植物用有害生物防除剤 PPM TM Technical Note No.8 イネ種子における適正濃度 イネ種子における適正濃度 ★ 面倒な「すすぎが不要」です。 アンチホルミン等、塩素系殺菌剤洗浄後は「すすぎ」が 必要となります。 ★ PPMTM洗浄後はそのまま培地に置床できます。 PlantCellTechnology社推奨濃度 【例】推奨濃度範囲である1.5%PPMTMにて種子洗浄の効果をみました。 −PPMTM +PPMTM かび 10%アンチホルミン(含1% Tween20)中で30 分攪拌した後、 MS培地で6日間培養 1.5% PPMTM中で16時間攪拌した 後、MS培地で 6日間培養 ★ PPMTMは熱安定性が良く、 培地と同時にオートクレーブが可能です。 ★ ごく微量で、有害な微生物 (細菌やカビ)の成長 PlantCellTechnology社推奨濃度 を抑制・防御します。 −PPMTM +PPMTM かび 10%アンチホルミン(含1% Tween20)中で 30分攪拌した後、 MS培地で6 日間培養 10%アンチホルミン(含1% Tween20)中で30分攪拌した後MS培 地(+0.05% PPMTM)で6日間培養 ※防御性を明確にするため、継代せず6日間培養しております。 TM PPM 添加濃度によるイネの生育状況 PPMTM添加濃度によるイネの生育状況 PPMTM含有培地にて14日間培養 0% 0.05% 0.1% 0.2% 0.5% ★ 0% 0.05% 0.1% 0.2% 0.5%のPPMTM含有MS培地を用いて14日間培養したイネの 成長度を目視にて調べた結果、0.05%∼ 0.2%含有の培地においては、成長度に 影響はありませんでした。 ★ 0.5%濃度のPPMTM含有培地において若干の成長度の遅れとみられる影響が認めら れました。従って培地へ添加するPPMTM濃度は0.05%∼0.2%をお勧め致します。 TM イネ種子における基本的なPPM の使用法 イネ種子における基本的なPPMTMの使用法 《 イネの洗浄/播種 》 《 培地調製 》 約900mlの滅菌水にMS培地(市販1L用) を溶解します。 ↓ スクロース30gを加える。1N KOHを用いて pH5.7に調節し、1Lにメスアップします。 ↓ 試薬瓶に分注し、Gellan gum (0.2%)、 および 0.05%∼ 0.05%∼0.2% 0.2%(v/v) PPMTM を 種子(除籾殻)を滅菌水で洗浄します。 ↓ 70%エタノールで1分間攪拌します。 ↓ TM 1∼2% PPM 中で8 中で8∼12時間洗浄 12時間洗浄 します。 ↓ 滅菌した種子をMS培地 (+PPMTM)上に 置床します。 加えます。(0.5∼ /1L L培地量) 0.5∼2.0ml 2.0ml/1 ↓ オートクレーブ(121℃. 20分)を行い、 手で触れるくらいまで冷却後、培養用容器に 分注し、室温にて冷却、固化させます。 商品名 法規制 P P M TM 危険物 第4類 注意)記載しておりますPPMTM濃度は、メーカー推奨 濃度を基本としております。植物種などにより 若干変化すると考えられます。条件検討を踏まえ ご使用頂きますようお願い申し上げます。 貯法 製品番号 商品コード 容量 価格(円) 4℃ PP M -100 26062-84 100m l 30,000 PP M T M とは、Plan t Pr eserv ativ e M ix tu r e の略です。 価格に消費税は含まれておりません。 試験・研究用以外には使用しないで下さい。 ナカライテスク株式会社 本社 604-0855 京都市中京区二条通烏丸西入東玉屋町498 Web Site 価格・納期のご照会 製品に関する 技術的なご照会 http://www.nacalai.co.jp/ 0120-489-552 e-mail : [email protected] Tel : (075)211-2703 Fax : (075)211-2673 ■販売取扱店
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