平成 28 年度技術シーズ創生研究事業プロジェクトステージ「県産乳酸菌の利活用に関する研究」における「微生物共同探索事業」公募要領１技術シーズ創生研究事業プロジェクトステージ「県産乳酸菌の利活用に関する研究」の概要 (1) 研究の目的本県の発酵産業の競争力強化を図るため「発酵技術」を現在利用している事業者（清酒、醤油、漬物等）を対象として、各事業者オリジナル（いわゆる蔵付き）の乳酸菌を分離し、利活用法を検討することにより、既存商品の品質向上、工程改善、および新商品の開発を目指すものです。 (2) 研究の内容分野毎の小テーマを設定し、以下の取り組みを進めています。 ① 単離：県産発酵食材からの有用乳酸菌単離、ライブラリーの構築、供給体制の整備 ② 漬物：漬物から分離された乳酸菌を活用した新商品の開発 ③ 醤油：蔵付き乳酸菌を用いた醤油の開発 ④ 酒母：風味に優れる酒母用乳酸菌の開発 ⑤ ①で見いだされた乳酸菌の利活用法の開発２公募の内容 (1) 事業における本公募の位置づけ技術シーズ創生研究事業プロジェクトステージ「県産乳酸菌の利活用に関する研究」における小テーマ「県産発酵食材からの有用乳酸菌単離」で行われます。 (2) 対象事業者応募できる事業者等は、県内に事業所を有し、研究開発を実施する能力を有する株式会社、有限会社（会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律（平成 17 年法律第 87 号第 2 条第 1 項）に規定する旧有限会社をいう。以下同じ。）又は営利を目的とする業を営む団体、並びに県内に主たる事務所を有し、研究開発を実施する能力を有する特定の法律によって設立された組合及びその連合会とします。なお、本条件を満たす複数企業等による連名応募も可とします。 (3) 乳酸菌の分離対象事業者等で自ら製造、販売している発酵食品、又はその製造工程環境に限ります。 (4) 実施期間覚書締結の日から平成 29 年 3 月末まで。 (5) 経費乳酸菌の単離に関わる研究経費は当センターが負担します。 (6) 成果の報告当センター及び事業者等は、乳酸菌の分離作業を終了又は中止したときは、作業に関する経過と結果を記載した報告書を作成することとします。 (7) 成果及び知的財産権の取扱い本事業に基づき分離した微生物及び得られた情報については、原則として当センターと事業者等とで共有するものとします。なお、特許等の知的財産権が生じた場合は、事業者等の貢献度を踏まえて協議のうえ決定された持分において共有とします。 (8) 秘密の保持当センター及び事業者等は、当該単離作業により知り得た相手方の秘密を相手方の事前承諾なしに、第三者に漏洩してはならないとします。ただし、当該情報が次のいずれかに該当する場合は、この限りではありません。 1 なお、必要に応じて別途秘密保持契約を締結することができます。 ① 既に公知の情報であるもの ② 第三者から秘密保持義務を負うことなく正当に入手した情報であるもの ③ 法人が相手方から情報を入手した時点で既に保有していた情報であるもの ④ 相手方から知り得た情報によらないで独自に創出又は発見したことが書面により立証できるもの。 ⑤ 他の規則等に別段の定めがあるもの (9) 成果の公表当センターは、作業の実施期間中に作業内容を第三者に知らせようとするときは、あらかじめ事業者等の同意を得るものとします。なお、当センターは、作業の終了後には作業の成果を原則として公表することとしますが、事業者等の同意が得られない場合は、その全部又は一部を公表しないことができます。３申込み手続き (1) 募集期間平成 28 年 8 月 1 日（月）～ 8 月 31 日（水）午後 5 時（必着） (2) 申請書の提出先・お問い合わせ先地方独立行政法人岩手県工業技術センター食品技術部担当：高橋住所：盛岡市北飯岡二丁目 4 番 25 号電話：０１９－６３５－１１１５ FAX：０１９－６３５－０３１１ E-mail：[email protected] (3) 提出書類申込書〔別紙〕を郵送、FAX 又は E メールで１部提出してください。なお、複数企業等が連名応募する場合、申込書１部で構いませんが、各社分について漏れなく記載して下さい。 (4) 申込から乳酸菌単離までの流れ申込書受領後、最初に事前協議を行います。この協議では申込者が対象事業者であるか確認を行うとともに、将来的に乳酸菌を利用してどのようなことを行いたい、どのようなことが可能か双方の認識を一致させます。この協議で合意に至れば次に乳酸菌単離作業に関わる約束事や単離した乳酸菌の取扱い等に関する覚書を締結し、乳酸菌の分離作業を行います。以上 2 〔別紙〕平成年月日微生物共同探索事業に関する申込書地方独立行政法人岩手県工業技術センター理事長様申込者所在地名称代表者印 ○ 技術シーズ創生研究事業プロジェクトステージ「県産乳酸菌の利活用に関する研究」における「微生物共同探索事業」について、自社商品等からの乳酸菌の単離を希望するため、下記の通り申込みます。名称申所在地込者事業内容取扱商品乳酸菌の分離場所、対象 ※記載欄が不足する場合は、適宜追加して構いません。連フリガ氏ナ名（姓）（名）絡所属・役職担連絡先電話ファックス当電子メール者 ※記載欄が不足する場合は、適宜追加して構いません。 3