フライヤー - Researchmap

応用哲学会サマースクール 2016
ファッション批評の
最前線
fashion meets philosophy
『コトバトフク』店舗内風景(京都市中京区)
【日時】2016年8月29日(月) , 30日(火), 31日(水)!
【会場】 1/8 bldg. 4F Ipe (29日・ 30日) !
京都市中京区西ノ京織司67-15 !
キャンパスプラザ京都 第1演習室 (31日) !
京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939!
【参加費】全日参加1000円(ほか500円/日)【定員】20名!
参加を希望される方は(1)お名前 (2)参加する日程 (3) メールアドレスを明
記し、r.saijo [at] gmail.com(西條 玲奈)までお申込み下さい。!
▶第1次〆切 2016年7月29日(金) 最終〆切 2016年8月19日(金)
【講師】(敬称略)!
井上雅人 (武庫川女子大学・日本の服飾史)!
蘆田裕史 (京都精華大学・ファッション批評)!
大久保美紀(パリ第8大学・身体と表象文化論)!
筒井直子 (京都服飾文化研究財団・博物学) !
津田和俊 (大阪大学・資源循環/サステナビリティ)
応用哲学会サマースクール2016 in 京都
ファッション批評の最前線:
まとうことを哲学する三日間
服を着ることは、実に複雑な社会的背景をもつ行為です。
たとえば、仕事に行くためにシャツを選ぶとしても、ほかでもないそのシャツを選ん
だ理由はどこにあるのでしょう。天気や気温が影響しているのでしょうか、職場で「浮
かない」からでしょうか、好みや気分の問題でしょうか。衣服は、外界から身体を守る
われわれの部分となり、同時に社会的な役割や立場を表す機能をもち、かつある種の審
美的な判断の対象にもなるように見えます。加えて、その「審美的判断」にも、きわめ
て計画的に創り出される流行という現象が影響していることも無視できません。こうし
た複雑な背景は、衣服が、芸術の哲学の一ジャンルとしても、労働や環境に関する倫理
的問題を抱えた社会活動としても、また自分の身体を意識する契機にもなることを意味
します。
このサマースクールでは、京都を中心にファッション批評を積極的に実践している講
師陣を迎え、衣服を身にまとうことを、みなさんと共に哲学を実践する場にしたいと考
えています。
❖
ファッションの批評誌『vanitas』, 蘆田裕史+水野大二郎責任編集, アダチプレス
❖
セレクトショップ『コトバトフク』&『Gallery 110』
京都市中京区西ノ京織司67-15 4F
このサマースクールは上記媒体や店舗で得た知見をもとに企画されました。8/29は『コト
バトフク』の営業予定日(12:00-20:00)です。国内のデザイナーによる仕事や、『vanitas』
を含むファッション関連の書籍のすぐれたセレクトをあわせてご覧下さい。
【タイムテーブル】
会場 ①②… Ipe (1/8 bldg. 4F) ③…キャンパスプラザ京都
①8/29
②8/30
③8/31
第2部 ファッションと
思索の手がかり
第1部ファッション批評入門
13:00-14:30
14:40-16:10
16:30-18:00
服飾史1!
批評の実践1!
(井上雅人)
(蘆田裕史)
服飾史2!
批評の実践2!
(井上雅人)
(蘆田裕史)
服飾史3!
批評の実践3!
(井上雅人)
(蘆田裕史)
12:50-14:20
14:30-16:00
16:10-17:40
衣服の博物学!
(筒井直子)
衣服とサステナビリティ!
(津田和俊)
衣服と身体!
(大久保美紀)