造林補助事業について H20.3 1. 造林事業は、計画に基づき実施する公共(国庫補助)事業です。 ○ 神河町で造林の5ヶ年計画(市町森林整備計画等)と年度別計画をたてています。 ○ 森林所有者の皆さんも、共同又は単独で5年間の森林施業計画を作成することにより、 計画的な施業(間伐等)を実施することになります。 (森林組合と長期受委託契約を締結しておけば、施業計画は樹立済) (施業計画が樹立されている、いないで補助率が大きく変わります。) ○ 補助金を受け取ってから5年間は書類を保管し、開発等も実施できません。 (補助金返還の対象となります。) 計画的な施業(間伐等)を実施することになります。 2. 事業採択のための面積要件 ○ 1作業地の面積は、0.1ha以上 ○ 1年間の作業面積が、4.0ha以上 (施業計画を樹立しておけば、0.5ha以上) (生産森林組合は、3.0ha以上 (施業計画を樹立しておけば、0.5ha以上)) その他のお知らせ 1. 間伐上乗せ補助事業 (環境対策育林事業 … 県単事業) (H14∼H23の10年間) 伐り捨て間伐(標準)事業費の補助残(個人負担分の32%以内)を町と県で負担します。 (森林所有者の負担軽減) 【条件】 ○ 16∼45年生のスギ・ヒノキ林の間伐 (造林補助申請をしたもの) ○ 森林組合が請負で実施していること (自分の山を自分が実施した場合は×) 【注意】 事業費は、県の伐り捨て間伐の標準単価により計算されます。 補助金は、森林組合から町へ申請します。 2. 緊急防災林整備 (県民緑税活用事業) 県単事業 (H18∼H22の5年間) ○ 事業内容 … 間伐等で伐採した『伐採木を利用した土留工』の実施 ※ 土留工とは、間伐木を枝払いし、斜面と平行に並べ固定する工法 【条件】 ○ 45年生以下のスギ・ヒノキの人工林 かつ ○ 山地災害防止機能の高い森林(県で指定)或いは傾斜が30度以上の事業地 ○ 事業主体 … 森林組合等 3. 保安林に関する注意事項 ○ 保安林に指定されると、税金の減額免除等の優遇措置が受けられます。 ○ そのかわり、立木の伐採(保安林内立木伐採許可申請書)や土地の形質の変更 (保安林内作業許可申請書)には、事前に申請と県許可が必要です。 ○ 人工林の皆伐をした場合には、植栽の義務があります。 (指定要件により、皆伐不可の場合もあり) 治山事業で施業したスギ林の場合60年生まで、ヒノキ林の場合70年生まで皆伐は原則不可です。 許可申請 皆 伐 届 出 択 伐 間 伐 2/1、6/1、9/1、12/1から30日以内に申請 姫路農林水産振興事務所 (伐採面積の限度公表の日:年4回) 伐採する日の20日前までに提出 伐採する日の20日前までに提出 治山課 へ提出 〃 〃 ※ いずれの場合も、違反すると中止命令や復旧命令のほか罰金の場合もあるので、注意を! (全額個人負担) 4. 森林国営保険に入りましょう ○ 間伐実施後、しばらくの間は風倒木の危険が高まります。 ○ もしもの時にそなえて、森林国営保険に入りましょう (問い合わせは森林組合まで)
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