植野記念美術館

 星野富弘画伯は、詩画という表現方法で、
数多くの作品集や随筆集を発表されています。
その透明感あふれる瑞々しい画風と、画面
にちりばめられたやさしさと慈愛にみちた詩
が醸しだす世界は、作品の前に立つ人々にや
すらぎと生きていく希望を与え続けています。
体育教師としてクラブ活動中に不慮の事故
に遭遇し、肩から下が動かないという自身の
葛藤をバネにして、ここまで昇華された作品
はまさに人間の無限の可能性を我々に示しています。
当美術館では、氏の作品を通じて、人間の本来的な思いやりや
やさしさに気付くと同時に、ただひたすら人間を愛するこころを醸
成するきっかけとなることを願い、この作品展を開催します。
星野 富弘 プロフィール
1946 年
1970 年
群馬県勢多郡東村に生まれる
群馬大学教育学部卒業
中学校の教諭になるがクラブ活動の指導中頸髄損傷、手足の自由を失う
「 あさがお 」1980 年
群大病院に入院
1972 年
入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める
1974 年
病室でキリスト教の洗礼を受ける
1979 年
前橋で最初の作品展
群大病院退院
1981 年
結婚
自宅で雑誌や新聞に詩画作品や、エッセイの連載を始める
全国各地で「花の詩画展」
1991 年
群馬県勢多郡東村に村立(現、みどり市立)富弘美術館開館
1994 年
ニューヨークで「花の詩画展」以後ホノルル、サンフランシスコ、
ロサンゼルス、ワルシャワなど海外でも開催
2006 年
群馬県名誉県民
2011 年
群馬大学特別栄誉賞
2014 年
富弘美術館入館者 650 万人を超える
詩画や随筆は教科書にも掲載され 詩は作曲されて 多くの人に歌われている
現在も詩画や随筆の創作を続けながら、全国で「花の詩画展」を開催している
著書
「新版 愛、深き淵より。」「新編 風の旅」「風の詩」「詩画とともに生きる」…(学研)
「鈴の鳴る道」「かぎりなくやさしい花々」「速さのちがう時計」「あなたの手のひら」
「花よりも小さく」「種蒔きもせず」…(偕成社)「山の向こうの美術館」…(富弘美術館・偕成社)
「銀色のあしあと」「たった一度の人生だから」「ことばの雫」「いのちより大切なもの」「あの時から
空がかわった」…(いのちのことば社)
「 菊 」1977 年
「ポストカード」「グリーティングカード」「カレンダー」…(グロリア・アーツ)
関連行事
丹波市立
●
京橋
R1
76
175
黒井駅
春日JCT
石生駅
稲継
城山
トンネル
J
R
175
氷上
北近畿豊岡自動車道
氷上I.C
加古川
水分れ公園
バイ
パス
176
駅
原
柏
▶JR福知山線柏原駅(又は石生駅)下車後、
神姫グリーンバスで「美術館前」下車すぐ。
▶舞鶴若狭自動車道・春日JCTから
北近畿豊岡自動車道・氷上I.C経由、氷上の信号を左折。
▶播但連絡道路・和田山JCTから北近畿自動車道・氷上I.C
経由、氷上の信号を左折。
▶神戸・大阪・豊岡・城崎から高速バスで氷上バス停下車徒歩5分
至 福知山
http://www.city.tamba.hyogo.jp/site/bijyutukan/
植野記念美術館
●
舞鶴若狭自動車道
TEL.0795-82-5945
FAX.0795-82-5935
丹波市立
丹波
市役所
至 西脇
至 舞鶴
〒669-3603 丹波市氷上町西中615-4
福
知
山
線
植野記念美術館
至 和田山
至 大阪
N
至 三田
◆開会式・講演会
日 時:9月17日
(土)13:30∼
会 場:植野記念美術館
エントランスホール及び2階研修室
講 師:聖生 清重
(せいりゅう きよしげ)
富弘美術館 館長
参加費:無料 ※但し別途観覧料必要
定 員:100名
(電話予約0795-82-5945)
◆ミュージアムコンサート
「実りのとき∼弦楽四重奏に満たされる日∼」
日 時:10月22日
(土)開演14:00∼
(受付・開場 13:00∼)
会 場:植野記念美術館 2階 研修室
出 演:カルテット・コモド
(弦楽四重奏団)
参加費:無料 ※但し別途観覧料必要
定 員:100名
(電話予約0795-82-5945)
◆ワークショップ
「絵手紙で伝えるまごころ」
日 時:10月30日
(日)
、
(日)13:30∼
11月6日
会 場:植野記念美術館 2階 研修室
講 師:田中 重雄
参加費:無料 ※但し別途観覧料必要
定 員:両日とも20名
(電話予約0795-82-5945)