倉健発第148号 平成28年7月21日 事 業 主 殿 倉庫業健康保険組合 理事長 小泉 駿一 平成28年熊本地震の復興業務等に従事したことによる 定時決定における特例措置(特定保険者算定)について 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃、組合の事業につきましては格別のご 協力を賜り厚くお礼申し上げます。 さて、平成 28 年熊本地震の復興業務等に従事したことによる定時決定における特例措置につ いて、平成 28 年 6 月 30 日付で厚生労働省より通知がございましたので、下記のようにお知らせ します。 つきましては、既に算定基礎届のご提出がお済のこととは存じますが、内容をご確認いただき、 該当される方がいらっしゃいましたら、ご申請いただきますようお願いします。 記 1.特定保険者算定の概要 平成 28 年度の定時決定において、「平成 28 年の 4、5、6 月の 3 か月間に受けた報酬の月 平均額から算出した標準報酬月額と、平成 27 年の 7 月から平成 28 年の 6 月までの間に受け た報酬の月平均額から算出した標準報酬月額の間に 2 等級以上の差を生じた場合であって、 その差が熊本地震の復興業務等に従事しため、報酬が一時的に変動したことにより通常の 方法によって報酬月額の定時決定を行うことが著しく不当であると認められる場合について、 特例的に「平成 27 年の 7 月から平成 28 年の 6 月までの間に受けた報酬の月平均額から算出 した標準報酬月額」で算定を行うことができることとなりました。 なお、これらの対象となる適用事業所は、熊本県内に所在する適用事業所だけでなく、熊 本県外に所在する適用事業所においても対象となります。 2.特例保険者算定の要件 (1) 平成 28 年 4 月~6 の月報酬額をもとに算出した標準報酬月額が、前年 7 月~当年 6 月の月平均報酬額(報酬の支払の基礎となった日数が 17 日未満である月があるとき は、その月は除く。)によって算定した標準報酬月額との間に2等級以上の差が生じ ていること (2) (1)の差が熊本地震の復興事業等に従事したため一時的に増加したことにより生じ ていること (3) 平成 28 年 8 月までに支払われた報酬が、従前の支払額の水準まで減少していること ※従前の水準とは、残業手当等の減少により給与支払額が減少した月の報酬額と、年間平均の 報酬額との差が、標準報酬月額等級区分で 1 等級以内にとどまっていることをいいます。 (4) 7 月~9 月を改定月とする月額変更に該当しないこと (5) 上記(1)~(4)に該当する被保険者の同意を得ていること 3.特例保険者算定の手続き 対象となる被保険者の算定基礎届の取消届及び修正後の算定基礎届に、下記の≪資料≫ を添付して組合にご提出ください。 なお、修正後の算定基礎届につきましては、「修正平均」欄に前年 6 月~当年 7 月の 月平均報酬を記入し、備考欄に「特例保険者算定」と記載していただきますようお願いい たします。 ≪資料≫ ・別紙様式 1「平成 28 年度熊本地震の影響により一時的年間報酬の平均で算定すること の申立書」 (記載例) ・別紙様式 2「被保険者報酬月額算定基礎届・保険者算定申立に係る例年の状況、標準報 酬月額の比較及び被保険者の同意等」 ・賃金台帳の写し(平成 27 年 7 月~平成 28 年 6 月支給分 ※状況に応じ 28 年 8 月支 給分までご提出いただくことがあります。) ※別紙様式 1.2 につきましては、組合ホームページからダウンロード(様式 1 は word 形 式、様式 2 は Excel 形式)いただけます。 4.お問い合わせ先 ご不明な点がございましたら、組合業務課までお問い合わせください。 組合業務課 ☎03(3642)8436(代表)
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