28年7月分構造用集成材工場の荷動き・価格先行き動向調査1

2016年7月22日
28年7月分
１.調査実施期間
構造用集成材工場の荷動き･価格先行き動向調査1
平成28年7月1日～ 28年7月10日
２.調査実施方法
全国の構造用集成材工場に対し､アンケート調査票を送受することにより実施した。
7月分の回答企業数は5社である。
３.判断指数の算出方法
各調査項目について以下の方法でウェイト･ディフュージョン･インデックスを算出した。
Weight.Ｄ.Ｉ.(ウェイト･ディフュージョン･インデックス)＝{(｢増加｣の評価を行った回答の割合)×2＋(｢やや増加｣の評価を行った
回答の割合)－(｢減少｣の評価を行った回答の割合)×2－(｢やや減少｣の評価を行った回答の割合)}÷２
したがって､この割合がゼロの場合はその増加と減少が等しいことを示し､プラスになるほど増加が多く､逆にマイナスになるほど
減少が多いことを示す。
４.調査結果の概要
(1) ラミナ荷動き動向　Weight.Ｄ.Ｉ.
品目
28/7月
8月
国産材
0.0
0.0
入荷動向
外　材
12.5
0.0
国産材
0.0
0.0
在庫動向
外　材
△ 16.7 △ 16.7
9月
10.0
△ 25.0
0.0
△ 33.3
(2) ラミナ購入価格動向　Weight.Ｄ.Ｉ.
品目
28/7月
8月
9月
0.0
0.0
0.0
国産材
△ 12.5
12.5
0.0
欧州材
0.0 △ 50.0
0.0
その他
・国産材ラミナの入荷は7月、8月の横ばい
が、9月は増加。外材は7月の増加が、8月は
横ばい、9月は減少。
・国産材ラミナの在庫は3ヵ月連続して横ば
い。外材は3ヵ月連続して減少。
・国産材ラミナの購入価格は3ヵ月連続して横
ばい。欧州材は7月のやや弱含みが、8月はやや
強含み、9月は横ばい。その他は7月の横ばい
が、8月は弱含み、9月は横ばい。
モニターからのコメント
（ラミナ荷動き）
・外材は7月積みが少ないため9月入荷が減少する見込み。在庫は国産は安定、外材は9月減少。
（ラミナ価格動向）
・8月入荷分は円高の影響で安くなる（円貨ベース）。
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2016年7月22日
28年7月分
構造用集成材工場の荷動き･価格先行き動向調査2
(3) 構造用集成材荷動き動向　Weight.Ｄ.Ｉ.
品目
28/7月
8月
9月
国産材
10.0
0.0
0.0
生
ＷＷ集成管柱
△ 12.5 △ 12.5 △ 25.0
産
0.0
0.0
12.5
動ＲＷ集成平角
米マツ集成平角
0.0
0.0
0.0
向
ＷＷ集成平角
－
－
－
国産材
10.0 △ 10.0
20.0
出
ＷＷ集成管柱
△ 12.5 △ 12.5 △ 12.5
荷
12.5
0.0
25.0
動ＲＷ集成平角
0.0
0.0
0.0
向米マツ集成平角
ＷＷ集成平角
－
－
－
(4) 構造用集成材出荷価格動向　Weight.Ｄ.Ｉ.
品目
28/7月
8月
9月
スギ集成管柱
0.0
0.0
33.3
ヒノキ集成柱
0.0
0.0
25.0
ヒノキ集成土台
0.0
0.0
0.0
カラマツ集成土台
0.0
0.0
0.0
ＷＷ集成管柱
12.5
12.5
25.0
ＲＷ集成平角
0.0
0.0
0.0
米マツ集成平角
0.0
0.0 △ 25.0
0.0
0.0
0.0
ＷＷ集成平角
0.0
0.0
0.0
米ヒバ土台角
－
－
－
カラマツ集成平角
・集成材の生産は、国産材、RW集成平角及び
米マツ集成材平角は一部増加する月もあるが
総じて横ばい。WW集成材管柱は3ヵ月連続して
減少。
・集成材の出荷は、国産材及びRW集成平角は
一部減少する月もあるが総じて増加。WW集成
材管柱は3ヵ月連続して減少。米マツ集成材平
角は3ヵ月連続して横ばい。
・スギ集成材管柱及びヒノキ集成材柱は7月、
8月の横ばいが、9月は強含み。ヒノキ及びカ
ラマツ集成材土台は3ヵ月連続して横ばい。
・WW集成材管柱はやや強含みで推移。
・RW集成平角、WW集成平角及び米ヒバ土台角
は3ヵ月連続して横ばい。米マツ集成平角は7
月、8月の横ばいが、9月は弱含み。
モニターからのコメント
（構造用集成材荷動き）
・9月のホワイト管柱は相当厳しい予測。9月のホワイト管柱は見通しが立たないため、国産材へシ
フトになる可能性がある。
（構造用集成材出荷価格動向）
・管柱は堅調、レッド平角は米マツ平角の値下げ動向に左右されると思う。
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