(仮称)整備構想策定業務委託 プロポーザル方式実施要領

三世代交流施設(仮称)整備構想策定業務委託
プロポーザル方式実施要領
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目的
昭和46年4月1日、荒尾市老人福祉センターとして設置されたが、施設の老朽化に伴い、
娯楽室等があった本館棟を閉鎖し、60歳以上の高齢者を対象とした入浴機能のみの施設と
して、平成24年4月9日から「荒尾市潮湯」として再開した。現在も運営中であるが、施
設及び設備の老朽化が進み、維持管理が大きな課題となっている。
そこで本市は、潮湯施設に、新たに多世代交流・多機能型施設機能を備えた施設整備を検
討し、その具体化へ向けて、新・第5次荒尾市総合計画や立地適正化計画等との整合性を図
りながら、生活機能と居住機能の充実等を一体的に取り組む都市構造のコンパクト化の推進
と本市の将来を見据えた大局的な視点から、効果的な施設整備策を講じなければならない。
本業務では、多世代交流・多機能型施設の具体化へ向けて、公共施設再編の動向と合わせ
て、市民サービスや利便性の更なる向上とともに、施設利用の実態や施設の発展の可能性の
調査、最適な施設整備方策等の検討を行い、施設整備構想を作成することを目的としている。
なお、本業務の遂行には、全市的に進めている他の計画との連携や、高度な技術力・企画
立案力、豊富な業務経験等を必要とすることから、委託業者については、公募型プロポーザ
ル方式に基づき募集及び選定を行うこととする。
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委託業務概要
(1)業務名称
三世代交流施設(仮称)整備構想策定業務委託
(2)業務内容
ア 「荒尾市潮湯」施設及び設備の調査・整理など
イ 施設に新たに付加する機能、施設規模及び建設候補地の比較検討など
ウ 概算事業費等の算定
(3)業務の仕様等
別紙「三世代交流施設(仮称)整備構想策定業務委託仕様書」による。
(4)履行の期限
契約締結の日から平成29年3月31日まで
(5)契約上限価格
本業務の契約上限価格は、金 5,940,000 円(消費税及び地方消費税を含む。)とする。
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参加資格
荒尾市プロポーザル方式事業者選定実施要綱(以下「要綱」という。)第5条第1項各号
の規定を満たし、かつ、以下の要件を満たすこと。なお、提案書提出要請通知書の発送後に、
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要綱第13条第1項の規定に該当することとなった者は、当該提案参加資格を取り消す。
(1)熊本県内又は福岡県内に主たる営業所又は営業所があること。
(2)建築士法(昭和25年法律第202号)第23条に規定する一級建築士事務所の登
録を受けていること。
(3)本業務に携わる管理技術者が、一級建築士の資格を持っていること。
(4)平成18年度から平成27年度までにおいて、温浴施設、保健福祉施設、多世代交
流施設等の公的施設に係る整備計画立案又は事業計画業務を履行した実績があるこ
と。ただし、履行実績とは、本体業務を履行した実績であり、アンケート調査等の業
務の一部のみを履行した実績は含まない。
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契約締結までのスケジュール
契約締結に至るまでのスケジュールは、表1のとおりとする。ただし、土曜日、日曜日及
び祝日など、荒尾市の休日を定める条例(平成3年条例第13号)第1条第1項各号に規定
する市の休日(以下「市の休日」という。)には、参加申込等の受付を行わない。
表1 契約締結までのスケジュール
内容
期日
1
公告
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参加表明書等の配布及び受付期間
3
提示資料に関する質疑の受付期限
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提示資料に関する質疑の回答
平成28年8月16日(火)
5
提案書提出要請通知書の発送
平成28年8月19日(金)
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提案書の提出意思確認書の提出期限
平成28年8月29日(月)
午後5時までに必着
7
提案書等の提出期限
平成28年8月29日(月)
午後5時までに必着
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提案に係るプレゼンテーションの開催
平成28年9月上旬
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最優秀提案事業者の決定通知
平成28年9月下旬
契約の締結
平成28年9月下旬
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平成28年8月5日(金)
平成28年8月5日(金)~
平成28年8月17日(水)
平成28年8月5日(金)~
平成28年8月12日(金)
5
参加申込等
参加表明する者は、参加表明書(様式第1号)及び「3 参加資格」を証明する書類(以
下「参加表明書類」という。)を提出し、審査を受けるものとする。
(1)参加資格確認の基準日
参加資格確認の基準日は、参加表明書類の提出期限日とする。
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(2)提出書類
提出書類は、ア~エの書類を順に綴り込み、表紙及び背表紙に業務名称及び提出業者
名を記入し、正本1部及び副本1部を持参又は郵送により提出すること。
ア 参加表明書(様式第1号)
イ 会社概要(様式第2号)※パンフレットを添付すること。
ウ 一級建築士事務所の登録を受けていることを証明するもの
エ 業務実績調書(様式第3号)※契約書の写しを添付すること。
※ 平成18年度から平成27年度までの契約実績のうち、参加表明書類提出日
時点で契約が完了した、本業務と類似又は関連する業務を対象とする。
(3)参加表明書類の提出
参加表明書のほか必要書類を添えて、次のとおり持参又は郵送により提出すること。
ア 提出期限:平成28年8月17日(水)までとする。
持参の場合は、市の休日を除く午前9時から午後5時までとする。郵
送の場合は、提出期限までに必着とする。
イ 提出場所:荒尾市役所保健福祉部福祉課総務係
(4)事前審査の実施
6者以上から参加表明書類が提出された場合は、参加表明書類を事務局で事前審査し、
5者以内を選定する。
6
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企画提案等
(1)企画提案内容(テーマ)
ア 潮湯施設に新たに付加する機能の概要について
イ 本施設の建設候補地選定に資する情報・資料収集等の調査手法について
(2)企画提案書
表紙及び目次を除き、A4版2枚以内(字の大きさは、10ポイント以上)とする。
印刷は、両面、カラー、モノクロの別を問わないものとする。
提案要請及び提出意思の確認について
(1)提案書の提出要請
提案書の提出要請については、提案書提出要請通知書(様式第5号)により通知する。
(2)提出意思確認書の提出
提案書の提出要請通知を受けた者は、次のとおり持参又は郵送により提出意思確認
書(様式第6号)を提出すること。
ア 提出期限:平成28年8月29日(月)までとする。
持参の場合は、市の休日を除く午前9時から午後5時までとする。郵
送の場合は、提出期限までに必着とする。
イ 提出場所:荒尾市役所保健福祉部福祉課総務係
(3)提案書の提出
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提案書の提出意思がある場合は、提案書のほか必要書類を添えて、次のとおり持参又
は郵送により提出すること。
ア 提案書(様式第7号)
イ 企画提案書
※ 表紙及び目次を除き、A4版2枚以内(字の大きさは、10ポイント以上)
とする。印刷は、両面、カラー、モノクロの別を問わないものとする。
ウ 業務実施体制書(様式第8号)
※ 配置予定の技術者ごとに、業務の経験年数や業務に関連する所有資格、主な
業務実績等を記載し、各技術者の所有資格を証明するものを添付すること。
エ 配置予定管理技術者調書(様式第9号)
オ
カ
キ
ク
ケ
※ 配置予定管理技術者の所有資格を証明するものを添付すること。
業務工程表(任意様式)
見積書
※ 金額は、消費税及び地方消費税を含む額とし、積算根拠を記入すること。
提出部数:正本1部、副本10部とする。
提出期限:平成28年8月29日(月)までとする。
持参の場合は、市の休日を除く午前9時から午後5時までとする。郵
送の場合は、提出期限までに必着とする。
提出場所:荒尾市役所保健福祉部福祉課総務係
(4)辞退
提案書の提出要請を辞退する場合は、提出意思確認書を提出期限までに提出すること。
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プレゼンテーションの実施
提案書の内容等について、明瞭化のためプレゼンテーションを実施する。日時等は、次の
とおりとする。
(1)日時及び場所
日時は、平成28年9月上旬とし、日時・場所は改めて連絡する。
(2)参加人数
プレゼンテーション参加人数は3人までとし、提案書で届け出た配置予定管理技術者
は、必ず参加しなければならない。
(3)プレゼンテーションに要する時間
おおむね30分程度(うち質疑時間10分程度)とする。ただし、提案者数に応じて、
プレゼンテーションの時間配分等を調整することがある。
(4)プレゼンテーションに要する機材
参加者にて準備すること。スクリーンとプロジェクターは、市側で準備するものとす
る。
9 質問
(1)質問の受付
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ア 質問の方法
本業務について質問のある者は、質問書(様式第13号)を福祉課の電子メール
アドレス宛てに送付すること。質問書を送付する際の電子メールの件名は「三世代
交流施設(仮称)整備構想策定業務委託に係る質問書」とする。なお、電子メール
以外の方法による質問は受け付けない。
質問受付の終了時刻に関しては受付場所における着信日時とし、受理しているか
どうかの判断は、福祉課が行うものとする。ただし、電話による受理確認は差し支
えない。
イ 受付期間:平成28年8月5日(金)から平成28年8月12日(金)
午後5時まで
ウ 送付先:[email protected]
(2)質問に対する回答
ア 回答期限:平成28年8月16日(火)までに回答する。
イ 回答方法:質問に対する回答は、回答期限までに荒尾市ホームページにおいて
回答(公開)する。ただし、本業務に直接関係のある質問のみに回答
を行うものとし、全ての質問に回答するとは限らない。
10 評価
(1)事前審査の評価項目及び配点
評価項目
評価内容
点数
≪合計 30 点≫
会社概要
(業務経歴等)
(1)技術者数【配点 10 点】
/10
(2)同種主要業務実績【配点 20 点】
/20
(2)企画提案の評価項目及び配点
評価項目
評価内容
業務実績
過去に本業務と同様又は類似した内容の実績があるか、業務
実績調書(様式第3号)を参考に評価する。【配点 10 点】
実施体制
本業務を的確に遂行できる人員及び体制が確保されている
か、業務実施体制書(様式第8号)を参考に評価する。
【配点 5 点】
配置予定管理技術者の有する資格及び実績について、配置予
定管理技術者調書(様式第9号)を参考に評価する。
【配点 5 点】
点数
≪合計 80 点≫
/10
/5
/5
本市の地域特性や社会情勢を的確に分析されているかを評
価する。
【配点 10 点】
/10
業務の趣旨を十分理解し、目的に合致した提案となっている
かを評価する。【配点 10 点】
/10
業務全般
5
施設の果たす役割について、独自性・将来性・充実性がある
提案となっているかを評価する。【配点 20 点】
/20
提案内容に業務の推進や有益となる独自提案があるかを評
価する。
【配点 20 点】
/20
11 最優秀提案事業者の選定
受託者の選定に当たり、「三世代交流施設(仮称)整備構想策定業務委託プロポーザル評
価委員会(以下「評価委員会」という。)」を設置し、提案書の技術評価及び提案者の技術評
価の順位決定を行う。
荒尾市プロポーザル審査会(以下「審査会」という。)において、次の算定方式によって
提案価格の評価及び委員会の技術評価を基に審査を行い、最優秀提案事業者の候補者を選定
する。
技術提案合計点  70
最も低い見積額  30
評価点数 = + 80
参加者の見積額
12 その他
(1)費用負担
本実施要領に基づく全ての手続に関して、応募者は、自らの責任と費用負担によりこ
れを行う。
(2)提出後の修正又は変更
本件に関して提出された書類等の提出後の修正又は変更は認めないこととする。また、
提出された書類等は、返却しないこととする。
(3)使用言語等
本実施要領に基づく全ての意思疎通は書面によるものとし、用いる言語は日本語とす
る。また、提案書類、質疑、審査等における通貨は円、計量単位は計量法(平成4年法
律第51号)によるもの、時刻は日本標準時とする。
(4)提示資料の取扱い
市から提示する資料等について、提案書作成に係る検討以外の目的での使用は厳禁と
する。
(5)虚偽記載の取扱い
参加表明書及び提案書に虚偽の記載をした場合には、参加表明書及び企画提案書を無
効にするとともに、虚偽の記載をした者に対して、指名停止の措置を行うことがある。
(6)著作権
提案参加者が提出した提案書類の著作権は、提案参加者に帰属する。ただし、市がプ
ロポーザル方式の手続及びこれに係る事務処理において必要があるときは、提出された
企画提案書等の全部又は一部の複製等をすることができるものとする。
6
【
事 務 局 (問合せ先及び書類提出先) 】
荒尾市役所保健福祉部福祉課総務係
〒864-8686 熊本県荒尾市宮内出目 390 番地
電 話 番 号:0968-63-1406
ファックス:0968-62-2881
電子メール:[email protected]
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