省エネラベリング制度 省エネ統一ラベル 省エネ統一ラベル

トップランナー基準
1998 年に省エネ法が大幅に改正され、特に民生・運輸部門のエネル
ギー消費の増加を抑えるため、エネルギー を多く使用する機器ごと
に省エネルギー性能の向上を促すための目標基準「トップランナー
基準」が設けられました。エネルギー多消費機器のうち省エネ法で
指 定するもの(特定機器という)の省エネルギー基準を、各々の機
器において、基準設定時に商品化されている製品のうち最も省エネ
性能が優れている機器の性能 以上に設定するというものです。
特定機器:28 品目 (2013 年 11 月現在 )
・乗用自動車
・貨物自動車
・テレビ
・DVD レコーダー
・ビデオテープレコーダー
・電気冷蔵庫
・電気冷凍庫
・ジャー炊飯器
・電子レンジ
・ガス調理機器
・磁気ディスク装置
・プリンター
・複合機
・複写機
・自動販売機
・エアコン
・ストーブ
・ヒートポンプ給湯器
・ガス温水機器
・石油温水機器
・電子計算機
・変圧器
・ルーティング機器
・スイッチング機器
・三相誘導電動機
・電気便座
・電球型 LED ランプ
・照明器具
(蛍光灯器具/電球型蛍光ランプ)
省エネラベリング制度
省エネ統一ラベル
「省エネラベリング制度」は、2000 年 8 月 JIS 規格によって導入さ
エアコン、冷蔵庫、テレビ、電気便座、蛍光灯器具(家庭用)につ
いては多段階評価制度、省エネラベリング制度及び年間の目安電気
料金等を組み合わせた「統一省エネラベル」で表示することになっ
ています。
れました。家電製品を中心に国の省エネルギー基準を達成している
かどうかをラベルに表示するものです。
多段階評価制度(※1)
対象機器:18 品目 (2010 年 7 月現在 )
・テレビ
・DVD レコーダー
・磁気ディスク装置
・電子レンジ
・ガス調理機器
・ストーブ
多段階評価基準は市販されている製品の省エネ基準達成率の分布状況に応じ
・電子計算機
・ルーティング機器
・スイッチング機器
・エアコン
・ガス温水機
・石油温水機器
・冷蔵庫
・冷凍庫
・ジャー炊飯器
・蛍光灯器具
・電気便座
・変圧器
て、省エネ性能を 5 段階の星で表示する制度です。多段階評価基準は、市販さ
れている製品の省エネ基準達成状況を考慮し、毎年 4 月 1 日に改訂されること
となっています。
年間の目安電気料金等の表示(※2)
年間消費電力量のエネルギー消費効率は製品の省エネ性能を表す指標として適
当ですが、省エネルギー効果をより 消費者の方に実感していただくために、年
省エネラベル
間の目安電気料金及び年間の目安燃料使用量(ガス・石油機器)を表示する制
1. 省エネ性マーク
度を導入しました。電気料金等は一定条 件のもとに算出されたものであり、使
省エネ基準を達成していると緑色、未達成はオレンジ色で表示されます。
用状況等によって異なります。電気料金は、(社)全国家庭電気製品公正取引
2. 省エネ基準達成率
協議会の「電気料金目安単価」を用いています。
その製品が目標値をどの程度達成しているか、%(パーセンテージ)で示します。
目標値は省エネ法によって製品ごとに設定されています。
3. エネルギー消費効率・年間消費電力量
省エネ法に基づき、製品ごとに定めた測定方法によって得られた数値を示すも
のです。
4. 目標年数
省エネ法で、製品ごとに設定されています。
統一省エネラベルの例(冷蔵庫)
表示内容
省エネラベルは、それぞれの製品のカタログに印刷表示されます。
また、店頭でプライスカードや製品本体にステッカーなどで表示されることも
あります。
省エネ統一ラベル
米国環境保護庁と日本経済産業省の相互承認のもとに実施されてい
る OA 機器の省エネルギー基準です。一定の省エネルギー基準を満
たした製品であることを確認し、届け出を行うことにより、国際エ
ネルギースターロゴを製品等に表示することができます。
対象機器 (2014 年 1 月現在 )
省エネラベル
パナソニック 家電情報ポケット
・コンピュータ
・ディスプレイ
・プリンター
・ファクシミリ
・複写機
・スキャナ
・複合機
・デジタル印刷機
・コンピュータサーバ
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