政策期待と決算アク抜け、ポケモノミクス第2章あるか 日銀決定会合では

Weekly Market Research Report
2016年7月25日号
今週の
POINT
国内株式市場
政策期待と決算アク抜け、ポケモノミクス第2章あるか
今週の分析銘柄 - FISCO Selection 8 -
CRI・ミドルウェア【 マザーズ 3698 】ほか
テーマ別分析
「PlayStation VR」予約受付再開で争奪戦が始まる
話題のレポート
金融政策決定会合・決算発表を境に物色が変わる可能性
スクリーニング分析
未曾有の低金利下、レバレッジ経営に注目
日銀決定会合では一段の緩和期待が高まる
株式会社フィスコ
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目次
週刊相場観測誌
Market
1
展望
今週の市場見通し
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
国内株式市場
マーケット概観
3
新興市場
4
米国株式市場
2
3
マーケットを読む
今週の分析銘柄
為替市場
米ドル/円予想レンジ
6
債券市場
債券先物・長期国債利回り予想レンジ
6
今週のポイント
7
日経平均株価
8
FISCO Selection
読者の気になる銘柄
テクニカル妙味銘柄
4
5
カテゴリー考察
5
CRI・ミドルウェア〈3698〉マザーズ
9
カヤック〈3904〉マザーズ
10
LINE〈3938〉東証 1 部
11
フマキラー〈4998〉東証 2 部
12
合同製鉄〈5410〉東証 1 部
13
日本冶金工〈5480〉東証 1 部
14
アルバック〈6728〉東証 1 部
15
東京急行電鉄〈9005〉東証 1 部
16
日本電産〈6594〉東証 1 部
17
サノヤスホールディングス〈7022〉東証 1 部
17
オプテックス〈6914〉東証 1 部
18
三菱地所〈8802〉東証 1 部
18
テーマ別分析
19
スクリーニング分析
20
先週の話題レポート
21
信用需給動向
22
連載コラム
2
23
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国内株式市場
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
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今週の市場見通し
国内株式市場 マーケット概観
政策期待と決算アク抜け、ポケモノミクス第 2 章あるか
■大規模な経済対策への期待
■金融政策決定会合でヘリマネ決断か
先週の日経平均は上昇。政府・与党は、月内にもまとめる経
また、28、29 日の日銀金融政策決定会合において追加緩和
済対策の事業規模を 20 兆円規模とする方向で調整に入ったと
期待が大きい。市場では切り札が限られるなか、政府の経済対
伝えられるなか、
大規模な経済対策への期待が高まった。
また、
策の効果などを見極めたうえで判断するとの見方が大勢であ
英国のメイ首相は英独首脳会談で「年内は離脱通知を行わな
る。とはいえ、やはり緩和期待が高まりやすく市場はこれを見
い」と明言したことで、英国の欧州連合(EU)離脱問題による
極めたいとする模様眺めムードに。それまでは出来高が膨らみ
金融市場の動揺は沈静化する格好に。ほか、前週末に発生した
づらく、先物主導による仕掛け的な売買の影響を受けやすくな
トルコのクーデターは未遂に終わり、過度な警戒感は後退して
る。さらに本格化する決算を見極めたいとするムードも強いで
いる。このようななか、円相場が 1 ドル 107 円に乗せているこ
あろう。主要企業の決算が相次ぐほか、800 社を超える企業の
とも材料視され、
日経平均は一時 16900 円台を回復する場面も
決算が予定されており、こう着感の強い相場展開が続こう。た
みられた。ただ、週末にかけては、日銀の黒田総裁が 6 月の発
だし、先週のヘリコプターマネーについての否定的な発言に対
言で、ヘリコプターマネーについて否定していたことが伝わる
しても、為替市場では 1 ドル 105 円台での底堅さがみられてい
と、為替市場で 1 ドル 105 円台の円高に。これを受けて週末の
た。決定会合での現状維持で仕掛けられても、105 円台であれ
日経平均は一時 16600 円を下回るなど、利益確定の流れとなっ
ば輸出関連への業績懸念に対する過度な警戒は再燃すること
た。なお、東証マザーズ指数先物がスタートしたが商いは膨ら
はないとみられる。反対に減益決算等が織り込まれているな
まず、逆ザヤのなかで関心はそれ程高まらなかった。
か、決算がアク抜けにつながる展開が意識されやすい。
そのようななか、
「ポケモン GO」のローンチが待たれていた
任天堂を中心に関心が向かい、
ポケモノミクス相場ともいわれ
■日米の主要決算に注目
る物色が拡がった。米国でのローンチ以降、動意をみせていた
また、政策期待から先週はカジノ関連の一角が動意をみせ
任天堂は、先週も活発な取引が続いており、20 日の売買代金
た。長期的に物色の圏外に置かれていた面もあるだろうが、循
は 7323 億円にまで膨れた。同日のトヨタ自の売買代金が 438
環的な物色がみられてくるようだと、相場の先高期待が高まっ
億円だったことからみても、ポケモノミクス相場の異常なほど
てくることになりそうだ。
決算については、
米国ではアップル、
の盛り上がりが目立った。
ポケモノミクス関連への物色に広が
キャタピラー、ツイッター、マクドナルド、ボーイング、フェ
りがみられており、週末には日本マクドナルドも売買代金でト
イスブックなど主要な企業が予定されている。国内では、キヤ
ヨタ自を上回っている。
ノン、日産自、任天堂、ファナック、三井住友、野村HD、ソ
フトバンク、新日鉄住金、村田製、ソニー、パナソニック、み
■「ポケモノミクス」相場活況も買い疲れ
ずほFG、三菱重、ドコモなどが予定されている。その他、上
ポケモノミクス関連については、さすがに買い疲れ感が出て
場後は冴えない展開が続いている LINE だが、自身の決算発表
いるほか、日本上陸によって材料出尽くし感も意識されやす
に加えて、ネイバーの決算も控えていることで、見直し期待の
い。22 日の米国市場では任天堂の ADR(米国預託証券)は 12%
高まりなど動向が注目されそうである。
超の下落となっている。しかし、菅官房長官が記者会見で注意
喚起し、普段誰もいない公園に数百人が集まるなど、社会現象
■FOMC でタカ派発言も
をみせている。ダウンロード数などの人気度合いが注目される
経済指標では 26、27 日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開
ほか、関連する企業の裾野も広がる可能性があり、ポケモノミ
かれる。米連邦準備理事会(FRB)が景気先行きに関してやや
クス相場に対する市場の関心が一気に冷めることは無さそう
前向きな見方を示すとの観測があるため、
利上げへの思惑が再
である。
び高まる可能性がある。その他、29 日に 4-6 月期の米 GDP 速
報値が発表される。
3
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新興市場
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Market
展望
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今週の市場見通し
国内株式市場 新興市場
決算発表の本格化で指数はもみ合いか、リファインバースが IPO
■イベント後の相場の地合い急変に注意
マザーズ指数
今週の新興市場は、主力大型株から4-6月期の決算発表が
始まり、7月26日から27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)
や28日から29日の日本銀行・金融政策決定会合といった重要
イベントもあって、マザーズ指数は現行水準でのもみ合いと
なりそうだ。現時点でマザーズが活況を取り戻す材料は乏し
い。なお、これらイベントの結果を受けた相場の地合い急変
には注意したい。
今週は7月27日にヘリオス<4593>、28日にアイティメディ
ア<2148>、フリークアウト<6094>、ブランジスタ<6176>、29
日に夢真HD<2362>、セリア<2782>、Aiming<3911>、UMNファ
ーマ<4585>などが決算発表を予定している。ブランジスタは
15年10月-16年6月期の決算発表で、6月18日リリースのスマ
ートフォンアプリ「神の手」の寄与はさほど大きくないとみ
られるが、動向が注目されよう。また、フリークアウトは
LINE<3938>が6月より運用型広告を本格開始したことによる
恩恵が期待されている。
フリークアウト<6094>
■28日にリファインバース上場、その後IPO空白期間に
IPO関連では、7月28日にリファインバース<6531>がマザー
ズへ新規上場する。同社は廃棄物の再資源化を手掛けてお
り、公開規模3億円程度の小型案件だが、産業革新機構を含
めたベンチャーキャピタルの保有株が多いことが需給面の
ネックとなる。なお、現時点でその後の新規上場は予定され
ておらず、当面はIPO空白期間となる。
円
セリア<2782>
円
4
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米国株式市場
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Market
展望
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今週の市場見通し
米国株式市場
FOMC が開催予定
約 50 条に基づく正式な通知を受けてからとの立場を崩して
■先週の動き
いないものの、先週、国際通貨基金(IMF)が英国の EU 離脱
週初は原油相場の下落を嫌気し売りが先行。堅調な 7 月
を背景に世界経済の見通しを引き下げており、英国と主要各
NAHB 住宅市場指数が好感されたものの、利益確定の売りが広
国との間で何らかの進展がなければ、先行き不透明感から週
がったほか、本格化する 4-6 月期決算発表の内容を見極めた
明けの株式相場に影響を与えることになるだろう。
いとの思惑から上値の重い展開となった。週半ばに入り、ハ
ピークは通過したものの、多数の企業決算の発表が予定さ
イテクや金融に良好な決算発表が相次ぎ、大きく上昇したも
れている。スプリント(25 日)
、ベライゾン(26 日)
、Tモ
のの、欧州中央銀行(ECB)理事会で政策金利が据え置かれた
バイル US(27 日)の携帯電話大手、製薬のギリアド・サイ
ほか、原油相場が下落したことが嫌気され反落。週末にかけ
エンシズ(25 日)
、ファストフードのマクドナルド(26 日)
、
て、通信セクターの決算を好感した買いが広がり堅調推移と
携帯端末のアップル(26 日)
、短文投稿サイトのツイッター
なったが、ドイツ・ミュンヘンで起きた銃撃事件を受けて投
(26 日)、飲料メーカーのコカコーラ(27 日)
、航空機メーカ
資家心理が悪化し、上値は限られた。結局、週を通じて主要
ーのボーイング(27 日)
、ソーシャル・ネットワークのフェ
株価は上昇。ダウ及び S&P500 種指数は過去最高値を更新し
イスブック(27 日)
、自動車のフォード(28 日)
、ネット小
た。
売のアマゾン(28 日)
、検索大手のアルファベット(28 日)
、
エネルギーのシェブロン(29 日)やエクソン(29 日)など
の決算発表が控えている。先週、ゼネラル・モーターズが米
■今週の見通し
今週は26-27 日に連邦公開市場委員会 (FOMC) が予定され
国でのトラックやスポーツ多目的車(SUV)への強い需要か
ている。今回の FOMC での利上げの可能性は極めて低いが、
ら好決算を発表しており、フォードの業績にも注目が集まる
足元では英国の欧州連合(EU)離脱による金融市場の混乱が
だろう。
解消に向かい、好調な雇用統計や小売売上高を受けて海外リ
経済指標では、7 月消費者信頼感指数(26 日)
、6 月新築住
スクや国内景気への懸念も後退しており、声明文で今後の利
宅販売件数(26 日)
、6 月耐久財受注(27 日)
、4-6 月期 GDP
上げ見通しや利上げ判断の基準について、どのような見解が
速報値(29 日)などの発表が予定されている。4-6 月の GDP
示されるかに注目したい。なお、今回の FOMC は声明文の発
は年率で前期比 2.6%増と予想されているが、個人消費や住
表のみで、イエレン FRB 議長の会見は行われない。
宅関連指標は堅調で、1-3 月期から景気が好転していること
23 日から 24 日にかけて G20 財務相・中銀総裁会議が開催
が確認できるだろう。耐久財受注は 5 月に航空機を除いたコ
される。英国の EU 離脱決定を受けた世界経済への影響につ
ア資本財が減少したことから、製造業活動の安定化が示され
いて議論される見通しだ。EU 側は具体的な交渉はリスボン条
るかが焦点となる。
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為替/債権市場
週刊相場観測誌
Market
展望
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今週の為替/債券市場見通し
為替/債券市場
為替市場
米ドル・円 予想レンジ
今週のドル・円は、日米金融政策にらみとなり、基本的には
もみあう展開となりそうだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が
26-27 日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、
現行の金融政策が維持される見込み。声明内容を点検し、追加
利上げ時期を探ることになりそうだ。政策金利の現状維持は織
り込み済みのため、金利据え置きを受けてドル売りが強まる展
開は想定しにくい。
日本銀行が 28-29 日に開く金融政策決定会合では、量的・質
的緩和の持続可能性に懸念があるとの見方から、追加金融緩和
は今回も見送られそうだ。政府による経済対策の効果を高める
ために追加の緩和策を導入するとの見方は少なくないため、金
融政策の現状維持が決まった場合、円買いがやや強まる可能性
がある。
ただし、
29 日発表される 4-6 月期の米国内総生産
(GDP)
が市場予想を上回った場合、米国株の堅調地合いは持続し、9
月利上げの思惑が広がることから、ドル買い・円売りが活発と
なる展開もあり得る。
104.00
円
~
108.00
円
【米連邦公開市場委員会(FOMC)
】
(26-27 日開催予定)
米連邦準備制度理事会(FRB)による 9 月利上げ期待が浮上
しているが、7 月は見送りの公算。金利据え置きは織り込み済
みのため、ドル相場への影響は限定的とみられる。声明内容を
点検し、追加利上げ時期を探る展開となりそうだが、早期利上
げの必要性が示されなかった場合、年内の利上げは 1 回にとど
まるとの見方が広がり、ドルの上値はやや重くなる可能性があ
る。
【日本銀行金融政策決定会合】
(28-29 日開催予定)
日銀内で量的・質的緩和の持続可能性に懸念が広がりつつあ
ると一部で報じられていることから、28-29 日開催の金融政策
決定会合では現行の金融政策維持が賛成多数で決まる見込み。
それでも緩和期待は市場の一部に残されており、金融政策の現
状維持が決まった場合はやや円高に振れる可能性がある。
【米企業決算】
(25 日以降)
アップル、ツイッター、フェイスブック、アマゾンなど 4-6
月期の米企業業績が材料視されそうだ。有力企業の業績がアナ
リスト予想を下回った場合、ドル相場を圧迫する一因となる。
債券市場
債券先物予想レンジ
長期国債利回り予想レンジ
■先週の動き
先週の債券相場は伸び悩み。日本政府・日銀は「ヘリコプタ
ーマネー政策」の導入について前向きではないとの見方が広が
ったことや、欧州中央銀行(ECB)は金融政策の現状維持を決
めたことが要因。20 日に行われた 20 年国債入札がやや低調な
結果となったことや為替相場が一時円安方向(1 ドル=107 円
台)に振れたことも債券相場の上値を抑える一因となった。
債券先物 9 月限は 19 日の取引で 152 円 94 銭まで下げたが、
22 日に 153 円 33 銭まで戻しており、153 円 18 銭でこの週の取
引を終えた。
152.90
円
~
153.40
円
-0.26
%
~
-0.21
%
■今週の見通し
今週は、日米の金融政策を見極める展開となる。米国につい
ては、インフレ加速を示唆するデータは揃っていないことか
ら、今回の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合でも政策金利の
現状維持が賛成多数で決定される見込み。ただし、英国の欧州
連合(EU)離脱は米国経済に打撃を与える可能性は低いとの見
解が表明された場合、9 月以降に利上げが実施される可能性は
高いとみられる。
日本銀行の金融政策決定会合では、追加緩和について議論さ
れる見通しだが、マイナス金利の拡大は金融機関の収益を圧迫
するおそれがあることから、実施は困難とみられる。また、国
債買い入れ額の拡大については財政政策と協調して行われる
ことが適切との見方が多く、実施は 9 月以降になるとみられ
る。
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今週のポイント
週刊相場観測誌
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マーケットを読む
今週のポイント
日銀金融政策決定会合と本格化する主力企業の決算発表が焦点
先週の日経平均は引き続き上値追いとなったものの、17000 円
レベルを前にやや動きが鈍る形となった。引き続き良好な外部
環境が続く中、政府の経済対策の上積み期待なども株価の押し
上げ材料につながった。物色動向に関しては、保険が買われ
て銀行が売られ、医薬品が買われて小売りが軟化など、方向感
に欠ける状況であった。
引き続き、市場の関心はポケモン関連に集まっている。中心
格となる任天堂は 2010 年 5 月以来となる 3 万円台を回復した。
関連の材料株では、サノヤスやイマジカロボなど信用需給動向
が材料視されるものも多くなってきたほか、CVS ベイエリアやエ
レコムなど思惑物色の幅が広がる状況にもなっている。ほか、
訪日外国人誘致に向けて、カジノ解禁などへの期待も蒸し返さ
れ、オーイズミや金銭機械などが値を飛ばした。政府の経済対
策への期待が高まり、鉄建など建設株にも関心が高まった。
先週から 4-6 月期の決算発表がスタート。観測報道なども合
わせると、安川電機やミネベアなどハイテク系に対する過度な
警戒感は後退の方向と感じられる。日新電機や中外製薬なども
決算を好感、一方で、サイバーAG は決算発表後に売り優勢と
なった。ほか、ペプチド、V テク、アルバック、三菱ケミなどはア
ナリストの高評価が観測された。半面、信越化学やMonotaROな
どは格下げが売り材料につながる。JAC リクルートは月次が嫌
気され、ソフトバンクグは大型買収発表に警戒感が先行。
今週は日銀の金融政策決定会合が最大の焦点となろう。足元
の株価上昇、先週の黒田総裁による「ヘリコプターマネー」否定
発言などから、過度な期待感は後退しているものの、大方の市
場関係者は、何らかの追加緩和策が発表されるとみている。仮
にゼロ解答となればネガティブサプライズだろうが、何らかの施
策が打ち出されれば、市場に安心感が高まろう。「貸出支援基
金」へのマイナス金利導入などがあれば、ポジティブに捉えら
れる可能性は高そうだ。ほか、FOMC は現状維持が見込まれる
が、声明文で早期利上げ観測が高まるようならば、短期的には
為替の円安につれてプラス材料視されよう。
政府や日銀の政策に対する期待感から、不動産や建設株など
に関心が高まるほか、追加緩和策の内容次第では銀行株に安
心感が強まる可能性も高いと見られる。一方、ハイテク株に関し
ては、ここまでの決算発表企業を見る限り、足元の業績懸念は
やや悲観的過ぎたとも捉えられる。決算発表を契機にして、水
準訂正の動きを強める銘柄も多くなってこよう。26 日には信越化
学、キヤノン、27 日には LINE、富士フイルム、ファナック、日産、
任天堂、三井住友 FG、28 日には花王、ヤフー、新日鐵住金、コ
マツ、三菱電、富士通、京セラ、村田製、野村、ソフトバンクグ、
29 日には武田、アステラス、JFE、日立、パナソニック、ソニー、
デンソー、日東電工、三菱重、マツダ、東京エレク、みずほ FG、
ドコモなどが予定されている。
先週動いた銘柄・セクター(東証1部・個別銘柄は他市場が優先市場のものを除く)
上昇 率上位銘柄
コード
銘柄
下落率上位 銘柄
終値(円)
騰 落 率 ( %)
コード
銘柄
業種別 騰落率
終値(円)
騰 落 率 ( %)
上位セクター
騰 落 率 ( %)
7608
エスケイジ ャパン
667.0
103.98
2124
J ACリクルートメ ント
1,164.0
-19.00
保険業
2.77
7022
サノヤス HD
787.0
80.09
7817
パ ラマウントベッド HD
3,960.0
-16.46
金属製品
2.47
6879
イマジカ・ ロボット HD
1,320.0
75.30
5105
東 洋ゴム工業
1,055.0
-13.74
医薬品
2.38
7552
ハピネット
1,505.0
50.35
2168
パ ソナグループ
660.0
-12.81
建設業
1.99
6428
オーイズミ
607.0
43.84
3765
ガ ンホー・オンライ ン
252.0
-11.58
ガラス・土石製品
1.97
2687
C・V・S ・ベイエリア
103.0
43.06
3627
ネ オス
508.0
-11.34
電気機器
1.76
6750
エレコム
2,960.0
30.86
3656
K Lab
616.0
-10.85
海運業
6418
日本金銭機 械
1,171.0
28.68
6032
イ ンターワークス
1,066.0
-10.57
6989
北陸電気工 業
140.0
26.13
3079
デ ィーブイエックス
1,137.0
-10.47
空運業
-2.63
6804
ホシデン
6619
ダブル・ス コープ
2170
LINK&モチベーショ ン
1815
鉄建建設
9419
ワイヤレス ゲート
6916
アイ・オー ・データ機器
1.74
下位セクター
騰 落 率 ( %)
880.0
26.07
9984
ソ フトバンクグルー プ
5,392.0
-10.24
銀行業
-1.43
2,258.0
26.00
3938
L INE
3,945.0
-9.21
鉄鋼
-0.87
243.0
23.98
3661
エ ムアップ
547.0
-8.83
石油・石炭製品
-0.85
381.0
20.95
8386
百 十四銀行
310.0
-8.55
繊維業
-0.84
2,138.0
18.84
6961
エ ンプラス
2,664.0
-7.88
ゴム製品
-0.42
737.0
18.11
6082
ラ イドオン・EX
1,300.0
-7.87
小売業
-0.11
7
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テクニカル分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
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マーケットを読む
日経平均株価
イベント通過に伴う売りに警戒
■ポケモン祭りで任天堂が大商いに
向かう展開とはなっていない。日銀会合を控える今週も、政策
前週の日経平均株価は週間ベースで129.4円の上昇となった。 などへの期待から、不動産、金融株など偏ったセクターへの物
任天堂が歴史的な大商いとなるなど、ポケモン関連銘柄の物色 色にとどまり商いは膨らまないと見る。
日足の一目均衡表では、雲上限を上抜けている。三役好転が
が活発化した。大規模な経済対策実施への期待感から 17000 円
示現しており上を意識した格好に。雲上限が位置する
16504 円
手前まで上昇する場面が見られた。ただ、週末にかけては、短
をサポートにこの水準での値固めに期待したいところだ。
ただ、
期的な上昇による過熱感や、黒田日銀総裁による「ヘリコプタ
ーマネー」に否定的な発言に伴う円安一服などが影響して上値 雲上限が段階的に 16200 円レベルまで下がっていくことから、
は重くなった。東証一部の売買代金は連日で 2.5 兆円ほどでき 多少は売りに押される場面がありそうだ。
今週末に日銀金融政策決定会合が開催されることから、思惑
ているが、任天堂が 4 分の 1 を占めており、任天堂を除くと 2
兆円台に届いていない。一方、マザーズ先物が上場し関心が高 的な売買が中心となりそうだ。直近の日銀会合では、発表後、
まるとの声もあったマザーズ指数は、週間ベースでマイナスと 大きく売られるケースが目立つ。ヘッジファンドなど短期筋と
言われる投資家の存在が大きく、イベント・ドリブン的な買い
なったほか、売買代金も 1000 億円を割り込んでいる。
日足チャートでは、5 日移動平均線を割り込んでいるが、十字 のポジションがイベント通過のタイミングで巻き戻されている
6 月 24 日の安値から見ると日経平均は既に 2000 円ほど
線示現で売り圧力はさほど強まっていない。一方、週足チャー もよう。
トでは、昨年夏以降の上値抵抗ラインだった 26 週移動平均線を 上昇している。先週の投資主体別売買動向では、外国人が先物
明確に上抜けている。今後はこの水準が下値サポートとして意 と現物合計で 1 兆円買い越していることなども考慮すると、追
識されよう。商いが増加すると大きな転換となる可能性はある 加の金融緩和実施への期待感よりは、材料出尽くしの警戒感を
が、ポケモン関連に売買が集中してしまい幅広い銘柄に資金が 意識しておきたい。今週は 16200 円から 16900 円を想定する。
一目均衡表(日経平均)
■ 基準線 ■ 転換線 ■ 遅行スパン ■ 先行スパンスプレッド(雲)
円
8
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今週の分析銘柄
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週の分析銘柄 -1-
CRI・ミドルウェア〈3698〉マザーズ
IoT、VR など成長市場での活躍が期待される
■スマホ高機能化により需要高まる
音声・映像に特化したミドルウェアの研究開発と許諾販売を手
掛ける。主にゲーム分野、遊技機分野、家電や医療などの新規
分野と 3 分野に提供をしており、現在スマホ高機能化により需要
が高まっている。最近ではスクウェアエニックス HD<9684>と包括
ライセンス契約を結んでいるほか、同社の音声ミドルウェアがシ
ャープ<6753>のヘルシオに採用されるなど、IoT、VR など成長
市場での活躍が期待される
売買単位
100
株
7/22 終値
4250
円
目標株価
5000
円
業種
情報通信
連への物色が意識されやすい。株価はダブル・トップ水準を捉
えてきており、これを明確にクリアしてくるようだと、短期筋の値幅
取り狙いの資金が集中しやすいだろう。抵抗線突破を想定し、節
目の 5000 円を目標とする。
■「プレイステーション VR」受付再開で再動意も
足元ではソフトバンクグループ<9984>による英半導体設計大手
アーム・ホールディングスの巨額買収を背景に IoT 関連への物
色が再燃してきている。また、7 月 23 日よりプレイステーション 4
専用 VR システム「プレイステーション VR」の予約受付が再開と
なった。ソニーストアでは 500 名抽選と争奪戦となるなか、VR 関
★リスク要因
ダブル・トップ水準での戻り待ちの売り圧力。
3698:日足
直近戻り高値をクリアし、ダブル・トッ
プ水準の突破を目指す。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/9連
1,002
-0.1%
7
10
-94.4%
1
166.31
2013/9連
988
-1.4%
68
83
730.0%
53
8233.76
2014/9連
1,145
15.9%
215
222
167.5%
141
109.85
2015/9連
1,195
4.4%
266
261
17.6%
161
37.95
2016/9連予
1,400
17.2%
320
320
22.6%
214
49.04
9
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Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週の分析銘柄 -2-
カヤック〈3904〉マザーズ
「Pokemon GO」でゲーム攻略・交流サイトに関心
■ゲームコミュニティ「Lobi」を運営
米国等での記録的ヒットで注目されたスマートフォンゲーム
「Pokemon GO」が 7 月 22 日、日本でも配信開始された。各種メ
ディアでも大きく取り上げられ、一大ブームとなりつつある。実際
にプレイしてみた感想としては、操作や進行に関する説明がや
や乏しく、ゲーム攻略サイトや交流サイトの利用が増加しそうだ。
既にゲーム攻略サイトを運営する AppBank<6177>の株価が急伸
しているが、ゲームコミュニティ「Lobi」を運営し足元で動意を見
せつつある同社に注目したい。
■業績期待やVR関連のテーマ性にも注目
なお、他にプレイした感想を踏まえた投資視点としては、(1)人
の外出・移動が活発化する、(2)プレイ中のモバイルバッテリー
の減り方は想定以上、(3)プレイ中の事故防止や夜間の外出者
増加による防犯などの対策が必要、がある。同社については、
売買単位
100
株
7/22 終値
1149
円
目標株価
1300
円
業種
情報・通信
Lobi に加えソーシャルゲーム「「ぼくらの甲子園!ポケット」の好
調や今年2 月に買収したガルチの寄与による業績への期待、VR
(仮想現実)関連のテーマ性にも注目したい。当面の目標株価は
年初来高値 1344 円を窺う 1300 円に設定する。
★リスク要因
マザーズ市況の低迷、Pokemon GO 人気後退。
3904:日足
75 日線がサポートとなっている。7 月
22 日は長い上ヒゲを付けたが、25 日
線を上回って取引を終えた。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/12単
2,505
8.2%
-154
-158
-
-122
2013/12単
2,802
11.9%
219
216
-
131
20.20
2014/12単
2,896
3.4%
198
182
-15.7%
118
18.08
2015/12連
3,705
-
392
395
-
261
34.77
2016/12連予
5,100
37.7%
515
530
34.2%
330
21.75
10
-
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Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週の分析銘柄 -3-
LINE〈3938〉東証 1 部
換金売り一巡による短期リバウンドを想定
■値ごろ感からの資金シフトに期待
自律反発の展開を想定する。対話アプリ「LINE」を展開。2016
年最大級の IPO として注目され、初値は公開価格を 48.5%上回
る 4900 円となった。その後は節目の 5000 円を高値に、初値が想
定以上に伸長した反動で調整基調が続いている。また、「ポケモ
ン GO」の爆発的な人気により、スマホゲーム事業を手掛ける同
社への業績圧迫への懸念なども売りを誘った格好。ただし、「ポ
ケモン GO」の日本配信により、いったんは材料出尽くしが意識さ
れやすいほか、調整が続いていた同社へは値ごろ感からの資
金シフトが期待される。
売買単位
100
株
7/22 終値
3945
円
目標株価
4300
円
業種
情報通信
陰線からマドを空けての調整となり、上場日以降は商いも細り、
目先の換金売りは一巡しているだろう。マド埋めを意識した 4300
円を目標とする。
■ネイバー決算で思惑も
★リスク要因
投資家の関心の薄れ。
先週末に安値を更新しているが、3900 円処での底堅さは意識
されていた。今週は韓ネイバーの決算も予定されており、見直し
の材料となる可能性があるだろう。テクニカル面では、初日の大
3938:日足
マドを空けての下落も、4000 円割れ
水準での底堅さ意識。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
2012/12単
25,904
71.2%
2013/12連I
39,585
-
2014/12連I
86,366
2015/12連I
2016/12連I予
経常利益
-
前期比
当期利益
1株益(円)
-479
-
-1,914
-
-7,737
-8,318
-
-764
-
118.2%
6,415
6,262
-
4,206
120,669
39.7%
-9,524
-12,033
-
-7,581
145,000
20.2%
20,000
16,000
-
4,000
11
24.05
19.05
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Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週の分析銘柄 -4-
フマキラー〈4998〉東証 2 部
「ポケモン GO」配信開始などで外出機会が増加
■夏休み開始で豪華キャンプ「グランピング」に関心
殺虫剤が主力。本格的に夏休みに入る小・中学校が多いな
か、虫除け剤への需要が高まるとみて同社に注目したい。同社
製品「天使のスキンベープ」は、日本で初承認を受けた"イカリジ
ン"を有効成分として配合し、安全性に強みを持つ。なお、今年
は新たなキャンプ形態『グランピング』がブームの兆しを見せて
いることも支援材料となろう。グランピングや旅行、さらには話題
アプリ「ポケモンGO」配信開始などで外出機会が増加するなか、
デング熱やジカ熱などの感染症への不安の高まりもあり、家庭用
虫除け剤の需要が例年比で増加することが期待される。
■高濃度虫除け製品のリリースが計画上振れ期待要因
デング熱やジカ熱など、感染症の脅威を受け厚生労働省は、
高濃度製品の早期販売を後押しするため、製造販売承認の迅速
化方針を打ち出した。同社は、人体用虫除け剤市場において売
売買単位
1000
株
7/22 終値
630
円
目標株価
700
円
業種
化学
上 1 位の「スキンベープミスト」シリーズなどで、濃度を高めた新
製品の販売申請を既にしており、17 年 3 月期の計画上振れ期待
要因にも。足元の業績では、新製品及び海外需要が好調で、16
年 3 月期は 2 桁営業増益。17 年 3 月期は増収 2 桁経常増益を
計画。目標株価は直近戻り高値の 700 円とする
★リスク要因
25 日線レベルでの戻り待ちの売り圧力。
4998:日足
600 円前半レベルでのボトム形成を
意識。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
22,556
6.0%
-312
-309
-
142
4.33
2014/3連
28,494
26.3%
655
612
-
258
8.05
2015/3連
33,308
16.9%
1,447
1,562
155.2%
852
30.60
2016/3連
36,288
8.9%
1,865
1,973
26.3%
1,131
40.68
2017/3連予
37,800
4.2%
1,840
2,020
2.4%
1,090
39.20
12
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Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週の分析銘柄 -5-
合同製鉄〈5410〉東証 1 部
出遅れ感や割安感の強い電炉株として連想買いに期待
■東京製鐵が業績上方修正を発表
先週末に東京製鐵が第1 四半期の決算を発表、営業利益は 26
億円となり、前年同期比 38%の減益ではあるものの、市場予想
は10億円程度上回る水準となっている。通期予想に関しても、90
億円から 95 億円に上方修正、売上予想を下方修正するなか、マ
ージンの拡大が想定される状況となっている。他の電炉各社に
も、過度な業績懸念は後退していく流れが見込まれると考え、株
価水準の値頃感が強い同社に注目したい。今期営業利益は前
期比 59%の大幅減益見通しであるものの、減益率の縮小などが
期待されよう。なお、決算発表は 8 月 1 日に予定されている。
■株価の割安感や出遅れ感にも注目
PBR水準は0.3倍台にとどまっており、電炉セクターの中でも割
安感が強く意識される。また、相対的な株価の出遅れ感も目立つ
状況にある。直近安値からの上昇率は、東京製鐵が 31%、共英
売買単位
1000
株
7/22 終値
170
円
目標株価
200
円
業種
鉄鋼
製鋼が 34%であるのに対して、21%にとどまる。また、4 月高値
水準からの騰落率は東京製鐵が-3%、共英製鋼が+1%であるの
に対して、-22%となっている。ほか、発行済み株式数の 6.4%に
当たる自己株式の取得を実施中、現在順調な取得ペースとなっ
ている。4 月末のマド埋め水準 200 円を目標値としたい。
★リスク要因
信用需給面などは重しにも。
5410:日足
株価急落時に割り込んだ 75 日線水
準に接近。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
123,254
-9.2%
1,068
1,357
-54.3%
-15,695
-
2014/3連
130,997
6.3%
-1,595
-1,825
-
-2,528
-
2015/3連
125,595
-4.1%
3,497
4,395
-
2,908
18.11
2016/3連
100,024
-20.4%
4,349
5,339
21.5%
5,681
36.34
2017/3連予
96,000
-4.0%
1,800
2,200
-58.8%
1,600
10.24
13
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Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週の分析銘柄 -6-
日本冶金工〈5480〉東証 1 部
カジノ関連銘柄の一角として注目
■京急の沿線付近に土地を保有
先週は「インバウンド・ジャパン 2016」での菅官房長官のコメント
が材料視されて、カジノ関連銘柄の一角に思惑が先行する展開
となった。「ポケモン祭り」でカジノ関連への物色は限定的となっ
た感はあるが、任天堂が ADR で急落していることから、週明けは
ポケモン関連からカジノ関連に物色が向かう可能性もあろう。こう
した背景から同社に注目する。14 年に京急がカジノ運営事業へ
の参入を目指すと発表した際、京急の沿線近辺に土地を保有す
ることから同社に物色が向かった経緯がある。京急は中期経営
計画で、「IR 事業への参画検討」を引続き掲げている。最低投資
資金が約 13000 円と手掛けやすいことも材料に関心を高めてお
きたい。
売買単位
100
株
7/22 終値
132
円
目標株価
160
円
業種
鉄鋼
ている。75 日移動平均線突破を意識した展開を期待したい。日
足の一目均衡表では、雲への突入を試す展開となっている。遅
行スパンが実線をクリアしていることや、転換線が基準線を上抜
いていることなどから反発基調が強まる展開を想定。年初来高値
レベルの 160 円をターゲットとする。
■雲への突入を試す展開に
6 月 24 日と 7 月 8 日に 111 円をつけた後は反発基調が強まっ
★リスク要因
ポケモン関連銘柄への物色が継続した場合。
5480 日足
25 日移動平均線を上抜け、75 日移
動平均線の突破を意識へ。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
108,817
-19.3%
-5,383
-6,461
-
-7,365
2014/3連
119,903
10.2%
1,824
613
-
480
3.10
2015/3連
129,500
8.0%
2,318
1,307
113.2%
2,092
13.52
2016/3連
121,044
-6.5%
1,892
524
-59.9%
821
5.31
2017/3連予
110,000
-9.1%
2,800
1,400
167.2%
800
5.17
14
-
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Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週の分析銘柄 -7-
アルバック〈6728〉東証 1 部
好業績の有機 EL 関連銘柄として注目
■日新電機の好決算で連想も
11 日に日新電機が第1 四半期の決算を発表、営業利益は 25.5
億円で前年同期の赤字から黒字転換、上半期計画 25 億円を超
過する状況となっている。ビーム・真空応用部門の収益改善が背
景となっている。真空技術をコアに FPD 製造装置を手掛けてい
る同社には連想感が強まる可能性もあろう。また、日新電機のビ
ーム・真空応用事業の第1 四半期受注額は、前年同期比68%増
と急拡大している。韓国系メーカー向け有機 EL 製造装置が拡大
したと見られており、同社の有機 EL 製造装置分野の展開にも期
待が高まろう。ちなみに、16.6 期第 3 四半期の段階で、同社の有
機 EL 製造装置の受注は 90 億円程度の規模と見られている。
売買単位
100
株
7/22 終値
3480
円
目標株価
3850
円
業種
電気機器
■業績には一段の上振れ期待も
第3 四半期累計が 163 億円と進捗率が高いこと、1-3 月期受注が
前四半期比 40%増と大きく伸長していることからも、さらなる上振
れが期待できるものと考える。6 月の戻り高値水準である 3850 円
をひとまずの目標値としたい。なお、決算発表は 8 月 10 日の予
定だが、決算発表前の利食い売りを薦めたい。
同社は第 3 四半期決算時に、16.6 期通期業績予想を上方修
正、営業利益は 160 億円から 185 億円に引き上げている。ただ、
★リスク要因
業績予想が保守的とガイダンスリスク。
6728:日足
下降していた 25 日線も上向きに転じ
る。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2012/6連
196,804
-15.2%
-6,384
-6,497
-
-49,984
-
2013/6連
163,351
-17.0%
6,115
6,264
-
-3,807
-
2014/6連
173,878
6.4%
11,996
13,384
113.7%
11,538
223.18
2015/6連
179,174
3.0%
11,132
12,475
-6.8%
8,874
172.73
2016/6連予
194,000
8.3%
18,500
18,500
48.3%
14,500
293.84
15
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Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週の分析銘柄 -8-
東京急行電鉄〈9005〉東証 1 部
ポケモン GO 特需で輸送需要の拡大に期待
■都心各地へのアクセスに優れる路線網
東京都西南部や神奈川県で鉄道 7 路線、軌道 1 路線の 8 路線
を展開する。沿線には自由が丘や二子玉川など「住んでみたい
街」が多い。先週末 22 日、世界中でムーブメントを巻き起こして
いるスマホアプリ「ポケモン GO」が日本でもリリースされた。同ア
プリは「位置情報」×「拡張現実(AR)」×「人気ゲームキャラ
(IP)」といった要素を兼ね備えており、従来ゲームとは異なり「人
を外出させる」点に特徴がある。都心各地へのアクセスに優れる
路線網を有する同社は、「ポケモン GO 特需」を幅広く恩恵を享
受できると予想した。
売買単位
1000
株
7/22 終値
857
円
目標株価
1000
円
業種
陸運
で、今後の業績面の貢献に期待したい。株価は足元でやや調整
しており押し目買いの好機と判断。目標株価は節目の 1000 円に
設定する。
■ポケモンGO人口の拡大で輸送人員増へ
2017 年3 月期の業績は、前期比 4.4%増収、同2.0%営業増益
の会社計画となっている。同計画にはポケモンGO特需は盛り込
まれていないが、ポケモン GO 人口の拡大に伴う輸送人員増加
★リスク要因
ポケモン GO に対するネガティブ面の報道の影響など。
9005:日足
足元では各移動平均線を割り込んで
おり、それらが上値抵抗として意識さ
れる。
(百万円)
会計期
売上高
前期比
営業利益
経常利益
前期比
当期利益
1株益(円)
2013/3連
1,068,046
-2.4%
55,742
56,279
4.1%
43,075
34.33
2014/3連
1,083,070
1.4%
62,190
62,618
11.3%
56,498
44.96
2015/3連
1,067,094
-1.5%
71,514
66,619
6.4%
41,051
32.88
2016/3連
1,091,455
2.3%
75,480
70,038
5.1%
55,248
44.81
2017/3連予
1,139,200
4.4%
77,000
73,300
4.7%
54,000
44.02
16
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読者の気になる
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
読者の気になる銘柄
日本電産 東証 1 部〈6594〉/短期的な出尽し局面では押し目買い妙味も
先週末に決算発表を行っている。
第1四半期営業利益は315億円で前年
同期比 6%増益、ほぼ市場予想通りの
水準で着地している。
円高が逆風とな
り主力セグメントが伸び悩んだもの
の、液晶・半導体ロボットなどの好調
がカバーする格好に。
四半期ベースで
は過去最高を更新している。
通期計画
据え置きだが、
為替前提が円高修正さ
れていることで実態は上方修正に。
先週にかけて年初来高値を更新す
るなど株価は高値圏にあり、
先週末に
は決算発表直前に複数での目標株価
引き上げなども観測されていた。
短期
的には、
想定どおりの決算が出尽し感
につながる可能性もあろう。
決算説明
会通過で目先はカタリストも乏しく
なる。ただ、今後決算発表が本格化す
る中で、
同社の堅調な業績推移はあら
ためて評価が高まる公算も大きい。
M&A への展開力などにも引き続き注
目で、押し目買い妙味と考える。
円
(株)
サノヤスホールディングス 東証 1 部〈7022〉/連日急騰の反動を警戒すべき
先週の上昇率は 80%、株価が急動
意した 12 日以降の 8 営業日での上昇
率は 4.7 倍の水準にまで達している。
この8営業日のうち実に6日間はスト
ップ高となっている。大阪府の大型複
合施設「EXPOCITY」で、子会社が「ポ
ケモン EXPO ジム」を運営しているこ
とが材料視されているが、足元の急騰
は需給思惑が中心であろう。22 日時
点での貸株残は 300 万株超で、貸借倍
率は 0.04 倍となっている。
現在の株価には明らかな過熱警戒
感があり、予想 PER も 250 倍を超える
水準と割高感が強い。
「ポケモン GO」
の大ヒットが同社業績に与える影響
も限定的と考えられる。週明けからは
信用取引規制が一段と強化されてお
り、今後の売買ボリュームの低下も想
定されるところ。週明けの一段高場面
は利食いが必要だろう。なお、業績予
想が極めて保守的なことで、第 1 四半
期決算がポジティブな可能性はある。
円
(株)
17
株式会社フィスコ
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今週のテクニカ
週刊相場観測誌
Market
展望
オプテックス
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
今週のテクニカル妙味銘柄
東証 1 部 〈6914〉
6 月 27 日の安値 2502 円をボトムとし
た反発が見られる。4 月高値を起点とし
た上値抵抗ラインの突破を試す展開に。
日足の一目均衡表では、遅行スパンが実
線を捉えている(点線・四角A)ほか、転
換線も基準線を上抜いている(点線・丸
B)
。短期的なトレンドが転換する可能
性があることから、雲への突入を意識し
た反発継続に期待したい。
基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン
A
三菱地所
B
東証 1 部 〈8802〉
7 月 6 日の年初来安値 1724 円をボト
ムとした反発で、75 日移動平均線突破
を試す展開となっている。日足の一目均
衡表では、雲下限に到達(点線・四角A)
。
遅行スパンが実線をクリアしているこ
と(点線・丸B)から、雲上限を意識し
た上昇も期待できよう。日足の価格帯別
売買高で、商いが多い 2100 円レベルを
意識した展開に。
基準線 転換線 先行スパン A 先行スパン B 遅行スパン
B
18
A
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テーマ別分析
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
カテゴリー考察
テーマ別分析
「PlayStation VR」予約受付再開で争奪戦が始まる
■「PlayStation VR」は 7 月 23 日より順次予約受付を再開
株式市場では AR ゲーム「ポケモン GO」の爆発的なヒットにより、任天堂<7974>は連日で全市場の売買代金トップとなり、株式
市場における過去最高の売買代金を更新し続けている。時価総額は一時 4 兆円を超え、ゲームで競合とされるソニー<6758>の時価
総額も上回った。週末こそ、ソニーの 4 兆 0353 億円に対して、任天堂は 3 兆 9978 億円と再逆転された形だが、その差は僅差とな
っている。今後も、
「ポケモン GO」による物色で再び任天堂がソニーを抜いてその差を広げていくのか、ソニーが意地をみせるの
か、両社の株価動向には注目が集まろう。そのソニーだが、先月一瞬で予約完売となった「PlayStation VR」が 7 月 23 日より順
次予約受付を再開。争奪戦が予想されるなか、足元で AR(拡張現実)に押され気味だった VR(仮想現実)ゲームへ関心を向かわ
せてくる可能性がありそうだ。
「ポケモン GO」は社会現象ともなっており、
「ポケモノミクス」相場は長期化することが予想される。
ただ、一先ず日本配信により、いったんは一服も必要であろう。その間、
「PlayStation VR」を手掛かりに VR 関連への再評価の動
きに期待したい。
■主なVR(仮想現実)関連銘柄
コード
銘柄
ポイント
7/22株価
(円)
市場
25日平均
売買代金
(百万円)
6758 ソニー
PlayStation VR
3,196.0
東証1部
26,791
7751 キヤノン
VRヘッドセットを開発中、複合現実(MR)技術も
2,971.0
東証1部
14,866
9766 コナミホールディングス
グランツーリスモ
4,125.0
東証1部
5,002
6879 イマジカ・ロボット ホールディングス
子会社で360度VRコンテンツなどに技術供与
1,320.0
東証1部
4,667
3664 モブキャスト
VRに特化した米ゲーム会社エンハンス・ゲームズへの追加出資
882.0
マザーズ
3,937
9684 スクウェア・エニックス・ホールディングス
乖離性ミリオンアーサーVR
3,240.0
東証1部
3,700
3668 コロプラ
VRアプリ開発、VR領域専門ファンドの設立など
1,950.0
東証1部
3,032
7832 バンダイナムコホールディングス
VR技術を応用したエンターテインメント施設
2,764.0
東証1部
2,690
6460 セガサミーホールディングス
ZERO LATENCY VR』(ゼロ レイテンシー ヴィーアール)
1,189.0
東証1部
2,314
3903 gumi
VR技術のスタートアップ支援会社を設立
814.0
東証1部
1,941
7911 凸版印刷
江戸時代の熊本城をVR技術で再現
916.0
東証1部
1,938
3765 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
VR参入
252.0
東証1部
1,828
9697 カプコン
バイオハザードのVRゲーム
2,382.0
東証1部
1,819
3698 CRI・ミドルウェア
高画質の全天球VRムービーを先日初公開
4,250.0
マザーズ
1,386
3662 エイチーム
「すぐ婚VR」
1,949.0
東証1部
1,233
3907 シリコンスタジオ
リアルタイムレンダリングエンジン「Mizuchi」のVR版
6,400.0
マザーズ
1,188
3632 グリー
VRコンテンツ用の新スタジオ設立、VRゲーム開発
505.0
東証1部
756
3663 アートスパークホールディングス
子会社の3D技術がVR対応スマホアプリに採用
1,679.0
東証2部
656
2120 ネクスト
バーチャル内覧アプリ「Room」
1,003.0
東証1部
640
4312 サイバネットシステム
AR/VR向けソリューション(ソフトウェア)を提供
843.0
東証1部
560
6925 ウシオ電機
主な事業領域がVRなどVisual
1,281.0
東証1部
551
3928 マイネット
モブキャストと業務提携
2,982.0
マザーズ
497
9468 カドカワ
「VR」使って入学式
1,435.0
東証1部
441
3909 ショーケース・ティービー
AR/VRエンジンの英Kudanと業務提携
2,305.0
マザーズ
360
3681 ブイキューブ
会議システムとAR/VR技術との組み合わせに期待
805.0
東証1部
350
7610 テイツー
出資企業がVRシアター展開
68.0
JASDAQ
341
9715 トランス・コスモス
モーションVRサービス「SphereVR」を提供開始
2,970.0
東証1部
311
6050 イー・ガーディアン
VRゲームや映像の品質検査サービス
817.0
マザーズ
259
6786 RVH
子会社でVRアプリ向け3Dボード「VREngine」を提供
1,060.0
東証2部
256
6033 エクストリーム
VR分野へ参入するための技術研究
3,610.0
マザーズ
220
6731 ピクセラ
AR/VR事業に参入、米社製360度カメラを販売
109.0
東証2部
193
3738 ティーガイア
オリジナルのVRゴーグル
1,567.0
東証1部
192
3904 カヤック
「VR面接」などAR/VR技術を早くから手掛ける
1,149.0
マザーズ
189
6629 テクノホライゾン・ホールディングス
仏VideoStitch社と業務提携、360度カメラ取扱い
241.0
JASDAQ
102
6038 イード
アイドルの実写映像に特化したVR映像配信プラットフォーム
1,037.0
マザーズ
60
5602 栗本鐵工所
車載・VR機器に応用可能な磁気粘性流体を製品化
162.0
東証1部
58
3791 IGポート
子会社が仮想現実(VR)を体験できるアニメ制作
1,061.0
JASDAQ
44
4064 日本カーバイド工業
空中ディスプレイ
148.0
東証1部
41
出所:フィスコ作成
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スクリーニング
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Market
展望
Vol. 177 Weekly
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カテゴリー考察
スクリーニング分析
未曾有の低金利下、レバレッジ経営に注目
■日銀決定会合では一段の緩和期待が高まる
今週は日銀金融政策決定会合が開催され、追加緩和策が発表される可能性は高いと見られている。有利子負債の大きい銘柄など
にとってはポジティブな方向性となろう。ソフトバンクの大型買収をはじめ、先週もコマツの海外企業買収など、足元では M&A の
動きも活発化してきている。未曾有の低金利の環境下にあるなか、借金をしてでも将来の成長に向けた動きを強める企業には評価
余地も大きいと考える。こうした状況下、有利子負債が年々増加しながらも、収益もそれに伴って順調に拡大している銘柄群をス
クリーニングした。レバレッジ経営が順調に成果を収めている銘柄群といえよう。
スクリーニング要件としては、1.有利子負債が直近 3 期間続けて 10%以上増加、2.経常利益が直近 3 期間続けて 10%以上増加、
3、有利子負債が 10 億円以上としている。
■有利子負債を増やしながら収益を伸ばしている銘柄
コード
銘柄
7/22株価 実績経常益 経常変化率
(円)
(百万円)
(%)
1916 日ビルド
565
4,492
2337 いちごHD
456
2340 極楽湯
532
2429 ワールドHD
3064 MonotaRO
実績有利子 有利子負債
負債
変化率
(百万円)
(%)
時価総額
(億円)
31.1
12,061
39.6
402
13,889
70.4
164,026
59.2
2,292
345
178.7
8,003
22.6
75
1,658
5,133
43.3
31,248
41.5
279
3,080
7,120
35.2
7,494
102.7
3,846
3150 グリムス
768
606
34.7
1,480
42.6
30
3242 アーバネット
294
1,395
38.2
11,848
35.6
73
3250 ADワークス
38
650
21.1
10,671
29.7
85
3258 ユニゾHD
3,705
8,500
21.7
386,239
30.7
863
3288 オープンハウス
2,676
20,294
45.3
89,532
42.8
1,536
7148 FPG
1,085
10,051
100.1
32,090
217.9
1,025
7575 日本ライフL
4,095
3,574
54.4
11,744
26.5
926
8876 リログループ
16,550
11,854
18.7
16,924
57.6
2,531
8934 サンフロンティア
1,048
7,024
23.7
18,409
70.2
448
9449 GMO
1,318
14,857
14.7
39,826
23.6
1,528
注:経常変化率、有利子負債変化率はそれぞれ 3 年間の年率平均
出所:フィスコアプリなどより作成
20
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先週の話題レポート
週刊相場観測誌
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カテゴリー考察
先週の話題レポート
金融政策決定会合・決算発表を境に物色が変わる可能性
■物色が大きく変化した 4 月の状況に似ている
岡三証券では、金融政策決定会合・決算発表を境に物色が変わるとみている。当面は 7 月 28 日、29 日の日銀の金融政策決定会
合と 7 月下旬から本格化する 4-6 月期決算発表の株価への影響が大きいと考えている。金融緩和への期待が高まりつつある中で、
決算発表を迎えるという点では 4 月の状況に近いと。4 月は決算発表が本格化するまで、それまで売られていた銘柄が買い戻され
るリターンリバーサルの相場であったが、金融緩和が見送られ決算発表が本格化する中ではリビジョンファクターが有効になり、
物色は大きく変わった。
7 月月初から 13 日までのファクター動向をみると 4 月前半と同様にリバーサルのファクターが有効。7 月は 4 月と違って追加金
融緩和は実施されるとみているが、28 日、29 日の金融政策決定会合後は利益確定売りが起こり、4 月と同様にリビジョンファクタ
ーが有効になり、物色は再び大きく変わる可能性が高いと考えている。
■4 月の金融政策決定会合前後に顕著な動きを示したファクターのスコアが高い TOPIX500 採用企業
コード
企業
株価
(7/14、円)
時価総額
(10億円)
売買代金
リターンリ
ヒストリカ
過去250日
ネット負
バーサル
ルベータ
平均 (百万
債比率
(250日)
3年間
円)
予想
CF/P
予想利益 4月1日
改定率 →4月22日
サイズ
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
498
7,049
50,573
53
61
11
122
1
-0.28
5.70%
9501 東京電力ホールディングス
430
1,525
25,056
27
22
105
1
116
-0.9
-5.80%
8604 野村ホールディングス
399
1,524
14,825
9
1
24
207
64
-
6.30%
6501 日立製作所
449
2,172
15,886
71
74
78
21
34
-0.7
0.70%
5406 神戸製鋼所
92
335
5,385
58
84
9
17
219
0.39
21.30%
4188 三菱ケミカルホールディングス
518
780
4,392
81
68
73
14
129
-0.08
-1.50%
9503 関西電力
969
909
4,588
104
1
150
4
105
0.13
-2.50%
8593 三菱UFJリース
396
355
1,239
57
1
34
8
340
0.47
1.50%
8411 みずほフィナンシャルグループ
160
4,141
37,448
67
105
83
119
11
-0.66
3.60%
8591 オリックス
1,421
1,881
11,307
166
62
55
45
44
0.38
-0.50%
5411 JFEホールディングス
1,454
893
8,717
146
101
4
30
112
0.03
22.40%
7272 ヤマハ発動機
1,704
596
5,816
39
119
7
110
174
-0.25
4.70%
7012 川崎重工業
280
468
6,569
46
97
15
124
172
-1.39
2.20%
6472 NTN
287
153
2,532
5
67
2
29
415
-0.96
2.10%
2,701
4,892
17,467
101
108
110
69
7
-0.86
-0.70%
9101 日本郵船
185
315
4,858
47
88
98
12
227
-2.11
9.60%
4005 住友化学
440
728
6,634
80
99
91
46
130
-0.32
1.40%
9104 商船三井
226
273
4,737
105
36
47
9
314
-
17.40%
8586 日立キャピタル
1,922
240
1,442
29
1
72
11
466
-0.75
-1.10%
7261 マツダ
1,434
860
16,589
28
246
3
103
108
-1.71
1.60%
9508 九州電力
924
438
3,725
152
1
163
5
163
-0.85
2.00%
9509 北海道電力
799
172
1,380
102
1
77
3
378
-0.6
-4.80%
6479 ミネベア
721
288
6,196
8
151
23
64
311
-1.49
7.70%
6502 東芝
301
1,275
14,162
237
43
50
68
77
-
10.20%
7267 本田技研工業
9984 ソフトバンクグループ
5,993
7,196
48,962
245
1
170
32
1
-0.21
8.20%
6471 日本精工
833
459
3,953
22
194
5
105
237
-1.39
1.20%
8354 ふくおかフィナンシャルグループ
360
310
2,305
31
104
59
140
249
1.67
9.60%
1,010
4,435
15,897
196
49
189
24
23
0.16
-1.30%
5.40%
7201 日産自動車
3861 王子ホールディングス
417
423
2,073
106
53
143
35
221
0.04
6473 ジェイテクト
1,274
437
2,634
26
177
22
78
289
-0.94
7.30%
5202 日本板硝子
70
63
1,433
63
1
81
7
493
0.74
10.80%
5711 三菱マテリアル
277
364
3,212
77
90
128
54
220
-0.49
11.80%
5401 新日鉄住金
2,123
2,017
10,798
244
110
46
55
43
0.01
15.30%
7011 三菱重工業
464
1,567
8,899
154
145
100
76
53
0.25
2.30%
出所:岡三証券
21
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信用需給動向
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
カテゴリー考察-信用需給動向
Market Data
「ポケモノミクス」相場が継続、需給状況は 3 年 5 ヵ月以来の水準に改善
信用残高 金額ベース 単位:百万円
15 日申し込み時点の 2 市場信用残高は、買い残高が
1732 億円減の 2 兆 5549 億円、売り残高が 1033 億円増の
6773 億円だった。買い残高が 2 週ぶりに減少、売り残高
は 2 週ぶりに増加した。買い方の信用評価損益率は
-18.10%から-15.31%に改善。売り方の評価損益率は
+7.16%から+4.62%に低下している。信用倍率(買い残
高÷売り残高)は 4.05 倍から 3.17 倍となり、3.20 倍を
下回るのは 2013 年 2 月 8 日時点(3.19 倍)以来となる。
この週の日経平均株価は前週末比 1390.87 円高の
16497.85 円だった。米雇用統計のサプライズを受けた米
国株高のほか、参議院選挙での政権与党圧勝が材料視さ
れ、大幅に反発して始まった。その後も、政府による経
信用倍率(倍)
済対策として大型財政出動への期待感が高まったほか、
英国の後任の首相が決まったことで、英国の EU 離脱に対
する世界的なリスク回避の流れも和らいだ。
個別ではイマジカロボ<6879>の信用倍率は 25.74 倍か
ら 1.13 倍へと取り組みに厚みが増している。AR(拡張現
実)ゲーム「ポケモン GO」の世界的なヒットを背景とし
た「ポケモノミクス」相場の関連銘柄として売り買いが
積み上がっている。京都銀<8369>は 4.54 倍から 0.74 倍
と売り長の需給状況に。外資系証券による格上げが観測
されているほか、任天堂の株主として「ポケモノミクス」
相場の流れが波及。
取組みが改善した銘柄
銘柄
7/22終値
(円)
6879
東証1部 イマジカロボ
1,320.0
2,415,900
2,139,600
1.13
453,100
17,600
25.74
8369
東証1部 京都銀
4.54
9983
東証1部 ファーストリテイ
6594
コード
市場
信用買残
(7/15:株)
信用売残
(7/15:株)
信用倍率
(7/15:倍)
信用買残
(7/8:株)
信用売残
(7/8:株)
信用倍率
(7/8:倍)
764.0
1,065,000
1,446,000
0.74
677,000
149,000
32,640.0
214,400
328,700
0.65
446,500
117,200
3.81
東証1部 日電産
8,560.0
618,300
284,800
2.17
1,313,400
128,000
10.26
5332
東証1部 TOTO
4,425.0
62,600
417,100
0.15
171,400
323,200
0.53
5713
東証1部 住友鉱
1,230.5
3,565,000
1,259,000
2.83
5,093,000
514,000
9.91
7203
東証1部 トヨタ
5,838.0
7,649,700
2,742,300
2.79
11,313,300
1,171,200
9.66
7269
東証1部 スズキ
3,186.0
178,400
1,000,200
0.18
418,800
675,900
0.62
6981
東証1部 村田製
12,485.0
891,400
280,200
3.18
1,365,400
143,600
9.51
8058
東証1部 三菱商
1,914.5
2,055,000
1,063,000
1.93
2,699,600
478,600
5.64
6770
東証1部 アルプス
2,018.0
1,930,600
868,300
2.22
2,844,600
439,400
6.47
8358
東証1部 スルガ銀
2,349.0
23,300
499,500
0.05
64,700
456,000
0.14
8766
東証1部 東京海上
3,903.0
379,800
669,600
0.57
643,800
407,200
1.58
1803
東証1部 清水建
1,043.0
2,169,000
1,138,000
1.91
3,445,000
670,000
5.14
6301
東証1部 コマツ
2,067.0
719,200
1,464,800
0.49
1,020,500
831,200
1.23
22
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連載コラム
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
連載コラム
それでもトルコ、買いますか?
7 月 15 日にトルコで発生した軍によるクーデター未遂事件
るなど、自ら進めた民主化に逆行する政策を推進していること
は、同国が投資先として適格かどうかを考え直すきっかけに
で人気は凋落傾向にあります。こうした強権的な政治スタンス
なったのではないでしょうか。10 年以上にわたる経済成長で
に対する強い不満がクーデターに発展したと推測されていま
国内総生産(GDP)の規模は今やスイスよりも高い世界18位と
す。これにより、トルコの政情不安は増幅され、長期的な投資
なりましたが、この事件により世界各国から流入していたマネ
先としての懸念が強まったことは確かです。治安への懸念か
ーは他国に逃避するでしょう。今後エルドアン政権が盤石にな
ら海外からの観光客は激減が予想されます。米格付け会社ム
るほど、その傾向は強まるのではないでしょうか。
ーディーズは 18 日、トルコ国債の格付けに関し投資適格等級
から投機的水準への引き下げの可能性に言及しています。
中東地域に位置するトルコは、サウジアラビアやイランなど
近隣諸国と良好な外交関係を構築して貿易を拡大してきまし
一方、力でクーデターを抑え込んだ強い指導者として、エル
た。それによって地域を緊張緩和に導いたエルドアン大統領
ドアン大統領への支持は高まりましたが、トルコにとってはか
の政治手腕は評価されるでしょう。最近ではイスラエルやロシ
えって仇になるでしょう。政権側が中銀に対して公然と利下げ
アとの関係も回復に向かいつつあります。仮にクーデターが
を要求し、中銀の独立性の観点からトルコ国債が格下げされ
成功していたら、「火薬庫」の中東で均衡が崩れ、収拾のつか
た経緯もあり、今後こうしたケースが常態化されていくのでは
ない事態に陥ったと思われます。15 日はこの事件が市場に伝
ないかと危惧します。実際、未遂事件から 4 日後の 19 日、トル
わり、トルコリラだけでなく主要通貨もリスク回避の動きをみせ
コ中銀は翌日物貸出金利(上限金利)を 9.00%から 8.75%まで
たのは、こうした背景があるからです。
0.25%引き下げました。上限金利の引き下げは 5 カ月連続で
す。ゼイベクチ経済相は「クーデター未遂事件を考慮すれば、
国内的には、エルドアン大統領は 2003 年3 月、トルコ首相に
今回は据え置きでも理解できる」としていたのに、エルドアン
就任すると公約通りに改革を進め、経済成長を促進させまし
政権の意向を汲んだ中銀が利下げに踏み切ったとの見方は
た。2007 年の総選挙では、自身が所属する公正発展党(AKP)
否めません。
は支持を広げました。2014 年には初の大統領選に臨み、当
選。翌 2015 年 6 月の総選挙で AKP は過半数割れとなりまし
エルドアン政権の力による解決法は、市場を歪めるとして強
たが、愛国的な思想を煽る政治手法が奏功し、同年11 月の再
く非難されるべきです。また、クーデター未遂事件後の死刑復
選挙では過半数を確保しました。
活論議や非常事態宣言など独裁色を強める状況は、かつて
しかし、近年は権力基盤を強化するため、政権に批判的なジ
のトルコを「取り戻す」方向に向かっていると筆者は認識して
います。
ャーナリストを投獄し、ツイッターなど SNS から国民を遠ざけ
23
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今週のマーケットデータ
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Market
1
2
3
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
スケジュール
レーティング
投資主体別売買動向
資料編
今週のMarket Data
経済カレンダー
2-4
決算カレンダー
5-12
格上げ・買い推奨
13
格下げ・売り推奨
14
総括コメント
15
市場別データ
16
4
新規上場銘柄
結果とスケジュール
17
5
一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証 1 部)
18
雲下抜け銘柄(東証 1 部)
19
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Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
経済カレンダー - 1
Market Data
7 月 25 日~7 月 29 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
7月25日
月
時間
内容
08:50 貿易収支(6月)
20:25 ブ・週次景気動向調査
月例経済報告
決算発表 JSR
米・決算発表 スプリント、TI
独・Ifo景況感指数(7月)
欧・決算発表 ジュリアス・ベア
7月26日
火
10:00 伸銅品生産統計(6月)
16:00 東証住宅価格
22:00 米・S&P/ケース・シラー総合-20住宅価格指数(5月)
22:30 ブ・経常収支(6月)
22:30 ブ・海外直接投資(6月)
23:00 米・消費者信頼感指数(7月)
23:00 米・新築住宅販売件数(6月)
決算発表 キヤノン、オリックス
米・連邦公開市場委員会(FOMC)(27日まで)
米・決算発表 UTX、マクドナルド、デュポン、ベライゾン、3M、キャタピラー、アップル、ツイッター
欧・決算発表 BP、LVMH
亜・韓GDP速報値(4-6月)
亜・決算発表 現代自、マルチ・スズキ
7月27日
水
10:00 アルミ出荷統計(6月)
10:30 中・工業利益(6月)
10:30 豪・消費者物価指数(4-6月)
14:00 民生用電子機器国内出荷(6月)
17:30 英・GDP速報値(4-6月)
20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)
21:30 米・耐久財受注(6月)
22:30 ブ・融資残高(6月)
23:00 米・中古住宅販売成約指数(6月)
27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表
決算発表 日産自、三菱自、任天堂、ファナック、アルプス電、ア ドテスト、大和証G、三井住友F
米・決算発表 コカ・コーラ、コムキャスト、ボーイング、フェイスブック
欧・決算発表 エアバス、STマイクロ、プジョー、フィアット、ドイツ銀行、ARM
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Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
経済カレンダー - 2
Market Data
7 月 25 日~7 月 29 日 ※全て日本時間で表示
日付
曜日
7月28日
木
時間
内容
08:50 対外対内証券売買(先週)
14:00 パソコン出荷(6月)
16:55 独・雇用統計(7月)
18:00 欧・ユーロ圏景況感指数(7月)
18:30 南ア・生産者物価指数(6月)
20:30 ブ・金融政策委員会(COPOM)議事録公表
21:00 独・消費者物価指数速報値(7月)
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)
22:45 米・消費者信頼感指数(先週)
リファインバースが東証マザーズに新規上場(公開価格:1700円)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(29日まで)
決算発表 野村HD、ソフバンク、新日鉄住金、村田製、東電HD、日野自、オリランド、花王
米・決算発表 ダウ・ケミカル、フォード、マスターカード、アルファベット、アマゾン、アフラック
ブ・決算発表 ヴァーレ
欧・決算発表 クレディ・スイス、BNPパリバ、ルノー、ロイズ、シェル、VW
亜・決算発表 百度、ネイバー
7月29日
金
08:30 家計調査(6月)
08:30 消費者物価コア指数(7月)
08:30 有効求人倍率(6月)
08:30 失業率(6月)
08:50 鉱工業生産指数(6月)
08:50 商業動態統計(6月)
08:50 貸出約定平均金利(6月、日本銀行)
09:30 台湾・GDP速報値(4-6月)
13:30 石油統計(6月)
14:00 基調的なインフレ率を捕捉するための指標速報(日本銀行)
14:00 電子材料生産実績(5月)
14:00 電子部品グローバル出荷(5月)
14:30 仏・GDP速報値(4-6月)
15:30 黒田日銀総裁が会見
16:00 スペイン・GDP速報値(4-6月)
16:00 トルコ・貿易収支(6月)
18:00 欧・ユーロ圏GDP速報値(4-6月)
18:00 欧・ユーロ圏消費者物価コア指数速報値(7月)
18:00 欧・ユーロ圏失業率(6月)
19:00 外国為替平衡操作の状況(6月29日~7月27日)
19:30 日銀当座預金増減要因と金融調節(7月)
19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表
21:00 ブ・PPI製造業(6月)
21:00 南ア・貿易収支(6月)
21:30 米・雇用コスト指数(4-6月)
21:30 米・GDP速報値(4-6月)
22:45 米・シカゴ購買部協会景気指数(7月)
23:00 米・ミシガン大学消費者マインド指数確定値(7月)
日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目、終了後に結果発表)
展望リポート公表(日本銀行)
決算発表 ソニー、パナソニク、日立、シャープ、JFEHD、みずほFG、郵船、商船三井、川崎船、ドコモ、三菱重、川崎重
決算発表 関西電、中部電、JAL、JR東日本、JR東海、住友化、武田薬
米・サンフランシスコ連銀総裁が講演
米・ダラス連銀総裁が会議で質疑応答
米・決算発表 メルク、エクソン、UPS、シェブロン
欧・決算発表 バークレイズ、UBS、ミタル
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2016 07 25
スケジュール
日米主要経済指標のポイント
■(米)6 月耐久財受注
27 日(水)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は前月比-1.0%) 参考となる 5 月実績は-2.3%で市場予想の-0.6%程度を下回った。輸送関連を除くと、前月比-0.3%。
企業の設備投資の先行指標となる「航空機を除く非国防資本財」の受注は-0.7%。6 月については生産活動の回復が予想される
ことから、航空機を除く非国防資本財は増加する見込みだが、全体の受注額は減少する可能性がある。
-------------------------------------------------------------------■(米)連邦公開場委員会(FOMC)
27 日(水)日本時間 28 日午前 3 時結果判明
(予想は、金融政策の現状維持) 労働市場の改善は続いているが、インフレ加速を示唆するデータは揃っていないことから、
今回の FOMC 会合でも政策金利の現状維持が賛成多数で決定される見込み。英国が欧州連合(EU)から離脱することが決まった
が、この動きが米国経済に打撃を与える可能性は低いと判断された場合、9 月以降に利上げが実施される可能性は高いとみられ
る。
-------------------------------------------------------------------■(日)日本銀行金融政策決定会合
29 日(金)決定会合の終了予定時刻は未定
(予想は金融政策の現状維持) 今回の会合では追加緩和について議論される見通しだが、マイナス金利の拡大は金融機関の収
益を圧迫するおそれがあることから、実施は困難とみられる。国債買い入れ額の拡大については財政政策と協調して行われるこ
とが適切との見方が多く、9 月以降になるとみられる。円高進行は一服しており、株価は安定していることから、ETF(上場投
資信託)の購入金額を増やす可能性は低いとみられる
-------------------------------------------------------------------■(米)4-6 月期国内総生産速報
29 日(金)午後 9 時 30 分発表予定
(予想は前期比年率+2.6%) 参考となる 1-3 月期の実績は前期比年率+1.1%。またアトランタ地区連銀の経済予測モデル
「GDPNow」では、前期比年率+2.4%と試算されている、個人消費や住宅関連投資の伸びが成長に寄与しており、4-6 月期は少な
くとも 2%成長は確保されたとみられる。
--------------------------------------------------------------------
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Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月25日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
コード
1868
2594
2926
3132
3635
3778
3844
4185
4556
5742
6210
6297
6676
6730
6999
7177
7739
7970
7984
8052
8060
8703
8897
8903
9058
9551
9663
9680
9739
9950
2002
2359
2413
4063
4099
4212
4348
4549
4552
4761
4775
4832
6023
6034
6337
6719
6798
6858
7102
7309
銘柄
三井ホーム
キーコーヒー
篠崎屋
マクニカ富士
コーエーテクモ
さくら
コムチュア
JSR(07/25)
カイノス
NIC
東洋機械
鉱研工業
メルコ
アクセル
KOA
GMOクリック
キヤノン電
信越ポリ
コクヨ
椿本興
キヤノンMJ
KABU.COM
タカラレーベン
サンウッド
トランコム
メタウォーター
ナガワ
共成レンテ
NSW
ハチバン
日清粉G
コア
エムスリー
信越化
四国化
積水樹
インフォコム
栄研化
JCRファーマ
サクラKCS
総合メディ
JFE-SI
ダイハツデ
MRT
テセック
富通コンポ
SMK
小野測
日車輌
シマノ
上場部名
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証2部
東証2部
マザーズ
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
時刻
16:00
14:00
14:00
16:00
15:00
15:00
15:00
11:00
15:00
15:00
15:00
15:00
15:00
15:00
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16:00
15:00
16:00
15:00
13:00
15:00
15:30
日付
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月26日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
コード
8591
8628
8707
8840
9640
9691
9849
1723
1775
1930
1934
1941
1959
2378
2491
2531
2611
2664
2714
3668
3724
3793
3839
3850
4107
4205
4217
4362
4506
4593
4684
4726
4733
4901
4921
4974
4987
5453
5612
5809
5815
5819
5907
5911
5951
6027
6305
6373
6472
6516
銘柄
オリックス(07/26)
松井証
岩井コスモ
大京
セゾン情
両毛シス
共同紙
日本電技
FFE&C
北電事
ユアテック
中電工
九電工
ルネサンス
Vコマース
宝HD
攝津油
カワチ薬品
プラマテルズ
コロプラ
ベリサーブ
ドリコム
ODK
NTTDIM
伊勢化
ゼオン
日立化成
日精化
大日住薬(07/27)
ヘリオス
オービック
ソフトバンテク
OBC
富士フイルム
ファンケル
タカラバイオ
寺岡製
洋鋼鈑
鋳鉄管
タツタ線
沖電線
カナレ電気
JFEコンテナ
横河ブHD
ダイニチ工
弁護士コム
日立建
大同工
NTN
山洋電
5
上場部名
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
マザーズ
ジャスダックS
マザーズ
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
時刻
15:30
08:20
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株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
7月27日
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1514
1718
1789
1850
1878
1924
1942
1948
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1983
2128
2148
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2175
2208
2211
銘柄
FTEC
日アビオ
ファナック
日産自(07/27)
三菱自(07/27)
産車体
中山福
京都友禅
J・TEC
任天堂
日バルカー
日立ハイテク
東京産
デサント
H2Oリテイル
三井住友
みち銀
大和証G(07/27)
池田泉州
スパークスG
アサックス
ダイビル
JR西日本
ヒガシ21
サカイ引越
アルプス物
丸運
沖縄セルラー
北ガス
ピーシーエー
東会舘
杉本商
ミスミG
ホウスイ
住石HD
美樹工業
山加電業
南海辰村
大東建
パナホーム
関電工
弘電社
ヤマト
東芝プラ
ノバレーゼ
ITM
GCA
SMS
ブルボン
不二家
上場部名
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックG
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
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東証1部
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東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
時刻
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日付
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銘柄
味の素
ハウス食G
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ヒューリック
クオール
MonotaRO
ホリイフード
八洲電機
ジューテックH
野村不HD
アスコット
ハウスコム
東日システム
TIS
GMOペパ
三菱総研
ファインデクス
enish
ブロドリーフ
GMOリサーチ
プロシップ
システムリサーチ
国際チャート
多木化
日合成
積水化(07/28)
アイカ工
レッグス
NRI
Jストリーム
DI
ブロメディア
ダイトーケミ
広栄化
花王
一工薬
石原ケミカル
生化学
日水薬
鳥居薬
OLC
ヤフー(07/28)
マイスター
クリップ
エックスネット
ソフトブレーン
ISID
コニカミノルタ
エステー
小林製薬
6
上場部名
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
ジャスダックS
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
時刻
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2016 07 25
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日付
7月28日
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6995
銘柄
日立金
菱製鋼
日精線
大阪チタ
邦チタニウム
フジクラ
アサヒHD
岡部
中発条
ファインシンター
GMOTECH
フリークアウト
ツガミ
エスティック
ブランジスタ
GMOメディア
ニューフレア
ペガサス
神鋼環境
コマツ
アイチコーポ
小森
マース
アマノ
マックス
大豊工業
ダイベア
キッツ
三菱電
富士電機
マキタ
芝浦メカ
テラプロ
オムロン
富士通
エプソン
アンリツ
池上通
フォスタ電
日立マクセル
スミダコーポ
本多通信
菊水電
双信電
新電工
京セラ
協栄産
村田製
東海理化
上場部名
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
マザーズ
マザーズ
東証1部
マザーズ
マザーズ
マザーズ
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
時刻
16:30
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日付
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9014
9037
9042
9081
9086
9377
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銘柄
カッパ・クリエ
ウェッズ
橋本総HD
アールシーコア
SHOEI
日本ユピカ
JSP
ニチハ
菱鉛筆
スクロール
大都魚
兼松エレク
エネクス
サンワテクノス
都築電
千趣会
日ガス
MrMax
三住トラスト
静岡銀
信金中金PS
SBI
栃木銀
アコム
オリコ
日立キャピ
野村HD(07/28)
丸三証
東洋証
水戸証
いちよし
高木証
JPX
マネックスG(07/28)
極東証券
アイザワ証
NECキャピ
京阪神ビ
空港施設
ゴールドクレ
アパマンショ
東武
新京成
ハマキョウ
阪急阪神
神奈交
日立物
エージーピー
日テレHD
7
上場部名
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証優先株
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
時刻
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1972
1973
1976
2003
2053
2109
2114
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2130
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2345
銘柄
白洋舎
ナガセ
アイネス
メイテック
エヌジェーケ
NSD
丸紅リース
ステップ
大丸エナ
JEUGIA
JBCCHD
愛光電
関西スパ
ソフトバンクG(07/28)
ジェコス
イーストン
ミライトHD
細田工
住友林
四電工
きんでん
東京エネシス
トーエネク
住電設
日本電設
NDS
三晃金
NESIC
明星工
日東富士
中部飼
三井製糖
フジ日糖
日新製糖
JACR
M&A
メンバーズ
アイレップ
中広
タケエイ
幼児活動
中村屋
グリコ
ヤクルト
日本ハム
シミックHD
ALSOK
クエスト
極楽湯
アイスタディ
上場部名
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
名証2部
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
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日付
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銘柄
日本和装
北海コカ
YKT
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セリア
ブルドック
エスビー
ユタカフーズ
ピエトロ
エバラ食品
東洋水産
大冷
日食品
石井食
石垣食
フジッコ
神栄
ラサ商事
ペッパー
東京一番
アークランドサービスホール
スタートトゥ
ミツコシイセタン
富士紡HD
トヨタ紡織
ファンデリー
UKCHD
ホットマン
綿半HD
ユニゾHD
イーグランド
日本調剤
バッファロー
テリロジー
ZOA
明治電機
ケーエフシー
トーカロ
三ツ知
住江織
日フエルト
イチカワ
アツギ
東海染
小松精
ワコールHD
山喜
ネットイヤー
8
上場部名
東証2部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
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東証1部
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マザーズ
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ジャスダックS
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東証1部
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時刻
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15:00
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
7月29日
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銘柄
Minori
eBASE
ジーダット
データアプリ
コラボス
Aiming
アイビーシー
ソーシャルワイヤ
スパバック
住友化
トクヤマ
東亜合成
保土谷
協和キリン(08/04)
宇部興
旭有機材
積化成
群栄化
ポラテクノ
日化薬
カーリットHD
ソルクシーズ
PI
プロトコーポ
ハイマックス
クイック
日本SHL
東邦システム
西菱電機
シーティーエス
ハリマ化成G
三洋化
武田(07/29)
アステラス薬(07/29)
ビオフェル
理ビタミン
有機薬
持田薬
日ケミファ
みらかHD
キッセイ薬
第一三共
キョーリンHD
UMNファーマ
神東塗
太陽HD
イマジニア
日本空調
エイジス
ダスキン
上場部名
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
マザーズ
マザーズ
マザーズ
マザーズ
東証2部
東証1部
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東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
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東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
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東証1部
東証1部
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東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
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東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
マザーズ
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
時刻
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日付
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5905
銘柄
Sシャワー
WOWOW
トライアイズ
マンダム
コーセー
コタ
シーボン
コニシ
メック
東亜石
富士興
日精蝋
フコク
板硝子
日電硝
リソル
日興業
ヨシコン
ヤマックス
イトーヨーギョ
日カーボン
TOTO
特殊陶
黒崎播磨
鶴弥
クニミネ工
神戸鋼
JFEHD
日新製鋼
共英製鋼
大和工
東京鉄
高砂鉄
モリ工業
大特鋼
高周波
冶金工
愛知鋼
日金属
虹技
日亜鋼
大紀アルミ
日軽金HD
FCM
東特線
三ッ星
平河ヒューテ
リョービ
洋缶HD
日カン
9
上場部名
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックG
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
時刻
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13:00
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株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
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銘柄
テクノプロHD
IRJHD
ニッキ
M&Aキャピ
オークマ
滝澤鉄
牧野フ
ダイジェト
西電機
日進工具
パートナーA
一蔵
豊田織機(07/29)
島精機
藤商事
ナブテスコ
カワタ
住友重
日工
タカキタ
荏原実業
化工機
住友精
日ギア
東自機
北越工
栗田工(08/01)
トリニ工
加地テック
タダノ
CKD
理想科
モリタHD
ジェイテクト
KVK
ヨシタケ
日鍛バル
日立(07/29)
明電舎
西芝電
田淵電
テクノHR
JVCKW
戸上電
日東工
IDEC
太洋工業
GSユアサ
NEC(07/29)
OKI
上場部名
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
マザーズ
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
時刻
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日付
7月29日
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7月29日
コード
6820
6822
6823
6832
6837
6848
6859
6860
6864
6867
6870
6875
6899
6902
6911
6925
6928
6932
6935
6960
6988
6994
7003
7011
7012
7013
7022
7105
7148
7162
7184
7185
7218
7224
7230
7248
7259
7260
7261
7268
7274
7282
7296
7297
7298
7404
7433
7459
7461
7464
銘柄
アイコム
大井電気
リオン
アオイ電子
京写
東亜DKK
エスペック
パナSUNX
NF回路
リーダー電
フェンオール
メガチップス
ASTI
デンソー
新日無
ウシオ電
エノモト
遠藤照
JDL
フクダ電
日東電
指月電
三井造
三菱重
川重
IHI
サノヤスHD
ニチユ三菱
FPG
アストマックス
富山第一
ヒロセ通商
田中精密
新明和
日信工業
カルソカンセ
アイシン精
富士キコウ
マツダ
タツミ
ショーワ
豊田合
エフ・シー・シー
カーメイト
八千代工
昭和飛
伯東
メディパル
キムラ
セフテック
10
上場部名
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
時刻
15:00
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15:00
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
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7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
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7月29日
7月29日
7月29日
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7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
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7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
コード
7595
7596
7600
7625
7646
7709
7723
7732
7741
7775
7817
7820
7823
7838
7840
7844
7862
7893
7896
7897
7908
7923
7939
7945
7961
7971
7972
7988
7992
8011
8015
8025
8035
8046
8059
8065
8075
8084
8119
8132
8136
8140
8141
8151
8160
8208
8249
8281
8283
8308
銘柄
アルゴグラフ
魚力
日本MDM
ダイニング
PLANT
クボテック
愛時計
トプコン
HOYA
大研医器
パラベッド
ニホンフラッシュ
アートネイチャー
共立印刷
フラベッドH
マーベラス
トッパン・F
プロネクサス
セブン工
ホクシン
KIMOTO
トーイン
研創
コマニー
兼日農
東リ
イトーキ
ニフコ
セーラー
三陽商
豊通商
ツカモト
東エレク
丸藤パ
第一実
佐藤商
神鋼商
菱電商
三栄コポ
シナネンHD
サンリオ
リョーサン
新光商
東陽テク
木曽路
エンチョー
テクノアソシエ
ゼビオHD
PALTAC
りそなHD
上場部名
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
時刻
15:00
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15:00
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15:00
15:00
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13:40
11:00
15:30
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日付
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
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7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
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7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
コード
8374
8381
8383
8388
8411
8511
8544
8551
8609
8616
8700
8709
8732
8771
8783
8803
8851
8860
8877
8898
8914
8920
8938
8944
9003
9007
9009
9020
9022
9044
9060
9062
9064
9065
9101
9104
9107
9110
9115
9119
9179
9201
9206
9301
9307
9311
9353
9358
9366
9368
銘柄
三重銀
山合銀
鳥取銀
阿波銀
みずほ
日証金
京葉銀
北日銀
岡三
東海東京
丸八証券
インヴァスト
マネパG
Eギャランティ
GFA
平和不
アーバンライフ
フジ住
エスリード
センチュリー21
エリアリンク
東祥
ロジコム
ランビジネス
相鉄HD
小田急
京成
JR東日本
JR東海
南海電
日ロジテム
日通
ヤマトHD(07/29)
山九
郵船
商船三井
川崎船(08/15)
ユナイテド海
明治海
飯野海
川崎近海
JAL
SFJ
三菱倉
杉村倉
アサガミ
桜島埠
宇徳
サンリツ
キムラユニティー
11
上場部名
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
マザーズ
東証1部
ジャスダックG
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証2部
東証1部
東証2部
東証2部
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
時刻
16:00
15:00
15:00
14:00
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10:00
12:00
15:00
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15:00
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16:00
14:00
13:00
15:00
16:00
16:00
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15:00
14:00
14:00
15:00
15:00
15:00
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15:00
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14:00
12:00
11:00
11:00
14:00
13:00
14:00
11:00
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16:00
株式会社フィスコ
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Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
決算カレンダー
Market Data
※括弧内は決算説明会の予定日。なお、下記のカレンダーはあくまでも予定で企業の都合により変更される可能性があります。
日付
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
7月29日
コード
9502
9503
9508
9509
9511
9513
9531
9600
9612
9619
9658
9672
9679
9687
9698
9708
9709
9715
9753
9761
9766
9782
9799
9810
9827
9828
9832
9878
9882
9887
9927
9928
9934
9936
9959
9960
9969
9986
9990
9997
銘柄
中部電
関西電
九州電
北海電
沖縄電
Jパワー
東ガス
アイネット
ラックランド
イチネンHD
太田昭
都競馬
ホウライ
KSK
クレオ
帝国ホテル
NCS&A
トランスコスモ
IXナレッジ
東海リース
コナミHD
ディーエムエス
旭情報
日鉄住物
リリカラ
元気寿司
オートバクス
セキド
イエローハット
松屋フーズ
ワットマン
ミロク情報
因幡電産
王将フード
アシードHD
東テク
ショクブン
蔵王産業
サックスバーH
ベルーナ
上場部名
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
ジャスダックS
ジャスダックS
東証2部
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証2部
東証1部
東証1部
ジャスダックS
東証1部
東証1部
東証1部
東証2部
ジャスダックS
東証2部
東証1部
東証1部
東証1部
時刻
15:00
15:00
15:00
15:00
15:00
16:00
14:00
日付
コード
銘柄
上場部名
時刻
15:00
16:00
15:00
16:00
15:00
16:00
14:00
14:00
15:00
15:00
15:00
11:00
15:00
16:00
16:00
16:00
15:00
15:00
14:00
15:00
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15:00
15:00
12
株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
レーティング
格上げ・買い推奨
格上げ・買い推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
7月19日
7月20日
7月21日
7月22日
コード
社名
岩井コスモ
証券会社
2462
ジェイコムHD
B+→A格上げ
レーティング
目標株価(円)
ゴールドマン
6506
安川電
中立→買い格上げ
6728
アルバック
中立→強い買い格上げ
6954
ファナック
中立→買い格上げ
17800→18500
7181
かんぽ
売り→中立格上げ
2200→2450
8630
損保JPNK
中立→買い格上げ
4000→3500
8729
ソニーFH
中立→買い格上げ
1710→1570
1450→1500
3700
8795
T&DHD
中立→買い格上げ
1250→1140
東海東京
9697
カプコン
OUTPERFORM新規
3200
野村
4587
ペプチド
BUY新規
8700
4974
タカラバイオ
BUY新規
1700
8308
りそなHD
NEUTRAL→BUY格上げ
780→690
3407
旭化成
中立→買い格上げ
900→1050
4088
エア・ウォーター
買い新規
4183
三井化学
中立→買い格上げ
4205
ゼオン
買い新規
1100
6988
日東電
UNDERPERFORM新規
5300
岩井コスモ
7965
象印
B+→A格上げ
シティ
9024
西武HD
1新規
9065
山九
1新規
700
9086
日立物
1新規
2200
9101
郵船
1新規
240
9201
JAL
2→1格上げ
9303
住友倉
1新規
630
1640
みずほ
1900
450→490
2200
4780→4320
9375
近鉄エクス
1新規
メリルリンチ
4188
三菱ケミHD
中立→買い格上げ
UBS
4021
日産化
BUY新規
3700
4063
信越化
BUY新規
7200
6988
日東電
BUY新規
4689
ヤフー
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
500→550
9449
GMOインタ
EQUALWEIGHT→OVERWEIGHT格上げ
1500
3817
SRAHD
2新規
2550
モルガン
大和
13
-
7800
株式会社フィスコ
本資料のご利用については、必ず巻末の重要事項(ディスクレーマー)をお読みください。
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
レーティング
格下げ・売り推奨
格下げ・売り推奨
※下記のレーティングや目標株価は証券各社が発表したもののうち、フィスコが把握したものを集計しています。
日付
7月19日
7月20日
7月21日
7月22日
証券会社
コード
社名
レーティング
目標株価(円)
ゴールドマン
8725
MS&AD
買い→中立格下げ
3500→3080
三菱
8184
島忠
OVERWEIGHT→NEUTRAL格下げ
3300→2500
ゴールドマン
6146
ディスコ
買い→中立格下げ
11000
8035
東エレク
買い→中立格下げ
8400→9500
ドイツ
7974
任天堂
BUY→HOLD格下げ
23600→30000
みずほ
3405
クラレ
買い→中立格下げ
2060→1350
4063
信越化
買い→UNDERPERFORM格下げ
7100→5600
4217
日立化成
買い→中立格下げ
2500→2050
6988
日東電工
UNDERPERFORM新規
9020
JR東日本
1→2格下げ
9301
三菱倉庫
3新規
ドイツ
9984
ソフトバンクG
BUY→HOLD格下げ
UBS
3436
SUMCO
SELL新規
モルガン
3064
MonotaRO
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
4000→3300
3092
スタートトゥ
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
5000→5500
4324
電通
OVERWEIGHT→EQUALWEIGHT格下げ
6500→5000
シティ
14
5300
12800→10400
1170
7000→6500
560
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-600
15
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2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
事業法人
2016/6/13
2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
信託銀
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
2016/6/13
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
外国人
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
2016/3/7
2016/2/29
2016/2/22
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
2016/5/23
1000
2016/5/16
0
2016/5/9
1500
200
2016/5/2
2000
400
2016/4/25
2500
600
2016/4/18
800
2016/4/11
1000
2016/4/4
単位:億円
2016/3/28
-700
2016/3/22
-600
2016/3/14
-300
2016/3/14
-200
2016/3/7
-100
2016/3/7
単位:億円
2016/2/29
200
2016/2/22
-6000
2016/2/29
-5000
2016/2/8
-4000
2016/2/15
-2000
2016/2/15
-2000
2016/2/22
-1000
2016/2/1
0
2016/2/8
6000
2016/2/15
-3000
2016/1/25
2000
2016/2/1
1000
2016/1/25
8000
2016/2/8
単位:億円
2016/2/1
2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
2016/6/20
2016/5/16
2016/5/23
2016/5/30
2016/6/6
2016/6/13
2016/6/20
2016/6/27
2016/7/4
2016/7/11
3000
2016/1/25
2016/7/11
2016/7/4
2016/6/27
投信
2016/6/20
生・損保
2016/6/13
2016/6/6
2016/5/30
2016/5/23
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/18
2016/1/25
2016/2/1
2016/2/8
2016/2/15
2016/2/22
2016/2/29
2016/3/7
2016/3/14
2016/3/22
2016/3/28
2016/4/4
2016/4/11
2016/4/18
2016/4/25
2016/5/2
2016/5/9
個人
2016/6/13
2016/6/6
2016/5/23
2016/5/30
2016/5/16
2016/5/9
2016/5/2
2016/4/25
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
2016/3/7
2016/2/29
2016/2/22
2016/2/15
2016/2/8
2016/2/1
2016/1/25
展望
2016/4/18
2016/4/11
2016/4/4
2016/3/28
2016/3/22
2016/3/14
2016/2/29
2016/3/7
2016/2/22
2016/2/15
2016/2/8
2016/2/1
2016/1/25
週刊相場観測誌
Market
投資主体別売買動向 - 1
総括コメント
外国人投資家は総合で買い越しに転じる
じた。また、個人投資家は 5590 億円と売り越しに転じた。
7 月第 2 週の投資主体別売買動向によると、外国人投資家は総合で 8813 億円と買い越しに転じた。現物についても買い越しに転
その他、事法は 107 億円と買い越し継続となった。信託は 16 億円と買い越しに転じた。投信は 1498 億円、生・損保は 1257 億
円、都地銀は 21 億円と売り越し継続となった。自己は現物買いの、TOPIX 先物、225 先物売りで 262 億円と売り越しに転じた。こ
の週の裁定残は、ネットベースで 2222 億円増加の 4924 億円となった。なお、週間の騰落率は日経平均で 9.21%の大幅上昇へ。
単位:億円
4000
2000
0
-4000
-6000
-10000
-8000
-12000
-14000
6000
単位:億円
100
0
5000
4000
3000
-400
2000
-500
1000
0
-1000
4000
単位:億円
1400
1200
3500
3000
-200
500
-400
-500
0
株式会社フィスコ
週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
投資主体別売買動向 - 2
市場別データ
単位:億円
日付
現
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/04/04
▲2,683
111
327
414
376
▲40
▲147
1,542
16/04/11
▲1,646
▲3,466
3,849
1,075
88
▲208
▲230
891
16/04/18
1,032
▲4,606
5,321
▲156
▲103
▲143
▲116
▲698
16/04/25
84
1,013
▲892
▲151
368
▲233
▲90
▲313
16/05/02
▲890
2,617
▲3,143
▲113
322
117
79
578
16/05/09
▲1,866
▲137
568
289
648
▲138
262
237
16/05/16
▲47
▲1,301
22
▲265
1,308
148
▲122
179
16/05/23
1,229
▲1,104
▲705
▲293
802
▲118
▲87
158
16/05/30
▲116
349
▲1,462
▲250
1,150
▲172
▲94
512
16/06/06
▲4,946
295
2,236
▲205
871
78
▲9
1,489
16/06/13
▲1,965
1,934
▲2,208
563
3,533
15
50
213
16/06/20
▲1,397
355
▲1,301
238
261
15
27
1,251
16/06/27
▲2,536
▲119
105
606
20
▲605
▲167
2,283
16/07/04
▲1,908
1,692
▲1,749
▲372
442
▲297
▲76
1,526
16/07/11
2,756
▲4,990
3,512
▲463
124
▲611
▲161
▲57
単位:億円
日付
T
O
P
I
X
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/04/04
1,448
▲169
▲869
3
▲115
▲72
▲9
▲21
16/04/11
752
150
35
▲595
22
▲132
▲44
▲210
16/04/18
▲1,026
73
1,333
▲423
▲3
29
▲20
▲58
16/04/25
439
▲57
18
▲292
4
66
72
▲216
16/05/02
991
▲64
▲922
▲28
▲0
188
20
▲175
16/05/09
1,307
108
▲1,118
▲189
0
7
▲37
▲143
16/05/16
▲488
▲8
605
▲55
3
▲110
18
52
16/05/23
▲259
▲3
65
198
3
48
1
▲161
16/05/30
690
▲1
480
▲370
▲6
▲115
▲19
▲706
16/06/06
3,789
11
▲2,728
367
25
▲560
15
▲942
16/06/13
2,610
6
▲1,874
▲261
▲0
▲288
17
▲300
16/06/20
1,002
24
▲588
88
77
62
5
▲601
16/06/27
1,319
87
▲1,448
▲174
50
372
11
▲400
16/07/04
2,480
▲57
▲88
▲922
▲0
▲20
▲25
▲1,373
16/07/11
▲2,530
63
2,479
▲37
3
▲103
▲35
101
単位:億円
日付
日
経
平
均
先
物
自己
個人
外国人
投信
事業法人
生・損保
都地銀
信託銀
16/04/04
442
▲110
▲902
1,193
99
0
▲399
▲519
16/04/11
89
▲328
2,006
▲710
▲35
▲210
▲144
▲124
16/04/18
▲49
186
1,442
▲1,615
▲4
9
216
47
16/04/25
▲147
106
2,860
▲2,588
8
▲39
▲106
▲333
16/05/02
585
116
▲1,621
819
1
0
89
49
16/05/09
1,546
▲135
▲2,478
1,244
7
▲101
▲218
130
16/05/16
▲231
11
▲208
616
▲16
▲20
127
▲285
16/05/23
▲802
▲20
1,238
▲436
▲19
▲10
151
▲44
16/05/30
689
24
▲433
▲224
30
▲10
▲69
▲18
16/06/06
1,640
▲61
▲1,752
▲189
▲17
206
▲19
232
16/06/13
925
257
▲1,531
487
11
0
▲30
▲163
16/06/20
10
7
2,497
▲1,583
▲91
2
▲214
▲386
16/06/27
516
▲447
▲964
732
▲74
▲112
410
141
16/07/04
1,232
507
▲182
▲1,001
34
0
▲385
▲296
16/07/11
▲488
▲663
2,822
▲998
▲20
▲543
175
▲28
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Market
※
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
新規上場銘柄
結果とスケジュール
データは直近の新規上場銘柄の結果とスケジュールを全て掲載しています。
証券会社によって取り扱いが異なりますので、お取引の際は各証券会社にご確認ください。
銘柄名
LINE
事業内容:
デュアルタップ
コード
市場
上場日
仮条件
(円)
3938
東1
7/15
2,900~3,300
公募株数
(株)
35,000,000
売出株数
(株)
5,250,000
公募価格
(円)
3,300
初値
(円)
4,900
主幹事
7/22終値
(円)
野村
3,945
モバイルメッセージャー・アプリケーション「LINE」によるコミュニケーション、コンテンツ、広告等のサービスを提供する LINE ビジネス・ポータル事
業
3469
JQ S
7/21
1,010~1,110
200,000
306,000
1,110
2,520
SBI
2,072
みずほ
792
大和
-
事業内容: 不動産販売事業、不動産賃貸管理・仲介事業及び海外不動産事業
インソース
6200
東M
7/21
450~520
700,000
1,542,500
520
810
1,500~1,700
90,000
99,500
1,700
-
事業内容: 研修をはじめとする社会人向け教育サービス
リファインバース
6531
事業内容:
東M
7/28
廃棄物に再資源化処理を行うことで合成樹脂を製造し販売する再生樹脂製造販売事業、産業廃棄物の収集運搬・中間処理を行う産業廃棄物処
理事業
17
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一目均衡表雲抜け銘柄
雲上抜け銘柄(東証1 部)
雲上抜け銘柄(東証1部)
コード
終値
(円)
銘柄
1377
サカタのタネ
1815
鉄建
1911
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
2553
2528.75
2367.5
1803
清水建
1043
984.75
1013.5
381
299.5
353
1899
福田組
1136
1114.25
1050.5
住友林
1540
1518.25
1401
1945
東京エネシス
1157
994
1094.5
2206
グリコ
6230
6182.5
5795
2685
アダストリア
3305
3276.25
2646
2784
アルフレッサ
2290
2278.75
1995
2801
キッコマン
3835
3807.5
3745
2875
東洋水産
4400
4263.75
4362.5
3284
フージャース
557
503
554.5
3648
AGS
1008
941.25
973
3660
アイスタイル
904
903.25
682
3769
GMOPG
5590
5475
4417.5
3865
北越紀州
743
739.5
684.5
4206
アイカ工
2481
2364.75
2470
4282
EPSーHD
1382
1335.25
1331.5
4286
レッグス
770
680.75
730.5
4554
富士製薬
2335
2250.25
2328
5232
住友大阪
486
465.75
432.5
5234
デイシイ
390
330.5
388.5
5481
山陽鋼
542
537
517.5
6093
エスクローAJ
2224
1610
2030.5
6113
アマダHD
1126
1112
1123.5
6737
EIZO
2861
2852.25
2850
6758
ソニー
3196
2887.25
3165.5
6804
ホシデン
880
642.75
736
6859
エスペック
1391
1372
1313
6962
大真空
273
228.5
266.5
7213
レシップHD
822
791.75
807.5
7438
コンドーテック
7458
第一興商
4700
4475
4175
7476
アズワン
7552
ハピネット
1505
1134.75
1240.5
7608
7832
バンナムHD
2764
2686.75
2572.5
7905
大建工
342
327.5
336
7955
クリナップ
808
752
8111
ゴルドウイン
5710
8140
リョーサン
3295
8153
モスフード
3085
8934
サンフロンティア
9413
テレ東HD
9600
アイネット
9607
AOI Pro.
769
736.5
750.5
4365
4336.25
4047.5
SKジャパン
667
489.25
458.5
7864
フジシール
3945
3787.5
3877.5
7943
ニチハ
1736
1725
1592
807
7971
東リ
324
322.75
304
5516.25
5165
8133
エネクス
1015
955.5
1010
3062.75
2896
8151
東陽テクニカ
1055
1011
1046.5
3019.25
2861.5
8869
明和地所
575
520.75
568.5
1048
921
1032
9008
京王
976
971.5
946.5
2264
2217.5
2196
9435
光通信
8580
8420
8310
1179
1160.5
1117.5
9602
東宝
3115
3081
3035.5
989
986
957
9997
ベルーナ
658
646.25
638
18
株式会社フィスコ
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週刊相場観測誌
Market
展望
Vol. 177 Weekly
2016 07 25
一目均衡表雲抜け銘柄
雲下抜け銘柄(東証1 部)
雲下抜け銘柄(東証1部)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
コード
銘柄
終値
(円)
先行スパンA 先行スパンB
(円)
(円)
1928
積水ハウス
1788
1908.5
1817.5
2678
アスクル
3615
4533.75
3667.5
2692
伊藤忠食
4080
4091.25
4127.5
3366
一六堂
380
384.25
411.5
3627
ネオス
235.5
4967
小林製薬
6217
津田駒
7970
信越ポリ
8282
ケーズHD
8572
アコム
508
541.75
668
3877
中越パ
209
210.75
4565
4750
4645
5946
長府製
2589
2601.75
2665
119
119.75
131.5
7820
フラッシュ
1157
1224.75
1503.5
3645
4062.5
3686.5
184
197
186.5
5392
5879.75
6183.5
621
639.75
623
8255
アクシアル
1939
2084.25
2021
8563
大東銀
504
562
510
9984
ソフトバンクグ
19
株式会社フィスコ
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