成城大学大学院 経済学研究科 経済学専攻・経営学専攻 学 生 募 集 要 項

成城大学大学院 経済学研究科
経済学専攻・経営学専攻
博士課程前期・後期
学 生 募 集 要 項
2017(平成 29)年度
成 城 大 学 大 学 院
目
経済学研究科の概要
入試要項
次
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.募集人員
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.入試区分と出願資格
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.成績基準と換算方法
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.選抜方法・試験日程
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.出願相談
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.募集日程
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.出願前手続き(Ⅱ期募集のみ)
.出願手続き
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11.出願書類の頒布および問い合わせ ㍿
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12.長期履修学生制度
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参考資料)演習科目【研究指導】 ㍿
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参考資料)専門科目の出題範囲 ㍿
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経済学研究科のミッション・ビジョン
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経済学研究科の人材育成の目的と方針 ㍿
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経済学研究科の概要
本研究科は,経済学専攻と経営学専攻のつの専攻から構成され,それぞれの専攻には,博士課
程後期および博士課程前期が設けられています。研究者を目指す博士課程後期に加えて,博士課程
前期には,学生のキャリア形成の目的に合わせて,研究コースと専修コースが設けられています。
経済学研究科
経済学専攻
博士課程後期
経営学専攻
博士課程前期
研究コース
博士課程後期
専修コース
博士課程前期
研究コース
専修コース
ઃ.修了要件
経済学研究科の各課程を修了するためには,下記の要件を充足する必要があります。
【博士課程前期】
)研究コース
本コースは,博士課程後期への進学,あるいは研究機関などにおいて研究業務に携わる人
材を育成することを目的としています。本コースを修了すると,
「修士(経済学)
」の学位が
授与されます。
本コースを修了するためには,年以上本研究科博士課程前期に在籍し,授業科目 24 単
位及び研究指導単位の合計 32 単位以上を修得し,指導教員の下で「修士論文」(注)を作
成・提出し,論文審査並びに最終試験に合格することが必要となります。
なお,博士課程後期への進学は,
「内部進学入試」制度を利用することができます。
)専修コース
本コースは,幅広い教養と専門的知識を兼ね備えた職業人として活躍する人材を育成するこ
とを目的としています。本コースを修了すると,
「修士(経済学)
」の学位が授与されます。
本コースを修了するためには,年以上本研究科博士課程前期に在籍し,授業科目 28 単
位及び研究指導単位の合計 36 単位以上を修得し,「修士論文」もしくは「課題研究報
告」(注)を作成・提出し,論文審査並びに最終試験に合格することが必要となります。
(注)
(注)
修士論文は,概ね A 版 50 枚程度(ページあたり 1,200 字)とし,論文としての総合性(構成,論
理性,文献の質と量など)が要求されます。
課題研究報告は,
「特定の課題についての研究の成果」(成城大学大学院学則第 20 条第項)のことで,
− 1 −
概ね A 版 30 枚程度(ページあたり 1,200 字)とし,修士論文レベルの論文としての総合性は要求
されず,特定の課題における調査・分析・レビュー・実務的な問題解決等について研究した成果を報告
するものです。
【博士課程後期】
本研究科博士課程後期に年以上在籍し,授業科目単位及び研究指導 12 単位の合計 20 単位以
上を修得して,指導教員の下で課程博士学位論文を作成・提出し,論文審査並びに最終試験に合格
するとともに,教授会の審議・投票,大学院協議会の議を経て,
「博士(経済学)
」の学位を取得す
ることができます。
઄.授業科目 ※平成 28 年度設置科目。
【博士課程前期】
[経済学専攻]
経済理論研究Ⅰ A・B 経済理論研究Ⅱ A・B 経済学史研究 A・B
人口理論研究 A・B
統計学研究 A・B
国際経済学研究 A・B 経済政策研究 A・B
財政学研究Ⅰ A・B
財政学研究Ⅱ A・B
金融論研究 A・B
国際金融論研究 A・B 産業経済学研究 A・B
医療経済論研究 A・B 農業経済学研究 A・B 交通政策研究 A・B
社会政策研究 A・B
社会保障論研究 A・B 労使関係論研究 A・B 社会思想史研究 A・B 経済思想史研究 A・B
経済史総論研究 A・B アメリカ経済史研究 A・B 日本経済史研究 A・B ヨーロッパ経済史研究 A・B
東洋経済史研究 A・B 経済地理学研究 A・B 税法研究Ⅰ A・B
開発経済学研究 A・B
[経営学専攻]
経営学研究 A・B
経営組織論研究 A・B 経営史研究 A・B
日本経営史研究 A・B
国際経営論研究 A・B 経営戦略論研究 A・B 経営管理論研究 A・B 人的資源論研究 A・B
企業論研究 A・B
中小企業論研究 A・B 会計学研究 A・B
財務会計論研究 A・B
管理会計論研究 A・B 財務管理論研究 A・B 会計監査論研究 A・B 税法研究Ⅱ A・B
経営統計学研究 A・B 商品開発論研究 A・B 情報管理論研究 A・B マーケティング論研究 A・B
証券市場論研究 A・B 交通論研究 A・B
消費者行動論研究 A・B サービス・マーケティング論研究 A・B
マーケティング・サイエンス研究 A・B 企業評価論研究 A・B 原価計算論研究 A・B 経営情報論研究 A・B
− 2 −
【博士課程後期】
[経済学専攻]
経済理論特殊研究Ⅰ A・B
経済理論特殊研究Ⅱ A・B
経済学史特殊研究 A・B
人口理論特殊研究 A・B
統計学特殊研究 A・B
国際経済学特殊研究 A・B
経済政策特殊研究 A・B
財政学特殊研究Ⅰ A・B
財政学特殊研究Ⅱ A・B
金融論特殊研究 A・B
国際金融論特殊研究 A・B
産業経済学特殊研究 A・B
医療経済論特殊研究 A・B
農業経済学特殊研究 A・B
社会政策特殊研究 A・B
社会保障論特殊研究 A・B
労使関係論特殊研究 A・B
社会思想史特殊研究 A・B
経済思想史特殊研究 A・B
経済史総論特殊研究 A・B
アメリカ経済史特殊研究 A・B
日本経済史特殊研究 A・B
ヨーロッパ経済史特殊研究 A・B 東洋経済史特殊研究 A・B
経済地理学特殊研究 A・B
[経営学専攻]
経営学特殊研究 A・B
経営組織論特殊研究 A・B
経営史特殊研究 A・B
日本経営史特殊研究 A・B
国際経営論特殊研究 A・B
経営戦略論特殊研究 A・B
経営管理論特殊研究 A・B
人的資源論特殊研究 A・B
企業論特殊研究 A・B
中小企業論特殊研究 A・B
会計学特殊研究 A・B
財務会計論特殊研究 A・B
管理会計論特殊研究 A・B
財務管理論特殊研究 A・B
経営統計学特殊研究 A・B
商品開発論特殊研究 A・B
情報管理論特殊研究 A・B
マーケティング論特殊研究 A・B
証券市場論特殊研究 A・B
交通論特殊研究 A・B
消費者行動論特殊研究 A・B
サービス・マーケティング論特殊研究 A・B マーケティング・サイエンス特殊研究 A・B 企業評価論特殊研究 A・B
原価計算論特殊研究 A・B
経営情報論特殊研究 A・B
− 3 −
અ.演習科目【研究指導】※研究テーマと演習テーマの詳細は参考資料を参照のこと。
【博士課程前期】
[経済学専攻]
経済理論演習Ⅰ
【明石 茂生 教授】
日本経済史演習
【浅井 良夫 教授】
社会政策演習
【臼井 英之 教授】
労使関係論演習
【臼井 英之 教授】
経済理論演習Ⅱ
【大津 武 教授】
医療経済論演習
【河口 洋行 教授】
社会保障論演習
【木村 周市朗 教授】 社会思想史演習
【木村 周市朗 教授】
産業経済学演習
【小平 裕 教授】
開発経済学演習
【庄司 匡宏 准教授】
農業経済学演習
【杉本 義行 教授】
ヨーロッパ経済史演習【竹田 泉 教授】
財政学演習Ⅰ
【田近 栄治 特任教授】経済学史演習
【立川 潔 教授】
統計学演習
【塚原 英敦 教授】
金融論演習
【中田 真佐男 教授】
経済政策演習
【花井 清人 教授】
財政学演習Ⅱ
【花井 清人 教授】
東洋経済史演習
【林 幸司 准教授】
国際経済学演習
【山重 芳子 教授】
人的資源論演習
【相原 章 教授】
企業評価論演習
【青木 康晴 准教授】
経営組織論演習
【岩崎 尚人 教授】
財務会計論演習
【上田 晋一 教授】
経営戦略論演習
【海保 英孝 教授】
商品開発論演習
【神田 範明 教授】
消費者行動論演習
【金 春姫 准教授】
マーケティング論演習【小宮路 雅博 教授】
経営管理論演習
【境 新一 教授】
管理会計論演習
【塘 誠 教授】
経営史演習
【平野 創 准教授】
証券市場論演習
【福光 寛 教授】
財務管理論演習
【福光 寛 教授】
情報管理論演習
【増川 純一 教授】
[経営学専攻]
− 4 −
【博士課程後期】
[経済学専攻]
経済理論演習Ⅰ
【明石 茂生 教授】
日本経済史演習
【浅井 良夫 教授】
社会政策演習
【臼井 英之 教授】
労使関係論演習
【臼井 英之 教授】
経済理論演習Ⅱ
【大津 武 教授】
医療経済論演習
【河口 洋行 教授】
社会保障論演習
【木村 周市朗 教授】 社会思想史演習
【木村 周市朗 教授】
産業経済学演習
【小平 裕 教授】
農業経済学演習
【杉本 義行 教授】
ヨーロッパ経済史演習【竹田 泉 教授】
財政学演習Ⅰ
【田近 栄治 特任教授】
経済学史演習
【立川 潔 教授】
統計学演習
【塚原 英敦 教授】
金融論演習
【中田 真佐男 教授】 経済政策演習
【花井 清人 教授】
財政学演習Ⅱ
【花井 清人 教授】
国際経済学演習
【山重 芳子 教授】
人的資源論演習
【相原 章 教授】
経営組織論演習
【岩崎 尚人 教授】
財務会計論演習
【上田 晋一 教授】
経営戦略論演習
【海保 英孝 教授】
商品開発論演習
【神田 範明 教授】
マーケティング論演習【小宮路 雅博 教授】
経営管理論演習
【境 新一 教授】
管理会計論演習
【塘 誠 教授】
証券市場論演習
【福光 寛 教授】
財務管理論演習
【福光 寛 教授】
情報管理論演習
【増川 純一 教授】
[経営学専攻]
− 5 −
入試要項
本研究科では,専攻(経済学専攻・経営学専攻),コース(研究コース・専修コース)に関わら
ず,下記の
つの入試区分(博士課程前期区分,博士課程後期区分)により,筆記試験(専門
科目または小論文),面接試問によって選抜を行い,それらの成績を総合して合格者を決定します。
取得可能な学位
入試区分
対象者
成城大学及び日本の他大学の卒業生
(学士の資格を有する方)または卒
業見込みの方
.一般入試
博士課程前期
研究コース
専修コース
修士(経済学)
.社会人入試
大学卒業後年以上の実務経験があ
長期履修学生制度あり
る方
.シニア入試
55 歳以上の方
.外国人入試
外国の大学等を卒業または卒業見込
授業料等減免制度あり
みの外国人の方(N1 合格者)
.卒業生対象入試
一定の基準を満たした成城大学各学
長期履修学生制度あり
部(経済学部に限らない)の卒業生
.内部推薦入試
長期履修学生制度あり
推薦資格を有する成城大学在学生
(他学部を含む)
.一般入試
成城大学大学院博士課程前期及び他
の日本の大学院博士課程前期修了の
修士号学位を取得あるいは取得見込
みの方
.外国人入試
外国の大学院博士課程前期修了の修
士号を取得した外国人の方
.内部進学入試
成城大学大学院経済学研究科博士課
研究コースのみ対象
程前期修了の修士号学位取得者
博士(経済学)
博士課程後期
特記事項
ઃ.募集人員
博士課程
入試区分
一
経済学専攻
研究コース
専修コース
経営学専攻
研究コース
専修コース
般
社会人
前
期
シニア
外国人
10 名
10 名
名
名
卒業生対象
内部推薦
一
後
期
般
外国人
内部進学
− 6 −
઄.入試区分と出願資格
【博士課程前期】
)一般入試
日本の大学を卒業または卒業見込の方を対象とした入試制度。日本の大学を卒業または卒業
見込の外国人の方も出願できます。筆記試験(専門科目)と面接試問によって選抜されま
す。次のいずれか一方の要件に該当する方が対象です。
(イ)
日本の大学を卒業した者および 2017(平成 29)年月卒業見込の者。あるいは日本
人で外国での 16 年以上の学校課程(年制大学)を修了および修了見込の者。
(ロ)
本研究科において(イ)と同等以上の学力があると認められた者。
)社会人入試
実務経験を有する社会人を対象とした入試制度。筆記試験(小論文)と面接試問によって選
抜されます。次のいずれか一方の要件に該当する方が対象です。
(イ)
入学時に大学卒業後年以上の実務経験を有する者。
(ロ)
本研究科において(イ)と同等以上の学力・経験があると認められた者。
)シニア入試
大学を卒業し,入学時に年齢が満 55 歳以上となるシニア世代の方を対象とした入試制度。
筆記試験(小論文)と面接試問によって選抜されます。次のいずれか一方の要件に該当する
方が対象です。
(イ)
入学時に満 55 歳以上で大学を卒業し,学士の学位を有する者。
(ロ)
入学時に満 55 歳以上で,本研究科において(イ)と同等以上の学力があると認めら
れた者。
)外国人入試
外国の大学等(原則的に年制大学)を卒業または卒業見込の外国人の方を対象とした入試
制度。筆記試験(専門科目)と面接試問によって選抜されます。次のいずれか一方の要件に
該当する方が対象です。
(イ)
外国籍を有する者で,外国において大学等(原則的に年制大学)の課程を修了し,
且つ,日本語能力試験(JLPT)の N 1 に合格した者。
(ロ)
外国籍を有する者で,本研究科において(イ)と同等以上の学力があると認められた者。
)卒業生対象入試
成城大学経済学部,文芸学部,法学部,社会イノベーション学部を卒業した方を対象とした
入試制度。面接試問のみによって選抜されます。次の①②のすべてを満たしている方が対象
です。
①
本学経済学部,文芸学部,法学部,社会イノベーション学部を卒業した者。
②
大学在学時の成績について,全科目の平均が B(72 点)以上であること。
(
「.成
績基準と換算方法」参照)
。
− 7 −
)内部推薦入試
成城大学経済学部,文芸学部,法学部,社会イノベーション学部に在籍し,優秀な成績を修
めている在学生の方を対象とした入試制度。面接試問のみによって選抜されます。次の①〜
④のすべての要件を満たしている方が対象です。
①
2016 年度において本学に在籍し,2017 年月卒業見込の者。
②
〜年次の成績について,全科目の平均が B(72 点)以上であること(「.成績
基準と換算方法」参照)
。
③
〜年次(留年生については出願前年度まで)に卒業要件単位の分の以上を取
得していること。
(注意事項)
a)同一学生が在学中に度,内部推薦入試へ出願することはできない。
b)留年した学生も内部推薦入試に出願することができる。
④
※
学部で卒業論文等を作成していること。
経済学部在学生は、1 年間の在籍で修士の取得をめざす「成城大学大学院経済学研究科への
進学を希望する成城大学経済学部在学生のための科目等履修生制度」を利用することができ
ます。詳細は「経済学部履修の手引」を参照してください。
【博士課程後期】
)一般入試
日本の大学院を修了し,修士または修士(専門職)の学位等を取得した方,あるいは取得見
込の方を対象とした入試制度。筆記試験(小論文)と面接試問によって選抜されます。な
お,小論文では,英語・フランス語・ドイツ語・中国語・日本語などの語学力を問う問題が
出題される場合もあります。次のいずれかの要件に該当する方が対象です。
(イ)
日本の大学院を修了し,修士または修士(専門職)の学位等を持つ者。
(ロ)
本研究科において上記(イ)に相当する学位を持つと認められた者。
(ハ)
2017(平成 29)年月に修士または修士(専門職)の学位等を取得見込の者。
)外国人入試
外国籍を有する方で,日本の大学院あるいは外国の大学院を修了し,修士または修士(専門
職)の学位等を取得した方を対象とした入試制度。筆記試験(小論文)と面接試問によって選
抜されます。なお,小論文では,英語・フランス語・ドイツ語・中国語・日本語などの語学
力を問う問題が出題される場合もあります。次のいずれかの要件に該当する方が対象です。
(イ)
外国籍を有する者で,日本あるいは外国の大学院において修士または修士(専門職)
の学位等を得た者。
(ロ)
研究科において上記(イ)に相当する学位を持つと認められた者。
(ハ)
外国籍を有する者で,日本あるいは外国の大学院において 2017(平成 29)年月に
修士または修士(専門職)の学位等を取得見込の者。
)内部進学入試
本研究科の博士課程前期・研究コースに在籍し,修士論文を提出し,2017(平成 29)年
月に修士の学位取得見込の方を対象とした入試制度。本研究科の博士課程前期・研究コース
を卒業見込の外国人の方も出願できます。面接試問によって選抜されます。
− 8 −
અ.成績基準と換算方法(卒業生対象入試,内部推薦入試)
成績表の評価(AA〜C)を,下記の換算点数を用いて合計し,平均を計算(小数点以下は切
り捨て),全科目の平均が B(72 点)以上であることを要件とする。
評価
換算点数
AA
95
A
85
BB
77
B
72
B−
67
C
62
例)評価 AA =科目,A = 12 科目,BB =科目,B =科目のとき
(95 ×+ 85 × 12 + 77 ×+ 72 ×)÷ 30 = 83.733
⇒ 成績 83 点
આ.選抜方法・試験日程
Ⅰ期募集
2016 年 10 月日(土)
Ⅱ期募集
2017 年月 25 日(土)
集合時間・場所
午前:45 大学号館階・学生ホール
博士課程
試験時間
入試区分
一
般
社 会 人
シ ニ ア
前
期
外 国 人
:15〜10:45
11:15〜(予定)
筆記試験(専門科目)
面接試問
:15〜10:45
11:15〜(予定)
筆記試験(小 論 文)
面接試問
:15〜10:45
11:15〜(予定)
筆記試験(小 論 文)
面接試問
:15〜10:45
11:15〜(予定)
筆記試験(専門科目)
面接試問
:15〜(予定)
卒業生対象
面接試問
:15〜(予定)
内部推薦
一
後
期
般
外 国 人
面接試問
:15〜10:45
11:15〜(予定)
筆記試験(小 論 文)
面接試問
:15〜10:45
11:15〜(予定)
筆記試験(小 論 文)
面接試問
内部進学
修士論文面接と同時
面接試問の時間は前後する場合があります。終了時刻が夕方になる場合もあります。
− 9 −
受験に際しての注意
()筆記試験(専門科目)希望する演習科目ごとに指定された科目から科目を選択。試験
場で使用できるものは,万年筆,ボールペン,シャープペンシ
ル,鉛筆,鉛筆削り,消しゴムに限る。下敷の使用は認めない。
参考資料・語学辞書等の持込は不可。ただし,専門科目のうち財
務会計論および管理会計論に限り,計算器具(そろばん,電卓)
は使用可。(電卓は計算機能として四則演算を主とするものに限
る。
)
()筆記試験(小論文)
入学後専攻する分野に関わる基礎的知識を問う問題を出題。参考
資料・語学辞書等の持込は不可。
()面接試問
博士課程前期では志望動機,研究計画等について,博士課程後期
では修士論文またはこれに準ずる業績,専門分野および研究計画
等についての口頭試問を行う。
()試験開始時刻に遅刻した場合は,試験開始後 20 分以内の遅刻に限り,受験を認めます。
試験科目一覧
[経済学専攻]
[経営学専攻]
演習科目
試験科目
演習科目
試験科目
経済理論演習Ⅰ
経済理論
経営組織論演習
経営組織論
経済理論演習Ⅱ
経済理論
経営戦略論演習
経営戦略論
経済学史演習
経済学史
経営管理論演習
経営管理論
統計学演習
統計学
人的資源論演習
人的資源論
国際経済学演習
国際経済学
財務会計論演習
財務会計論
経済政策演習
経済政策
管理会計論演習
管理会計論
財政学演習Ⅰ
財政学
財務管理論演習
財務管理論
財政学演習Ⅱ
財政学
商品開発論演習
商品開発論
金融論演習
金融論
情報管理論演習
情報管理論
産業経済学演習
産業経済学
マーケティング論演習
マーケティング論
医療経済論演習
医療経済論
証券市場論演習
証券市場論
農業経済学演習
農業経済学
消費者行動論演習
消費者行動論
社会政策演習
社会政策
企業評価論演習
企業評価論
社会保障論演習
社会保障論
経営史演習
経営史
労使関係論演習
労使関係論
社会思想史演習
社会思想史
※演習科目の詳細は P. 17 参考資料を参照。
日本経済史演習
日本経済史
※出題範囲は P. 29 参考資料を参照。
開発経済学演習
開発経済学
東洋経済史演習
東洋経済史
ヨーロッパ経済史演習
ヨーロッパ経済史
− 10 −
ઇ.出願相談
本研究科では,進学を検討されている方を対象に,出願相談を随時実施しています。メールも
しくは電話などでの説明,来校しての説明を希望される方は次の連絡先までご連絡ください。
[連絡先]
成城大学大学院経済学研究科(大学号館階,経済学部研究事務室)
Email:[email protected]
電話:03-3482-9403
※お名前のほか,ご希望の本研究科からの返信先メールアドレスまたは
電話番号を明記してください。携帯電話のメールアドレスへの返信を
希望される場合は「インターネットからのメールを受信可」の設定に
するよう,お願いします。
[受付時間] 月曜日〜金曜日:
:00-16:00,土曜日:
:00-12:00
(日曜日・祝日・大学の休業日を除く)
ઈ.募集日程
Ⅰ期募集
Ⅱ期募集
出願前手続き
(7〜8 ページで要件に該当する方)
―
2016 年 10 月日(月)
〜2017 年月 13 日(金)
願書受付期間
2016 年
月日(木)
〜
月 16 日(金)
2017 年月 16 日(月)
〜月 10 日(金)
※ただし,月 31 日(火)
〜月 10 日(金)は郵送のみ
試験日・集合時間
2016 年 10 月 1 日(土)
午前:45
2017 年 2 月 25 日(土)
午前:45
合格発表
2016 年 10 月日(水)
午前 10 時
2017 年月 27 日(月)
午前 10 時
入学手続期間(必着)
2016 年 10 月日(木)
〜10 月 21 日(金)
2017 年月 28 日(火)
〜月 10 日(金)
ઉ.出願前手続き(Ⅱ期募集のみ)
「.入試区分と出願資格」で要件(ロ)
(ハ)に該当する方は,出願資格があるかどうかを
審査するため「出願前手続き」が必要となります。巻末にある(別紙)を利用して,下記の期
間に郵送または直接ご提出ください。
なお,出願前手続きでは検定料の納付は不要で,出願前手続きの後に出願をとりやめてもかま
いません。
ただし,本学経済学研究科博士課程前期専修コースに在籍する者は,当該手続きは不要となり
ます。
[受付期間]
[提出先]
2016 年 10 月日(月)〜2017 年月 13 日(金)
成城大学大学院入試広報部(大学号館階)
〒 157-8511
東京都世田谷区成城 6-1-20
− 11 −
電話:03-3482-9100
[受付時間]
月曜日〜金曜日:
:00-16:00,土曜日:
:00-12:00
(日曜日・祝日・大学の休業日を除く)
ઊ.出願手続き
)出願(願書受付)
検定料を支払のうえ,出願書類(以下
【出願に必要な書類】
参照)を所定の期日までに本学入
試広報部に提出してください。なお,郵便出願の場合は書留便としてください(締切日必着)。
[提出先]
成城大学大学院
入試広報部
〒 157-8511 東京都世田谷区成城--20
)検定料の納付
『入学検定料決済ガイダンス』サイト(https://www3.univ-jp.com/)にアクセスし,所定の
手続きを行い検定料を支払ってください。検定料は 35,000 円です。
※詳細は P.39 を参照してください。
※一旦支払われた検定料は返還しません。
【出願に必要な書類】
・出願された書類は返却しませんのでご注意ください。
・表中の○印は提出必須,△印は任意提出,−印は提出不要を表しています。
博士課程
博士課程後期
博士課程前期
卒業生
一般 社会人 シニア 外国人 対象 内部 一般 外国人 内部
進学
推薦
入試区分
入学願書(注)
(本学所定用紙,巻末に添付)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
研究計画書(別紙)(注)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
大学の卒業または卒業見込証明書
○
○
○
○
○
○
−
−
−
成績証明書(大学)
○
○
○
○
−
−
−
−
−
−
−
−
−
○
○
−
−
−
△
△
△
△
△
−
○
○
○
△
△
△
△
△
−
○
○
○
修士論文またはこれに準ずるもの
部の写し
−
−
−
−
−
−
○
○
−
住民票(注)
(日本在住で外国国籍を有する者のみ)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
日本語能力試験の成績証明書の写し(注)
△
△
△
○
△
△
△
○
△
△
△
△
△
△
△
△
△
△
成績表(大学)
成績証明書(大学院)
(注)
修士学位取得または取得見込証明書
英語能力試験の成績証明書の写し
実務経験報告書(注)
−
○
△
−
−
−
−
−
−
−
△
△
−
△
−
−
−
−
(注)
○
○
○
○
○
○
○
○
○
受験票返送用の封筒
(注)
(注)
(注)
(注)
長期履修学生申請書
(注)
(注)
本学 HPよりこの「学生募集要項」をダウンロードし、
プリントアウトしたものを使用してもかまいません。
他大学の博士課程前期(または修士課程)を修了もしくは修了見込の志願者は,当該課程の「卒業また
は卒業見込証明書」および「成績証明書」を提出して下さい。
本籍の記載は不要です。
− 12 −
(注)
外国人入試では,日本語能力試験(JLPT)
・N 1 の成績証明書の写しの提出を必須とします。その他の入
試制度での提出は任意です。
TOEIC,TOEFL,IELTS などの英語検定試験の結果の提出は任意です。
実務経験報告書には,志願者氏名,勤務した機関・期間を明記したうえで,実務内容を 2,000 字程度で
記述してください(A用紙,書式自由)
。可能であれば,在籍を示す書類を添付して下さい。また,実
務経験期間中に論文発表等の業績があればその要約および論文の写しも添付してください。
長期履修学生制度の利用を希望する場合は,提出して下さい(→「12.長期履修学生制度」を参照)
。な
お,外国人留学生については,奨学金制度及び授業料減免措置の適用を受ける者,また,受けている者
については長期履修学生制度の利用はできません。
長サイズ定型封筒に,宛名明記,速達郵便料金(362 円)分の切手を添付してください。
(注)
(注)
(注)
(注)
)受験票交付
検定料・出願書類の確認が取れた後,郵送にて受験票を交付します。
試験日の 1 週間前までに受験票が届かない場合は,入試広報部に連絡してください。
ઋ.合格発表
合格者の発表は発表当日に大学号館入試広報部掲示板(巻末「大学校舎案内」参照)にて行
います。また,本学オフィシャルサイト(http://www.seijo.ac.jp)にも掲載します。電話等によ
る合否に関する問い合わせには一切応じられません。
合格者には,発表当日に入試広報部にて入学手続書類を交付します。なお,当日来校できなか
った合格者には,発表翌日に入学手続書類を郵送します。入学手続に際しては,本学で交付する
書類以外に,下記の書類が必要になるので用意しておいてください。
a)博士課程前期入学者は卒業証明書,博士課程後期入学者は学位取得単位証明書(修了証明
書)を月 27 日(月)正午までに提出してください(出願時に提出した場合は不要)
。
b)住民票(本籍の記載不要)または住民票記載事項証明書 通(外国籍を有する者は不要)
※在留資格について
.日本国籍を有しない方が本学に入学するには,出入国管理及び難民認定法において,大
学院入学に支障のない在留資格を現に有するか,入学時までに取得できることが必要で
す。
.入学時までに上記在留資格を取得できない場合は入学許可を取り消します。
.「短期滞在ビザ」で受験し合格した場合,本学の発行する「入学許可書」
(入学手続完了
後申請を受けて一週間程度で発行)を使用し,自国に戻って「留学」ビザを取得する必
要があり,ビザの取得には 1ヶ月〜3ヶ月ほどの時間がかかります。
以上から,「短期滞在ビザ」でのⅡ期入試への出願は避けることを強くお勧めします。
10.学
費
学費の金額・納付方法は年度によって異なり,合格者に対して別途,お知らせします。
2016(平成 28)年度入学者の入学年次納付金の内訳は下記のとおりです。2017(平成 29)年
度については一部変更される場合があります。
− 13 −
2016(平成 28)年度入学者の入学年次納付金(参考)
項
博士課程前期
博士課程後期
目
学外者
学内者
入
学 金
150,000 円
免除
授
業 料
570,000 円
570,000 円
施
設
費
65,000 円
65,000 円
経済学会費
3,000 円
3,000 円
合
計
788,000 円
638,000 円
入
学 金
150,000 円
免除
授
業 料
507,000 円
507,000 円
施
設 費
65,000 円
経済学会費
3,000 円
合
計
725,000 円
備 考
入学年次のみ徴収
分 期のみ
150,000 円
割 〜期
各 140,000 円
年次も徴収
毎年徴収
入学年次のみ徴収
分 期のみ
132,000 円
割 〜期 各 125,000 円
65,000 円 年次まで徴収
3,000 円 毎年徴収
575,000 円
(注).入学金は入学年次のみ徴収。本大学卒業者(学内者)は原則入学金を免除します。
.授業料は年回に分割納付することができます。
分割納付の場合の初回納付金は,次のとおり。
前期学外者
368,000 円
前期学内者
218,000 円
後期学外者
350,000 円
後期学内者
200,000 円
.外国人留学生で授業料等減免制度の利用を希望する者は,合格発表日以降に,大学号館
階国際センターで当該制度についての説明を受けた後,所定の手続(納付金の振込と入
学手続書類の提出)を行ってください。ただし,この制度を利用するためには要件を満た
す必要があります。
.入学手続完了後,2017 年月 31 日(金)正午までに所定の入学辞退手続を完了した者に
は,入学金を除く納付金を返還します。
11.出願書類の頒布および問い合わせ
「大学院学生募集要項および出願書類」(紙媒体)
,入試問題集(博士課程前期の一般入試,外
国人入試,過去年度分)は,本学入試広報部窓口で無料で入手できます。「大学院学生募集要
項および出願書類」は本学 HP よりダウンロードすることも可能です。
その他,入学試験に関する問い合わせは,本学入試広報部(電話:03-3482-9100)で受け付け
ています。
12.長期履修学生制度
成城大学大学院には,長期履修学生制度があります。
A
制度の概要
長期履修学生制度とは,職業を有している等の事情により,標準修業年限
(博士課程前期年)を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修
し,修了することを希望する場合に,
その計画的な履修を認める制度です。
− 14 −
B
申請について
ઃ)対象の課程
博士課程前期(社会人入試・シニア入試・卒業生対象入試)のみ対象
઄)申請資格
詳細は教務部にお問い合わせください。
અ)履修期間
在学年限の範囲内(博士課程前期年)で,年を単位として長期履修
期間を定めることができます。
・休学期間は,上記期間に含まれません。
・長期履修学生制度の適用の有無にかかわらず,在学年限内に修了する
ことができない場合には除籍の対象となりますのでご注意ください。
આ)授業料
標準修業年限分の授業料に相当する額を,長期履修期間に応じて分割納
付することになります。この場合,年間授業料の分納はできません。具
体的な納入額,納入時期等については,長期履修の許可時に通知します。
長期履修による授業料年額=通常の授業料年額×標準修業年限÷長期履修許可年限
【例】博士課程前期で,年間の長期履修学生制度の許可を得た場合
区
分
各年度の授業料納付額
年目
年目
570,000 円
570,000 円
一般学生
(標準修業年限年)
長期履修学生
(年の履修期間適用)
修了まで
年目
年目
年目
380,000 円
380,000 円
380,000 円
1,140,000 円
1,140,000 円
※上記は平成 28 年度の授業料年額(施設費を除く)による例です。
ઇ)申請時期
出願時
ઈ)申請方法
出願書の他に下記の書類を提出してください。
申請書類については,下記ホームページアドレスよりダウンロードして
ください。
http://www.seijo.ac.jp/students/univ-system/longterm-student/
・長期履修学生申請書〈経済学研究科用〉
(様式−)
・長期履修計画書(様式)
・在職証明書または在職が確認できる書類等
・その他研究科が必要と認める書類
※提出された書類は返却いたしません。
ઉ)結果通知
C
その他
適用の可否は,教務部より別途ご連絡します。
希望する修業年限ごとに年間履修単位の上限が設定されていますので,申
請の際に確認してください。なお,長期履修学生制度の適用を受けた後
に,事情により修業年限の変更を希望する場合は,回に限り変更(延長
または短縮)することができます。長期履修学生制度に関する問い合わせ
は教務部(03-3482-9045)にて受け付けます。
− 15 −
個人情報の取り扱いについて
出願および入学手続にあたってお知らせいただいた氏名,住所その他の個人情報は,成城学園個
人情報保護方針に基づき適切に管理し,出願処理,入学試験実施,合格発表,入学手続,学籍管理
業務およびこれらに付随する事項,個人を特定しない形での統計資料の作成を行うために利用しま
す。
上記の業務は,その一部の業務を成城大学が委託した業者において行います。業務委託にあたっ
ては,十分な個人情報保護の水準にある企業を選定し,漏えいや目的外利用を行わないよう契約に
より義務づけ,適切な管理を行います。
− 16 −
参考資料ઃ
演習科目【研究指導】
)研究指導教員の研究テーマ
)博士課程前期の演習テーマ
)博士課程後期の演習テーマ
)志願者全体への要望
)現役学部生への要望(内部推薦入試)
)卒業生への要望(卒業生対象入試)
[経済学専攻]
演習科目
博士課程
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
教授
)国家,
市場,
貨幣に関する比較制度・歴史分析。
前期・後期
試験で選択す
べき専門科目
経済理論
)比較制度・歴史分析または経済理論分析。
明石
茂生
)上記))に関連するテーマを参加者と相
談して決定。
経済理論演習Ⅰ
)
「ミクロ経済学」
「マクロ経済学」の基本を理
解しておくことが望ましい。
)入学前に「ミクロ経済学」
「マクロ経済学」
または「経済原論」ならびに「比較制度論Ⅰ
Ⅱ」などを履修,聴講することが望ましい。
)経済学の基礎理論(ミクロ経済学,マクロ経
済学)のテキストを読んで理解しておくこと
が望ましい。
博士課程
教授
)1920 年代〜70 年代の日本の経済政策。
前期・後期
博士(経済学)
)1945〜73 年を中心とした日本の経済政策の
日本経済史
研究。
日本経済史演習
浅井
良夫
)1945〜85 年を中心とした日本の対外経済政
策の研究。
)演習では英語文献も読むので,英語力(読解
力)を身につけておくこと。
)入学前に「日本経済史」
「社会経済史」
「西洋
経済史」
「東洋経済史」などを履修・聴講す
ることが望ましい。
)経済史(日本経済史を含む)に関する文献を
数冊読んでおくことが望ましい。
博士課程
教授
)近現代ドイツおよび日本における社会問題の
前期・後期
あらわれかた,およびそれらをめぐる社会政
臼井
社会政策演習
英之
策論の形成と展開に関する研究。
))
− 17 −
社会政策
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
試験で選択す
べき専門科目
上記)に関連するテーマを参加者と相談し
て決定する。
)西洋および日本の近現代史は社会政策を理解
する上で不可欠である。また,英語はもちろ
んであるが,ドイツ語の理解力があることが
望ましい。
)入学前に「社会政策」
「社会保障論」
「社会デ
ザイン論」などを履修もしくは聴講しておく
ことが望ましい。
)西洋および日本の近現代史は社会政策を理解
する上で不可欠である。また,英語はもちろ
んであるが,ドイツ語の理解力があることが
望ましい。
博士課程
)近現代ドイツおよび日本の労働問題・労使関 労使関係論
前期・後期
係,およびそれらをめぐる政策論の形成と展
開に関する研究。
労使関係論演習
))
上記)に関連するテーマを参加者と相談し
て決定する。
)西洋および日本の近現代史は社会政策を理解
する上で不可欠である。また,英語はもちろ
んであるが,ドイツ語の理解力があることが
望ましい。
)入学前に「社会政策」
「社会保障論」
「社会キ
ャリア論」などを履修もしくは聴講しておく
ことが望ましい。
)西洋および日本の近現代史は社会政策を理解
する上で不可欠である。また,英語はもちろ
んであるが,ドイツ語の理解力があることが
望ましい。
博士課程
教授
前期・後期
Ph.D.
)マクロ経済データに基づく経済理論の実証的
検証およびその方法論に関する理論的研究。
))
経済理論演習Ⅱ
大津
武
マクロ経済政策に関する理論的・実証的研究
テーマの中から,参加者の学問的関心や分析
的趣向性に沿ったテーマを選定。
)入学希望時点から過去年以内に取得した
TOEFL,TOEIC,ま た は IELTS の 得 点 提
出を要望する。
)実証分析を含む卒業論文またはその草稿の提
− 18 −
経済理論
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
試験で選択す
べき専門科目
出を要望する。
「ミクロ経済学」
,
「マクロ経
済学」
,
「経済原論」
,
「計量経済学」を大学院入学
時点までに履修済みであることを要望する。
)実証分析を含む卒業論文または同等な論文の
提出を要望する。中級以上のミクロ経済学,
マクロ経済学,計量経済学の知識を十分有し
ていることを要望する。
博士課程
教授
)応用ミクロ経済学を用いて医療サービス市場 医療経済論
前期・後期
博士(経済学)
を分析する実証研究。例えば,医療費データ
を用いた生活習慣病の予防効果に関する研究
医療経済論演習
河口
洋行
や独自アンケート調査を用いた病院の競争状
態に関する研究など。
)日本の医療・介護政策に関連する実態把握・
問題解決を目的とした研究。
)医療介護分野(病院・介護施設・地域包括ケ
ア体制)における政策への応用の研究。
)経済学には理論研究と実証研究があるが,医
療経済学は他の応用ミクロ経済学に比して実
証研究の比重が大きい分野である。データ分
析を行うための最低限の知識を身につける必
要がある。
)入学前に「ミクロ経済学」の基礎知識をきち
んと身につけておくことが必要である。
)医療経済学の標準的な教科書を数冊読んでお
くことが好ましい。
博士課程
教授
)ドイツ福祉国家形成史。
前期・後期
博士(社会学)
)社会保障政策の史的展開について,イギリス
社会保障論
とドイツを中心に比較福祉国家形成史の観点
社会保障論演習
木村
周市朗
から考察する。
)社会保障政策の発展史をベースに,ドイツを
中心に福祉国家形成史上の諸問題を比較史的
に研究し,社会保障制度の存立根拠について
も考察する。
)なし
)入学前に「社会保障論」
「社会政策」
「社会デ
ザイン論」などを履修・聴講しておくことが
望ましい。
)社会保障や社会政策に関する基礎的な概説書
を数冊読んでおくことが望ましい。
博士課程
)ドイツ福祉国家思想史。
− 19 −
社会思想史
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
前期・後期
試験で選択す
べき専門科目
)ドイツを中心に近代の「社会問題」認識およ
び社会改良主義の諸潮流の形成について考察
する。
社会思想史演習
)近代ドイツにおける社会改良主義の諸系譜
を,ドイツ的学問史の中で考察する。
)なし
)入学前に「社会思想史」
「経済思想史」
「経済
学史」
「西洋経済史」などを履修・聴講して
おくことが望ましい。
)社会思想史の概説書を数冊読み,通史を理解
しておくことが望ましい。
博士課程
教授
)不完全情報の経済学,応用一般均衡分析。
前期・後期
Ph.D.
))
産業経済学
ミクロ理論,一般均衡理論,ゲーム理論によ
産業経済学演習
小平
裕
る不完全競争および不完備情報の分析,社会
会計行列と応用一般均衡分析。
)勉学の上で必要な 数 学(線形 代数と 解析)
と,文献を読むために必要な語学力を養って
おくことが望ましい。自分の可能性の豊かさ
を信じて,それらを顕在化させる努力を持続
できること。
))
「ミクロ経済学」「産業経済学」「経済数学」
「統計学」などを履修して,経済全体におけ
る自分の研究主題の位置づけを理解している
ことが望ましい。
博士課程
准教授
).災害復興問題,.マイクロファイナン 開発経済学
前期
博士(経済学)
ス,.途上国家計の貧困動態,.社会関
係資本の形成,.犯罪の経済学
開発経済学演習
庄司
匡宏
)ミクロ経済学をベースとした,途上国の家計
行動に関する研究。主に実証分析や実験分析
に重点をおく。
)))
ミクロ経済学,マクロ経済学,計量経済学,
開発経済学の基礎的知識を有すること。英語
論文を毎日読み続け,場合によっては現地調
査を行える程度の語学力を有すること。
博士課程
教授
前期・後期
農学博士
)健康志向が食料需要に与える影響に関する研 農業経済学
究。
))
− 20 −
演習科目
農業経済学演習
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
杉本
義行
試験で選択す
べき専門科目
食料経済学,環境経済学に関するテーマを参
加者と相談して決定する。
)入学前に「食料経済論Ⅰ・Ⅱ」
「ミクロ経済
学」
「経済原論」などの履修・聴講を済ませ
ておくこと。
))
なし
博士課程
教授
)ヨーロッパの織物業史(主に 18 − 19 世紀)
。 ヨーロッパ
前期・後期
博士(経済学)
))
経済史
「繊維産業」
「工業化」
「産業革命」に関連す
ヨーロッパ
竹田
泉
経済史演習
るテーマを参加者と相談して決定。
)英語の読解力をつけておくこと。
)
「西洋経済史」
「日本経済史」
「東洋経済史」
など,経済史関連の科目を履修・聴講してお
くことが望ましい。
)基本文献を数冊読み,経済史の基礎を身につ
けておくことが望ましい。
博士課程
特任教授
前期・後期
Ph.D.
)政府の役割について,税制(所得税,法人
財政学
税,消費税)
,社会保障(年金,医療,介護
制度),地方財政や「災害リスク管理」を研
財政学演習Ⅰ
田近
栄治
究。地域としては,日本のほか,欧米,アジ
ア諸国の財政制度を研究。
)財政学の基礎をテキストにそって勉強したの
ち,参加者と相談のうえ論文の課題を決定す
る。
)修士論文をさらに発展させる課題を決定し,
専門誌への掲載を目指す。
)公務員,税理士や研究者など,卒業後の進路
をしっかり定めて,大学院での勉強に臨んで
ほしい。
))
ミクロ経済学,マクロ経済学を履修している
ことが望ましい。日本内外の財政について日
頃から関心を持ち,強い問題意識を持ってほ
しい。
博士課程
教授
)J.S. ミルを中心としたイギリス古典派経済学
前期・後期
研究およびロマン派,とりわけ S.T. コウル
立川
経済学史演習
潔
リッジによる経済学批判の研究。
))
上記)に関連するテーマを参加者と相談し
− 21 −
経済学史
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
試験で選択す
べき専門科目
て決定。
)入学前に「社会思想史」
「経済学史」
「経済思
想史」
「西洋経済史」などを履修・聴講する
ことが望ましい。演習では英語文献を中心に
読むので,英語力を身につけておくこと。
))
なし
博士課程
教授
)定量的リスク管理。
前期・後期
Ph.D.
)統計的リスク計測の方法論とリスク管理の統
統計学
計的手法の研究。特に,複数のリスク要因間
統計学演習
塚原
英敦
の相互依存関係に重点を置く。
)上記)の延長上にある,さらに特化したテ
ーマを参加者と相談して決定する。
)基礎的な数学の知識は既知として進めるの
で,十分な準備が必要である。
)入学前に,「統計学」,
「経済統計論」
,
「計量
経済学」を履修すること。また,線形代数や
微分積分の基礎は修得しておくこと。
)統計学・計量経済学の基本的な教科書を読ん
で理解しておくこと。また,線形代数や微分
積分の基礎は修得しておくこと。
博士課程
教授
)日本の金融仲介システム・決済システムに関
前期・後期
博士(経済学)
金融論
する理論・実証分析。
))
金融論演習
中田
真佐男
上記)に関するテーマを参加者と相談して
決定する。
)英語文献を読むことが多いので,英語力を養
っておくこと。
)入 学 前 に「金 融 論」お よ び「マ ク ロ 経 済
学」
・
「ミクロ 経済学」・
「計量経 済 学」の 履
修・聴講を済ませておくことが望ましい。
)入学前に,標準的なテキストで「金融論」お
よび「マクロ経済学」
・
「ミクロ経済学」
・
「計
量経済学」の基礎学習を済ませておくことが
望ましい。(テキストに関しては教員に相談
されたい。
)
博士課程
教授
)政府間財政関係の経済分析。
前期・後期
Ph.D.
)公共経済学および公共選択論に関する理論
的・実証的研究。
経済政策演習
花井
清人
)上記)
,)に関連するテーマを参加者と
− 22 −
経済政策
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
試験で選択す
べき専門科目
相談して決定。
)))
入学前に「経済政策」や「公共経済学」に関
する科目の履修・聴講を済ませておくことが
望ましい。演習では,多くの英文文献の購読
を行うため,十分な英語力が求められる。
博士課程
)租税政策および課税とガバナンスに関する経
前期・後期
財政学
済分析。
)租税政策に関する理論的・実証的研究。
)上記)
,)に関連するテーマを参加者と
財政学演習Ⅱ
相談して決定。
)))
入学前に「財政学」や「公共経済学」に関す
る科目の履修・聴講を済ませておくことが望
ましい。演習では,多くの英文文献の購読を
行うため,十分な英語力が求められる。
博士課程
准教授
)19 世紀から 20 世紀にかけての中国銀行史・ 東洋経済史
前期
博士(社会学)
商業史
)近代中国における通貨制度の変容過程
東洋経済史演習
林
幸司
)演習では日本語・中国語・英語の文献を読む
ため,これらの読解力を身につけておくこ
と。
)入学前に,「東洋経済史」
「日本経済史」
「西
洋経済史」
「社会経済史」などを履修・聴講
することが望ましい。
)経済史に関する文献(東洋経済史に限らな
い)を読んでおくことが望ましい。
博士課程
教授
前期・後期
Ph.D.
)国際貿易および国際貿易政策に関する理論・ 国際経済学
実証研究。
))
国際経済学演習
山重
芳子
国際経済学に関するテーマを参加者と相談の
うえ決定。
)なし
)入学前に「ミクロ経済学」
「経済原論」
「国際
貿易論」
「国際金融論」などの履修・聴講を
しておくことが望ましい。
)入学前に「ミクロ経済学」
「マクロ経済学」
「計量経済学」の標準的な教科書を使って基
礎学習を済ませておくことが望ましい。
− 23 −
[経営学専攻]
演習科目
博士課程
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
教授
)組織メンバーの行動研究:人的資源管理,組
前期・後期
試験で選択す
べき専門科目
人的資源論
織行動論の視点から。
相原
章
))
人的資源管理,組織行動論に関するテーマを
人的資源論演習
履修者と相談のうえ決定。
)なし
)経営組織論,人的資源論,経営管理論,経営
統計学,経済学などの履修・聴講を済ませて
おくことが望ましい。
)人的資源管理,組織行動論,行動経済学など
の書籍を読んでおくことが望ましい。
博士課程
准教授
)配当政策に関する実証研究
前期
博士(商学)
)実証的会計研究のサーベイ
企業評価論
)会計学とコーポレートファイナンスの基礎的
企業評価論演習
青木
康晴
な知識,英文読解力
)入学前に「企業会計論」
「経営分析」
「財務会
計論」
「原価計算論」「管理会計論」「財務管
理論」
「証券市場論」などを履修することが
望ましい。
)会計学とコーポレートファイナンスに関する
テキストを数冊読んでおくことが望ましい。
博士課程
教授
)戦略経営と組織行動に関する研究。
前期・後期
博士(経営学)
))
経営組織論
経営組織論について参加者と相談の上テーマ
経営組織論演習
岩﨑
尚人
を決定。
)入学後に,「経営学総論」
「経営戦略論」
「財
務会計」
「管理会計」などの履修・聴講を義
務付けることになる。
)入学前に「経営学総論」
「経営管理論」
「経営
組織論」などの履修・聴講を済ませておくこ
とが望ましいが,必須ではない。
)経営学・会計学に関する基礎的な書籍を数冊
読んでおくことが望ましい。
博士課程
教授
)会計基準の研究,国際会計の研究。
前期・後期
))
上田
財務会計論演習
晋一
財務会計の国際的な概念フレームワークと会
計基準の考察。
)財務会計に関する標準的な教科書を数冊読ん
でおくことが望ましい。また,演習では英語
− 24 −
財務会計論
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
試験で選択す
べき専門科目
文献を中心に読むので,基礎的な会計英語を
学習しておくことが望ましい。
)入学前に「財務会計論」
「企業会計論」
「原価
計算論」「管理会計論」「会計監査論」「税務
会計論」などを履修・聴講することが望まし
い。
)財務会計に関する標準的な教科書を数冊読ん
でおくことが望ましい。また,演習では英語
文献を中心に読むので,基礎的な会計英語を
学習しておくことが望ましい。
博士課程
)日米欧企業の戦略経営と財務的成果の実証研 経営戦略論
教授
前期・後期
究,プラットフォーム型ビジネスの研究,非
海保
英孝
経営戦略論演習
財務的業績評価指標の研究。
))
戦略経営論に関するテーマを参加者と相談の
うえ決定。
)経営学・会計学に関する基礎的な書籍を数冊
読んでおくことが望ましい。
))
入学前に「経営学総論」
「経営管理論」
「経営
組織論」などの履修・聴講を済ませておくこ
とが望ましいが,必須ではない。
博士課程
教授
)商品企画のためのシステマティックな方法
前期・後期
商品開発論
論。
神田
範明
))
市場調査及び商品企画における方法論を研究
商品開発論演習
し,企業が確実に高価値の感動商品を企画で
きることを目指す。
実証的研究を中心とする。
)PC によるデータ分析手法や商品企画手法の
研究が中心となるので,分析力・企画力をつ
けておくこと。
))
入学前に「経営統計学」などの統計学関連の
科目と「商品開発論」を履修していること。
博士課程
)消費者行動の国際比較,地域マーケティング
准教授
前期
)消費者行動研究の理論と方法
金
消費者行動論
演習
春姫
)消費者行動研究の応用
)演習では英語文献も読むので,英語力(読解
力)を身につけておくこと。
)入学前に「経営論」
,
「マーケティング論」な
− 25 −
消費者行動論
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
試験で選択す
べき専門科目
どを履修・聴講することが望ましい。
)経営,マーケティングに関する文献を数冊読
んでおくことが望ましい。
博士課程
教授
)サービス・システムの機能と構造,ビジネ
前期・後期
ス・リレーションシップへのマーケティン
小宮路
雅博
マーケティ
ング論
グ・アプローチ。
))
マーケティング
マーケティング論に関する演習テーマを参加
論演習
者と相談の上,決定。
)入学後に勉学・研究に十分に時間がとれるよ
うにすること。マーケティング論に関する学
部レベルの教科書を数冊,読了しておくこと
が望ましい。
)入学前に学部開講科目「マーケティング総
論」
「商学通論」
「商品開発論」「消費者行動
論」を履修・聴講しておくことが望ましい。
)マーケティング論に関する学部レベルの教科
書を数冊,読了しておくことが望ましい。
博士課程
教授
)組織間関係,M & A,社会ネットワーク&
前期・後期
博士(学術)
経営管理論
コミュニティと地域活性化の理論・実証研
究。経営管理と企業法,リスクマネジメン
経営管理論演習
境
新一
ト,農商工連携および事業創造に関する学
史,学際研究。知的財産の評価,アート(芸
術,特許等)
・プロデュース&マネジメント
の理論・実証研究。公益に関する学際研究と
実践。経済学を中心とする社会学,経済学,
法学との学際研究。
))
上記のテーマ等について,理論総括,実証分
析・ケーススタディ,学術的創造を行う。
)入学後には本学研究科だけでなく,外部の研
究機関や学会を通して研究テーマの進化と深
化を図ることが望ましい。
)入学前には経営学に関連する科目を幅広く履
修・聴講しておくことが望ましい。
)経営学に隣接する社会科学(経済学,社会
学,法学など)
,人文科学(哲学,芸術学な
ど)の分野にも関心をもつことが望ましい。
博士課程
教授
前期・後期
博士(経済学)
)日系グローバル企業におけるマネジメント・ 管理会計論
コントロールの研究
− 26 −
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
試験で選択す
べき専門科目
)管理会計領域における文献研究もしくは実証
管理会計論演習
塘
誠
研究。
)管理会計領域における文献研究および実証研
究。
)基礎的なデータ分析スキルおよび論文作成ス
キルを,身につけていることが望ましい。
)会計分野の科目を履修しておくことが望まし
い。
)管理会計分野のテキストを読んでおくことが
望ましい。
博士課程
准教授
)戦後日本経営史
前期
博士(商学)
)戦後の日本経営史,特に重化学産業や産業政
経営史
策に注目した研究
経営史演習
平野
創
)日本経営史および経済史を事前に学習してお
くこと。
経営戦略論,組織論,経済学に関する基礎的
な知識を有していること。
)入学前に「経営史」
「経済学」「英経営書講
読」などを履修しておくことが望ましい。
)経営史,経営学,経済学の基礎的なテキスト
を数冊読んでおくことが望ましい。
博士課程
教授
)証券市場と金融制度に関する理論的・実証的 証券市場論
前期・後期
研究。
福光
証券市場論演習
寛
))
証券市場論に関するテーマを参加者と相談の
うえ決定。
)金融に関係する本を幅広く読んでたくさんの
疑問を持っていて欲しい。
)なお「証券市場論」あるいは「証券論」のテ
キストを冊は必ず最後まで読んでおくこ
と。
)金融に関係する本を幅広く読んでたくさんの
疑問を持っていて欲しい。
博士課程
前期・後期
)財務管理と企業金融に関する理論的・実証的 財務管理論
研究。
))
財務管理論演習
財務管理論に関するテーマを参加者と相談の
うえ決定。
)企業金融に関する本を幅広く読んでたくさん
の疑問を持っていて欲しい。
− 27 −
演習科目
研究指導
研究テーマと演習テーマ
教員名
試験で選択す
べき専門科目
)なお「財務管理論」あるいは「企業金融論」
のテキストを冊は必ず最後まで読んでおく
こと。
)企業金融に関する本を幅広く読んでたくさん
の疑問を持っていて欲しい。
博士課程
教授
)資産市場(株価,外 国為替)や,ウェブ 上
前期・後期
工学博士
(Twitter や口コミサイト)の大規模データ
を解析し,市場における価格形成,流行やヒ
情報管理論演習
増川
純一
ットの形成に関する研究。
))
関連するテーマを参加者と相談して決定す
る。
)言語は何でもよいので,プログラミングの経
験を持っていることが望ましい。
)入学前に「経営情報論」
「経営統計学」を履
修・聴講しておくことが望ましいが,必須で
はない。
)統計学の基礎を学んでおくこと。統計ソフト
R や Excel などを使って実際のデータ処理に
慣れておくこと。
− 28 −
情報管理論
参考資料઄
専門科目の出題範囲
※入試問題集については,「11.出願書類の頒布および問い合わせ」をご参照ください。
【経済学専攻】
科目
経済理論
出題範囲
入門レベルの経済学既習者を対象とした学部レベルの「ミクロ経済学」「マク
ロ経済学」の標準的な内容に基づいて,大問〜問を出題する。英語による
出題および英語による解答を要求する問題を含む場合もある。
経済学史
学部レベルの「経済学史」の標準的な内容に基づいて,重商主義からハイエク
までの範囲から出題する。
統計学
学部レベルの「統計学」「計量経済学」の内容,具体的には,東京大学教養学
部統計学教室 編『統計学入門』(東京大学出版会)や山本拓 著『計量経済学』
(新世社)で取り扱われている内容から出題する。
国際経済学
学部レベルの「国際貿易論」と「国際金融論」の標準的な内容に基づいて,大
問〜問を出題する。英語による出題および英語による解答を要求する問題
を含む場合もある。
経済政策
入門レベルの経済学履修者を対象とした学部レベルの「公共経済学」の標準的
な内容に基づいて,大問問を出題する。英語による出題および英語による解
答を要求する問題を含む場合もある。
財政学
学部レベルの「財政学」の標準的な内容に基づいて,大問問を出題する。英
語による出題および英語による解答を要求する問題を含む場合もある。
金融論
学部レベルの「金融論」の標準的な内容に基づき,大問〜問を出題する。
英語による出題および英語による解答を要求する問題を含む場合もある。
産業経済学
学部レベルの「ミクロ経済学」の標準的な知識を前提として不完全競争の理
論,産業組織論および厚生経済学について出題する。出題が英語になる場合も
あるが,解答は日本語でよい。
医療経済論
学部レベルの「ミクロ経済学」の標準的な内容から,応用ミクロ経済学として
の医療経済学の基礎知識までの範囲で〜問を出題する。英語による出題お
よび英語による解答を要求する問題を含む場合もある。
農業経済学
学部レベルの「ミクロ経済学」の標準的な知識を前提に,学部レベルの「農業
経済学」の標準的な内容に基づいて,大問問を出題する。英語による出題お
よび英語による解答を要求する問題を含む場合もある。
社会政策
社会政策の基礎概念,制度,歴史等に関する論述問題を〜問出題する。
社会保障論
社会保障の制度と理念に関する設問によって,基礎的知識とともに,国際的視
野と歴史的理解力,論理構成力を問う。
労使関係論
近現代の労働をめぐる諸問題とそれらに関連する政策的展開について論述問題
を〜問出題する。
社会思想史
社会思想史の通史の中から抽出されたいくつかの基本的な主題について,基礎
的知識,問題発見能力および論理構成力を問う。
− 29 −
科目
日本経済史
出題範囲
日本経済史に関する全般的な知識を問う。出題範囲は 18 世紀から 20 世紀とす
る。
開発経済学
学部レベルの開発経済学の標準的な内容について出題する。英語による出題お
よび英語による解答を要求する問題を含む場合もある。
東洋経済史
東洋経済史に関する全般的知識を問う。出題範囲は 19 世紀から 20 世紀の間と
する。
ヨーロッパ経済史演習
入門レベルの経済学既習者を対象とした学部レベルの「ミクロ経済学」「マク
ロ経済学」の標準的な内容に基づいて,大問〜題を出題する。
【経営学専攻】
科目
出題範囲
経営組織論
過去年以内に出題した問題を参照すること。
経営戦略論
学部レベルの「経営戦略論」の標準的な内容に基づいて,論述問題を問出題
する。市販のテキストとしては,新宅純二郎・網倉久永著『マネジメント・テ
キスト 経営戦略入門』日本経済新聞社などを参考にすること。
経営管理論
学部レベルの「経営管理論」の標準的な内容に基づいて,経営管理に関する基
礎的な問題,特に専門用語,理論の展開,事例等について論述式にて出題す
る。文献としては,境新一著『現代企業論―経営と法律の視点―第版』
(文
眞堂,2015 年),大平浩二編著『ステークホルダーの経営学 第版』
(中央経
済社,2016 年)
,境新一編著『アグリ・ベンチャー 新たな農業をプロデュー
スする』(中央経済社,2013 年)
,同『アート・プロデュースの未来』
(論創
社,2015 年)等を参考にすること。
人的資源論
学部レベルの人的資源管理(人事・労務管理)および組織行動の分野から,基
本的な用語説明を求める問題を問,主要な理論の説明を求める問題を問出
題する。英文を和訳する問題を含む場合もある。
財務会計論
大問を問出題する。うち問は,学部レベルの「財務会計論」の標準的な内
容に基づいて,計算問題および論述問題を出題する。残り問は基本的な会計
英語を読み解く問題を出題する(英文財務諸表の読解を含む場合がある)
。
管理会計論
管理会計領域から,意思決定会計及び業績管理会計について,短期利益計画,
資本予算,原価管理と生産・在庫管理,品質管理,予算管理,責任会計,分権
組織の管理,活動基準原価管理と活動基準予算,資金管理,戦略的マネジメン
トなどから出題する。
財務管理論
次の内容から 1,000 字程度の論述問題を出題する。
株主資本主義(株式市場によるコーポレートガバナンスの議論を含む)
。投
資価値の評価方法。投資の採択・撤退の判断方法。債務レバレッジがもつ二面
性。企業の成長段階と企業金融のあり方の変化。企業が破綻したときの再生の
方法。企業はフリーキャッシュフローを最大化するべきかについて(過剰貯蓄
論についての議論を含む)
。
これらの問題については,ネット上にも多くの資料や解説がある。それらを
よく比較検討し,自分の考え方を整理しておくこと。
− 30 −
科目
商品開発論
出題範囲
神田範明著『商品企画七つ道具実践シリーズ』第巻(日科技連出版),一般
的な(初級の)統計学テキストの範囲から出題する。
情報管理論
統計学の基礎的な内容について,またそのデータ分析への応用について出題す
る。高校程度の数列,関数,微積の知識を問う問題も含まれる。
マーケティング論
小宮路雅博編著『現代マーケティング総論』
(同文舘)より論述問題を問出
題する。
証券市場論
次の内容から 1,000 字程度の論述問題を出題する。
株式上場のメリット(なぜ上場しない企業がいるのかについても)
。株価上
場時の売出価格設定の方法と困難。株価の割安・割高の判断基準。株式持合い
制度の意義と解体。機関投資家の伝統的取引所市場に対する要求と市場の対応
(どのような市場が望ましいかの議論を含む)
。株式と債券の違い。投資信託制
度の意義と現状(指数型上場投信の意義についてを含む)
。
これらの問題については,ネット上にも多くの資料や解説がある。それらを
よく比較検討し,自分の考え方を整理しておくこと。
消費者行動論
全部で問出題する。うち問は,杉本徹雄編著『新・消費者理解のための心
理学』(福村出版)より論述問題を出題する。残り問は,消費者行動論に関
する英文(短文)を和訳する問題を出題する。
企業評価論
桜 井 久 勝 著『財 務 諸 表 分 析』
(中 央 経 済 社)
,Palepu・Healy・Bernard 著
『Business Analysis and Valuation: Using Financial Statements』
(Cengage
Learning)の中から出題する。基本的な用語の説明や財務比率の計算が中心
だが,英文を和訳する問題を含む場合もある。
経営史
日本経営史に関する全般的な知識を問う。文献としては,宮本又郎・阿部武
司・宇田川勝・沢井実・橘川武郎『日本経営史[新版]』
(有斐閣)
,橘川武郎・
平野創・板垣暁編『日本の産業と企業』
(有斐閣)等を参考にすること。
− 31 −
<経済学研究科のミッション・ビジョン>
ミッション
経済学研究科は、経済学および経営学に関する教育研究を通して、高度職業人として活躍するた
めの専門的知識と幅広い素養を具えた人材を育成するとともに、高い研究能力と豊かな創造性を涵
養し、学問の発展に貢献できる人材を養成します。また、経済学および経営学に関する多面的かつ
創造的な研究を推進し、学術・文化の発展に寄与します。
ビジョン
・経済学ないし経営学の専門知識だけでなく、幅広い柔軟な視点に立ってみずから問題を発見し探
究する能力およびコミュニケーション能力も備えた人材を育成します。
・少人数の演習と講義を通して徹底した個人指導を行うとともに、各分野の科目の修得と公開制の
学位論文中間報告会によって、バランスのとれた視野と柔軟な発想の醸成を促します。
・大学新規卒業者だけでなく、社会の現場で活躍するビジネスパーソンや生涯教育をもとめるシニ
アなど、高い基礎学力と研究意欲をもった多様な人材を国の内外から積極的に受け入れます。
・経済学および経営学に関する高度な研究を推進し、その成果を広く公共社会へ発信するととも
に、国内・国外を問わずさまざまな先進的共同研究や社会的活動を行い、特色ある研究拠点とし
ての実を示します。
(2012 年 3 月)
経済学研究科の人材育成の目的とઅ方針
経済学専攻
経営学専攻
Ⅰ.人材育成の目的
経済学研究科の教育研究は、経済学・経営学の各専攻における教育研究を通して、博士課程前期
においては将来、高度職業人として活躍するための高度の専門的知識と幅広い素養を具えた人材を
育成し、また博士課程後期に進学し研究者の途を歩もうとするものには、必要な専門知識・研究能
力を養成する。また、博士課程後期においては、各専攻において高い研究能力と豊かな創造性を涵
養し、自立した研究者として学問の発展に貢献できる人材を養成する。
Ⅱ.学位授与方針(ディプロマポリシー)
ઃ.博士課程前期
次の条件を満たした者に修士(経済学)の学位を授与する。
<研究コース>
()問題を発見し、探究するために必要な幅広い知識を身につけていること。
()将来研究者として自立していくのに必要不可欠な経済学ないし経営学の専門知識を身につけ
ていること。
− 32 −
()資料収集能力、プレゼンテーション能力、さらに幅広い柔軟な視点に立ったコミュニケーシ
ョン能力を有していること。
()論文の形式および内容(論文構成・文献の網羅性・論理性)が整った修士論文を作成する能
力、および自らの成果を発信する能力を有していること。
<専修コース>
()問題を発見し、探究するために必要な幅広い知識を身につけていること。
()高度な専門性を必要とする職業を担うための経済学ないし経営学の専門知識を有しているこ
と。
()実業界で必要な幅広い柔軟な視点に立ったコミュニケーション能力とプレゼンテーション能
力を有していること。
()論文の形式および内容が整った修士論文、あるいは特定の課題における調査・分析・レビュ
ー・実務的な問題解決などについて研究した成果をまとめた課題研究報告を作成する能力、お
よび自らの成果を発信する能力を有していること。
઄.博士課程後期
次の条件を満たした者に博士(経済学)の学位を授与する。
()自立した研究者として活動しうる幅広い知識と深い専門知識を身につけていること。
()専門分野における重要かつ未解決な研究課題を発見し、独創的な研究によって学術の水準を
高める能力を有していること。
()学会発表および学術誌に論文を発表し、当該学問の進歩に貢献していること。
()国内外での学会で自らの成果を発信する能力を有していること。
Ⅲ.教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
ディプロマポリシーに示された能力を具体的に身につけることができるようにカリキュラム編成
を行なう。
ઃ.博士課程前期
<研究コース>
()問題発見および探究に必要な幅広い知識を体系的に身につけることができるように、各分野
の科目を適切に配置する。
()自立した研究者となるうえで不可欠な基本的な研究能力を身につけることができるように、
少人数教育の利点を活かして、徹底した個人指導を行い、博士課程後期に進学し研究者として
成長する基礎力を育成する。
()研究発表能力および発信能力を身につけるために、演習での発表機会を十分確保するだけで
はなく、論文中間報告会を設定し、研究指導教員以外の教員、さらに他の院生からも助言がえ
られる体制を確保する。
<専修コース>
()問題発見および探究に必要な幅広い知識を体系的に身につけることができるように、各分野
− 33 −
の科目を適切に配置する。
()高度な専門性を必要とする職業を担うための専門知識を十分に身につけることができるよう
に、少人数教育の利点を活かして徹底した個人指導を行う。
()研究発表能力および発信能力を身につけるために、演習での発表機会を十分確保するだけで
はなく、論文中間報告会を設定し、研究指導教員以外の教員、さらに他の院生からも助言がえ
られる体制を確保する。
઄.博士課程後期
少人数教育の利点を活かして徹底した個人指導の演習と、きめ細かい指導のできる講義を配置
し、将来の自立した研究者を育成する体制を整えるとともに、博士の学位を取得する準備を行な
う。
Ⅳ.入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー)
ઃ.博士課程前期
()広く、国内外を問わず、また大学での専攻にとらわれず、高い基礎学力をもった学生あるい
は社会で活躍中の社会人、および生涯教育をもとめるシニア社会人を積極的に受け入れる。
()経済ないし経営に対する深い関心と興味を抱き、自らの研究分野に対する明確な問題意識と
研究計画をもって研究に取り組もうとする者を積極的に受け入れる。
઄.博士課程後期
()将来当該分野の専門研究者となるべき高い素質・能力・知識を備え、研究に対する十分な意
欲を持つ人材を受け入れる。
()独創的な研究のできる能力があることを示す研究実績と具体的な研究計画を有する人材を受
け入れる。
経済学専攻の人材育成の目的とઅ方針
Ⅰ.人材育成の目的
経済学専攻は、博士課程前期に研究コースと専修コースを設けている。研究コースは、経済現象
を的確に分析し深く洞察しうる能力をもつとともに、高い見識を具えた研究者の養成を目的として
いる。また専修コースは、経済学関連分野の幅広い知識を修得するとともに、豊かな教養を身につ
けた優れた高度職業人の育成を使命とする。さらに、博士課程後期は、博士の学位を目指すものに
研究の場と指導を提供し、独創的な研究によって学術の水準を高め社会の期待に応えられる研究者
の養成を目的とする。
Ⅱ.学位授与方針(ディプロマポリシー)
次の条件を満たした者に学位を授与する。
− 34 −
ઃ.博士課程前期:修士(経済学)
<研究コース>
()問題を発見し、探究するために必要な幅広い知識を身につけていること。
()自立した研究者になるために必要な経済学の専門知識を身につけていること。
()資料収集能力、プレゼンテーション能力、さらに幅広い柔軟な視点に立ったコミュニケーシ
ョン能力を有していること。
()論文の形式および内容(論文構成・文献の網羅性・論理性)が整った修士論文を作成する能
力、および自らの成果を発信する能力を有していること。
<専修コース>
()問題を発見し、探究するために必要な幅広い知識を身につけていること。
()高度な専門性を必要とする職業を担うための経済学の専門知識を有していること。
()実業界で必要な幅広い柔軟な視点に立ったコミュニケーション能力とプレゼンテーション能
力を有していること。
()論文の形式および内容が整った修士論文、あるいは特定の課題における調査・分析・レビュ
ー・実務的な問題解決などについて研究した成果をまとめた課題研究報告を作成する能力、お
よび自らの成果を発信する能力を有していること。
઄.博士課程後期:博士(経済学)
()各専門分野の研究者として自立して活動しうる幅広い知識と深い専門知識を身につけている
こと。
()独創的な研究によって学術の水準を高めることを可能にする能力を有していること。
()学会発表および学術誌に論文を発表し、社会の期待に応える能力を有していること。
()国内ばかりではなく国際的な学会で自らの成果を発信する能力を身につけていること。
Ⅲ.教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
ディプロマポリシーに示された能力を具体的に身につけることができるようにカリキュラム編成
を行なう。
ઃ.博士課程前期
<研究コース>
()問題発見および探究に必要な幅広い知識を体系的に身につけることができるように、理論・
政策・歴史・社会の各分野の科目を適切に配置する。
()自立した研究者となるうえで不可欠な基本的な研究能力を身につけることができるように、
少人数教育の利点を活かして、マンツーマンないしそれに近い形でのきめ細かい指導が可能な
講義と演習を行なう。
()発表能力および発信能力を身につけるために、演習での発表機会を十分確保するだけではな
く、論文中間報告会を設定し、研究指導教員以外の教員、さらに他の院生からも助言がえられ
るようにする。
− 35 −
<専修コース>
()問題発見および探究に必要な幅広い知識を体系的に身につけることができるように、理論・
政策・歴史・社会の各分野の科目を適切に配置する。
()高度な専門性を必要とする職業を担うための専門知識を十分に身につけることができるよう
に、少人数教育の利点を活かして、マンツーマンないしそれに近い形でのきめ細かい指導ので
きる講義と演習を行なう。
()発表能力および発信能力を身につけるために、演習での発表機会を十分確保するだけではな
く、論文中間報告会を設定し、研究指導教員以外の教員、さらに他の院生からも助言がえられ
るようにする。
઄.博士課程後期
少人数教育の利点を活かして、マンツーマンないしそれに近い形でのきめ細かい指導のできる講
義と演習を配置し、将来の自立した研究者を育成する体制を整えるとともに、博士の学位を取得す
る準備を行なう。
Ⅳ.入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー)
ઃ.博士課程前期
()広く、国内外を問わず、また大学での専攻にとらわれず、高い基礎学力をもった学生あるい
は社会で活躍中の社会人、および生涯教育をもとめるシニア社会人を積極的に受け入れる。
()同時に、経済事象に対する深い関心と興味を抱き、自らの研究分野に対する明確な問題意識
をもって研究に取り組もうとする者を積極的に受け入れる。
઄.博士課程後期
博士課程前期で修得した高い専門能力をもって、各人の研究分野において深い問題意識をもち、
自ら新たな問題を発掘し、独創的な研究によって学術の水準を高め社会の期待に応えたいと考える
者を積極的に受け入れる。
経営学専攻の人材育成の目的とઅ方針
Ⅰ.人材育成の目的
経営学専攻は、博士課程前期では経営領域の専門研究者を目指す研究コースとビジネス界で活躍
できる高度職業人を目指す専修コースの二つのコースを設置している。企業経営に関する広範な課
題に対応するため、経営・会計・商学・情報の分野の科目を適切に配置し、一つの領域に深く精
通するのみでなく、幅広い見識を備えて経営の諸問題を発見・解決することのできる人材を育成す
る。また博士課程後期では博士の学位を目指すための高度な研究と研鑽の場を用意して、創造的な
学術課題を追求する人材を養成する。
Ⅱ.学位授与方針(ディプロマポリシー)
次の条件を満たした者に学位を授与する。
− 36 −
ઃ.博士課程前期:修士(経済学)
<研究コース>
()経営学に関する幅広い知識と深い見識とを備えていること。
()専門性を必要とする職業を担うための優れた能力とプレゼンテーション能力を有しているこ
と。
()各専門分野における研究課題を自ら発見する能力を身につけていること。
()必要な情報を収集し、系統的に整理し、論理的に考察する能力を有していること。
()独創性・発展性を有する研究を行う能力を有していること。
<専修コース>
()経営学に関する幅広い知識と深い見識とを備えていること。
()専門性を必要とする職業を担うための優れた能力とプレゼンテーション能力を有しているこ
と。
()ビジネス界で活躍できる高度な専門職業人としての専門知識や手法を身につけていること。
()ビジネスにおける課題を自ら発見し、研究し、解決する能力を有していること。
઄.博士課程後期:博士(経済学)
()各専門分野における重要かつ未解決な研究課題を自ら発見できる能力を有していること。
()必要な情報を収集し、系統的に整理し、論理的に考察する能力を有していること。
()従来にない新しい見地から、独創的な研究を行う能力を有していること。
()研究成果を学会・学術誌等で公表し、当該学問分野の進歩に貢献していること。
()国内ばかりではなく国際的な学会で自らの成果を発信する能力を有していること。
Ⅲ.教育課程編成・実施の方針(カリキュラムポリシー)
ディプロマポリシーで示された能力を身につけることができるようにカリキュラムを編成する。
ઃ.博士課程前期
<研究コース>
()企業経営に関する広範な課題に対応するため、経営・会計・商学・情報の分野の科目を適
切に配置し、一つの領域に深く精通するのみでなく、幅広い見識を備えて経営の諸問題を発
見・解決することのできる人材を育成する。
()研究指導において、少人数の利点を活かして徹底した個人指導を行い、将来博士課程後期に
進学し研究者として成長する基礎力を育成する。
()文献研究はもとより、積極的に実証的調査研究や理論研究を推進する。
()国内外の学会等での研究発表を推奨し、発表能力を向上させるために演習でのプレゼンテー
ションの指導を行い、更には研究科として論文中間報告会を設けて全員が多くの教員・院生か
らの助言を得られるようにする。
− 37 −
<専修コース>
()企業経営に関する広範な課題に対応するため、経営・会計・商学・情報の分野の科目を適
切に配置し、一つの領域に深く精通するのみでなく、幅広い見識を備えて経営の諸問題を発
見・解決することのできる人材を育成する。
()研究指導において、少人数の利点を活かして徹底した個人指導を行い、将来ビジネスの第一
線で専門的能力を発揮できる能力を育成する。
()実践的・実証的研究を奨励し、企業との産学協同研究や企業への調査活動、消費者への調査
活動等を積極的に推進する。
()発表能力を向上させるために演習でのプレゼンテーションの指導を行い、更には研究科とし
て論文中間報告会を設けて全員が多くの教員・院生からの助言を得られるようにする。
઄.博士課程後期
()研究指導において、少人数の利点を活かして徹底した個人指導を行い、研究者として独力で
独創的な研究を推進できる能力を育成する。
()国内外の文献研究はもとより、実証的調査研究や高度な理論研究により、博士の学位を取得
する準備を行う。
()国内外の学会・学術誌等での研究発表を推奨し、発表能力を向上させるために演習でのプレ
ゼンテーションの指導を行う。
Ⅳ.入学者受け入れの方針(アドミッションポリシー)
カリキュラムポリシーで示された教育内容を実践しうる人材を受け入れる。
ઃ.博士課程前期
()将来当該分野の専門家となるべき素質・能力・知識を備える学生及び社会人を積極的に受け
入れる。
()ビジネス分野における問題意識とその解決を目指す研究意欲を持ち、論理的・系統的に研究
のできる研究テーマと研究計画を有する人材を受け入れる。
઄.博士課程後期
()将来当該分野の専門研究者となるべき高い素質・能力・知識を備え、研究に対する十分な意
欲を持つ人材を受け入れる。
()博士課程前期より一層深い問題意識を持ち、論理的・系統的かつ独創的な研究のできる能力
があることを示す研究実績と具体的な研究計画を有する人材を受け入れる。
− 38 −
− 39 −
別紙
記入日:(西暦)
年
月
日
出願前手続き 申請書
出願を検討中の課程・専攻・入試区分など(該当する項目に○をしてください)
博士課程前期・博士課程後期
課程・専攻・コース
研究コース
・
経済学専攻・経営学専攻
専修コース
博士課程前期
入試区分
博士課程後期
一般 ・ 社会人 ・ シニア ・ 外国人
希望演習科目※
演習科目名
一般
指導教員名
指導教員
※検討中の場合は未記入でかまいません。
フリガナ
氏
名
㊞
性
生 年 月 日(西暦)
年
月
日生
〒
現住所
男
別
国
籍
・ 女
‐
(電話)
-
-
(携帯)
(Email)
-
-
-
-
@
出身国での住所
※外国人のみ記入
(電話)
-
-
(携帯)
(Email)
@
学部・学科・学年
学部
学籍番号
内部推薦入試
出願要件
専 攻
学籍番号
学科
年生
所属ゼミ・指導教員
学部 1〜3 年次の履修単位数
単位
学部 1〜3 年次の履修科目の評定平均
経済学専攻
・
経営学専攻
点
(該当する項目に○をしてください)
指導教員
【学歴】※高等学校以降を記入(外国人は小学校等の義務教育より記入し,日本語学校なども記入すること)
学校名・学部名等
小学校
入学年月(西暦)
卒業年月(西暦)
年
年
月
月
修学年限
※外国人のみ記入
年
中学校
高等学校
大学
大学
学科
学部
専攻
【卒業論文等・修士論文等のテーマ,学部・大学院での指導教員】
学部
大学院
卒業論文等
指導教員
修士論文等
指導教員
【職歴あるいは社会活動歴】
勤 務 先 名
期
間(自〜至)
【資格や語学試験結果等】
名
称
級・点数
以上のとおり,相違ありません。
署名
㊞
別紙
受験番号
※記入しないこと
記入日:(西暦)
研
究
計 画
年
月
日
書
※博士課程前期・研究コースは 2,000 字程度,博士課程前期・専修コースは 1,000 字程度,博士課程後期は 4,000
字程度で記述すること。ワープロで打った文章を貼り付けてもよい。複数枚にわたる場合は所定用紙をコピー
して使用するか,または,各自別途A用紙を使用し,所定用紙を第ページとしてページを打ち,ホチキス
留めをして提出すること。
志願者氏名
最寄り駅は小田急線「成城学園前」駅。中央改札口
(北口)
から歩いて約3分です。
●小田急線・新宿駅より急行
(下り)
で約15分、登戸駅より急行
(上り)
で約5分、町田駅より
急行
(上り)
で約20分
●地下鉄千代田線・新御茶ノ水駅より代々木上原経由、小田急線直通で約30分
●京王井の頭線・渋谷駅より下北沢経由、小田急線のりかえで約15分
(ご注意)
小田急線「急行」は成城学園前に停車しますが「快速急行」は通過となりますので、
乗車には十分ご注意ください。
池袋
2号館
入試広報部
1F
2F 国際センター
3号館
掲示板
8 号館
7 号館
5 号館
1 号館
学生ホール
案内所
澤柳 記念講堂
法人事務局
大学食堂棟
図 書 館
(受験生集合場所)
大学正門
4 号館
〒 157-8511
東京都世田谷区成城 6 - 1 -20
TEL 03-3482-9100
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