国際接続サービスのご紹介

国際接続サービスのご紹介
2004年2月
財団法人日本自動車研究所
JNXセンター
Copyright 2004 JNX Center
1
海外とのビジネス形態
<満足度調査結果より>
海外取引先と自社拠点数
し
無
回
答
な
検
取引先
討
中
100 91
回答153
社
回答153社
80
60
40
9 1 10 0 16 0
2 無回答
20
9
15
0
0 なし
1
有り
有
り
(社)
! 海外取引先あり
101社
自社拠点あり
115社
(内 91社が両方有り)
! 取引窓口に商社等を使ってい
るケースは少なくほとんど自社
で対応している。
! 従ってほとんどのTP様が潜在
的には海外との通信ニーズが
あると思われる。
自社拠点
取引先窓口
海外取引先有り101
社
海外取引先有り101社
36
海外拠点
27
日本拠点
24
日本拠点、海外拠点
8
日本拠点、海外拠点、商社
日本拠点、商社
2
海外拠点、商社
2
商社
2
0
5
10
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15
20
25
30
35
40
* 無回答とはアンケートの返信はあった
が当該設問への回答が未記入のもの
(以後も同じ)
2
海外との通信状況
<満足度調査結果より>
海外通信の現状
無回答
3%
行っている
38%
計画なし
37%
! 既に海外と通信を行っているTP様が38%あ
り。
! 50%以上のTP様がNW化したい、又は
NWを改善したいという希望をもつ。
通信ニーズ
検討中
22%
36
今後の希望
無回答
15%
40
30
現状維持
28%
22
28
15
3
行っている
改善
32 %
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現状
4
7
14
5
計画なし
無回答
10
4
1
0
0
20
10
4
0
検討中
NW化
25 %
回答153
社
回答153社
0
無回答
改善
NW化
現状維持
今後の希望
3
国際接続サービスのイメージ図
JNX VPN
ANX VPN
Airlock
Airlock
JNX
JNX
ANX
ANX
国際 VPN
TP
-A
TP-A
TP
-B
TP-B
国際VPNは双方の合意があ
国際VPNは双方の合意があ
るときだけ設定される。
るときだけ設定される。
TP
-X
TP-X
片方だけの意志だけでは国際
片方だけの意志だけでは国際
VPNは設定/維持されない
VPNは設定/維持されない
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国際接続サービスの特長
• セキュリティ
– Airlockで一旦暗号化/復号化されることを除きJNXと同等のセキュリティレ
ベルが保たれます。
– IPアドレス(レンジ)によるアクセス制御が行なわれます。
• VPNを設定したところだけが通信でき,それ以外は一切アクセス出来ま
せん。
• 性能
– JNXとANX双方で能力管理をし,増速基準を定めています。
• 1ヶ月の平均利用率が50%を一定期間超えた場合。
• 信頼性
– 設備/回線は二重化し自動バックアップできる構成になっています。
– 日米で24時間のヘルプデスク体制を持ち,連絡・対応ルートが確立してい
ます。
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ご利用の条件
• JNXに専用線接続している事
– ダイヤルアップ、ゲートウェイ接続のTP様はご利用いただけません。
• 通信相手がANXに加入している事
• 双方が本サービスを使って相互接続することに合意してい
る事
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ご提供形態
• JNXではCSPからのJNXのオプションサービスとなります。
– 営業窓口,障害対応窓口とも担当CSPが対応致します。
– CSPとAirLockオペレータの間の連携はJNX内で行ないます。
– 問題が発生し長期化する場合や、その他ご要望はJNXセンターに直接ご連
絡ください。
• ANXではANXeBusiness社からのサービス提供となります。
– 米国ではIPSecの管理がTP責任となっておりますが,専門業者
(ANX Tunnelzなど)に委託する事もできます。
– ANX側のサービス詳細についてはUSではANXeBusiness社,日本では
エー・エヌ・エックス・アジア・パシフィック社にお問合せください。
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費用について
• JNX/ANXでそれぞれでのご請求となります。
• 日本側の料金は、JNXにご加入頂いているアクセス回線速
度をベースに設定されています。
• 米国側の料金は、データ転送量に基く従量制料金となって
います。
• 対地の数(VPN数)には依存しない価格体系になっており、
複数の相手先と通信される場合に大変お得です。
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料金改定と第2次プロモーションプラン
2004年1月分より適用
2004
年1月分より適用
1)国際接続料金改定
64k
64k~256k
初期
月額
384k
384k~512k
初期
月額
768k
768k~
初期
月額
旧 希望小売価格
新 希望小売価格
130,000
130,000
250,000
250,000
400,000
400,000
100,000
100,000
200,000
200,000
340,000
340,000
最大23%値下げ
2)第2次プロモーションプラン
今年度中に利用開始の場合、
初期費及び今年度分の月額利用料が無料 Copyright 2004 JNX Center
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ご利用費用試算
【モデルケース想定条件】
JNX側 ⇒ 256kの専用線で加入済み
既存機器を利用
ANX側 ⇒ 加入状況により以下の2ケースを想定
JNX
ANX
ケース1
○
加入済み
○
加入済み
ケース2
○
加入済み
×
未加入
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ケース1 JNX,ANX双方加入済みの場合
ネットワークモデル
Airlock
Airlock
JNX
JNX
ANX
ANX
JNX側追加費用
TP
-A
TP-A
ルーター
ANX側追加費用
TP
-X
TP-X
ルーター
IPsec装置
IPsec装置
F/W
F/W
*社内LAN
LANの構成は
の構成はTP
TPの
*社内
の構成は
のセキュリ
ティポリシー・利用法などの状況によ
り変わるので最も簡単な構成で記述
します。
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ケース1 JNX,ANX双方加入済みの場合
追加費用概算 (JNX側256k専用線)
ランニング費用
JNX側
64~
¥100,000
国際接続サービス
256kbps
利用料
月額
ANX側 (参考価格)
International Gateway Fee
MB単価
MB単価
月
100MB/月
従 1~100MB/
量
月
101~500MB/
500MB/月
制 101~
$20
501MB
~/月
501MB~
$17.25
$12.50
初期費用
JNX側
ANX側
64~
¥100,000
国際接続サービス
256kbps
利用料
初期費
*既存機器の設定変更等で別途費用が発生する場合があります。
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ケース2 JNX加入済み,ANX未加入の場合
ネットワークモデル
Airlock
Airlock
JNX
JNX
ANX
ANX
JNX側追加費用
TP
-A
TP-A
TP
-X
TP-X
ルーター
IPsec装置
ANX側追加費用
ルーター
IPsec装置
F/W
F/W
*社内LAN
LANの構成は
の構成はTP
TPの
*社内
の構成は
のセキュリ
ティポリシー・利用法などの状況によ
り変わるので最も簡単な構成で記述
します。
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ケース2 JNX加入済み,ANX未加入の場合
追加費用概算 (JNX側256k専用線)
ランニング費用
JNX側
国際接続
サービス
利用料
64~
¥100,000
256kbps
月額
256kbps
256kbps
ANX側(参考価格)
MB単価
MB単価
International Gateway Fee
従量制
$20
1~100MB/
月
100MB/月
101~
月
101~500MB/
500MB/月
$17.25
501MB
~/月
501MB~
$12.50
ネットワーク利用料
月額
$1,400
**拠点のロケーション等により変動します。
**拠点のロケーション等により変動します。
ANX Subscription Fee
年額
$2,480
初期費用
JNX側
国際接続
サービス
利用料
初期費
64~
¥100,000
256kbps
ANX側(参考価格)
256kbps
256kbps
ネットワーク利用料
(ルータ、IPsec
装置の買取・設定費を含む)
(ルータ、IPsec装置の買取・設定費を含む)
**拠点のロケーション等により変動します。
**拠点のロケーション等により変動します。
ANX Subscription Assesment Fee
$4,500
$800
*既存機器の設定変更等で別途費用が発生する場合があります。
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ご利用手続きについて
• ANX側相手先と、ネットワーク接続の合意をして頂き、接続
にあたってのアドレス等の技術情報を確定していただきます。
• JNX側/ANX側それぞれで担当CSPに利用申込みをしてい
ただきます。
• 申込みが同時に提出され、技術情報に誤りが無ければ短期
間(2~3週間)でご利用いただけます。
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ご利用開始までの流れ
利用開始
2∼6週間程度
(ANX TP 側申込のタイ
ミングによって変動)
疎通確認
疎通確認
開通工事
開通工事
申し込み
申し込み
TP 間合意
JNX TP
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ANX TP
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トラブルハンドリング
• 国内のトラブルと同様です。相手TPの問題でないことを確
認した後、トラブルチケットを入力してCSPにご一報ください。
6
• 国際に関するトラ
5
ブルチケットは右
4
5
図のようにハンド
3
リングされます。
3
JNXC
JNXJNX-AirLockOP
ANX ANX AP
ANXANX-AirLockOP
ANX CCC
3
ANX CSP
JNX JNX CSP
(a)
(b)
枠内 ‥JNX
JNX・
枠内 ‥
・ANX事業者の協業により実施
ANX事業者の協業により実施
太矢印‥TP
様自身で実施
太矢印‥TP様自身で実施
2
JNX TP
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2
(c)
1
ANX TP
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イントラ利用について
• 企業間を繋ぐエクストラネットとして開発されたサービスで
すがイントラネットとしてもご利用可能です。
• 海外拠点とのNWを構築したいが国際回線は高くて手が出
ないとお考えのTP様にもご利用いただけます。
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構成例
• 1.DMZにあるサーバーを共有する場合
– 資本関係が薄い,単なる業務提携などの理由で海外事業体とは疎
につなぎたい
• 2.リバースプロキシ経由で接続する場合
– 上記と同様のケースで、かつサーバーをDMZではなく社内LAN上
に置いたまま接続したい場合
• 3.社内LAN同士をシームレスに接続する場合
– 海外に作った現地子会社,M&Aなどで完全に吸収したような場合
で,密につなぎたい
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構成例1
• DMZサーバーを共有
–
–
–
–
ファイル交換のためのサーバーをDMZに設置
エクストラネット用(取引先用)サーバーを海外事業体と共有も可
DNSゾーン情報はAirLock DNSに登録
CAIの利用も有効
JNX TP
F/W
IPSec
Router
JNX/ANX(G)
JNX/ANX(G)
社内LAN(P)
社内LAN(P)
公開サーバー
プライベートアドレスの範囲
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グローバルアドレスの範囲
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構成例2
• リバースプロキシ経由での利用
–
–
–
–
社内LANに公開サーバー、DMZにリバースプロキシを設置
リバースプロキシで中継した後に公開サーバーにアクセス
DNSゾーン情報はAirLock DNSに登録
アプリがプロキシに対応している必要がある
JNX TP
F/W
IPSec
Router
JNX/ANX(G)
JNX/ANX(G)
社内LAN(P)
社内LAN(P)
公開サーバー
リバースプロキシ
プライベートアドレスの範囲
Copyright 2004 JNX Center
グローバルアドレスの範囲
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構成例3
• 社内LAN同士をシームレスに接続
–
–
–
–
イントラのプライベートアドレスをアドレストンネル装置で隠匿する
アドレストンネル装置はTP殿の責任範囲
クライアントPCのDNS設定で、直接社内DNSサーバーを指定可能
対向の社内LANとアドレス整合性確保が必要
JNX TP
社内アプリサーバー
アドレストン
ネル装置
F/W
IPSec
Router
JNX/ANX(G)
JNX/ANX(G)
社内LAN(P)
社内LAN(P)
社内DNSサーバー
プライベートアドレスの範囲
Copyright 2004 JNX Center
グローバルアドレスの範囲
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構成選択時のポイント
項目
構成例1
構成例2
構成例3
接続セ
グメント
DMZ同士
DMZ同士
メリット
・NW的にはシンプ
ル
・アプリ公開サーバーが ・アプリ公開サーバーが
社内LAN上に大量にあ 社内LAN上に大量にあ
る場合に有効
る場合に有効
留意点
・社内サーバーをD ・プロキシ対応アプリの
MZに移設するた
み利用可能
めセキュリティ対策
が必要
社内LAN同士
・プライベートアドレスの
整合性確保が必要
・イントラに特化している
ため、エクストラとの共
存には工夫が必要
DNSゾー 他TPにも公開され
ン情報
る
他TPにも公開される
他TPには公開されない
追加機
器
リバースプロキシ
アドレストンネル装置
不要
Copyright 2004 JNX Center
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【まとめ】国際接続サービスご利用のメリット
• JNX・ANXと同等の信頼性・セキュリティーで国際通信
が可能です
JNX
ANX
• 利用申請だけで、迅速簡単にご利用いただけます
• 運用はCSPが担当、運用負荷が軽減されます
• 自社で新規に国際回線を取得するより安く、かつ複数
拠点と通信可能です
– 2004年1月より値下げしてさらにお買い得に
– 今年度内ご利用開始で初期費、年度内利用料無料に
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