P26 小美玉市消防本部だより[ PDF: 659.4KB]

救急医療週間、救急の日
9月4日(日)~ 10 日(土)は「救急医療週間」、9月9日(金)は「救急の日」
救急医療や救急業務に対する正しい理解と知識を深めるとともに、救急医療関係者の意識の高揚を高める
ため、9月9日を「救急の日」、また、救急の日を含む1週間(日曜日から土曜日まで)を「救急医療週間」
と定めています。
増加する救急出場
小美玉市消防本部における救急出場件数は、
昭和 57 年の 725 件に対し、平成 26 年には、
1,975 件と過去最高になり、この 30 余年の間
に実に 2.7 倍となっています。
119 番通報で救急車の要請を受けると、管轄の消防署から救急車を出場させていますが、救急要請件
数が増加すると、管轄している消防署の救急車が出場中になり、隣接する消防署から救急車が駆け付け
ることが多くなります。このため、救急車が出場してから要請場所に到着するまでの平均時間は、年々
延長傾向にあり傷病者への影響が危惧されています。
一方、救急車で搬送した方のうち、入院を必要としない軽症の割合は 50%以上を占めており、救急車
の適性利用が課題となっております。
救急車は市民が共有する貴重な財産です。その限りある貴重な財産を、本当に必要な人が必要なとき
に利用できるよう、救急車の適正な利用をお願いいたします。
いざというときのために応急手当の知識と技術を身につけておきましょう
(本年4月「救急蘇生法の指針 2015(市民用)」が5年ぶりに改訂)
事故や急病などで心肺停止になった人を救うには、救急車が到着するまでの間に、そばに居合わせ
た人が速やかに心肺蘇生(そせい)などの応急手当を行う必要があります。いざというときのために、
消防署の講習会に参加して応急手当の知識と技術を身につけておきましょう。
すでに講習を修了された方も、3年毎の講習をお勧めしておりますので、この機会に是非再講習を
受講されてはいかがでしょうか。
*AEDの使用法を含めた救急講習会等およ
び防火教室について、随時各消防署におい
て受け付けを行っていますので、受講希望
者は下記までご連絡ください。
連 絡 先
◇小 川 消 防 署 0299-58-4611
◇美野里消防署 0299-48-2266
◇玉 里 消 防 署 0299-58-0555
26
平成 28 年 7 月 21 日 お知らせ版
小美玉市管内における火災・救急出場件数
平成 28 年火災発生・救急出場件数
区 分
火 災
救 急
急 病
交通事故
一般負傷
その他
6 月中
累 計
2
143
103
18
10
12
15
928
588
110
122
108