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(4-1)
消防設備点検業務仕様書(その1)
大阪府新別館管理組合
第1章 一般事項
(大 要)
第
1条
本件は、下記の施設に設置されている消防用設備等について定期保守点検を行うもの
である。
大阪府新別館南館・北館(大阪市中央区大手前3丁目1番43号)
(設計図書、関係法規、規格等の適用)
第
2条
保守点検の実施に当たって、「建築保全業務共通仕様書(国土交通省大臣官房官庁営
繕部監修 最新版)
」及び関係法規・規格等に基づくこと。
(提出書類)
第
3条
受注者は、以下の書類を指定期日までに、大阪府新別館管理組合(以下「管理組合」
という。
)に提出すること。
1
着手届
2 工程表
3 業務責任者等届
4 経歴書
5 作業員届(必要な資格免許の写しを添付のこと)
6 完了届
7 請求書
8 保守点検写真・・・・・・・・・・・2部
(カラー写真、サービスサイズ以上。但し、デジタルカメラでの撮影も可とする。)
9 保守点検報告書・・・・・・・・・・2部
(注)消防への届出書の書類は別途必要
10 その他管理組合が求める書類
(名札等の着用)
第
4条
現場作業員は、保守点検中、名札等を着用すること。また業務責任者は常に腕章等
を着け、現場の責任者であることを明らかにすること。
(有資格者の配置)
第
5条
本件は、消防法に基づき点検するものであり、その点検者は消防設備士または総務大
臣が認める資格者を有すること。また作業上、法令で定められている資格者を有する作
業においては必ず有資格者を配置すること。また、作業員届に有資格者の免状の写しを
添付すること。
(軽微な事項に対する費用負担)
第
6条
仕様書等に記載されていない事項であっても、保守点検の実施上、監督員が当然必要
と認める軽微な事項については、その材料及び作業に要する一切の費用を受注者が負担
すること。
(既設構造物に対する弁償)
第
7条
受注者は、保守点検期間中他の既設構造物に損傷を与えたときは、受注者の負担で監
督員の指示に従って速やかに現状に復旧すること。
(下請け等の禁止)
第
8条
受注者は、保守点検の全部又は大部分を一括して第三者に委任し、又は請け負わせて
はならない。
(事前調査)
第
9条
受注者は、詳細に事前調査を行ったのち監督員と十分打合せを行い、保守点検の際、
本大阪府新別館設備等に支障をきたさないように配慮すること。
(現場内の整頓)
第10条
受注者は、点検中現場内を常に整頓し、他に支障を与えないようにする。
(現場内の安全)
第11条
受注者は、常に労働安全衛生法に基づき安全には万全を期し、監督員の指示に従って
十分な設備や作業員の教育・指導を行うこと。万一作業員の不注意によって事故が発生
した場合は、監督員に報告し、その指示に従って速やかに処理すること。
(作業の開始及び修了)
第12条
受注者は、作業開始および修了時に必ず監督員に連絡を行うこと。
第2章 保守点検共通事項
(点検(施行)計画の提出)
第13条
本点検を実施する前に、点検箇所・工程等を明確にし、点検(施行)計画を作成し、
管理組合に提出し承諾を受けること。
また、計画の変更の必要が生じ、かつ、その内容が重要と判断される場合は、変更日
程を監督者に報告し承諾を受けること。
(点検実施時期)
第14条
点検時期は管理組合と打ち合わせのうえ決定する。
(報告書)
第15条
点検報告書は消防庁告示に定める報告書であり、消防設備自主点検報告書として使用
できるものとする。
各消防設備の点検に対し、必要数の点検写真を撮影し、写真を提出すること。
点検において発見された不良箇所については報告書に記載するとともに、不良箇所の写
真を添付すること。
受注者は、消防機関等への報告書は速やかに作成し提出すること。
第3章 保守点検実施要領
(点検回数)
第16条
点検は、前期、後期の年2回実施とする。
1
前期
2 後期
機器点検、消火器等の取替
機器点検及び総合点検
(点検項目)
第17条
大阪府新別館消防設備の点検は次により行うこと。
(1) 機器点検及び総合点検
大阪府新別館南館・北館及びその付属施設の該当する全設備とし、点検項目、各
消防設備の数量等は、別紙消防設備点検業務仕様書(その2)のとおりとする。
放出試験等の後の補充及び更新処置を行うこと。
(2) 消火器及び消火設備用蓄電池触媒栓の取替等を行うこと。
ABC-10 消火器(蓄圧式)
17本
ABC-20 消火器(畜圧式)
2本
強化液-3消火器(蓄圧式)
21本
非常電源用蓄電池触媒栓(MG27-G21)
48個
消防設備用蓄電池触媒栓(HS-30E)
12個
詳細は別紙消防設備点検業務仕様書(その2)のとおりとする。
廃棄リサイクルシール及び新製品用リサイクルシールにかかる諸費用は受注者
の負担とする。
本保守点検で撤去した取替部品については、受注者で適切に処分すること。
(消防訓練への協力)
第18条
外観・機能点検1回、総合点検1回を実施するとともに、大阪府新別館内で実施する
消防訓練に協力するものとする。
(成果品など)
第19条
成果品の納入について
1 本仕様書第3条の提出書類の 8、9に示した
保守点検写真集・・・・・・・・・・・・2部
保守点検報告書・・・・・・・・・・・・2部
2 消防法にて、届出書などに必要な各書類として・・・・正、副、控 3部必要
(電子資料も提出のこと。)
(その他)
第20条 その他事項(要領など)
1 受注者は、本保守点検について、消防関係法令の規定に基づき実施するものとする。
2 点検の年2回(機器点検1回、機器点検及び総合点検1回)は、管理組合の指定する日(土・
日・祝日を含む)に行うものとする。
3
受注者は、点検時に誤報・誤動作等の事態が発生しないよう処置すること。万が一発生
した場合は迅速に適切な処置をとらなければならない。
4 受注者は、点検の結果あるいは処置の内容について管理組合に報告し、承諾を受けなけれ
ばならない。
5 受注者は点検の結果、設備の維持上有害な事項その他故障を発見したときは、速やかに管
理組合に報告すること。
6 点検対象設備で点検を完了した消防設備等には、見易いところに点検済証のシールを貼付
するものとする。