価値創造のための戦略 グローバルコーポレートカンパニー お客さまの事業への深い理解とコーポレートファイ ナンスの分野での強みを活かしたソリューションの の分野での強みを活かしたソリューションの 提供を通じ、大きく変わる世界の経済動向・規制 動 向のなかで、持 続 的に成 長するカンパニーを 目指します。 グローバルコーポレートカンパニー長 菅野 暁 海外に進出する日系企業と世界各国の非日系企業のお客さまに、最適なソリューションを提供 グローバルコーポレートカンパニーは、海外日系企業および 2015 年度 海外向け貸出の構成※ 非日系企業等のお客さまに向けた業務を担当しています。 日系企業のお客さまに対しては、海外進出検討時の情報提 供から事業・財務戦略支援まで最適なソリューションと的確な 日系 32% 非日系 コンサルティングを提供することで、海外事業展開をサポート 68% しています。 非日系企業のお客さまに対しては、重点営業対象先を選定 し、お客さまの事業・財務戦略に係る幅広いニーズにお応えす ※みずほ銀行含む主要現地法人、国際ユニット管理ベース るために、銀行・信託・証券が一体となって、貸出のみならず M&A・社債引受(DCM) ・トランザクションバンキング等の多 様なソリューションを提供しながら、長期的な関係構築を通じ 2015 年度 海外業務粗利益の構成※ (百万ドル) たビジネスの拡大に努めています。 また、お客さまへのサポートを充実させるため、世界各地で 拠点の開設を進めるとともに、海外の主要な金融機関や政府 1,534 合計 1,395 3,697 系機関との提携も積極的に推進しています。 768 ※みずほ銀行・証券合算、主要現地法人含む 国際ユニット管理ベース 40 みずほフィナンシャルグループ ■ 米州 ■ 欧州 ■ アジア 特徴 ■ 課題認識 欧州経済 不透明感、中国 新興国経済 価格 低迷 地政学 ■ 欧米銀行 、母国市場、 証券・市場 野 特化 採算性 地域・分 ■ 傾向 、 制・資 本 規 制 強化 ■ 、流 動 良質 北米 ■ 向上 ■ 銀行・証券 拡充 顧客提案 高 一体運営 裏打 高 強化 力 充実 ■ 外貨預金 積 貨調達手段 性・資本 希少性 高 顧客基盤 推進 商品・ 力 上昇、流動性規 優良 上 外 、地場企業 多様化 関 高 拠点 私たちが目 指すもの 外貨調達 ■ 拡充 等 海外 競争優位性 ■ 持続的 優 良顧客基盤 高 ■ 強 ■ 減速、資源 ︿みずほ﹀について 外部環境 現地規制 情報提供力 新中期経営計画(2016年度∼2018年度) 実現 向 世界経済 先行 化 業 不透明感 環境下 持続的 、持続性 成長性 兼 備 、当 力強 、最 目指 債券 発行 、 客 事 地域 組織 300 。 超 、 業務改善 積極的 取 。 (億円) 産業 対 2,000 事業基盤 不可欠 、外 貨 預 金 増強 外貨流動性 図 1,000 。 確 0 、外 貨 建 海外非金利収支※ + 1,900± 1,500 強 提供力 収益力 実現 1,920※ 1,700 企 業 価 値を支える基 盤 、銀行・信託・証券一体 、力強 保 多様化 実現 2,500 〉 知見 実績 有 、持続的 枠 構築 2018年度 業務純益計画 持続的 提供、 調達手段 追求 程 。 重点的 化等 ・事業基盤 等、 組 、 客 成長 目指 、 〈 強 信頼 全世界 優良企業 、各種規制 。 非日系企業 度 強 顧客・ 価 値 創 造のための戦 略 目指 姿 2015 年度実績 2018 年度計画 ※ 本部経費控除前 外貨預金残高※ 30% 10% + 財 務レビュー 2015 年度実績 ※ 管理 ・ 2015 年度実績 2018 年度計画 、受入保証料等 除 ※ 2018 年度計画 銀行含 主要現地法人、 管理 外貨建 顧客預金残高、2015年度見込 対比 計画値 2016統合報告書 ディスクロージャー誌 41 価値創造のための戦略 新中期経営計画の重点戦略 ▶事 業ポートフォリオ構造変革 ・総 合採算性の高いポートフォリオへの資本・流動性 の集中 「お客さま」に提供する価値 ・Super30・50戦略からGlobal 300戦略への進化 ■事業・財務戦略への最適な提案により、お客さま ロスセルの徹底 ▶ク のグローバルな事業展開をサポート ・米 州における社債引受業務のプレゼンス維持と グローバルな活用 ・セクターアプローチ等を通じた事業・財務戦略への 重点戦略 提案力向上 ・安 定的な非金利収入・外貨預金増強に寄与する トランザクションバンキング機能の強化 ▶事 業・経営基盤の強化 ・外 貨調達力の強化 「社会」に提供する価値 ■グローバルベースでの業界再編・新興国におけ る産業発展への貢献 ■世界各国の金融市場のさらなる発展や人材育成 への貢献 ・オペレーショナルエクセレンスの追求 「お客さま・社会」の持続的成長を支える課題解決に向けて 非日系フォーカス戦略の進化 ~Super30・50戦略からGlobal300戦略へ~ 〈みずほ〉は、非日系優良企業のお客さまへのフォーカス戦略として、 従来、米州、欧州、アジア・オセアニア、東アジアの4地域から、各30~ 50企業グループを重点営業先として選定してきましたが、地域ごとの 経済規模・成長性・市場成熟度等を踏まえ、グローバルベースでの選定 に変更し、Global300戦略として遂行していきます。2015年度時点 においては250グループ強を選定していますが、2018年度には300 グループ程度にまで拡大し、持続可能な顧客基盤の成長を図ります。 〈みずほ〉は、トップマネジメントの密接なリレーションも含め、Global 300のお客さまとの長期的な関係の構築に努めます。事業・財務面で のノウハウや知見に基づく分析・提案機能を活用し、お客さまのニーズ に適した商品・サービスを幅広く提供することによりお客さまの成長をサ ポートするとともに、世界各国の産業の発展にも積極的に貢献していき ます。 42 みずほフィナンシャルグループ 2015年度 250 グループ強 2018年度 約 300 グループ 2015年度 振 返 非日系企業 客 充実 、海外 客 米州社債引受(DCM)ランキング※ 海外事業展開 Super 30・50戦略 ・ 、世界 、東 ) 戦略 推進 、100名超 上 14 位 (2.5%) 120 、 人材 受 13 位 (2.9%) 米州社債引受 〉 60 1 0 0 2013 年度 着実 向 2014 年度 米州 提携 推進 細 拡充 、 。2015 支店 出張所、 出 張 所、米 国 所、 支店 新 現地進出支援等 目的 現地 金融機関 積極的 取 組 出張 開設 。 、世界各国 業務協力覚書等 、 政府 企 業 価 値を支える基 盤 系機関 債券 (出典)Dealogic 主要 金融機関 新規海外進出・事業展開 日系企業 企業 発行 以上 価 値 創 造のための戦 略 拡充、海外 2015 年度 リーグテーブル順位(シェア) ■ 業務粗利益 ※ 投資適格以上 、海外拠点 年度 3 2 発行額250百万 客 4 90 。 政府系機関 (%) 高度化 優良顧客 等、 〈 海外拠点 9位 (3.5%) 150 事業 拡充 実現 、2015年度 10位以内 (百万ドル) 非日 。北米 ・ 、銀行・証券連携 基盤 、 地域(米州、欧州、 各30∼50社程度 貸出資産等 取得 入 加 私たちが目 指すもの 系優良企業 ・ 〉 戦略 (Super 30・50戦略) 加速 日系企業 〈 ︿みずほ﹀について 非日系優良顧客基盤 拡大、海外拠点 着実 向上 締結 。 支店 出張所開所式 TOPIC 現地通貨 中長期資金 対応、 銀行 、2015年7月 人民元債 発行 債券市場育成 向 。 、同年9月 AMB I F (ASEAN+3 Multi-Currency Bond Issuance Framework) 枠組 今後 、 〈 〉 、 客 、 ( 債 、 ※ASEAN+3各国 、 各国 各債券市場 債券市場協会 現地通貨建 発展 「 市場 上場 資金 貢献 上 「 。 選定 債券市場育成 債券発行 係 手続 。 積極的 対応 2015」 、日本企業 初 財務省・中央銀行 共同 立 債券取引 促進 東京 財 務レビュー 建 債券 発行 、 、 活用 ※ 世界 初 取 組 共通化 ) 」 一環 取 組 債券市場協会 「 2015」授賞式 2016統合報告書 ディスクロージャー誌 43
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