平成 28 年 7 月吉日 一般社団法人政経倶楽部連合会 大阪支部長 上能 喜久治 (一社)政経倶楽部連合会【大阪支部】8 月 第 61 回例会のご案内 7月12日オランダハーグにある国際調停機関『仲裁裁判所』に於いて、フィリピンが3年前に訴えていた中国との領有権問題にフィリピン の主張が全面的に認められる裁定がなされました。フィリピンの主張に沿い、南シナ海ほぼ全域の領有権を認められなかった中国は、直ちに拒 否反応を示して『仲裁裁判所』そのものを無効と主張しています。日米豪印をはじめ第三国は即座に支持しましたが、この問題に第三国として 関与し、問題をより複雑化させているとして、日本を名指しで批判しています。 7月24日の『ASEAN』諸国による南シナ海問題に関する共同声明は、中国の経済支援を受ける関係諸国への根回しが功を奏し、特にカン ボジアの強硬な反対で共同声明としてまとめることが出来ませんでした。勝手気ままな軍事基地建設をどの国も止めることが出来ない忌々しき 事態が近隣アジアで起こっています。このように、国際法を無視し、”力による現状変更”を誰はばかることなく強硬に推し進める背景には一 体何があるのでしょうか。そして私たち日本の平和と平穏な暮らしにどのような影響をもたらすことになるのでしょうか。 今回は、 「国際情勢部会」例会として、国際問題及び日本の安全保障について、現実的な解説に非常に評価の高い矢野義昭氏をお迎えします。 私たちが未だ知らされていない中国(中国共産党)の脅威と、日本の危機を解説していただき、日本の現実と将来を考えましょう。 演 題: 「急を告げる北東アジア情勢−逆転する米中のバランス・オブ・パワーと日本の危機」 講 師:矢野 義昭氏 軍事研究家・元陸上自衛官 【講師プロフィール】 1950 年大阪市出身。京都大学工学部、同文学部卒業。陸上自衛隊幹部候補生学校入校。 名寄・福知山・千僧・市ヶ谷での勤務の後、第 6 普通科連隊長兼美幌駐屯地司令、兵庫地方連絡部長(現兵庫地方協力本部 長)、第 1 師団副師団長兼練馬駐屯地司令などを経て、2006 年陸上自衛隊小平学校副校長をもって退官(陸将補)。 退官後は拓殖大学客員教授などを歴任、2014 年拓殖大学より博士号(安全保障)を取得。岐阜女子大学客員教授、東京工業 大学特任講師。国家生存戦略研究会会長、日本戦略研究フォーラム政策提言委員。著書『日本はすでに北朝鮮核ミサイル 200 基の射程下にある』 『イスラム国・衝撃の近未来』など。元陸将補、現場を知る安全保障のプロとしていくつもの著作を発表。 ■日時:平成 28 年 8 月 24 日(水)18 時半∼20 時半 (開場 18 時 実費ご負担にて別途懇親会設営予定) ■会 場:JSKビル(㈱ジェイエスケー)3階 研修室 大阪市北区西天満 3-5-20 TEL:06-6313-1369 (お車は近隣のコインパーキングをご利用下さい) 地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」下車、 JR 東西線「大阪天満宮駅」下車 地下鉄2番出口より西(左)へ徒歩3分 ■会 費:会員2,000円 ビジター3,000円 【一般社団法人政経倶楽部連合会 大阪支部事務局・連絡先】 〒532-0011 大阪市淀川区西中島 5-13-17 TEL 090-3050-6935(担当:大阪支部幹事長 阿部) Mail: [email protected] URL http://www.seikei-club.jp お名前 御社名 役職 電話 FAX □ご出席 □ご欠席 (□今後も案内を希望 □今後、案内は不要) □会員 □ビジター(□今後入会を検討したい) ※ビジターの方は紹介者、ホームページ等、お申込みのきっかけを以下の欄に必ずご記入ください。 ( ご意見等 ご出席申込:FAX:043−245−6188 お申し込み期限:8 月22日(月)本部事務局
© Copyright 2024 ExpyDoc