1.講習会内容 (1)テーマ: 「生態心理学的概念を導入した運動療法 ~動作分析~」 (セミナー番号 10345) (2)日 時:平成 28 年 9 月 3 日(土)~4 日(日) (3)場 所:福井県立病院 3 階 リハビリテーション室 (4)内 容:①姿勢や基本動作をクラインフォーゲルバッハの運動学概念を中心に分析する。 ②さらに姿勢・動作を変化させるために必要な知識と技術を習得する。 ③「生態心理学的概念に基づく運動療法」の概念については、藤田保健衛生大学 客員教授の冨田 昌夫 先生 をお招きしての講義を予定しています。 ④本研修会は動作分析や治療の実技を中心に進めていきます。日頃、動作分析や 誘導が苦手と感じられている先生方にとって、参考になる内容となっています。 (5)対 象:理学療法士ならびに作業療法士(会員外) ※作業療法士も参加可能です。お知り合いの方で興味がある方がおられましたら、 お声かけをお願いいたします。(※作業療法士会には案内がまわっていません) (6)受講費:16,000 円(会員外 20,000 円) (7)定 員:26 名(応募多数の場合、選考抽選あり) (8)申込方法:①氏名、②所属、③会員番号(PT の方はポイントがつきます)、④経験年数(PT/OT)、 ⑤連絡先(所属先住所、メール等)を入力の上、下記メール又は FAX にてお申込下さい。 (9)申込締切:平成 28 年 8 月 6 日(土) 2.生態心理学的概念を導入した運動療法とは? (1)こんなことで困っていませんか? ①動作はできるのに、日常生活上ではしていない(できる-している ADL 問題) ②動作可能な身体機能はあるのに、動作がなぜかできない、難渋している。 (2)生態心理学に基づく動作の捉え方 ①これまで動作分析は分析的・論理的に言語化して解釈されてきました。治療は論理的に 分析できたことに対し、課題指向的に動作を意識化させる方法で治療を行ってきました。 従来の概念でも運動学習を説明できますが、上記課題等は十分に説明ができていません。 ②生態学では、本来は無自覚的に遂行される動作を、身体機能のみならず環境との相互作用 の結果として捉えています。治療では知覚と運動を一体のシステムとして捉え、文脈的に変化 していく現象を捉えつつ、環境に対する働きかけを促していきます。 3.申込・問い合わせ先 医療法人寿人会 鯖江リハビリテーション病院 松村健市 TEL :0778-51-2755 FAX:0778-51-4271 E-mail:[email protected]
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