上市町公立保育所の民営化に係る移管先法人募集要項 上市町公立

上市町公立保育所の民営化に係る移管先法人募集要項
上市町公立保育所の民営化に伴い、運営及び管理の移管を受ける法人を次の
とおり募集します。
1 移管する保育所
保育所名
上市町立南加積保育所
所在地
上市町広野 1540 番地
定員
50 名
2 移管年月日
平成 29 年4月1日
3 応募資格
次に掲げる要件の全てを満たす法人
(1) 「保育所の設置認可等について」(平成 12 年3月 30 日付け児発第 295
号厚生省児童家庭局長通知)の審査基準を満たすこと。
(2) 次に掲げるいずれかの法人に該当すること。
ア 社会福祉法第 22 条の規定により設立された又は設立予定の社会福祉
法人
イ 児童福祉法に規定する保育所等の児童福祉施設を既に運営している
法人又は運営する能力を有する法人
(3) 富山県内に事業所を有すること。
(4) 次に掲げる移管条件の全てを満たすこと。
ア 保育所の運営等に関する事項
(ア) 児童福祉法等の関係法令及び関係通知等を遵守し、児童の安全
及び衛生管理に十分配慮すること。
(イ) 上市町の保育行政を理解し、町民のニーズに対応した保育事業
を積極的に実施すること。
(ウ) 移管を受けた法人自らが保育所を運営するものとし、当該法人
以外の第三者に保育業務を委託しないこと。
(エ) 移管を受けた施設を保育等以外の目的に使用しないこと。
(オ) 移管保育所が当該地域の子育て支援の拠点施設であることを理
解し、地域活動への参加や施設利用について積極的に協力するこ
と。
(カ) 児童の生活や発達の連続性を踏まえた保育内容の工夫をすると
ともに、保護者への支援及び小学校等との連携に積極的に取り組
むこと。
(キ) 定員数については、移管前における入所児童数の状況により変
更可能とすること。
イ 保育事業等に関する事項
(ア) 移管保育所の休日は、原則として日曜日及び国民の祝日に関す
る法律(昭和 23 年法律第 178 号)に規定する休日とすること。
(イ) 移管保育所の開所時間は、原則として午前7時から午後6時ま
でとすること。ただし、「延長保育事業の実施について」(平成 27
年7月 17 日付け雇児発 0717 第 10 号厚生労働省雇用均等・児童家
庭局長通知)の別紙「延長保育事業実施要綱」4の(1)④イ標
準時間認定(家庭的保育事業を除く。)に規定する一定の延長保育
の実施について対応が可能であること。
(ウ) 一時預かり事業等の特別保育や休日保育について、保護者のニ
ーズに対して積極的に対応する計画を有していること。
(エ) 地域子育て支援事業について、積極的に実施を図ること。
(オ) 障害児等の配慮を要する児童について、円滑に利用できるよう
対応すること。
(カ) 移管保育所に係る移管前の年間行事等を継承するものとし、行
事を新たに設ける場合又は変更する場合においては、事前に保護
者と十分協議すること。
(キ) 保護者に対する実費徴収の費用負担については、移管前と同等
の負担とすること。なお、新たな保育サービスの充実に係る実費
相当額などの負担については、事前に保護者と十分協議すること。
(ク) 地元の食材を活用した食育を推進し、子どもの健康状態やアレ
ルギーに配慮した調理業務を行うこと。
ウ 職員配置等に関する事項
(ア) 職員配置については、富山県児童福祉法に基づく児童福祉施設
の設備及び運営に関する基準を定める条例(平成 24 年富山県条例
第 71 号)の規定により配置すること。
(イ) 施設長は、認可保育所又はこれに準ずる施設における勤務実績
が 15 年以上で、児童福祉施設において主任保育士又はこれに相当
する職として3年以上の勤務実績を有する者とすること。
(ウ) 主任保育士は、保育士としての実務経験が 10 年以上で、保育に
関する知識を持ち、保育士を指導する能力を有する者であること。
(エ) 保育士の配置は、経験年数等に配慮したものとし、保育士実務
経験が5年以上である者の数が全保育士数の概ね3分の1以上と
すること。
(オ) 職員の資質向上を図るため、職員の研修等に積極的に取り組む
こと。
(カ) 移管後においては、保育環境に著しい変化を生じさせないよう
在籍児童に配慮するものとし、数年間の移行期間を設けることと
する。なお、移行期間中における施設長及び数名の保育士につい
ては、上市町職員をこれに充て、移管先法人は、その人件費の一
部を負担するものとする。
エ その他事項
(ア) 苦情解決責任者、苦情受付担当者及び第三者委員を設置し、苦
情解決の仕組みを整備すること。
(イ) 上市町舟橋村保育所連絡協議会に参加すること。
(ウ) 保護者や地域に対し、寄付金等を強要しないこと。
(エ) 既設の社会福祉法人又は既設の学校法人以外の法人は、運用財
産として移管保育所の年間事業費の 12 分の1以上に相当する資金
を普通預金、当座預金等により有していること。
(オ) 新設の社会福祉法人においては、1千万円以上に相当する資産
(現金、預金、有価証券又は移管を受ける建物を除く不動産)を
基本財産に編入すること。
4 財産の移管について
(1) 移管する保育所の用地は、町有財産貸付契約により無償貸付けします。
(2) 建物、設備及び保育用備品は、町有財産譲渡契約により無償譲渡します。
5 応募及び受付
応募に必要な書類は、上市町福祉課児童班で移管方法等を説明の上、お渡し
します。また、応募の受付も児童班で受け付けます。
6 募集期間
平成 28 年8月1日(月)から平成 28 年9月 23 日(金)まで
午前8時 30 分から午後5時 15 分まで(ただし、役場閉庁日を除く。)
7 移管先法人に係る選考等
上市町公立保育所民営化移管先法人選定委員会において選考します。
なお、選考にあっては、代表者等(就任予定者を含む。)に対し、保育所運
営や保育に関する考え方等についてヒアリングを実施します。ヒアリング実施
日は、改めて案内します。また、申請書類に不備又は不正があった場合は、選
考の対象とならないことがあります。
8 その他
移管する保育所に関すること又は当該保育所の見学についてのお問い合わ
せは、事前に児童班へご連絡ください。
(問い合わせ先)
〒930-0361 上市町湯上野8番地
上市町保健福祉総合センター(つるぎふれあい館)内2階
上市町福祉課 児童班
電話(076)472-1111 (内線 7231、7232)
F A X(076) 473-9356