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平成 28 年度 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー 光触媒活用セミナー
もっと、光触媒
―いま、何が必要か?
性能向上、
システム化、評価技術
11月14日(月)13:00∼17:00
日程:2016年
参加費
会場:かながわサイエンスパーク
(KSP)内 KSPホール
無料
(川崎市高津区坂戸3−2−1)
JR南武線「武蔵溝ノ口」
・東急田園都市線「溝の口」下車
定員:
100名(先着順にて承ります)
対象: 光触媒を利用した製品の開発に関わっている方、
詳細は裏面を
ご覧ください
新規参入を目指している方、など
本多・藤嶋効果として酸化チタンによる水分解が発見されてからはや半世紀が経ち、
外壁などのセルフクリーニング、悪臭や窒素酸化物などに対する空気浄化など、大企業・
中小企業を問わず、多くの研究と製品開発がなされてきました。一方、空気浄化など既存の分野
でも製品全体としての性能向上や耐久性に悩む開発現場の声があり、比較的新しい抗菌・抗ウイル
スや水浄化分野の製品開発にも発展の余地がまだ多くあります。
このたびのセミナーでは、実際にこうした悩みに対応している研究者たちが、最新の光触媒機能開発
動向および評価法開発動向を幅広い視点から紹介します。
PROGRAM
挨拶
13:00−13:05
基調講演
公益財団法人神奈川科学技術アカデミー 理事長 馬来義弘
光触媒の現状と将来
東京理科大学学長
KAST最高顧問/光触媒グループグループリーダー
13:05−14:05
テーマ1
藤嶋 昭
光触媒加工品による抗菌・抗ウイルス性能評価方法と今後の展開
抗菌・抗ウイルス
KAST光触媒グループ 抗菌・抗ウイルス研究グループ
常勤研究員 永井 武
14:05−14:35
休憩
テーマ2
光触媒材料を環境浄化機器に応用する際のポイント
環境浄化
∼材料の特長を活かした設計と性能評価方法
14:45−15:30
テーマ3
水浄化性能試験法の現状と開発動向
水浄化
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 環境管理研究部門
主任研究員 平川 力 氏
15:30−16:00
テーマ4
KAST光触媒グループ 材料グループ
常勤研究員 落合 剛
光触媒計測サービスの紹介
計測
KAST高度計測センター センター長 阿久津 康久
16:00−16:30
閉会
ツアー・個別相談
16:30−17:00
講演終了後、光触媒ミュージアムの見学ツアー、光触媒計測ラボツアー、個別相談会を実施いたします。
参加希望の方は、お申し込みの際にいずれかをお選びください。
●お申込み・お問い合わせは・・・
公益財団法人 神奈川科学技術アカデミー (KAST) 教育研修グループ
〒213-0012 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP東棟1F
Tel. (044)819-2033
e-mail: [email protected]
URL http://www.newkast.or.jp
SUMMARY
KAST 光触媒活用セミナー 2016
光触媒の現状と将来
基調講演
東京理科大学学長 KAST最高顧問/光触媒グループグループリーダー 藤嶋 昭
13:05
|
14:05
水中の酸化チタンに光が照射されると水が分解されることが研究され始め、50年近くなりました。
また超親水性現象
が見出されて20年がたち、セルフクリーニング効果を始め、応用製品も多くなってきています。光触媒の今までをふ
り返りながら将来の可能性を見ていきます。
光触媒加工品による抗菌・抗ウイルス性能評価方法と今後の展開
テーマ1
抗菌・抗ウイルス
14:05
|
14:35
テーマ2
KAST光触媒グループ 抗菌・抗ウイルス研究グループ 研究員 永井 武
光触媒反応を応用した様々な製品開発の中で、近年、光触媒の持つ抗菌・抗ウイルス性能に注目が集まっています。
特に、可視光応答型光触媒を利用し、屋内で抗菌・抗ウイルス性能を発揮する様々な製品の開発が盛んです。開発の
プロセスでは、
これまでに制定されたJIS/ISO規格に基づき、抗菌及び抗ウイルス効果を用いた性能評価をおこなっ
ていますが、今後は実環境での使用を想定するような試験方法の開発が必要とされています。本発表では、
これまで
に制定された光触媒加工製品を用いた抗菌・抗ウイルス性能評価方法の各種JIS/ISO規格について説明をするとと
もに、現在のJIS/ISOの問題点と今後に向けた新しい試験方法の開発への取り組みについて解説します。
光触媒材料を環境浄化機器に応用する際のポイント ∼材料の特長を活かした設計と性能評価方法
環境浄化
14:45
|
15:30
テーマ3
KAST光触媒グループ 材料グループ 研究員 落合 剛
近年、環境リスクの増加・多様化により、酸化チタン光触媒の環境浄化分野への応用がさかんに研究されています。
しかし、光触媒反応は、大量の汚染物質を短時間に分解することは原理的に困難です。
また、充分な紫外線強度が得
られない場合は反応速度が著しく遅くなります。
こうした光触媒の本質的な「弱点」をふまえ、効果的な環境浄化機器
の設計指針や、実環境に即した性能評価方法を、
これまでの研究成果をもとに説明します。
水浄化性能試験法の現状と開発動向
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 環境管理研究部門 主任研究員 平川 力 氏
水浄化
15:30
|
16:00
テーマ4
光触媒反応を応用した製品開発の中で、水浄化の製品があげられます。水浄化機能を評価する手法については、活
性酸素生成能評価法であるJISR1704が制定されていますが、対象物質に合わせた評価法は制定されておらず、評価
法として光触媒による対象物質の完全分解性能を評価する方法が望まれています。 今回、水浄化性能を直接的に評価できるフェノールを用いた完全分解性能試験法を検討した結果を報告します。
光触媒計測サービスの紹介
KAST高度計測センター センター長 阿久津 康久
計測
16:00
|
16:30
KASTでは、光触媒工業会の推奨評価機関として、様々な光触媒の評価を実施しています。本発表では、光触媒の各種
規格試験(JIS試験、ISO試験)の紹介に加え、可視光型光触媒の評価例、標準試験片の作成例、性能解析・劣化解析技
術等、総合的に製品評価をサポートする技術を紹介します。
下記申込書にご記入の上、郵送又はファクシミリにてお送りください。*の項目は該当するものに○を付けてください。
ホームページの申込フォーマットからもお申し込み頂けます。
『もっと、光触媒 』 受講申込書
ふりがな
FAX送付先 044-819-2097
氏 名
ふりがな
所属・
役職名
企業名
所在地
もっと、光触媒
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(コースID:16TI3)