本講義の成績評価について

微分積分学および演習Ⅰ 学期末考査・成績評価について
2016 年度前期
工学部・未来科学部 1 年
担当: 原 隆 (未来科学部数学系列・助教)
■本講義の成績について 繰り返しになりますが、
本講義の成績は基本的に 学期末考査の成績 のみ に基づいてつけます。
出席状況、レポート提出状況、問題演習での黒板での発表状況は ほぼ加味しません が、単位認
定ラインぎりぎりの場合に参考にすることはあります。
■学期末考査について 試験範囲
出題形式
講義で扱った範囲全て + 演習問題 1–10 のプリント
60
点分の共通問題を含む
100 点満点
日時・場所 この科目の試験は 特定科目考査日実施科目 に設定されています。
2016 年 8 月 1 日 (月) 2 限 (10:40–12:10) 2801 教室にて 実施予定
※
已むを得ぬ事情により実施教室等が変更となる可能性があります。最新の情報は UNIPA
を通じて配信されますので、事前に 必ず UNIPA の情報も確認する様にして下さい。
※
試験開始後 30 分 (11:20 以降) を経過すると 試験の受験資格を喪失します。その場合、
自動的に 単位放棄 と見做され、単位を取得することが出来ません。本科目は必修講義
ですので、万一単位が取得出来なかった場合には今後の大学生活に大きく支障をきたす懼
れが十分にあります。余裕を持って試験会場に到着する様に心掛けて下さい。
※
(参考) 8 月 1 日には 3 限に物理学Ⅰ、4 限に線形代数学Ⅰ の試験が実施される予定です
(8 月 2 日も特定科目考査日となっていますが、現時点で試験の実施予定はありません)。
■試験問題について 以下の問題に関しては、ほぼ確実に万遍なく出題されます ので、特に良く復習しておいて下さい。
なお、以下に挙げる参照箇所はあくまでも 最低限 の出題範囲であり、ここに挙げた箇所以外か
らは出題しないことを意味する ものではありません ので注意して下さい。
1. 逆三角関数とその値
参照箇所
演習問題 1. 全般, テキスト『理工系入門 微分積分』§ 11 問題 A-1. など
2. いろいろな関数の微分法
参照箇所
演習問題 2-1., テキスト『理工系入門 微分積分』§7–10
3. 逆関数の微分法と逆三角関数の微分法
参照箇所
演習問題 2-3., 演習問題 3-1., テキスト『理工系入門 微分積分』§11
4. 関数のテイラー-マクローリン展開とその応用
参照箇所
演習問題 4-1., 演習問題 5-1., 演習問題 5-2., テキスト『理工系入門 微分積分』
§15, §16 問題 A, 問題 B-1.
5. 不定形の極限 (マクローリン展開の応用、ド・ロピタルの定理)
参照箇所
演習問題 5-3., 演習問題 5-4., テキスト『理工系入門 微分積分』§16 問題 B-2.,
6. 複素数平面とオイラーの公式
参照箇所
演習問題 6-2., 演習問題 6-3., 演習問題 6-4., 演習問題 6-5., 高校で使っていた数
学Ⅲ の教科書
7. 色々な関数の積分
参照箇所
演習問題 7, 8. 全般, テキスト『理工系入門 微分積分』§21–23, §27
8. 図形の求積
参照箇所
演習問題 9. 全般, テキスト『理工系入門 微分積分』§29
9. 有理関数の積分
参照箇所
演習問題 10-1., テキスト『理工系入門 微分積分』§24
10. 広義積分
参照箇所
演習問題 10-2, テキスト『理工系入門 微分積分』§28
例年、微分法の問題の成績は非常に良い一方で 積分法の問題で大幅に点数を落とす人が少なか
らず発生する 傾向にあります。一般に 積分の方が微分よりも「身に着ける」(慣れる) のに時間
がかかる ので、高得点を狙う人は 積分法の復習を重点的に されることをお薦めします。
それではご武運をお祈りします!!!