻭㧗ྵ᭷䝫䞊䝷䝇䝁䞁䜽䝸䞊䝖䛺䛹 䠐✀㢮䛾䝁䞁䜽䝸䞊䝖䝟䝛䝹䜢㈞䜚䛡 ᅗ ᾏᇦタ⨨ᚋ䛾⸴ሙ㐀ᡂᮦ 6 ἧỵὊἽἛ᬴ܱ૾ඥ 7 8 ᅗ ₯Ỉㄪᰝ ܱଐ FAྵ ྵ䜎䛪 7 ᅗ 䝇䝫䜰䝞䝑䜾䠆 ϋܾ ᇹᾀׅ ᾁᾀᾃ/ᾀ/ᾁᾅ ൦ᛦ௹ỆợỦბཞඞỉᄩᛐ ỽἊἳޓᾆ̾˳ ᇹᾁׅ ᾁᾀᾃ/ᾀᾀ/ᾁᾄ ἋἯỴἢἕἂ૾ࡸόỆợỦỽἊἳޓỉછᆔίბ̟ᡶὸ ᇹᾂׅ ᾁᾀᾄ/ᾄ/ᾁᾄ ൦ᛦ௹ỆợỦბཞඞỉᄩᛐ ỽἊἳޓᾀᾃ̾˳ ᇹᾃׅ ᾁᾀᾄ/ᾀᾀ/ᾇ ൦ᛦ௹ỆợỦბཞඞỉᄩᛐ ỽἊἳޓᾀᾂ-ᾀᾆ̾˳ ᇹᾄׅ ᾁᾀᾅ/ᾅ/ᾂ ൦ᛦ௹ỆợỦბཞඞỉᄩᛐ ỽἊἳޓᾀᾅ̾˳ 8 -46- 9 10 ỽἊἳޓỉბဃཞඞίᾁᾀᾅ࠰ᾅஉὸ ᾀὸ ᄻᾑỉ᩿ͨᾁ Ệᨼɶ ίඬුỉࢨ᪪ᾎὸ ᾀᾀ̾˳/ ᾀᾅ̾˳ ᾁ ᅗ 3 ᾀ 6 1 ᾁὸ ἧἻỶỴἕἉἷኒ ᾉ ᾀ̾˳/ ᾀᾅ̾˳ ᩼ἧἻỶỴἕἉἷኒ ᾉ ᾅ̾˳/ᾀᾅ̾˳ ᾂὸ ᘙ ޖᾉ ̾˳/ᾀᾅ̾˳ ί῍ώᾄᾼὸ ɶ ޖᾉ ᾇ̾˳/ᾀᾅ̾˳ ίώᾄ῍ᾀᾼ൦ขὸ ข ޖᾉ ᾇ̾˳/ᾀᾅ̾˳ ίᾀ῍ᾀώᾄᾼ൦ขὸ 2 1 ྛ䝟䝛䝹ୖ䛷䛾䜹䝆䝯ᒓ䛾╔ᗋᩘ 䠄2016ᖺ6᭶3᪥䠅 9 10 㻮㻛᩿ͨ㻞㻛Ό ῟῞ῩῚᾁήὸ 11 12 㻝ᖺᚋ 㻞㻜㻝㻠㻛㻝㻜㻛㻞㻢 㻔ᖹᆒⴥ㛗䠖㻣㻚㻞㼏㼙䚸 㼚㻩㻟㻕 㻞ᖺᚋ 㻞㻜㻝㻡㻛㻝㻝㻛㻤㻌 㻔ᖹᆒⴥ㛗䠖㻞䠓䠊䠐 㼏㼙䚸㼚㻩㻡㻕 㻞䠊㻡ᖺᚋ 㻞㻜㻝㻢㻛㻢㻛㻟 㻔ᖹᆒⴥ㛗䠖㻟㻤䠊㻟㼏㼙䚸 11 㼚㻩㻢㻕 ᙳ䠖2015/5/25 䠄1.5ᖺ┠䠅 -47- 12 13 14 ίᾂὸἁἿἳỊẆ ᾁᾀᾅ࠰ᾅஉỂᚘᾀᾅ̾˳ᄩᛐẰủẺẇ̾˳ ỉٻҞỊᓶᧈầᾂ῍ᾄᾲᾼỉᾂ࠰Ⴘ̾˳ỂẝụẆᛦễ ဃᧈầᛐỜỤủẺẇ ίᾃὸἁἿἳỉბỊẆᄻBỉ᩿ͨᾁỆᨼɶẲềấụ(11̾˳ /16̾˳) ඬුሁỉࢨ᪪ầẝỦẮểầਖ਼ܭẰủẺẇ ίᾀὸᏡႇ؏עỆỊỽἊἳޓểẲềẆἽỴἻἳểἁἿἳầฆ נẲềẟỦẇஜ᬴ܱỆấẟềဃᧈẲềẟỦỽἊἳޓỊẆˎఌ ỉ࢟ཞẦỤҤ૾ኒỉἁἿἳỂẝỦẮểầଢỤẦỆễẾẺẇ ίᾁὸἁἿἳỆьảɟᢿỉἭὅἒὁἻỉьλờᙸỤủềấụ ྵנỊỽἊἳޓẆἭὅἒὁἻễỄỉٻᙓᕹί࠰ٶဃὸ Ầ ỤễỦᕹئെ᨞ộỂᢟᆆầᡶỮỂẟỦẇ ίᾄὸᾕᾐ᭗ԃஊἯὊἻἋἅὅἁἼὊἚኒỉἣἽỆἁ ἁἿἳỉ ბૠầٶẟͼӼầẝẾẺίᾀ̾˳/ᾀᾅ̾˳ὸẇ ίᾅὸ൦ขώᾄᾼỉἣἽỆỊἁ ἁἿἳỉბẆဃᧈỊᩊ ỂẝẾẺẇ 13 14 15 H25 ࠰ࡇ 䝣䜱䞊䝹 ᕹئỉ ᙌᡯểᚨፗ 䝗ᐇ㦂 H26 ࠰ࡇ H27 ࠰ࡇ H28 ࠰ࡇ H29 ࠰ࡇ ɟ࠰Ⴘෙᕹ ʚ࠰Ⴘෙᕹ ɟ࠰Ⴘෙᕹ ɤ࠰Ⴘෙᕹ ʚ࠰Ⴘෙᕹ ɟ࠰Ⴘෙᕹ ίׄ࠰Ⴘ්Јᾎὸ ɤ࠰Ⴘෙᕹ ʚ࠰Ⴘෙᕹ ɟ࠰Ⴘෙᕹ ₯Ỉㄪᰝ 䠄䠎ᅇ䠅 ₯Ỉㄪᰝ 䠄䠎ᅇ䠅 ₯Ỉㄪᰝ 䠄䠎ᅇ䠅 ₯Ỉㄪᰝ䠄䠎ᅇ䠅 ⸴ሙᮦᘬ䛝ୖ䛢ㄪᰝ䚸 㻒㻌᧔ཤ 15 -48-
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