クロマトデータシステム - Agilent Technologies

Agilent OpenLAB
クロマトデータシステム
(CDS)
ワークステーションの
インストールと
コンフィグレーションガイド
Agilent Technologies
注意
© Agilent Technologies, Inc. 2010-2016
保証
このマニュアルの内容は米国著作
権法および国際著作権法によって
保護されており、Agilent
Technologies, Inc. の書面による事前
の許可なく、このマニュアルの一
部または全部をいかなる形態(電
子データやデータの抽出または他
国語への翻訳など)あるいはいか
なる方法によっても複製すること
が禁止されています。
このマニュアルの内容は「現状の
まま」提供されることを前提とし
ており、将来の改訂版で予告なく
変更されることがあります。ま
た、Agilent は適用される法律に
よって最大限許される範囲におい
て、このマニュアルおよびそれに
含まれる情報に関し、商品の適格
性や特定用途に対する適合性への
暗黙の保障を含み、また、それに
限定されないすべての保証を明示
的か暗黙的かを問わず、一切いた
しません。Agilent は、このマニュ
アルまたはこのマニュアルに記載
されている情報の提供、使用また
は実行に関連して生じた過誤、付
随的損害あるいは間接的損害に対
する責任を一切負いません。
Agilent とお客様の間に書面による
別の契約があり、このマニュアル
の内容に対する保証条項がここに
記載されている条件と矛盾する場
合は、別に合意された契約の保証
条項が適用されます。
マニュアル番号
M8301-96008
エディション
03/2016
Printed in Germany
Agilent Technologies
Hewlett-Packard-Strasse 8
76337 Waldbronn
ソフトウェアリビジョン
このガイドは、Agilent OpenLAB
CDS のリビジョン A.02.02 SR2 に対
応しています。
Microsoft ® および Windows Server
® は、Microsoft Corporation の米国
の登録商標です。
技術ライセンス
本書で扱っているハードウェアお
よびソフトウェアは、ライセンス
に基づき提供されており、それら
のライセンス条項に従う場合のみ
使用または複製することができま
す。
安全にご使用いただく
ために
注意
注意は、取り扱い上、危険が
あることを示します。正しく
実行しなかったり、指示を遵
守しないと、製品の破損や重
要なデータの損失にいたるお
それのある操作手順や行為に
対する注意を促すマークです。
指示された条件を十分に理解
し、条件が満たされるまで、
注意を無視して先に進んでは
なりません。
警告
警告は、取り扱い上、危険が
あることを示します。正しく
実行しなかったり、指示を遵
守しないと、人身への傷害ま
たは死亡にいたるおそれのあ
る操作手順や行為に対する注
意を促すマークです。指示さ
れた条件を十分に理解し、条
件が満たされるまで、警告を
無視して先に進んではなりま
せん。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
本書の内容
本書の内容
本インストールガイドでは、Agilent OpenLAB クロマトデータシステム
(CDS)ワークステーションのインストールおよび設定について説明してい
ます。
表 1
このドキュメントで使用される用語と略語
用語
説明
ChemStation
OpenLAB CDS ChemStation エディション
EZChrom
OpenLAB CDS EZChrom エディション
ECM
OpenLAB Enterprise Content Manager
Data Store
OpenLAB Data Store
AIC
Agilent 機器コントローラ
1 はじめに
この章では、OpenLAB CDS ソフトウェアの概要を説明します。また、イン
ストールを開始する前の要件についても説明します。
2 ワークステーション PC の設定
Agilent 提供の PC バンドルには、サポートされている Windows オペレー
ティングシステムがプリインストールされ、パフォーマンスが最適になる
ように設定されています。Agilent PC バンドルシステムではない場合、パ
フォーマンスを最適化するためにマニュアルでコンフィグレーション変更
を行う必要があります。この章では、Agilent 以外の PC バンドルシステ
ムを設定する方法を説明します。
3 ソフトウェアのインストール
ソフトウェアは、OpenLAB CDS マスターインストーラで自動的にインス
トールされます。このツールにより、OpenLAB CDS の各種コンポーネント
がインストールされます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
3
本書の内容
4 スクリプト化インストール
この章では、コマンドラインモードを使用するインストールまたはアンイ
ンストール用の構文とパラメータについて説明しています。
5 オプションの手順
この章では、OpenLAB Data Analysis をアドオンとして、あるいはスタン
ドアロンアプリケーションとしてインストールする方法について説明しま
す。また、追加ドライバーとソフトウェアウィザードに関する情報および
Software Verification Tool に関する情報も提供します。
6 OpenLAB CDS スタンドアロンワークステーションの最新バージョンへの
アップグレード
この章では、OpenLAB CDS ワークステーションのアップグレードについて
説明します。
7 ソフトウェアのアンインストール
この章では、OpenLAB CDS アンインストールウィザードを使用したアンイ
ンストールについて説明します。また、アンインストール後のタスクにつ
いても説明しています。このタスクは、同じコンピュータに ChemStation
を再インストールする場合に必要です。
4
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
目次
目次
1 はじめに
7
対象読者
8
Agilent OpenLAB CDS ソフトウェア
始める前に
10
2 ワークステーション PC の設定
9
13
設定について
14
Windows のインストール
15
OpenLAB CDS ChemStation エディション用の Windows
コンフィグレーションチェック
16
Windows 7 の設定
17
Windows 8.1 の設定
24
ウィルス対策プログラムの設定
29
LC/MS システムと CE/MS システムのセキュリティ設定の編集
3 ソフトウェアのインストール
32
35
手順 1: インストールの準備
36
手順 2: 指定したフォルダーに DVD をコピーしてインストールする
(オプション)
37
手順 3: システムコンフィグレーションチェッカーの実行
39
手順 4: サードパーティツールのインストール
41
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
43
インストール後のタスク
49
次の作業内容
51
4 スクリプト化インストール
53
スクリプト化インストールについて
54
XML としてエクスポート
55
パラメータおよびリターンコード
56
インストール、アップグレードまたは修復
アンインストール
61
ログおよびトレース
62
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
59
5
目次
5 オプションの手順
63
OpenLAB Data Analysis をアドオンまたはスタンドアローン
アプリケーションとしてインストール
64
追加ソフトウェアとドライバーのインストール
67
ソフトウェアインストール後のソフトウェアベリフィケーションの
実行
68
ワークステーションのネットワークワークステーションへの転換
69
オフラインマシン上でのパフォーマンスの向上
71
セキュアファイル IO を用いた ChemStation フォルダーの保護
72
6 OpenLAB CDS スタンドアロンワークステーションの最新バージョンへの
アップグレード
73
ライセンスアップグレード
74
ChemStation エディションワークステーションのアップグレード
EZChrom エディション ワークステーションのアップグレード
7 ソフトウェアのアンインストール
79
アンインストールについて
80
マスターインストーラの実行
81
OpenLAB CDS アンインストールウィザードの実行
6
75
77
82
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
1
はじめに
対象読者
8
Agilent OpenLAB CDS ソフトウェア
始める前に
9
10
この章では、OpenLAB CDS ソフトウェアの概要を説明します。また、
インストールを開始する前の要件についても説明します。
Agilent Technologies
7
1
はじめに
対象読者
対象読者
本インストールガイドは、システム管理者およびその他のユーザーが
Agilent OpenLAB クロマトデータシステム(CDS)を各ワークステーション
に素早く、正確にインストールできるようにすることを目的としています。
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図 1
8
ワークステーションの構成
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
はじめに
Agilent OpenLAB CDS ソフトウェア
1
Agilent OpenLAB CDS ソフトウェア
Agilent OpenLAB ソフトウェアスイートは、Agilent OpenLAB CDS、
OpenLAB エンタープライズコンテンツマネージャ(ECM)、OpenLAB Data
Store、およびいくつかのアドオンから構成されています。
Agilent OpenLAB CDS ソフトウェアスイートは、小規模のスタンドアロー
ン分析ラボから、数百のロケーションを持つグローバルネットワークまで、
顧客のニーズに合わせたシステムを形成します。OpenLAB ソフトウェアを
使用すると、多数のベンダーの機器を、個々のワークステーションやワー
クグループからグローバルエンタープライズにいたるまで、あらゆる規模
のネットワークに接続することができます。機器のフルコントロール、管
理の一元化、および容易なサポートにより、ユーザーは運営コストの低減
を実現でき、機器を利用しやすくなります。OpenLAB スイートのその他の
製品については、Agilent またはその関係者にお問い合わせください。
Agilent OpenLAB CDS ソフトウェアは DVD で提供されます。次の表に、本
エディションのソフトウェアのディスクを示します。
表 2
OpenLAB CDS のコンポーネント
ディスク名
ChemStation
Edition
EZChrom
Edition
OpenLAB Shared Services ソフトウェア
X
X
OpenLAB CDS ChemStation Edition Core
Software
X
OpenLAB CDS ChemStation Edition Drivers
X
OpenLAB CDS EZChrom Edition Core Software
X
OpenLAB CDS EZChrom Edition Drivers
X
OpenLAB Support & Utilities
X
X
OpenLAB Data Analysis1
X
X
1
OpenLAB CDS ワークステーション、または、エンタープライズパスに AFS
(Advanced File Security: 高度なファイルセキュリティ)を設定していない
OpenLAB CDS EZChrom システムでのみサポートされています。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
9
1
はじめに
始める前に
始める前に
ソフトウェアのインストールを簡素化するため、実際にソフトウェアイン
ストールを開始する前にいくつかのコンフィグレーションオプションを決
めておくと便利です。
1 コンピュータ名を決めます。
コンピュータ名は、機器コンフィグレーションに反映されます。煩雑な
作業を避けるため、OpenLAB CDS のインストール後はコンピュータ名を
変更しないことをお勧めします。
2 OpenLAB CDS をインストールするには、全てのサーバーおよびクライア
ントに対する管理者権限を持っている必要があります。パワーユーザー
権限では不十分です(インストールを開始できません)。
3 データ、メソッド、シーケンス、コンフィグレーションなど、データシ
ステムソフトウェアに関連するすべてのファイルを保存するディレクト
リの場所を決めます。ディレクトリは、ソフトウェアを実行中の PC か
ら常にアクセスできる必要があります。
4 お使いのシステムで OpenLAB ECM を使用する場合、ECM サーバー名を取
得してください。
注記
ECM および OpenLAB の両方に対して管理者権限を持っていることを確認して
ください。
5 ソフトウェアをインストールする方法を決めます。
• 使用するコンピュータに DVD から直接インストールする場合 - ワーク
ステーションのディスクドライブに、必要なディスクを直接読み込み
ます。( 推奨 )
• 指定したロケーションに DVD をコピーしてインストールする場合 ユーティリティを使用して DVD コンテンツをネットワーク共有フォ
ルダーまたは USB ドライブにコピーし、そのロケーションからイン
ストールを連続して実行することができます。この方法を使用すると
時間が節約できます。フォルダーからインストールする場合、ディス
クを再び読み込む必要はありません。ただしネットワークによっては
インストールに支障をきたす場合があります。
10
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
はじめに
始める前に
1
6 アプリケーションを起動するにあたって、ソフトウェアをインストール
する前に、インストーラの[プラン]および[リソース]メニューで次
の PDF ドキュメントを確認することができます。
• OpenLAB CDS 要件 - 設定がネットワーク要件に準拠していることを
確認し、ハードウェアとソフトウェアがシステムをサポートしている
かどうかを確認できます。
• ワークステーションインストールガイド - いつでも利用できるよう
に、このインストールガイドの電子コピー版が PDF 形式で提供され
ています。
7 A/D ボード、ケーブル、GPIB インターフェイス、検出器、通信ケーブル
など、必要なハードウェアをすべて接続します。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
11
1
12
はじめに
始める前に
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
2
ワークステーション PC の設定
設定について
14
Windows のインストール
15
OpenLAB CDS ChemStation エディション用の Windows
コンフィグレーションチェック
16
Windows 7 の設定
17
Windows 8.1 の設定
24
ウィルス対策プログラムの設定
29
LC/MS システムと CE/MS システムのセキュリティ設定の
編集
32
ファイアウォール
32
ネットワークの詳細設定
32
Agilent 提供の PC バンドルには、サポートされている Windows オ
ペレーティングシステムがプリインストールされ、パフォーマンス
が最適になるように設定されています。Agilent PC バンドルシステ
ムではない場合、パフォーマンスを最適化するためにマニュアルで
コンフィグレーション変更を行う必要があります。この章では、
Agilent 以外の PC バンドルシステムを設定する方法を説明します。
Agilent Technologies
13
2
ワークステーション PC の設定
設定について
設定について
Windows システムで OpenLAB CDS が正しく動作するためには、この文書に
記載されている設定変更のいくつかを行う必要があります。いくつかの変
更は、アプリケーションのパフォーマンスを最適化するためものです。ま
た、アプリケーションの画面表示に影響する変更や、影響の小さい変更が
あります。
注記
変更の重要性を区別するために、手順の説明に次のような印を付けています。
必須:この変更を必ず適用してください。
パフォーマンス:この変更によってシステムのパフォーマンスが向上します。
オプション:ほとんどは、アプリケーションの画面表示に影響する変更です。
注記
14
Windows のユーザーアカウント制御(UAC)をオンにしている場合は、変更す
る設定によっては、作業の続行を明示的に承認しなければならないことがあり
ます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
Windows のインストール
2
Windows のインストール
注記
PC に適切なセキュリティ修正プログラムをインストールするまで、インター
ネットとの接続を切断しておいてください。ネットワークに接続する前に、
Agilent Technologies がサポートしている最新のセキュリティ修正プログラ
ムとウィルス定義ファイルをインストールしてください。
1 Microsoft のインストールメディアから、Windows をインストールしま
す。セットアップ中に、コンピュータ名と管理者のパスワードの指定と
ネットワークの設定を行います。システムを既存のドメインに参加させ
ることも、ワークグループモードに設定することもできます。
2 システムへのウィルス感染を防ぐために、ウィルス対策プログラムをイ
ンストールします。
『OpenLAB CDS 要件』ガイドの「ファイアウォール設
定」に記載されたファイアウォールポートを必ず開いてください。
注記
ウィルス対策プログラムを実行すると、コンピュータの動作とパフォーマンス
が影響を受けることがあります。ウィルススキャナによっては、OpenLAB CDS
と併用すると問題が生じる可能性があります。OpenLAB CDS は、Symantec の
Endpoint Protection が動作しているシステムでテストされています。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
15
2
ワークステーション PC の設定
OpenLAB CDS ChemStation エディション用の Windows コンフィグレーションチェック
OpenLAB CDS ChemStation エディション用の Windows
コンフィグレーションチェック
注記
このツールは、OpenLAB CDS ChemStation エディションを Windows 7 上で使用
する場合のみ使用できます。
OpenLAB CDS コンフィグレーションチェッカーは、オペレーティングシス
テムのコンフィグレーションをトラブルシューティングしたり、コン
ピュータの問題を防止したりするのに役立ちます。このツールは、すべて
の必須設定をチェックして修正します。オプションの設定や、パフォーマ
ンスを改善するための設定はチェックしません。
OpenLAB CDS コンフィグレーションチェッカーは .diagcab ファイルであ
り、Microsoft Windows Troubleshooting Platform (WTP) プログラムで使
用するファイルフォーマットになっています。Microsoft Windows
Troubleshooting Platform (WTP) は、Windows でハードウェアおよびソフ
トウェアの設定を見つけて修正するためのプラットフォームです。これは、
コンピュータ設定の診断と修正に使用されています。
一般的に、.diagcab ファイルは独立再生形式であり、インストールが不要
なため、トラブルシューティングパックを展開するには有用です。これら
は Web サイト、ネットワーク共有などで展開したり、USB メモリにコピー
したりすることができます。.diagcab ファイル名拡張子は、WTP が実行で
きるファイル名拡張子として登録されています。
OpenLAB CDS コンフィグレーションチェッカーを起動するには、
Agilent.Wtp.ChemStation.WindowsConfiguration.diagcab ファイルを呼び出
します。このファイルは、OpenLAB CDS ディスク 6 の Tools\OpenLAB CDS
ChemStation Edition\Diagnostics\WindowsConfiguration\Cab\ にあります。
注記
コンフィグレーションチェッカー実行時の注意事項:
• 実行中のコンピュータの電源を他のユーザーが切らないように注意します。
• メニューバーが有効であることを確認します。
16
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
Windows 7 の設定
2
Windows 7 の設定
(必須) 1 [スタート]> [コントロールパネル]> [システム]の順に選択しま
1 Windows を Microsoft に登録します。
す。
(必須) 2 フォルダーオプションを変更します([スタート]> [コントロールパネ
ル]> [フォルダーオプション]の順に選択します)
。[表示]タブで、
• [登録されている拡張子は表示しない]の選択を解除します。
• [タイトルバーにファイルのパス名を表示する]を選択します。
• [共有ウィザードを使用する]の選択を解除します。
(必須) 3 更新プログラムを確認して、重要なセキュリティ更新プログラムをすべ
て適用します([コントロールパネル]> [Windows Update]の順に選択
します)
。
[更新プログラムの確認]をクリックします。
(必須) 4 更新プログラムの設定を行います([コントロールパネル]> [Windows
Update]の順に選択します)
。
[設定の変更]をクリックします。[重要な更新プログラム]セクション
で[更新プログラムを確認しない]を選択します。他のオプションの選
択をすべて解除します。
注記
この設定は、データ測定中にコンピュータが再起動され、データが失われるの
を防ぐために必要です。
(必須) 5 サービスを無効にします([コントロールパネル]> [管理ツール]の順
に選択します)
。
a [サービス]をダブルクリックします。
b 以下のサービスをダブルクリックし、そのスタートアップの種類を
[無効]に設定します。
• Application Experience
1
すべての項目の一覧を見るには、アイコン表示に切り替えてください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
17
2
ワークステーション PC の設定
Windows 7 の設定
• Desktop Window Manager Session Manager
[コントロールパネル]> [イン
(必須) 6 インデックスの作成を無効にします(
デックスのオプション]の順に選択します)
。
[変更]ボタンをクリックします。すべてのドライブの選択を解除します。
(必須) 7 Windows のログオンオプションを変更します(
[スタート]をクリック
して、> gpedit.msc を検索します)。
a [ローカルコンピューターポリシー]> [コンピューターの構成]>
[管理用テンプレート]> [システム]> [ログオン]の順に選択し
ます。
b [ユーザーの簡易切り替えのエントリポイントを非表示にする]と
[常に従来のログオンを使う]を[有効]に設定します。
(必須) 8 電源オプションを調整します([コントロールパネル]> [電源オプショ
ン]の順に選択します)
。
a お気に入りのプランとして[高パフォーマンス]を選択します。
b [プラン設定の変更]をクリックします。
c [コンピューターをスリープ状態にする]オプションを[なし]に設
定します。
d [詳細な電源設定の変更]をクリックします。
e [ハードディスク]> [次の時間が経過後ハードディスクの電源を切
る]の順にノードを開きます。
f 値を 0 (= なし)に設定します。
(必須) 9 ローカルセキュリティポリシーを変更します(
[コントロールパネル]>
[管理ツール]の順に選択します)。
a [ローカルセキュリティポリシー]を変更します
b [セキュリティの設定」> [ローカルポリシー]> [セキュリティオ
プション]の順に選択します。
c 右側のパネルに表示される、以下のポリシーをダブルクリックしま
す。
[ネットワークアクセス: ローカルアカウントの共有とセキュリ
ティ モデル]
18
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
Windows 7 の設定
2
d 表示されたダイアログで、ドロップダウンリストから次の項目を選択
します。クラシック : ローカルユーザーがローカルユーザーとして認
証する
(必須) 10 地域と言語を設定します([コントロールパネル]> [地域と言語]の順
に選択します)
。
a 地域のオプションは、ドロップダウンリストから[日本語(日本)
]
に設定してください。
b [英語(米国)
]以外の地域の形式を使用している場合は、次の設定が
必須です。この設定は、
[追加の設定 ...]ボタンをクリックすること
で定義できます。
• 小数点の記号 = .(ピリオド)
• 桁区切り記号 = , (コンマ)
• 区切り記号 = , (コンマ)
[コントロールパネル]> [日付と時刻]の
(必須) 11 タイムゾーンを設定します(
順に選択します)
。コンピュータのある場所のタイムゾーンを選択します。
(必須) 12 ネットワークデバイスの電源管理を設定します(
[コントロールパネル]
> [ネットワークと共有センター]の順に選択します)
。
a [アダプターの設定の変更]を選択します。
[ローカルエリア接続]を
右クリックして[プロパティ]を選択し、[構成]をクリックします。
b [電源の管理]タブで、すべてのチェックボックスをオフにします。
(必須) 13 Non-Http Activation を有効にします([コントロールパネル]> [プロ
グラムと機能]の順に選択します)
。
a [Windows の機能の有効化または無効化]をクリックします。
b [Microsoft .NET Framework 3.5.1]ノードを展開し、
[Windows
Communication Foundation Non-HTTP Activation]チェックボックス
を選択してください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
19
2
ワークステーション PC の設定
Windows 7 の設定
(必須) 14 Internet Explorer の互換表示を無効にします。
注記
この手順は、OpenLAB Data Store を使用する場合のみ必要です。
a Internet Explorer を開きます。
b [ツール]メニューの[互換表示設定]を選択します。
c [イントラネット サイトを互換表示で表示する]チェックボックスを
オフにします。
(パフォーマンス) 15 パフォーマンスのオプションを設定します([コントロールパネル]>
[システム]の順に選択します)。
a [システムの詳細設定]をクリックします。
b [詳細設定]タブの[パフォーマンス]の下にある[設定]をクリッ
クします。
c [視覚効果]タブで、
[コンピューターに応じて最適なものを自動的に
選択する]を選択します。
d 設定を保存します。
20
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
Windows 7 の設定
2
(パフォーマンス) 16 システムプロパティを設定します(
[コントロールパネル]> [システム]
の順に選択します)
。
a [システムの詳細設定]をクリックします。
b [詳細設定]タブの[パフォーマンス]の下にある[設定]をクリック
します。
• [詳細設定]タブ > [仮想メモリ]
:最適なパフォーマンスを得るに
は、
[変更]ボタンを 使用して、ページングファイルのサイズを PC
の物理 RAM 容量の 2 ~ 3 倍に設定します。可能であれば、システ
ムインストールドライブとは別のドライブのページングファイルを
指定してください。
• [データ実行防止]タブ:
[重要な Windows のプログラムおよびサー
ビスについてのみ有効にする]を選択します。
c [詳細設定]> [起動と回復]> [設定]ボタンをクリックします。
• [起動システム]セクション:
[... を表示する時間]の両方を、30 秒から 3 秒に変更します。
• [システムエラー]セクションで次の操作を行います。
[自動的に再起動する]を選択し、
[デバッグ情報の書き込み]セク
ションで、ドロップダウンリストから[カーネルメモリダンプ]を
選択します。
d [リモート]タブで次の操作を行います。
• [リモートアシスタンス]セクションの[このコンピューターへのリ
モートアシスタンス接続を許可する]チェックボックスをオフにし
ます。
• [リモートデスクトップ]セクションで、
[このコンピューターへの
接続を許可しない]を選択します。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
21
2
ワークステーション PC の設定
Windows 7 の設定
(オプション) 17 画面の全般的なレイアウトを設定します([スタート]を右クリックし、
> [プロパティ]をクリックします )。
a[
[スタート]メニュー]タブ :[プライバシー]セクションで両方の
項目を選択します。
b[
[スタート]メニュー]タブの[カスタマイズ]ボタンを選択しま
す。
[スタートメニューのカスタマイズ]ダイアログボックスで、以
下の手順を実行します。
• 次のオプションの選択を解除します。
• [[お気に入り]メニュー]
• 次のオプションを選択します。
• [コンピューター]の下の[リンクとして表示する]
• [接続先]
• [コントロールパネル]の下の[メニューとして表示する]
• [既定のプログラム]
• [デバイスとプリンター]
• [ドキュメント]の下の[リンクとして表示する]
• [コンテキストメニューと[スタート]メニューへの項目のド
ラッグ / ドロップを有効化する]
• [ゲーム]の下の[この項目を表示しない]
• ヘルプ
• [新しくインストールされたプログラムを強調表示する]
• [ミュージック]の下の[この項目を表示しない]
• [ネットワーク]
• [マウスポインターを置いたときにサブメニューを開く]
• [個人用フォルダー]の下の[リンクとして表示する]
• [ピクチャ]の下の[リンクとして表示する]
• [[ファイル名を指定して実行]コマンド]
• [その他のファイルとライブラリを検索する]の下の[パブリッ
クフォルダーも検索する]
22
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
Windows 7 の設定
2
• [プログラムおよびコントロールパネルを検索する]
• [[すべてのプログラム]メニューを名前で並べ替える]
• [システム管理ツール]の下の[[すべてのプログラム]メ
ニューと[スタート]メニューに表示する]
• [大きいアイコンを使用する]
(オプション) 18 ようこそ画面の表示設定を変更します([スタート]をクリックして、
gpedit.msc を検索します)。
a [ローカルコンピューターポリシー]> [コンピューターの構成]>
[管理用テンプレート]> [システム]> [ログオン]の順に選択し
ます。
b [ログオン時にようこそ画面を表示しない]を[有効]に設定します。
(オプション) 19 ごみ箱のプロパティ:
(デスクトップにある[ごみ箱]アイコンを右ク
リックします。
)以下のオプションを選択します。
• [カスタムサイズ]を選択し、最大サイズをドライブの全ディスク容
量の約 10% に設定します。
• [削除の確認メッセージを表示する]を選択します。
上記の手順をコンピュータのすべてのドライブで繰り返します。
(オプション) 20 Unicode に対応していないプログラムの言語を設定します(
[コント
ロールパネル]> [地域と言語]の順に選択します)
。[管理]タブの
[システムロケールの変更 ...]をクリックします。ドロップダウンリス
トから[日本語(日本)
]を選択します。
注記
英語、日本語、または中国語のオペレーティングシステムを使用している場合
は、システムロケールを変更しないでください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
23
2
ワークステーション PC の設定
Windows 8.1 の設定
Windows 8.1 の設定
(必須) 1 [スタート]> [コントロールパネル]> [システム]の順に選択しま
1 Windows を Microsoft に登録します。
す。
(必須) 2 フォルダーオプションを変更します([スタート]> [コントロールパネ
ル]> [フォルダーオプション]の順に選択します)
。[表示]タブで、
• [登録されている拡張子は表示しない]の選択を解除します。
• [タイトルバーにファイルのパス名を表示する]を選択します。
• [共有ウィザードを使用する]の選択を解除します。
3 更新プログラムを確認して、重要なセキュリティ更新プログラムをすべ
て適用します([コントロールパネル]> [Windows Update]の順に選択
します)
。
[更新プログラムの確認]をクリックします。
(必須) 4 更新プログラムの設定を行います([コントロールパネル]>
[Windows Update]の順に選択します)。
[設定の変更]をクリックします。[重要な更新プログラム]セクション
で[更新プログラムを確認しない]を選択します。他のオプションの選
択をすべて解除します。
注記
この設定は、データ測定中にコンピュータが再起動され、データが失われるの
を防ぐために必要です。
(必須) 5 サービスを無効にします([コントロールパネル]> [管理ツール]の順
に選択します)
。
a [サービス]をダブルクリックします。
b [Application Experience]サービスをダブルクリックします。ス
タートアップの種類を[無効]に設定します。
(必須) 6 インデックスの作成を無効にします(
[コントロールパネル]>
[インデックスのオプション]の順に選択します)
。
[変更]ボタンをクリックします。すべてのドライブの選択を解除します。
1
24
すべての項目の一覧を見るには、アイコン表示に切り替えてください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
Windows 8.1 の設定
2
(必須) 7 電源オプションを調整します([コントロールパネル]> [電源オプショ
ン]の順に選択します)
。
a お気に入りのプランとして[高パフォーマンス]を選択します。
b [プラン設定の変更]をクリックします。
c [コンピューターをスリープ状態にする]オプションを[なし]に設
定します。
d [詳細な電源設定の変更]をクリックします。
e [ハードディスク]> [次の時間が経過後ハードディスクの電源を切
る]の順にノードを開きます。
f 値を 0 (= なし)に設定します。
(必須) 8 ローカルセキュリティポリシーを変更します(
[コントロールパネル]>
[管理ツール]の順に選択します)。
a [ローカルセキュリティポリシー]を変更します
b [セキュリティの設定」> [ローカルポリシー]> [セキュリティオ
プション]の順に選択します。
c 右側のパネルに表示される、以下のポリシーをダブルクリックしま
す。
[ネットワークアクセス: ローカルアカウントの共有とセキュリ
ティ モデル]
d 表示されたダイアログで、ドロップダウンリストから次の項目を選択
します。クラシック : ローカルユーザーがローカルユーザーとして認
証する
(必須) 9 地域の設定を設定します([コントロールパネル]> [地域]の順に選択
します)
。
a 地域のオプションは、ドロップダウンリストから[日本語(日本)
]
に設定してください。
b [英語(米国)
]以外の地域の形式を使用している場合は、次の設定が
必須です。この設定は、
[追加の設定 ...]ボタンをクリックすること
で定義できます。
• 小数点の記号 = .(ピリオド)
• 桁区切り記号 = , (コンマ)
• 区切り記号 = , (コンマ)
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
25
2
ワークステーション PC の設定
Windows 8.1 の設定
(必須) 10 タイムゾーンを設定します(
[コントロールパネル]> [日付と時刻]の
順に選択します)
。コンピュータのある場所のタイムゾーンを選択します。
(必須) 11 ネットワークデバイスの電源管理を設定します(
[コントロールパネル]
> [ネットワークと共有センター]の順に選択します)
。
a [アダプターの設定の変更]を選択します。
[ローカルエリア接続]を
右クリックして[プロパティ]を選択し、[構成]をクリックします。
b [電源の管理]タブで、すべてのチェックボックスをオフにします。
(必須) 12 .NET を設定します([コントロールパネル]> [プログラムと機能]
の順に選択します)
。
a [Windows の機能の有効化または無効化]をクリックします。
b [.NET Framework 3.5(.NET 2.0 および 3.0 を含む)
]チェックボッ
クスをオンにして、.NET 3.5 を有効にします。
このオプションには、インターネット接続が必要です。
注記
コンピュータがインターネットにアクセスできないと、.NET Framework 3.5
はインストールされません。詳細は、
http://support.microsoft.com/kb/2785188 を参照してください。
c すべての net.tcp コンポーネントが適切に初期化されていることを
確認するために、Non-Http Activation を必ず有効にしてください。
[.NET Framework 3.5(.NET 2.0 および 3.0 を含む)]ノードを展開
し、
[Windows Communication Foundation Non-HTTP Activation]
チェックボックスを選択してください。
(必須) 13 Internet Explorer の互換表示を無効にします。
注記
この手順は、OpenLAB Data Store を使用する場合のみ必要です。
a Internet Explorer を開きます。
b [ツール]メニューの[互換表示設定]を選択します。
c [イントラネット サイトを互換表示で表示する]チェックボックスを
オフにします。
26
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
Windows 8.1 の設定
2
(パフォーマンス) 14 パフォーマンスのオプションを設定します([コントロールパネル]>
[システム]の順に選択します)。
a [システムの詳細設定]をクリックします。
b [詳細設定]タブの[パフォーマンス]の下にある[設定]をクリッ
クします。
c [視覚効果]タブで、
[コンピューターに応じて最適なものを自動的に
選択する]を選択します。
d 設定を保存します。
(パフォーマンス) 15 システムプロパティを設定します([コントロールパネル]> [システ
ム]の順に選択します)
。
a [システムの詳細設定]をクリックします。
b [詳細設定]タブの[パフォーマンス]の下にある[設定]をクリッ
クします。
• [詳細設定]タブ > [仮想メモリ]
:最適なパフォーマンスを得る
には、
[変更]ボタンを 使用して、ページングファイルのサイズを
PC の物理 RAM 容量の 2 ~ 3 倍に設定します。可能であれば、シ
ステムインストールドライブとは別のドライブのページングファイ
ルを指定してください。
• [データ実行防止]タブ:[重要な Windows のプログラムおよび
サービスについてのみ有効にする]を選択します。
c [詳細設定]> [起動と回復]> [設定]ボタンをクリックします。
• [起動システム]セクション:
[... を表示する時間]の両方を、30 秒から 3 秒に変更します。
• [システムエラー]セクションで次の操作を行います。
[自動的に再起動する]を選択し、
[デバッグ情報の書き込み]セク
ションで、ドロップダウンリストから[カーネルメモリダンプ]を
選択します。
d [リモート]タブで次の操作を行います。
• [リモートアシスタンス]セクションの[このコンピューターへの
リモートアシスタンス接続を許可する]チェックボックスをオフに
します。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
27
2
ワークステーション PC の設定
Windows 8.1 の設定
• [リモートデスクトップ]セクションで、
[このコンピューターへの
接続を許可しない]を選択します。
(オプション) 16 ようこそ画面の表示設定を変更します([スタート]をクリックして、
gpedit.msc を検索します)。
a [ローカルコンピューターポリシー]> [コンピューターの構成]>
[管理用テンプレート]> [システム]> [ログオン]の順に選択し
ます。
b [ログオン時にようこそ画面を表示しない]を[有効]に設定します。
(オプション) 17 ごみ箱のプロパティ:
(デスクトップにある[ごみ箱]アイコンを右ク
リックします。
)以下のオプションを選択します。
• [カスタムサイズ]を選択し、最大サイズをドライブの全ディスク容
量の約 10% に設定します。
• [削除の確認メッセージを表示する]を選択します。
上記の手順をコンピュータのすべてのドライブで繰り返します。
(オプション) 18 Unicode に対応していないプログラムの言語を設定します(
[コント
ロールパネル]> [地域と言語]の順に選択します)
。[管理]タブの
[システムロケールの変更 ...]をクリックします。ドロップダウンリス
トから[日本語(日本)
]を選択します。
注記
28
英語、日本語、または中国語のオペレーティングシステムを使用している場合
は、システムロケールを変更しないでください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
ウィルス対策プログラムの設定
2
ウィルス対策プログラムの設定
『OpenLAB CDS 要件』ガイドの「ファイアウォール設定」に記載されたファ
イアウォールポートを必ず開いてください。
注記
ウィルススキャナによっては、OpenLAB CDS と併用すると問題が生じる可能性
があります。OpenLAB CDS は、Symantec の Endpoint Protection が動作して
いるシステムでテストされています。
OpenLAB ソフトウェアが正しく機能するには、ウィルス対策ソフトウェア
によるリアルタイム保護から、以下のフォルダーを除外する必要がありま
す。これらのフォルダーは、機器が待機状態で、データを測定していない
間だけスキャンされるようにする必要があります。除外するフォルダーの
設定方法は、使用しているウィルス対策ソフトウェアのマニュアルを参照
してください。
注記
以下のセクションには、一般的な情報、および OpenLAB CDS ChemStation エ
ディションにのみ適用される詳細情報も記載しています(chem32 フォルダー
など)。
• C:\chem32、D:\chem32 など
• C:\programdata\agilent
• %programfiles%\agilent
• %programfiles(x86)%\agilent
• %programfiles%\common files\agilent
• %programfiles(x86)%\common files\agilent
• %programfiles%\agilent technologies
• %programfiles(x86)%\agilent technologies
• %programfiles%\common files\agilent technologies
• %programfiles(x86)%\common files\agilent technologies
• %programfiles%\common files\agilent shared
• %programfiles(x86)%\common files\agilent shared
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
29
2
ワークステーション PC の設定
ウィルス対策プログラムの設定
プロセス
ECM による
アップロードと
ダウンロード
(該当する場合)
標準レポート
CDS インテリジェント
レポート
ディレクトリ
ファイル名
Windows ユーザーの
場合は %temp%
(ユーザーの temp
ディレクトリ)
*.ssizip
Windows ユーザーの
場合は %temp%
(ユーザーの temp
ディレクトリ)
/chem32/core
~p3d*.tmp
~job*.tmp
Hpspl00.que
%LOCALAPPDATA%
%APPDATA%
%PROGRAMDATA%
次のファイル:
• Agilent
• Agilent Technologies
• Agilent_Technologies,_Inc
• IsolatedStorage
• TEMP
例:C:\Users\xxxxx\
AppData\Local\Agilent
Technologies\Intelligent
Reporting\RawDataFileCache
使用するウィルス対策ソフトウェアに、プログラムや実行可能ファイルの
実行を禁止する設定がある場合は、次のプログラムファイルの実行禁止を
設定していないことを確認してください。これらのプログラムファイルが
格納されているフォルダーを見つけるには、Windows の検索機能を使って
ください。
• agilentiolibrariesservice.exe
• chemmain.exe
• apg_top.exe
• iprocsvr.exe
• iproc8491.exe
• msinsctl.exe
• httpdmsd.exe
30
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
ウィルス対策プログラムの設定
2
• epcsetup.exe
注記
システムの設定によっては、上記のフォルダーやファイルが存在しない場合が
あります。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
31
2
ワークステーション PC の設定
LC/MS システムと CE/MS システムのセキュリティ設定の編集
LC/MS システムと CE/MS システムのセキュリティ設定の
編集
このセクションでは、LC/MS と CE/MS に必要なすべてのセキュリティ設定
についてまとめます。他のセキュリティ設定は、OpenLAB CDS マスターイ
ンストーラによって自動的に行われます。
OpenLAB CDS は、オペレーティングシステムの管理者ユーザーアカウント
を使ってインストールする必要があります。ここでは、すべてのユーザー
とパワーユーザーが同じ設定を使用することを前提にして、システムのオ
プションを設定する方法を説明します。
ファイアウォール
LC/MS システムまたは CE/MS システムをコントロールする PC のファイア
ウォールをオフにすることをお勧めします。
ネットワークの詳細設定
MS との通信は、[アダプターとバインド]ダイアログボックスに NIC が表
示される順番の影響を受けます。
1 [スタート]> [コントロールパネル]の順に選択します。
1
[ネットワークと共有センター]に移動します。
2 [アダプターの設定の変更]をクリックします。
1
32
すべての項目の一覧を見るには、アイコン表示に切り替えてください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ワークステーション PC の設定
LC/MS システムと CE/MS システムのセキュリティ設定の編集
2
3 Alt キーを押して、メニューバーを表示します。
4 [詳細設定 ...]を選択します。
図 2
[詳細設定]ダイアログボックスの[アダプターとバインド]タブ
5 [アダプターとバインド]タブ(33 ページ 図 2 を参照)で、次の操作を
行います。
a 「LC/MS」または「CE/MS」の NIC に関連している LAN 接続が、接続
リストの 1 番目の項目になっていることを確認します。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
33
2
ワークステーション PC の設定
LC/MS システムと CE/MS システムのセキュリティ設定の編集
注記
LAN カードの名前は例で示したものと異なることがあります。LAN カードに割
り当てられた IP アドレスを比較することで、装置の LAN がどの LAN カード
か分かります。
社内イントラネット > インターネットに関連している LAN は、通常、社内の
固定 IP ポリシーまたは DHCP サーバーにより割り当てられた IP アドレスを
持ちます。ネットワーク管理者にお問い合わせください。
34
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
3
ソフトウェアのインストール
手順 1: インストールの準備
36
手順 2: 指定したフォルダーに DVD をコピーしてインストール
する(オプション)
37
手順 3: システムコンフィグレーションチェッカーの
実行
39
手順 4: サードパーティツールのインストール
Adobe PDF Reader のインストール
41
.NET 4.5.2 のインストール
42
41
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
使用許諾契約書の画面
43
インストールフォルダー画面
44
インストールの種類画面
44
サマリ画面
47
43
インストール後のタスク
49
Non-Http Activation を有効にする
49
ネットワーク上の場所をエンタープライズパスに
使用する
49
次の作業内容
51
OpenLAB Shared Services の設定
51
ソフトウェアは、OpenLAB CDS マスターインストーラで自動的にイ
ンストールされます。このツールにより、OpenLAB CDS の各種コン
ポーネントがインストールされます。
Agilent Technologies
35
3
ソフトウェアのインストール
手順 1: インストールの準備
手順 1: インストールの準備
ワークステーションへのインストール準備:
1 DVD から直接インストールする場合には、OpenLAB CDS インストール
ディスクを挿入します (Disk1)。
2 共有ファイルを使用する場合は、以下の説明に従って、指定したフォル
ダーに DVD をすべてコピーします。
3 ポータブルデータ保存デバイスを使用する場合は、コンピュータの USB
ポートにデバイスを挿入します。
インストールを開始するには、\Disk1\Setup.bat へ移動します。ファイル
を右クリックし、管理者として実行して[プラン]画面に進みます。
36
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのインストール
手順 2: 指定したフォルダーに DVD をコピーしてインストールする(オプション)
3
手順 2: 指定したフォルダーに DVD をコピーして
インストールする(オプション)
この手順を行うと、フォルダーから直接、連続したインストールを実行で
きるようになります。実際のインストール中にディスクを 1 枚ずつロード
する必要はありません。
1 マスターインストーラの[プラン]画面で、サイドバーメニューから
[インストール]を選択します。
2 [ネットワーク共有からのインストール準備]を選択します。
3 [ネットワーク共有]画面で、ディレクトリに移動し、以下のように出
力先フォルダーを作成します。
注記
ドライブのルートディレクトリへのインストールは、操作中に問題を引き起こ
す場合があるため、サポートしていません。
a 3 つのドットのあるボタンを選択します。
b フォルダーを作成するディレクトリに移動します(USB ドライブに
フォルダーを作成する場合は、USB ドライブポートに移動します)。
c [新しいフォルダーの作成]を選択します。
d フォルダー名を入力します。
e [OK]を選択します。システムが[ネットワーク共有]画面に戻り、
パスが表示されます。
f フォルダーにコピーするディスクを選択します。
[すべてのディス
ク]
、[ChemStation ディスク]
、[EZChrom ディスク]
、または
[OpenLAB Data Analysis ディスク]から選択してください。
g [開始]を選択します。
h 新しいディスクを挿入するメッセージが表示されたらそれに従います。
4 処理が完了したら、ファイルをローカルドライブにコピーするか、
ネットワークドライブのロケーションを割り当てます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
37
3
ソフトウェアのインストール
手順 2: 指定したフォルダーに DVD をコピーしてインストールする(オプション)
5 アプリケーションを閉じて、作成したディレクトリとフォルダーに移動
します。フォルダーを開きます。
6 Disk 1 フォルダーを選択し、Setup.bat を実行してアプリケーションを
起動します。
インストーラの[プラン]画面が表示されます。
38
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのインストール
手順 3: システムコンフィグレーションチェッカーの実行
3
手順 3: システムコンフィグレーションチェッカーの
実行
1 DVD、ポータブルデバイス、または指定したフォルダーからマスターイ
ンストーラを実行します。
[プラン]画面から、
[システムコンフィグ
レーションチェッカー]を選択します。
2 [サイトプレパレーションツール]が開きます。ドロップダウンリスト
から、インストールする OpenLAB CDS ソフトウェアの正しいエディショ
ンとシステムを選択します。
• OpenLAB CDS ChemStation Edition C.01.XX
• OpenLAB CDS EZChrom Edition A.04.XX
• OpenLAB Data Analysis A.02.XX
3 [OK]を選択します。
4 1ページ目の[Contact Information - System details]の空欄を入力
します。
• [System Location]フィールド
• [System Information]フィールド
• [Configuration]フィールド
5 システムの詳細を確認して、必要事項を入力します。システムは指定さ
れたパスに従います。
6 画面の上部左隅の緑のチェックマークアイコンを選択して、システム
チェックを開始します。サマリーレポートに、各チェックカテゴリの結
果が表示されます。結果は、[Pass]
、
[Warning]
、[Critical Warning]
または[Fail]と表記されます。
結果が[Fail]となった場合、修正してからインストールを行ってくだ
さい。
[Critical Warning]や[Warning]の場合も、続行する前にでき
る限り解決することをお勧めします。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
39
3
ソフトウェアのインストール
手順 3: システムコンフィグレーションチェッカーの実行
注記
ファイアウォールがセキュリティソフトウェアに制御されている場合、セキュ
リティ上の制限により、サイトプレパレーションツールがファイアウォールの
設定値を読み取ることができまん。このため、サイトプレパレーションツール
のファイアウォールの設定の箇所には、ステータスが[Fail]として表示され
ます。
この場合は、ファイアウォールが無効になっていることを確認し、サイトプレ
パレーションツールのレポートに手作業でステータスを入力してください。
7 レポートの詳細を表示するには、次のリンクを選択してください :
[System Hardware Details]
、[Operating System and Software
Details]、または[Manual Verification Required]。
8 レポートを保存するには、画面の上部左にある[Save]アイコンを選択
します。
9 Agilent ソフトウェアシステムをインストールする PC を評価および検
証するには、保存したレポートを電子メールで Agilent またはサービス
関係者に送信してください。
40
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのインストール
手順 4: サードパーティツールのインストール
3
手順 4: サードパーティツールのインストール
直接インストールすることが可能なツールのリストは、OpenLAB CDS マス
ターインストーラの[インストール]画面に表示されます。
Adobe PDF Reader のインストール
以下の作業には、最新バージョンの Adobe Reader 11 が必要です。
• サイトプレパレーションレポートや管理レポート(システムレポートな
ど)を表示する。
• レポートビューアー機能を使用する(ChemStation エディションのみ)
。
• ソフトウェアベリフィケーションレポートを表示する。
システムに PDF Reader がインストールされていない場合や、古いバー
ジョンがインストールされている場合は、次の手順に従います。
1 [サードパーティツール]の[Adobe PDF Reader]を選択します。
a Adobe Reader のセットアップ画面が表示されます。
[インストール]
をクリックして続行します。
b Adobe Reader が正常にインストールされたら、
[完了]をクリックし
てセットアップ画面を終了してください。
OpenLAB CDS インストール用 DVD から Adobe Reader バージョン 11 を
インストールすることができます。Disk1/Tools/Adobe Reader に 4 カ国
語のバージョン (英語、日本語、中国語、ポルトガル語)が収録され
ています。
選択した言語の自己解凍 exe ファイルを実行して、[Adobe Reader XI
セットアップウィザード]の説明に従ってください。
注記
Adobe PDF Reader を DVD から直接インストールした場合:OpenLAB CDS ユー
ザーが PDF ファイルを初めて開くと、Adobe Reader の使用許諾契約画面が表
示されます。このダイアログボックスは、機器を新しく設定するたびに表示さ
れます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
41
3
ソフトウェアのインストール
手順 4: サードパーティツールのインストール
(必須) 2 Adobe Reader 11 を最新バージョンに更新します。
OpenLAB CDS ディスクには Adobe Reader 11 の初期バージョン(バー
ジョン 11.0.0)が収録されています。特にソフトウェアの安定性に関
するような、最新のソフトウェアの改善を利用するには、Adobe Reader
11 を最新バージョン (11.x.x) に更新する必要があります。
3 Adobe Reader 11 をプロテクトモードで実行します。
そのために、以下のレジストリキーを追加または変更します。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Adobe\Acrobat Reader\
11.0\FeatureLockDown]
"bProtectedMode"=dword:00000001
4 Adobe Updater をオフにします。
a Adobe Reader で、
[編集]> [環境設定]をクリックします。
b [アップデーター]ページで、
[アップデートのダウンロードやインス
トールを自動的に行わない]を選択します。
Adobe Reader を更新する必要がある場合は、マシンがビジーでない
ときに手動で更新してください。
.NET 4.5.2 のインストール
システムに .NET 4.5.2 がインストールされていない場合、インストール
ウィザードによって自動的にインストールが開始されます。ただし、
Windows 8.1 ではシステムの再起動が必要な場合があります。インストー
ル中のシステム再起動を避けるには、事前に .NET 4.5.2 をインストール
してください。
1 [サードパーティツール]
、[.NET 4.5.2]の順に選択します。
42
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのインストール
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
3
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
この時点で、DVD を直接使用するか、または指定したロケーション(USB
ドライブまたは共有フォルダー)からのいずれかにより、インストールを
実行します。インストールウィザードを開始するまでのインストール手順
は、全く同じです。指定したロケーションからインストールする場合、DVD
を読み込むメッセージは表示されません。
使用許諾契約書の画面
1 OpenLAB CDS マスターインストーラの画面から、
[インストール]を選択
します。
2 [OpenLAB CDS]を選択します。
3 [OpenLAB CDS インストールウィザード]が開きます。
[使用許諾契約書]
をお読みください。マスターインストーラ メインメニューの[リソー
ス]オプションでは、使用許諾契約書が印刷可能な PDF ファイルで提供
されています。
4 [規約に同意します]を選択します。この条件に同意しない場合はイン
ストールを開始できません。
5 [次へ]を選択し、
[インストールフォルダー]画面に進みます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
43
3
ソフトウェアのインストール
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
インストールフォルダー画面
1 フォルダー名を入力するか、アプリケーションコンポーネントの保存先
ディレクトリに移動します。フォルダー名は英語でなければなりません。
注記
ドライブのルートディレクトリへのインストールは、操作中に問題を引き起こ
す場合があるため、サポートしていません。
2 インストールの一部としてインストールの確認を実行するには、
[ソフトウェアベリフィケーションの実行]を選択します。Software
Verification Tool では、使用するシステムが正しく構築およびインス
トールされ、設計仕様通りになっていることを示す文書が提供されま
す。Software Verification Tool は、後日実行することもできます
(「ソフトウェアインストール後のソフトウェアベリフィケーションの実
行」68 ページ を参照)
。
3 [次へ]を選択し、
[インストールの種類]画面に進みます。
インストールの種類画面
1 [インストールの種類]で[スタンドアロンワークステーション]を選
択します。
2 [次へ]を選択して、
[CDS エディション]画面に進みます。使用する
データシステムのエディションを選択します。
3 [次へ]を選択し、選択したエディションのインストール画面に進みま
す。
44
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのインストール
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
3
4 選択したエディション
a [OpenLAB CDS ChemStation エディション]を選択した場合:
• [インストールフォルダー]にフォルダー名を入力するか、アプリ
ケーションコンポーネントの保存先ディレクトリを参照して指定し
ます。注:フォルダー名にスペースを使用することはできません。
注記
ChemStation を OpenLAB CDS Shared Server コアと同じディレクトリにインス
トールすることはできません。
• CDS エディションに加えて OpenLAB Data Analysis アプリケー
ションをインストールする場合は、[OpenLAB Data Analysis のイ
ンストール]を選択します。OpenLAB Data Analysis は、アドオン
バージョンとして後日インストールすることもできます(
「OpenLAB
Data Analysis をアドオンまたはスタンドアローンアプリケーショ
ンとしてインストール」64 ページ を参照)
。
注記
OpenLAB Data Analysis は、中央データ記憶領域として ECM や Data Store を
使用したインストールをサポートしていません。
• Agilent IO Library スイートをインストールする場合は、
[IO Library のインストール]チェックボックスを選択します。
このスイートは、必要に応じて後から手動でインストールすること
ができます。
b [OpenLAB CDS EZChrom エディション]を選択した場合:
• CDS エディションに加えて OpenLAB Data Analysis アプリケー
ションをインストールする場合は、[OpenLAB Data Analysis のイ
ンストール]を選択します。OpenLAB Data Analysis は、アドオン
バージョンとして後日インストールすることもできます(
「OpenLAB
Data Analysis をアドオンまたはスタンドアローンアプリケーショ
ンとしてインストール」64 ページ を参照)
。
注記
OpenLAB Data Analysis は、中央データ記憶領域として ECM や Data Store を
使用したインストールをサポートしていません。
• プリントサーバーのインストールを確認します。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
45
3
ソフトウェアのインストール
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
5 [次へ]を選択し、
[追加項目]画面に進みます。
6 [OpenLAB Data Analysis のインストール]チェックボックスをオンにし
なかった場合は、別のデータ記憶域オプションの中から選択します。
データシステムとして OpenLAB ECM を使用する場合:
a [ECM サーバー]オプションボタンを選択します。サーバー名を入力
し、
[接続テスト ...]ボタンを押します。
b 接続テストが実行され、機能している OpenLAB ECM サーバーへのア
クセスが確認されます。接続テストが正常に終了したら、[接続成功]
のメッセージが表示されます。[OK]をクリックして続行します。接
続テストに失敗した場合、[追加項目]の画面に戻ります。ここでは、
[次へ]を選択してテストを再び実行できます。テストが正常に終了
しない場合、以下の処理をしてください。
• 新しい OpenLAB ECM サーバーを入力してテストを実行する。
• OpenLAB ECM サーバーに接続できない場合には、社内サポートに連
絡してください。
• このボックスのチェックを解除して、OpenLAB ECM なしでインス
トールを実行する。サーバーが決まってから、使用するデータシス
テムにサーバーを追加することができます。
注記
ストレージタイプ[Data Store サーバー]は、ネットワークワークステー
ションまたは分散システムでのみで使用できます。
7 [次へ]を選択し、
[サマリ]画面に進みます。
46
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのインストール
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
3
サマリ画面
1 これまでの手順で選択したインストール設定を確認します。必要に応
じ、
[戻る]でインストールの設定を変更したり、
[キャンセル]でイン
ストールをキャンセルしたりすることができます。
注記
インストールを開始またはキャンセルする前に、インストールの設定を記載し
た XML ファイルを保存することができます。この XML ファイルは、スクリプ
ト化インストールに使用することができます (「スクリプト化インストールに
ついて」54 ページ を参照 )。
2 [開始]を選択してインストールを開始します。
3 システムチェックが自動的に実行され、リストされているアクティビ
ティに進みます。
[システムチェック合格] というメッセージが表示された場合、インス
トールは続行されます。
[システムチェックで問題が発生しました] というメッセージが表示され
た場合、以下のいずれかを実行できます。
• システムレポートを確認せずに、インストールを続行する。
• システムレポートを確認し、インストールを続行する。
• システムレポートを確認し、インストールを中断して問題を修正する。
注記
システムレポートを PDF ファイルとして表示するには、Adobe Reader がイン
ストールされている必要があります(「Adobe PDF Reader のインストール」41
ページ を参照してください)。
• システムレポートを確認せず、延期する。
4 選択したインストール設定によって、インストール中にコピーする必要
のあるディスクが決まります。DVD から直接インストールする場合、
[ディスクの挿入]が表示されます。表示されるメッセージに従ってく
ださい。
ローカルドライブからインストールする場合、ディスクの挿入やディス
クフォルダーへの移動は行わないでください。すべてのインストールが
インストール設定に基づいて自動的に実行されます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
47
3
ソフトウェアのインストール
手順 5:OpenLAB CDS インストールウィザードの実行
[OpenLAB CDS インストールウィザード]が、インストールディスクまた
はフォルダーから必要なファイルを見つけられない場合、[ディスクま
たはファイルが見つかりません]というメッセージが表示されます。
ディスクの場合は、メッセージに従って以下のいずれかを実行します。
• 同じディスクを使用して[再試行]を選択する。
• (間違ったディスクを入れていた場合)正しいディスクを挿入して、
[OK]を選択する。
• [キャンセル]を選択してインストールをキャンセルする。これまで
にインストールされたコンポーネントはすべてアンインストールされ
ます。
指定したフォルダーのファイルが見つからない場合は、フォルダーを再
び作成してください。
(「手順 2: 指定したフォルダーに DVD をコピーし
てインストールする(オプション)」37 ページを参照。
)
必要なアプリケーションやコンポーネントのインストールが失敗した場
合、インストールはロールバック(アンインストール)されます。失敗
したコンポーネントが、基本のインストールに影響を与えずに後でイン
ストールできる場合(ECM API、ドライバなど)、インストールは続行さ
れます。この場合、すべての失敗が通知され、すべてのインストールを
完了するために続きの手順が必要である旨が通知されます。
5 インストールの一部としてインストールの確認を行った場合は、
[ソフト
ウェアベリフィケーションレポート] を確認します。レポートに不合格と
表示されている場合、コンピュータの要件を確認し、データシステムを
再インストールしてください。ソフトウェアベリフィケーションレポー
トの結果が「合格」となるまで、システムを使用しないでください。
6 [次へ]をクリックし、
[インストール済みの機能]画面に進みます。
7 [完了]をクリックし、インストールを終了します。
48
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのインストール
インストール後のタスク
3
インストール後のタスク
Non-Http Activation を有効にする
すべての net.tcp コンポーネントが適切に初期化されていることを確認す
るために、Non-Http Activation を必ず有効にしてください。
1 [スタート]> [コントロールパネル]> [プログラム]> [プログラム
と機能]の順に選択し、
[Windows の機能の有効化または無効化]をク
リックしてください。
[Windows の機能]ウィンドウが開きます。
2 [Microsoft .NET Framework 3.5.1]ノードを展開し、
[Windows
Communication Foundation Non-HTTP Activation]チェックボックスを
選択してください。
3 [OK]をクリックします。
ネットワーク上の場所をエンタープライズパスに使用する
EZChrom エディションでは、プロジェクトをエンタープライズパス上に保
存できます。このエンタープライズパスがローカルではない場合は、以下
の手順を実行してください。
フォルダーの作成と共有
1 共有フォルダーを作成します。例えば、D:\Share1 などとします。
2 新しく作成したフォルダーを右クリックし、
[プロパティ]をクリック
します。
3 [共有]タブを選択します。
4 共有のアクセス許可を設定するには、
[詳細な共有]ボタンをクリック
します。
5 [このフォルダーを共有する]チェックボックスを選択します。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
49
3
ソフトウェアのインストール
インストール後のタスク
6 [アクセス許可]ボタンをクリックします。
7 フォルダーへの完全なアクセス許可を与えるには、グループ名フィール
ドで[Everyone]をクリックし、
[追加 ...]ボタンをクリックします。
作成したフォルダーは共有されます。
機器を実行するアカウントの設定
1 [スタート]> [すべてのプログラム]> [Agilent Technologies]>
[OpenLAB CDS EZChrom エディション]> [AIC とドライバーインストー
ルツール]に移動します。
2 [OpenLAB Shared Services EZChrom - Registration]画面に表示される
以下のフィールドに Username、Password、および Domain を入力します。
3 [ログイン]を選択します。
4 [OpenLAB Shared Services EZChrom - Registration]画面で、
[Instrument Service Account]タブを選択します。
5 表示されたフィールドに、以下のサービスアカウントの資格情報を入力
します。
• ユーザー名
• パスワード(有効期限のないパスワードを推奨します。パスワード
変更の詳細については、『OpenLAB CDS 管理ガイド』を参照してくだ
さい。)
• ドメイン
このサービスアカウントに指定するユーザーは、すべての AIC でローカ
ル管理者として設定されていなければなりません。
このユーザーはエンタープライズパスにアクセスする権限を持っている
必要があります。
6 [Store]を選択します。
7 ツールを閉じます。
50
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのインストール
次の作業内容
3
次の作業内容
ここまでのステップで、データシステムソフトウェアの基本インストール
は完了しました。
このシステムには 60 日間スタートアップライセンスが付属しており、期限
の開始日はアプリケーションを初めて開始した日付となります。
ファイナルソフトウェアライセンスをリクエストおよびダウンロードし、シ
ステムにライセンスファイルを追加する方法については、『ソフトウェアラ
イセンスインストールガイド』を参照してください。
ファイナルソフトウェライセンスを取得およびインストール後に、プロジェ
クト、ユーザー、および機器のコンフィグレーションを行い、エンドユー
ザーが操作できるようにデータシステムを準備します。これらはすべて
[OpenLAB CDS コントロールパネル] から操作できます。
OpenLAB Shared Services の設定
以下のタスクの実施については、オンラインヘルプを参照してください。
セキュリティおよびストレージを設定する
1 [OpenLAB CDS コントロールパネル]を起動して、
[管理]に移動する。
2 ナビゲーションウィンドウで [システムコンフィグレーション]を選
択した後、
[システム設定の編集]をクリックする。
3 認証プロバイダーとストレージを設定します。完了すると、コントロール
パネルが再起動します。
4 OpenLAB システム管理者の認証でコントロールパネルに再度ログオンす
る。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
51
3
ソフトウェアのインストール
次の作業内容
ユーザー / グループ / ロールを設定する
1 [OpenLAB CDS コントロールパネル]を起動して、
[管理]に移動する。
2 ナビゲーションウィンドウで[ユーザー]を選択する。OpenLAB CDS ワー
クステーションにアクセスするユーザーをインポートまたは作成する。
3 ナビゲーションウィンドウで[グループ]を選択する。OpenLAB CDS ワー
クステーションにアクセスするグループをインポートまたは作成する。
4 ナビゲーションウィンドウで[ロール]を選択する。ロールを作成また
は編集して、
[ユーザー]または[グループ]をそれらのロールに割り
当てる。
ライセンスサーバーを設定する
1 ナビゲーションウィンドウで[ライセンス]を選択します。有効なライ
センスファイルまたはサーバーを追加して、OpenLAB CDS ワークステー
ションソフトウェアを有効にします。
機器コンフィグレーション
1 OpenLAB コントロールパネルを起動し、
[機器]へ移動します。
2 機器を作成し、コンフィグレーションします。
機器コンフィグレーションの詳細については、該当するマニュアルを参照
してください。
• ChemStation の場合:機器コンフィグレーションガイド(ディスク 2 の
CDS_CS-InstrumentConfig.pdf)
。
• EZChrom の場合:機器インストールガイド(ディスク 4 の
CDS_EZ-InstrumentConfig.pdf)
。
52
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
4
スクリプト化インストール
スクリプト化インストールについて
XML としてエクスポート
54
55
パラメータおよびリターンコード
56
インストール、アップグレードまたは修復
アンインストール
59
61
ログおよびトレース
62
この章では、コマンドラインモードを使用するインストールまたは
アンインストール用の構文とパラメータについて説明しています。
Agilent Technologies
53
4
スクリプト化インストール
スクリプト化インストールについて
スクリプト化インストールについて
OpenLAB CDS マスターインストーラでは、スクリプト化インストールと呼
ばれるコマンドラインモードのインストールをサポートしています。この
モードでは、インストール、アップグレード、修復、アンインストールを
サポートしています。スクリプト化インストールは、マニュアルで、また
は LANDesk や HP CM などのソフトウェア管理システムの一部として実行で
きます。対応するパラメータ (-q) を使用すると、スクリプト化インス
トールは自動で完了します。
54
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
スクリプト化インストール
XML としてエクスポート
4
XML としてエクスポート
マスターインストーラでは、インストールパラメータを XML ファイルとし
てエクスポートし、スクリプト化インストールで使えるようにする機能を
サポートしています。
この機能は、アップグレードおよび修復でもサポートされていますが、エ
クスポートしたインストール用 XML ファイルはこの用途には適しません。
スクリプトでの修復やアップグレードでは、それぞれのマスターインス
トールウィザードを使用して、特定の XML ファイルを準備する必要があり
ます。
1 OpenLAB CDS インストールウィザードを起動します。
2 このマニュアルの「ソフトウェアのインストール」に記載された指示に
従います。
3 [サマリ]画面に進んだ後、右上隅にある
アイコンをクリックして
XML にインストールパラメータをエクスポートします。ファイルを物理
ドライブに保存します。
注記
インストールファイルと XML ファイルを同一のファイルパスに保存しないで
ください。
スクリプト化インストールに XML ファイルを使用できるようになりました。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
55
4
スクリプト化インストール
パラメータおよびリターンコード
パラメータおよびリターンコード
パラメータ
以下のパラメータを指定して、コマンドラインモードで Agilent.OpenLAB.CDSInstaller.exe を呼び出すことができます。
• -i
インストール、アップグレードまたは修復
• -u
アンインストール
• -q
サイレントモード - インストールまたはアンインストールウィザードを
表示しません。
• -reboot
正常にインストール、修復、アップグレード、またはアンインストール
された後、自動で再起動します。システムは、リターンコードが 0 また
は 17 の場合に再起動します。
システムが再起動する 10 分前に、コマンドプロンプトに警告メッセー
ジが表示されます。さらに、再起動の 2 分前に Windows のダイアログ
ボックスが開きます。
• KeepComponents
アンインストールプロセス用オプションのパラメータ。システムに残すべ
き共有コンポーネントがある場合に使用します。このパラメータを使用し
ない場合、すべての OpenLAB CDS コンポーネントがシステムから削除さ
れます。特定の共有コンポーネントを保存しておくには、下表で対応する
ID を二重引用符(")で囲みます。複数の項目はカンマで区切ります。
56
コンポーネント名
ID
Software Verification Tool
IQT
Microsoft SQL Server
SQLServer
IO Library
IOLibraries
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
スクリプト化インストール
パラメータおよびリターンコード
4
• ConfigurationXML="<ConfigurationXMLFilePath>"
XML ファイルには、インストール、アップグレードまたは一部のトポロ
ジの修復に必要な、マスターインストーラのすべての入力が含まれます
(「XML としてエクスポート」55 ページ 参照)
。
<ConfigurationXMLFilePath> は、正しいファイルパスおよび XML ファ
イル名で置換してください。
注記
等しい (=) の記号の前後には、スペース(空白)を入力しないでください。
スクリプトでのインストールやアンインストールモードが、期待通りに動作し
なくなります。
リターンコード
コマンドラインモードで、インストール、アンインストール、アップグ
レード、または修復を行うと、システムから次のような数値コードが返さ
れます。
表 3
リターンコード
エラー / リターンコード
戻り値
Unknown (default)
-1
Success
0
CoreComponentFailure
1
NonCoreComponentFailure
2
TestConnectivityFailure
3
ExpectedWindowsInstallerNotInstalled (WI 4.5 missing)
4
ParameterMismatchError
5
CannotProceedWithFreshInstallation
6
CannotProceedWithUpgrade
7
CannotProceedWithUninstallation
8
CannotProceedWithRepair
9
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
57
4
スクリプト化インストール
パラメータおよびリターンコード
表 3
58
リターンコード
エラー / リターンコード
戻り値
CannotProceedWithReRegistration
10
ReRegistrationNotSupported
11
IncompleteTopologyFound
12
InvalidUNCPath
13
MissingInstallable
14
NotAStrongPassword
15
DowngradeNotSupported
16
RestartRequired
17
RegistryCleanupError
18
InvalidInputXML
19
InvalidMode
20
SitePrepFailure
21
DatabaseConnectionFailed
22
DotNetFramework4NotInstalled
23
OLSSConnectionFailed
24
PDFReaderNotInstalled
25
AllComponentsInstallationFailed
26
SomeComponentsInstallationFailed
27
Failed
28
AddOnListEmpty
29
EULANotAccepted
30
ScriptedNotSupported
31
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
スクリプト化インストール
インストール、アップグレードまたは修復
4
インストール、アップグレードまたは修復
インストールモードでは、OpenLAB CDS マスターインストーラは、.NET
Framework がシステムにあるかどうかを確認します。システムにない場合
は、自動的にインストールします。使用許諾契約書に同意する場合は、[同
意する]を選択します。
マスターインストーラが、使用するシステムに既にインストールされてい
る製品を確認します。インストール済みのコンポーネントに応じて、以下
のいずれかのオプションが表示されます。
• 新規インストールを開始
• アップグレード
• 修復
必要なインストールファイルが見つからない場合、ログファイルにエント
リが作成されます。コンポーネントのタイプに応じて、インストールは続
行またはロールバックされます。このような状況では、対応するエラー
コードが返されます。
必要な準備 :
指定したフォルダにすべてのディスクがコピーされている必要があります
(「手順 2: 指定したフォルダーに DVD をコピーしてインストールする(オプ
ション)」37 ページを参照 )。スクリプト化インストールでは、この手順が必
須です。
1 コマンドプロンプトまたは Power shell プロンプトの実行ファイルを右
クリックし、管理者として実行します。
管理者として開始した場合のみ、スクリプト化インストールに対するリ
ターンコードが発行されます。
2 ディスクを保存したドライブに移動します。
たとえば、次のようになります :C:\CDS_DVD
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
59
4
スクリプト化インストール
インストール、アップグレードまたは修復
3 インストールを開始するには、次の構文で
Agilent.OpenLAB.CDSInstaller.exe を呼び出します。
Agilent.OpenLAB.CDSInstaller.exe -i ConfigurationXML=
"<XML ファイルへのパス >" -q -reboot
たとえば、
Agilent.OpenLab.CDSInstaller.exe -i ConfigurationXML=
"c:\settings\ConfigurationXML.xml" -q -reboot
このコマンドでは、ユーザーインターフェイスを表示せずにインストー
ルウィザードを起動し、自動的にシステムを再起動します。
60
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
スクリプト化インストール
アンインストール
4
アンインストール
1 コマンドプロンプトまたは Power shell プロンプトの実行ファイルを右
クリックし、管理者として実行します。
管理者として開始した場合のみ、スクリプト化アンインストールに対す
るリターンコードが発行されます。
2 ディスクを保存したドライブに移動します。
たとえば、次のようになります :C:\CDS_DVD
3 アンインストールを開始するには、次の構文で
Agilent.OpenLAB.CDSInstaller.exe を呼び出します。
Agilent.OpenLAB.CDSInstaller.exe -u KeepComponents=
"< コンポーネントのリスト >" -q -reboot
たとえば、次のようになります :
Agilent.OpenLAB.CDSInstaller.exe -u
KeepComponents="IQT,IOLibraries" -q -reboot
KeepComponents パラメータでは、システムに保存しておきたい共有コ
ンポーネントを指定できます ( 「パラメータ」56 ページ を参照 )。
この例のコマンドでは、OpenLAB CDS コンポーネントである Software
Verification Too (IQT) と IO ライブラリ (IOLibraries) が保存され
ます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
61
4
スクリプト化インストール
ログおよびトレース
ログおよびトレース
すべての例外、エラー、情報メッセージが次の場所にログされます。
• インストール、アップグレードまたは修復中:< ベースインストールディ
レクトリ >\Logs
• アンインストール中:< ユーザーのテンポラリディレクトリ >\< 会社名 >\
Logs\< ログフォルダ >\< ウィザード名 >.txt
62
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
5
オプションの手順
OpenLAB Data Analysis をアドオンまたはスタンドアローン
アプリケーションとしてインストール
64
追加ソフトウェアとドライバーのインストール
67
ソフトウェアインストール後のソフトウェア
ベリフィケーションの実行
68
ワークステーションのネットワークワークステーションへの
転換
69
オフラインマシン上でのパフォーマンスの向上
71
セキュアファイル IO を用いた ChemStation フォルダーの
保護
72
この章では、OpenLAB Data Analysis をアドオンとして、あるいは
スタンドアロンアプリケーションとしてインストールする方法につ
いて説明します。また、追加ドライバーとソフトウェアウィザード
に関する情報および Software Verification Tool に関する情報も
提供します。
Agilent Technologies
63
5
オプションの手順
OpenLAB Data Analysis をアドオンまたはスタンドアローンアプリケーションとしてインストール
OpenLAB Data Analysis をアドオンまたはスタンド
アローンアプリケーションとしてインストール
OpenLAB CDS と共に OpenLAB Data Analysis をインストールしなかった場
合は、OpenLAB Data Analysis を OpenLAB CDS のアドオンとして、あるい
はスタンドアローンアプリケーションとしてインストールできます。
注記
OpenLAB Data Analysis は、中央データ記憶領域として ECM や Data Store を
使用したインストールをサポートしていません。
1 マスターインストーラを実行します。
2 [マスターインストーラ]画面から、
[インストール]を選択します。
3 [OpenLAB Data Analysis]を選択します。
4 [OpenLAB Data Analysis インストールウィザード]が開きます。
[使用
許諾契約書]をお読みください。マスターインストーラ メインメ
ニューの[リソース]オプションでは、使用許諾契約書が印刷可能な
PDF ファイルで提供されています。
5 [規約に同意します]を選択します。この条件に同意しない場合はイン
ストールを開始できません。
6 [次へ]をクリックし、
[インストールフォルダー]画面に進みます。
7 使用する PC に OpenLAB CDS をすでにインストールしている場合は、
OpenLAB Data Analysis をアドオンとしてインストールします。
a インストールの一部としてインストールの確認を実行するには、
[ソフトウェアベリフィケーションの実行]を選択します。Software
Verification Tool では、使用するシステムが正しく構築およびイン
ストールされていることを示す文書が提供されます。Software
Verification Tool は、後日実行することもできます。
b [次へ]をクリックし、
[登録用の OpenLAB Shared Services 設定]
画面に進みます。
c サーバー名と認証プロバイダを入力します。
64
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
オプションの手順
OpenLAB Data Analysis をアドオンまたはスタンドアローンアプリケーションとしてインストール
5
d [テスト接続]をクリックして接続テストを行います。
テストが成功すると、システムに[接続成功]というメッセージが表
示されます。
e ステップ 10 に進みます。
8 使用する PC に OpenLAB CDS をインストールしていない場合は、
OpenLAB Data Analysis はスタンドアローンアプリケーションとしてイ
ンストールされます。
a デフォルトのフォルダーを使用する、新しいォルダー名を入力する、
または OpenLAB Data Analysis のインストール先ディレクトリを参
照して指定することができます。
b インストールの一部としてインストールの確認を実行するには、
[ソフトウェアベリフィケーションの実行]を選択します。Software
Verification Tool では、使用するシステムが正しく構築およびイン
ストールされていることを示す文書が提供されます。Software
Verification Tool は、後日実行することもできます。
c [次へ]をクリックします。
d インストールの種類を選択します。
注記
OpenLAB CDS EZChrom エディションを使用した場合のみ、ネットワークワーク
ステーションへの OpenLAB Data Analysis のインストールがサポートされま
す。
9 [ネットワークワークステーション]を選択した場合:
a [次へ]をクリックします。
b [登録用の OpenLAB Shared Services 設定]画面で、
[サーバー名]
に入力します。
c OpenLAB コントロールパネルの中で設定されている認証プロバイダを
選択します。
d [サーバー名]に入力すると、
[テスト接続]ボタンが有効になりま
す。この画面の残りの部分に入力する前に、このサーバーの接続テス
トを行うことができます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
65
5
オプションの手順
OpenLAB Data Analysis をアドオンまたはスタンドアローンアプリケーションとしてインストール
e [次へ]を選択します。サーバーへの接続テストが実行されます。
接続テストに失敗したときは、サーバー名がスペースなしで正しく入
力されているか確認し、
[次へ]を選択して再度テストを実行します。
テストが正常に終了しない場合は、以下の処理を行うことができます。
• 新しいサーバーを入力してテストを実行する。
• サーバーに接続できない場合は、社内サポートに連絡してください。
接続テストに成功すると、
[追加項目]画面に進みます。
f [追加項目]画面で、
[EZChrom エンタープライズパス]が選択されて
いることを確認します。
10[次へ]をクリックし、
[サマリ]画面に進みます。
11[開始]をクリックしてインストールを開始します。
12 インストールが完了して[次へ]をクリックすると、
[インストールし
た機能]画面に進みます。
13[完了]をクリックし、インストールを終了します。
66
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
オプションの手順
追加ソフトウェアとドライバーのインストール
5
追加ソフトウェアとドライバーのインストール
OpenLAB CDS には、追加ソフトウェア(サードパーティ製の機器用のドラ
イバーなど)のインストールを支援するウィザードが用意されています。
このウィザードを開始するには、[スタート]> [すべてのプログラム]>
[Agilent Technologies]> [OpenLAB]> [OpenLAB 追加ソフトウェアと
ドライバー]を選択します。ウィザードの指示に従って、必要なソフト
ウェアをインストールします。
ネットワークドライブの準備
追加ソフトウェアがネットワークドライブ上に置かれている場合は、ウィ
ザードがそこにアクセスできるようにネットワークドライブを準備する必
要があります。この準備を行わなければ、ウィザードの該当ドライブへの
アクセスは Windows のセキュリティ機能により拒否されます。
1 ドライブにドライブ文字を割り当てます。
例えば、"\\<machine-name>\OpenLABCDS" という共有パスを使用して、
ドライブに Z: を割り当てます。
これにより、ログインしているユーザーに対してドライブの割り当てが
行われます。
2 コマンドプロンプトを特権モードで開き(管理者として実行し)
、net
use コマンドでドライブを割り当てます。
例えば、
net use Z:"\\< マシン名 >\OpenLABCDS" などと入力します。
これにより、ローカル管理者アカウントに対してドライブの割り当てが
行われます。割り当てられたドライブが、ログインユーザーと管理者の
両方で表示され、ウィザード内で選択できるようになります。
サードパーティ製の機器をコンフィグレーションする
EZChrom エディションでのサードパーティ製機器のコンフィグレーション
の詳細については、
『OpenLAB CDS EZChrom エディション Instrument
Installation Guide』を参照してください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
67
5
オプションの手順
ソフトウェアインストール後のソフトウェアベリフィケーションの実行
ソフトウェアインストール後のソフトウェア
ベリフィケーションの実行
Software Verification Tool では、使用するシステムが正しく構築および
インストールされ、設計仕様通りになっていることを示す文書が提供され
ます。
1 Windows オペレーティングシステムを使用して、
[スタート]> [すべて
のプログラム]> [Agilent Technologies]> [Software Verification
Tool]を選択します。
2 [Qualify]を選択します。
アプリケーションが実行され、ソフトウェアベリフィケーションレポー
トが作成されます。
3 レポートに不合格と表示されている場合、コンピュータの要件を確認
し、データシステムを再インストールしてください。
ソフトウェアベリフィケーションレポートの結果が「合格」となるま
で、システムを使用しないでください。
68
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
オプションの手順
ワークステーションのネットワークワークステーションへの転換
5
ワークステーションのネットワーク
ワークステーションへの転換
ネットワークワークステーションでは、独立した OpenLAB Shared
Services サーバーを使用してシステムを制御します。任意のネットワーク
ワークステーションから、OpenLAB Shared Services によって提供される
すべての情報にアクセスできます。例えば、利用できる機器や、その機器
の現在のステータス(オンライン、オフライン、エラー、実行中、ノット
レディなど)を、それぞれのワークステーションから確認することができ
ます。ライセンスとユーザーアカウントも OpenLAB Shared Services サー
バー上で一元管理されます。
注記
• OpenLAB Shared Services サーバーを先にインストールしておく必要があり
ます。『ネットワーク対応および分散システムのインストールおよびコン
フィグレーションガイド』(ディスク 1 収録の
CDS_NWSDS-Installation.pdf)を参照してください。
• ワークステーションと OpenLAB Shared Services サーバーのバージョンが同
じになっているか確認してください。バージョンが異なっている場合は、転
換を実行する前にワークステーションをアップグレードします。「OpenLAB
CDS スタンドアロンワークステーションの最新バージョンへのアップグレー
ド」73 ページを参照してください。
アップグレードのためシステムにバージョンが混在している間の一時的なサ
ポートについては、『OpenLAB CDS 管理ガイド』(ディスク 1 収録の
CDS_Admin.pdf)を参照してください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
69
5
オプションの手順
ワークステーションのネットワークワークステーションへの転換
注意
同じ名前を持つ複数の機器の競合
ワークステーション上で使用されている機器が、ネットワーク上に既に存
在する名前を持っていないかチェックします。これに該当する場合、また
は不明な場合:
➔ 転換を開始する前に、該当する機器のデータ、メソッド、およびシーケ
ンスをローカルのバックアップフォルダーにコピーします。次に、ワー
クステーションからその機器を削除します。
➔ 転換を行った後、新しい機器をコンフィグレーションし、ローカルフォ
ルダーのデータを元の場所にコピーします。
1 OpenLAB CDS マスターインストーラの画面から、
[メンテナンス]を選択
します。
2 [スタンドアローンワークステーションをネットワークワークステー
ションに変換]を選択します。
3 サーバー名と、サーバーが使用する認証サービスを入力します。
サーバーが認証を必要とする場合は、OpenLAB Shared Services 管理者
の資格情報の入力を求められます。
4 転換を開始します。
すべての機器が OpenLAB Shared Services サーバーに登録されます。
70
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
オプションの手順
オフラインマシン上でのパフォーマンスの向上
5
オフラインマシン上でのパフォーマンスの向上
OpenLAB CDS を実行するコンピュータは、インターネットに接続されてい
ないとパフォーマンスが低下する場合があります。
Windows オペレーティングシステムには、セキュアソフトウェアの使用時
に Windows セキュリティ証明書をすべて更新するために、常にオンライ
ン接続を検索するルーチンが組み込まれています。
この問題を解決するには、すべてのワークステーション、クライアント、
AIC、およびサーバー上で以下のシステム設定を使用してください。
1 Internet Explorer を開き、
[ツール]> [インターネットオプション]
を選択します。
[詳細設定]タブで、以下のチェックボックスをオフに
します。
• [セキュリティ]> [発行元証明書の取り消しを確認する]
• [セキュリティ]> [サーバーの証明書失効を確認する]
2 以下のレジストリキーを変更します。
• 32 ビットおよび 64 ビットシステム:
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\
SystemCertificates\AuthRoot]
"DisableRootAutoUpdate"=dword:00000001
• 64 ビットシステム:
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Policies\Microsoft\
SystemCertificates\AuthRoot]
"DisableRootAutoUpdate"=dword:00000001
3 ルート証明書をオフにしたことを記録します。これによりユーザーが他
のアプリケーションをインストールするのを防止します。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
71
5
オプションの手順
セキュアファイル IO を用いた ChemStation フォルダーの保護
セキュアファイル IO を用いた ChemStation
フォルダーの保護
データ、メソッド、シーケンスなどの ChemStation ファイルは、さまざま
なローカルフォルダーに保存されます。データの完全性を確保するために、
ChemStation ではセキュアファイル IO 機能を提供しています。この機能
を有効にした場合、すべてのフォルダーが ChemStation 外部からの変更や
[開く]または[名前を付けて保存]ダイアログでの変更から保護されま
す。
詳細については、
『OpenLAB CDS 管理ガイド』の「セキュアファイル IO を
用いたフォルダー保護」を参照してください。
72
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
6
OpenLAB CDS スタンドアロン
ワークステーションの
最新バージョンへのアップグレード
ライセンスアップグレード
74
ChemStation エディションワークステーションの
アップグレード
75
OpenLAB CDS A.01.04 以前のバージョンからの
アップグレード
75
OpenLAB CDS A.01.05 以上のバージョンからの
アップグレード
75
EZChrom エディション ワークステーションの
アップグレード
77
OpenLAB CDS A.01.01 からのアップグレード
OpenLAB CDS A.01.02 からのアップグレード
OpenLAB CDS A.01.03 以上のバージョンからの
アップグレード
77
77
77
この章では、OpenLAB CDS ワークステーションのアップグレードに
ついて説明します。
Agilent Technologies
73
6
OpenLAB CDS スタンドアロンワークステーションの最新バージョンへのアップグレード
ライセンスアップグレード
ライセンスアップグレード
A.02.01 より前のバージョンからアップグレードする場合は、次のバー
ジョンの OpenLAB CDS にアップグレードする前に SubscribeNet でライセ
ンスを更新する必要があります。コアソフトウェアをアップグレードする前
にワークステーションのライセンスをアップグレードすることを強くお勧
めします。新しいワークステーションライセンスを持たないスタンドアロ
ンワークステーションでコアソフトウェアをアップグレードしても、
OpenLAB コントロールパネルに新しいワークステーションライセンスが追
加されるまでは機能しません。
SMA を契約している場合は、次の手順でライセンスをアップグレードでき
ます。
1 Agilent Electronic Software and License Delivery
(https://agilent.subscribenet.com/)にログインします。
2 [Manage Licenses by Host]に移動し、お使いのワークステーションを
ホストしているマシンを検索します。または、ドロップダウンリストか
らそのマシンを選択します。
3 [Upgrade All]をクリックして、そのホスト上のすべてのライセンスを
最新バージョンにアップグレードします。次の画面で、アップグレード
することを確認します。
これによりライセンスファイルが最新バージョンにアップグレードされ
ます。SubscribeNet からお客様に、新しいライセンスファイルの添付
された電子メールが送信されます。
4 システムに新しいライセンスファイルを追加します。
複数のスタンドアロンワークステーションを使用している場合、各ワー
クステーションでこの手順を繰り返します。
ネットワークシステムを使用している場合、ライセンスは OpenLAB
Shared Services サーバーで管理されているため、ライセンスファイル
の提供が必要なのは一度だけです。
74
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
OpenLAB CDS スタンドアロンワークステーションの最新バージョンへのアップグレード
ChemStation エディションワークステーションのアップグレード
6
ChemStation エディションワークステーションの
アップグレード
OpenLAB CDS A.01.04 以前のバージョンからのアップグレード
古い OpenLAB CDS リビジョンをアンストールしてから、A.02.02 SR2 をイ
ンストールします。
OpenLAB CDS A.01.05 以上のバージョンからのアップグレード
マスターインストーラに含まれている[OpenLAB CDS アップグレードウィ
ザード]を使用して、OpenLAB CDS A.02.02 SR2 に 1 ステップでアップグ
レードできます。
必須要件
アップグレード中に機器のカラムテーブルを維持するには、既存の各機器フォ
ルダー(Chem32\1\, Chem32\2\ など)へ移動し、Config.reg という名前の
ファイル名を Config.bak に変更します。この手順は、LC カラムタグを使用し
て LC カラム情報を保存する場合や、GC カラムインジェクションカウントを
使用しない場合は不要です。
注記
ChemStation 管理ツールでの前の設定は、更新処理中に変更される場合があり
ます。アップグレードした後、ChemStation 管理ツールの設定がアップグレー
ド前の元のシステムの設定と一致していることを確認してください。
注記
OpenLAB CDS A.02.02 SR2 では、フォルダーを保護するための新しい機能が
ChemStation 管理ツールにあります。詳細は、『OpenLAB CDS 管理者用ガイド』
の「ChemStation 管理ツール」セクションを参照してください。
[インストール]画面に
1 マスターインストーラの[プラン]画面から、
切り替えます。
2 [OpenLAB CDS インストール]を選択します。
OpenLAB CDS がすでにインストールされているため、
[OpenLAB CDS アッ
プグレードウィザード]が自動的に開きます。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
75
6
OpenLAB CDS スタンドアロンワークステーションの最新バージョンへのアップグレード
ChemStation エディションワークステーションのアップグレード
3 OpenLAB CDS A.02.01 より前のバージョンからアップグレードする場合
は、ワークステーションライセンスをアップグレードする必要がありま
す。
「ライセンスアップグレード」74 ページを参照してください。
ライセンスがアップグレード済みであることを確認してから、[次へ]
をクリックして先に進みます。
4 [規約に同意します]を選択します。この条件に同意しないとアップグ
レードを開始できません。[次へ]をクリックします。
5 認証プロバイダがコンフィグレーションしてある場合:
[登録用の
OpenLAB Shared Services 設定]画面で、システム管理特権を持つユー
ザーのユーザー名とパスワードを入力します。
[次へ]をクリックします。
6 アップグレードウィザードの[サマリ]画面に、アップグレード対象の
コンポーネントのリストが表示されます。[開始]をクリックして、
アップグレードを進めます。
アップグレード中にエラーが発生した場合、エラーメッセージが表示さ
れます。
7 アップグレードが完了したら[完了]を選択して、
[OpenLAB CDS アップ
グレードウィザード]を閉じます。
既存の機器コンフィグレーションは、アップグレードの後も変更せずに
残すことができます。
注記
既存の 35900 機器の場合、前の CDS バージョンのマスターインストーラに
よってクラシックドライバーが自動的にインストールされている場合がありま
す。RC.NET ドライバーを使用する必要がある場合(AIC 上で 2 つの機器間で
チャンネルを分割するなど)、先に新しいドライバーをインストールしてから
機器を再コンフィグレーションする必要があります。詳細は、『機器コンフィ
グレーションガイド』の「Agilent 35900 RC.Net ドライバーのインストール」
(ディスク 2 の CDS_CS-InstrumentConfig.pdf)を参照してください。
クラシックドライバーで作成されたメソッドは使用できなくなります。
RC.Net ドライバーで新規メソッドを作成する必要があります。
76
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
OpenLAB CDS スタンドアロンワークステーションの最新バージョンへのアップグレード
EZChrom エディション ワークステーションのアップグレード
6
EZChrom エディション ワークステーションの
アップグレード
OpenLAB CDS A.01.01 からのアップグレード
OpenLAB CDS A.01.01 をアンストールしてから、A.02.02 SR2 をインス
トールします。
OpenLAB CDS A.01.02 からのアップグレード
まず、お使いのアプリケーションを OpenLAB CDS A.01.03 にアップグレー
ドします。次に A.02.02 SR2 にアップグレードします。
OpenLAB CDS A.01.03 以上のバージョンからのアップグレード
マスターインストーラに含まれている[OpenLAB CDS アップグレードウィ
ザード]を使用して、OpenLAB CDS A.02.02 SR2 に 1 ステップでアップグ
レードできます。
1 マスターインストーラの[プラン]画面から、
[インストール]画面に
切り替えます。
2 [OpenLAB CDS インストール]を選択します。
OpenLAB CDS がすでにインストールされているため、
[OpenLAB CDS アッ
プグレードウィザード]が自動的に開きます。
3 OpenLAB CDS A.02.01 より前のバージョンからアップグレードする場合
は、ワークステーションライセンスをアップグレードする必要がありま
す。
「ライセンスアップグレード」74 ページを参照してください。
ライセンスがアップグレード済みであることを確認してから、[次へ]
をクリックして先に進みます。
4 [規約に同意します]を選択します。この条件に同意しないとアップグ
レードを開始できません。
[次へ]をクリックします。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
77
6
OpenLAB CDS スタンドアロンワークステーションの最新バージョンへのアップグレード
EZChrom エディション ワークステーションのアップグレード
5 認証プロバイダがコンフィグレーションしてある場合:
[登録用の
OpenLAB Shared Services 設定]画面で、システム管理特権を持つユー
ザーのユーザー名とパスワードを入力します。[次へ]をクリックしま
す。
6 アップグレードウィザードの[サマリ]画面に、アップグレード対象の
コンポーネントのリストが表示されます。[開始]をクリックして、
アップグレードを進めます。
アップグレード中にエラーが発生した場合、エラーメッセージが表示さ
れます。
7 アップグレードが完了したら[完了]を選択して、
[OpenLAB CDS アップ
グレードウィザード]を閉じます。
既存の機器コンフィグレーションは、アップグレードの後も変更せずに
残すことができます。
注記
既存の 35900 ADC および SS420x 機器の場合、前の CDS バージョンのマス
ターインストーラによってクラシックドライバが自動的にインストールされて
いる場合があります。クラシックドライバから RC.NET に切り替えないでくだ
さい。機器がデータを書き込めなくなる可能性があります。
新しい 35900/SS420x RCF.NET ドライバを使用する必要がある場合(デュアル
チャンネル機能が必要な場合など)、最初にクラシックドライバを手動でアン
インストールしてから、ディスク 5 から Agilent 35900E RCNet アドオンドラ
イバをインストールしてください。自動アップグレードはありません。
78
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
7
ソフトウェアのアンインストール
アンインストールについて
マスターインストーラの実行
80
81
OpenLAB CDS アンインストールウィザードの実行
82
この章では、OpenLAB CDS アンインストールウィザードを使用した
アンインストールについて説明します。また、アンインストール後
のタスクについても説明しています。このタスクは、同じコン
ピュータに ChemStation を再インストールする場合に必要です。
Agilent Technologies
79
7
ソフトウェアのアンインストール
アンインストールについて
アンインストールについて
注記
マスターインストーラを使用せず手動でインストールしたヘッドスペース、
PAL、サードパーティドライバーなどの追加ソフトウェアをアンインストール
する場合は、OpenLAB CDS をアンインストールする前に、Windows コントロー
ルパネルを使ってそれらをアンインストールする必要があります。
インストールと同様、OpenLAB CDS のアンインストールも OpenLAB CDS マ
スターインストーラから自動的に実行できます。
マスターインストーラは、同じユーザーインターフェイスを使用してすべ
ての OpenLAB CDS コンフィグレーションのソフトウェアのアンインストー
ルができる仕様になっています(スタンドアローンまたはネットワーク
ワークステーション)
。マスターインストーラの[メンテナンス]セクショ
ンの[OpenLAB CDS アンインストールウィザード]を使用すると、アンイ
ンストールの手順が表示されます。
OpenLAB Data Analysis は単独でアンインストールできます(
『OpenLAB
Data Analysis - 概要』を参照)
。
注記
80
OpenLAB CDS をアンインストールする際には、Windows のアンインストール
ツールを使用しないでください。
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
ソフトウェアのアンインストール
マスターインストーラの実行
7
マスターインストーラの実行
ワークステーションでマスターインストーラを実行するには、以下のいず
れかの方法を選択します。
• ディスクからアンインストールを実行するには、OpenLAB CDS インス
トールディスク(ディスク 1)を挿入します。
Autostart により Agilent.OpenLABCDSSetupFromDVD.exe が自動的に実
行され、インストーラの[プラン]画面が表示されます。
• ポータブルデータストレージデバイスを使用する場合は、コンピューター
の USB ポートにデバイスをセットして \Disk1 に移動し、Setup.bat を
実行して[プラン]画面に進みます。
• 共有ファイルを使用している場合は、コンテンツをローカルドライブにコ
ピーして、それぞれの共有ファイルのフォルダーに移動します。その後、
[プラン]画面に進みます。
\Disk1 に移動して Setup.bat を実行し、
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
81
7
ソフトウェアのアンインストール
OpenLAB CDS アンインストールウィザードの実行
OpenLAB CDS アンインストールウィザードの実行
1 マスターインストーラの[プラン]画面で、サイドバーメニューから
[メンテナンス]を選択します。
2 [OpenLAB CDS のアンインストール]を選択します。
[OpenLAB CDS アンインストールウィザード]が開きます。
3 [共有コンポーネント]画面で、
[ソフトウェアベリフィケーションのア
ンインストール]チェックボックスをオンにします。
注記 :OpenLAB CDS をあとで再インストールする場合には、ソフトウェ
アベリフィケーションツールをアンインストールする必要があります。
4 [OpenLAB CDS コンポーネントのアンインストール]の[サマリ]画面に
は、アンインストールするコンポーネントのリストが表示されます。
5 [開始]を選択してアンインストールを開始します。
アンインストールを中止する場合は、[キャンセル]を選択します。設
定を変更する場合は、
[戻る]を選択します。
リストされているコンポーネントがすべて、順々に自動的にアンインス
トールされます。
6 アンインストールが完了したら、
[完了]をクリックし、アンインス
トールウィザードを閉じます。
82
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
索引
索引
D
diagcab ファイル
16
W
Windows
インストール
設定
17
WTP
16
15
う
ウィルス対策
15
こ
コンフィグレーションチェッ
カー
16
せ
設定値の指定
Windows
17
CDS ワークステーションのインストールとコンフィグレーションガイド
83
www.agilent.com
本書の内容
本インストールガイドでは、Agilent
OpenLAB クロマトデータシステム(CDS)
ワークステーションのインストールおよび設
定について説明しています。
Agilent Technologies 2010-2016
Printed in Germany
03/2016
*M8301-96008*
*M8301-96008*
M8301-96008
Agilent Technologies