16 少年の非行概況

16 少年の非行概況
少年非行の概要
平成27年中、県内では刑法犯少年441人、特別法犯少年40人、不良行為少年3,998人を検挙・補
導しました。
過去5年間の非行少年等の検挙・補導状況
単位:人
刑法犯少年
特別法犯少年
不良行為少年
平23
957
77
17,423
平24
840
82
8,134
平25
725
63
5,999
平26
562
64
4,704
※刑法犯少年~刑法犯の罪を犯した少年
平27
特別法犯少年~刑法以外の法令(軽犯罪法等)に違反した少年
441
不良行為少年~喫煙、深夜はいかい、飲酒等で補導された少年
40
3,998
■刑法犯少年
刑法犯少年の検挙・補導人員は、前年から121人減少し、統計が残る昭和26年以降最も少な
い人員となっています。
罪種別では、窃盗犯が最多(全体の73.0%)、次いで粗暴犯(全体の14.1%)等の順となっ
ています。初発型非行と呼ばれる手口の万引き、自転車盗、オートバイ盗及び占有離脱物横領
が、全刑法犯少年の65.3%を占めています。
学職別では、中学生が171人で最も多く、次いで高校生が131人、有職少年が52人等の順でした。
凶悪犯
0人
知能犯
0.0%
5人
1.1%
風俗犯
11人
2.5%
その他
41人
9.3%
粗暴犯
62人
14.1%
占有離脱物
横領
20人
4.5%
窃盗犯
322人
73.0%
【刑法犯
自転車盗
39人
8.8%
罪種別】
初発型以外
153人
34.7%
万引き
174人
39.5%
オートバイ盗
55人
12.5%
【初発型非行】
■特別法犯少年
罪種別では、軽犯罪法違反が19人で最も多く(い
たず ら110番等 の業務 妨害が13人)、次いで 迷惑防止
条例 違 反 、 少年 保 護育 成 条 例違 反 が 5 人等 の 順と な
っています。
学 職 別で は 、有 職 少 年 が16人 で最 も多 く 、次い で
高校生が9人、中学生が8人等の順でした。
■不良行為少年
飲酒
108人
2.7%
銃刀法
1人
2.5%
少年保護
育成条例
5人
12.5%
その他
255
6.4%
深夜
はいかい
994人
24.9%
喫煙
2,461人
61.6%
軽犯罪法
19人
47.5%
迷惑防止
条例
5人
12.5%
【特別法犯
不良交友
90人
2.3%
粗暴行為
90人
2.3%
大麻法
1人
2.5%
その他
9人
22.5%
罪種別】
不良行為少年として補導した少年は、3,998人で、
行為別では喫煙が2,461人で最も多く、次いで深夜
はいかいが994人となっており、この二つで全体の
86.4%を占めています。
学職別では、有職少年が1,646人で最も多く、次
い で 高 校 生 が 864人 、 無 職 少 年 が 853人 等 の 順 で し
た。
【補導人員】
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