2016 年8月9日 各 位 会 社 名 株式会社 アテクト 代表者名 代表取締役社長 小髙 得央 (JASDAQ・コード 4241) 問合せ先 管理統括部長 TEL 福冨 宏之 072-967-7000(代表) 業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ 直近の業績の動向等を踏まえ、2016 年5月 11 日の決算発表時に公表した連結業績予想を下記の通り修 正致しましたので、お知らせ致します。 記 1.業績予想の修正 2017 年3月期業績予想値の修正(単位:百万円、単位未満切り捨て) 親会社株主 売上高 営業利益 経常利益 に帰属する 当期純利益 1株当たり 当期純利益 前回予想(A) 2,650 270 220 120 28 円 89 銭 今回修正予想(B) 2,545 204 124 40 9 円 45 銭 増減額(B-A) △105 △66 △96 △80 - 増減率(%) △4.0 △24.4 △43.6 △66.7 - 2,473 235 140 75 18 円 27 銭 (ご参考) 前期実績(2016 年3月期) 2.修正の理由① 半導体資材事業の外貨建て資産の為替評価損について 半導体資材事業における韓国拠点及び台湾支店の預金及び売掛債権について当第1四半期累計期間の決 算日レートが著しく円高、ウォン・台湾ドル安に振れたことで為替評価損 56 百万円を計上しました。 3.修正の理由② 半導体資材事業の売上減少及び減益 半導体資材事業について急激な円高進行により、以下の通り計画為替レートの見直しを行います。 ○2017 年3月期業績修正予想における前提為替レート 期首計画 見直し ※外貨建て資産である Won や台湾ドルを KRW/JPY 0.098 0.093 円転する場合、TTS レートでドル買いし、 TWD/JPY 3.5 3.3 TTB レートで円転するためドル安も損失拡 USD/JPY(参考値) 115 102 大に影響致します。 また、昨年来から続く中国経済失速の中、液晶テレビの需要回復が遅れていることなどから、販売数量に ついても当初計画を下回る見込みです。 4.修正の理由③ PIM 事業における材料販売の抑制による売上減少 PIM 材料であるバインダーついてこれまで堅調であった販売を抑制することを決断致しました。当社、 高性能バインダーは、ステンレス、チタン、セラミックス各種素材別、製品別にラインナップされている事 が最大の強みとなっております。この高性能バインダーを市場に流出させることは、従来の金属加工法(例 えば精密鋳造品やプレス加工)では困難であった形状や不可能であった素材の加工を容易にしてしまうこと から、MIM・CIM競合各社の競争力の強化に繋がり、当社が注力するセラミックスボールベアリング・ 自動車ターボ関連部品・自動車用パワーデバイス部品などの今後の事業拡大の足かせになると判断致しまし た。 5.修正の理由④ 特別損失(構造改革費用)の計上 当社は、既にお知らせの通り、滋賀県東近江市に土地・建屋を 2016 年 6 月に取得し、今年度後半より順 次、工場の移転立ち上げ作業を進めて参ります。つきましては、従業員並びに機械設備等の移転に伴い、構 造改革費用として 60 百万円を第 2 四半期以降で計上致します。 以上
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