広報いといがわ 平成 28 年 8 月号 地震に強い 住宅に! 近年、大規模な地震が多発し、多くの建物が倒壊や 損壊などの被害を受けています。 これを受け、市では、いつ発生するかわからない大 地震から、あなたの大切な生命、財産を守るため、住 宅の耐震化をお薦めしています。 耐震改修工事 耐震 シ ェ ル タ ー・ 防災ベッドの設置 建築士などの専門家が、壁の強 さ・バランス・接合部の状況や劣 化状況などを調査し、耐震性を総 合的に評価します。 倒 壊 の 恐 れ あ り 耐震設計 耐震化までの流れ 耐震診断 7 耐震改修工事を実施しようとすると多額な工事費が必要になります。 経済的な理由などで大規模な耐震工事ができない場合には、耐震シェル ター、防災ベッドの装置を設置する方法があります。 耐震シェルター、防災ベッドは、居室内に設置し、安全な 空間を確保することにより、地震による建物の倒壊から、生 命を守る役割を果たす装置です。 <改修工事の方法(例)> 基礎の補強 壁の補強 <工事費用の目安> 100 万円∼ 150 万円程度 <装置費用の目安> 25 万円∼ 40 万円程度 ※他に設置費用が必要です <工事期間の目安> 約2日∼7日程度 木質耐震シェルター 防災ベッド これはなんの写真? 耐震シェルターの強度を実証するため、 実際の建物を倒壊させる実験の結果です。 実験棟はシェルターに覆い被さるように 倒壊しましたが、シェルターはそれによる 荷重にも耐え、内部もほとんど損傷はあり ませんでした。 ∼ 耐震化にかかる費用の一部を助成します ∼ ■助成概要 耐震診断 無料 耐震設計 設計費用の1/ 3、上限 10 万円 耐震改修工事 工事費用の1/ 3、上限 65 万円 耐震シェルター・防災ベッドの設置 設置費用の1/ 2、上限 20 万円 ■対象者 糸魚川市に住所を有し、対象住宅に居住している方 市税等を滞納していない方 ■募集期限 9月 30 日(金)まで ■対象住宅 ・市内の一戸建て木造住宅(2階建以下) 延床面積 265㎡ ( 約 80 坪 ) 以下 ・昭和 56 (1981) 年5月31日までに着工さ れたもの ・店舗併用住宅においては1/2以上の床面積 が住宅の用途であるもの ・耐震診断の結果、倒壊する可能性があると 診断された住宅 問合先 建設課 建築住宅係 ☎ 552-1511 住宅の耐震化
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