総幼研の創立30周年を契機に、装い新たに 【夏期総合セミナー】がスター 〈スケジュール〉 ト、今年3回目の夏を迎えます。 7月29日(1日目) 7月30日(2日目) 今回も 「総幼研園のこれから」 を考えるリーダー必聴のプログラムとして、斯 12:00 受付開始 9:00 分科会 界一線の錚々たる講師陣にお集りいただきました。 1日目の記念講演には、たくさんの著書やメディアでもお馴染みの汐見稔 13:00 開会式 12:00 昼食 13:30 記念講演① 汐見稔幸先生 13:00 総括講演 秋田光彦先生 15:00 休憩 14:30 閉会式 幸先生、 またNHKのアナウンサーとして数多くの番組に携わり、現在は地域づ 15:30 記念講演② 山根基世先生 15:00 終了 くりと組み合わせた独自のことば教育活動を続けておられる山根基世先生に 17:00 1日目終了 ご登壇いただきます。 第3回 総幼研夏期 総合セミナー ANAクラウンプラザホテル神戸 広いテーマを揃えました。積み重ねた思いをさらに膨らませ、幼児教育のこれ (JR山陽新幹線「新神戸駅」直結) からについて、発見と気づきにあふれた 「学びの場」 としての2日間となること でしょう。 園長先生や主任の先生、 また次代を担う若いリーダーの方々にもぜひご参 加いただきますよう謹んでご案内申し上げます。 地下鉄三宮 総合幼児教育研究会 山陽新幹線・神戸市営地下鉄「新神戸駅」直結。 三宮(JR・阪神・阪急) より市営地下鉄でひと駅 ※関西国際空港より三宮まで:空港リムジンバスで70分 ※神戸空港より三宮までポートライナー18分 今年もやっ てくる! 総合幼児教 育、 ﹁ 知 ﹂ の 集 積の2日間 。 積み重ねた︿ 教研大 会 ﹀ の 思 い を引き継ぎ 今回3回目 、 を迎 え る 夏 期 総合セミナ ー。 平成28年7月29日 (金)30日 (土) 2日目分科会では職員育成から発達障害、脳科学に基づいた食育まで幅 〈日 時〉 平成28年7月29日 (金) ・30日 (土) ※29日13:00開会・30日15:00閉会予定 〈会 場〉ANAクラウンプラザホテル神戸 神戸市中央区北野町1丁目 TEL:078-291-1121 〈参加費〉おひとり 20,000円 ※上記金額に宿泊費は含まれません。 ご宿泊に関しては、各自ご手配をお願いします。 ※今回は懇親会のプログラムはございません。 ご宿泊と共に、1日目ご夕食も各自ご手配ください。 ※全日程を原則としますが、1日目、2日目のみのご参加を希望される場合は、 申込書の備考欄にお書き下さい。 ※参加費については、お申し込み後、 あらためて参加確認と共に、振込用紙を送付させていただきますので、 到着後お振り込みください。 〈対 象〉総幼研加盟園施設長、 園長、後継者、 リーダー的な立場の先生 ※夏期総合セミナーは、 本部主催につき、 運営上参加者数に定員を設けております。 また、 内容も外部講師を招い た、 より専門的な講演・分科会となります。 以上をふまえ、 参加対象を記載のとおりとしております。 なにとぞ、 ご 理解いただきますようお願い申し上げます。 (金) までに総幼研本部 〈申込み〉 同封の申込書に、必要事項をご記入の上、7月8日 事務局(FAX/06-6771-5943) までお申し込みください。 注意事項 ※今回、 宿泊および1日目の夕食につきましては、 各園にてご手配いただきますようお願いを申し上げます。 ※定員に達した場合、 締切前でも、 その時点で受付を終了することがあります。 あらかじめご了承ください。 なお、 定員は300名を予定しております。 総合幼児教育研究会 時代の視点でセレクトした 「総幼研園のこれから」 を考えるニューリーダー必聴のプログラム! 1日目 感情知性、 身体、 いのち ∼21世紀型の保育を探る∼ ● 幼児教育の世界で名高い汐見稔幸先生が、 総幼研の講演に10年ぶりにご登壇、 夏期総合セミナーのオー プニングを飾っていただきます。保育や子育てを総合的な人間の学びとしてとらえ、深く広くこれからの子ども たちについて考える汐見先生のお話。 現場でがんばる先生方に、 気づきと共感のメッセージをいただきます。 1 ● ● 2日目 総幼研教育を考える∼ハンドブックを読み解く∼ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 幼児教育における食育の重要性 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 第5分科会では、心と食の関係について振り返りながら、 「子どもの脳の発達と食の関係」について考 今回は、ハンドブックを使って研修をすすめていきます。 その中でも<日課活動10ヶ条>を特に取りあげ えます。臨界期における食育の重要性とは……。味覚教育、朝ごはん、咀嚼のたいせつさを見つめ直し、 ます。 また、 日課活動で身についた力をどのように課題活動(プリント)に活かしていくのかを話し合ってい 脳科学に基づいた食育環境を学びます。 きたいと思います。 講師 ● はないということですが、 私は子どもの遊びについての見方にもこの思想が強く表れると思っ (中略) ごっこ遊びも、 バラバラにいる人間に 「役割」 という秩序形式の視点を与え、 バラバラ に行動するのではなく、一定の秩序に沿ってグル―プで行動することを楽しむ遊びと言えま ● 2 ● 岡田都世子 先生(総幼研インストラクター) 浜田智峰 先生(総幼研インストラクター) 講師 ● 総幼研教育のプロフェッショナルな先生の育て方 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 2日目 ● ● います。 この分科会では、 総幼研教育における 「いい仕事」 を実践できる先生の育て方についてお話ししま す。 総幼研教育のポイントのみならず、 子どもや保護者とのかかわり方、 社会人としてのあり方を身につける 方法を学んでいただきます。 平野直美 先生(神戸女子短期大学食物栄養学科教授、医学博士(Ph.D)) 1999年より、神戸女子短期大学助教授に就任(現在は教授)。解剖学、生化学、小児 栄養学、健康食育論等を担当し、栄養士、栄養教諭、保育士及び幼稚園教諭の養成に 従事している。 一般的に 「いい仕事」 とは、 与えられた目的に沿って感動を引き起こすレベルでの成果を上げることをい 場と約束のなかでお互いの攻撃性を (形を整えて) 発散し合う遊びと言えます。 ● 子どもたちにとって家庭や園での食卓は「心の安全基地」 といえます。 ています。 ( 『子どもを 「人間としてみる」 ということ』 の特別寄稿より抜粋) 5 に深めることで、子どもたちにとってたいせつな園生活が、 より素晴らしいものになるに違いありません。 講師 ● り、 ルールという約束ごとをつくったりして行為に秩序の世界をつくり出し、 そうして秩序化した ● ハンドブックが新しく生まれ変わりました。総幼研の理念と実践がつまっています。先生方が理解をさら (前略) さて、 子どもを人間としてみるということは、 子どもを 「子ども扱い」 しない、 するべきで す。鬼ごっこも、バラバラにつまり無秩序に攻撃し合うのではなく、線を引いて陣地をつくった ● 2日目 ● 6 ● ● 2日目 幼保教育を支える職員育成(園長先生対象) ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 幼保にかかわる皆さんは、幼児期の教育のたいせつさはよくおわかりです。 また、 そのたいせつな仕 事に携わる職員を育成することのたいせつさもおわかりです。 その一方で、 日々の忙しさゆえに、職員の 育成が十分にできないとお悩みの園は多いのではないでしょうか。職員の採用が難しくなっていく中、 講師 ● 講師 ● 汐見稔幸 先生 松下政経塾を経て、 親学推進協会理事職を歴任。 同協会は、 2006年に発足した一般 財団法人で両親や教育関係者対象の親学基礎講座を開催、 多くの幼稚園、 保育園の関 係者を対象に指導を担当する。 著書に 「子どもの未来へのおくりもの 」 。 現在は総合幼児 教育研究所の客員研究員。 総幼研各研修会や加盟園にて講師を務める。 1947年大阪府生まれ。東京大学教育学部卒、同大学院博士課程修了。東京 大学大学院教育学研究科教授を経て、2007年10月から白梅学園大学教授・学 長に就任。東京大学名誉教授。専門は教育学、教育人間学、育児学。近著に 『保 育のグランドデザインを描く』、 『保育者論』、 『子どもを 「人間としてみる」 という こと』 (ミネルヴァ書房)など。 子どもたちに必要なことばの力とは― もういちど 「ことば」 を考えてみませんか。 早期の戦力化や保育レベルや保護者対応力の向上、 そして早期離職防止のために、職員の育成はます 杉本哲也 先生(総合幼児教育研究会客員研究員) 1日目 ● 3 ● 2日目 園の上級職が身につけるべきマナーとは ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 講師 ● 中山正人 先生(神戸学院大学客員教授) 神戸大学大学院経営学修士課程修了(MBA)。約27年にわたる企業勤務(管理 職、役員まで)、および私立大学のキャリア教育・キャリア支援責任者を経て独立。個 人及び組織の生産性向上やグローバル化を促進するための研修やコンサルティン グに活躍している。同志社大学(博士課程)などでも講座を担当。総幼研では全国の 職員を対象にスキルアップ研修会の講師を担当。 ● 自分と価値観が異なる人たちと良好な関係を築いていくためには、 まずは相手を尊重し、思いやりを 持つだけでなく、その想いを相手にわかるように伝えることがたいせつです。園の上級職として、保護者 対応はもちろん、後進の指導にも活かしていただくために、人間が起こった出来事をどのようにして捉え 36年間アナウンサーを経験され、 ことばと向き合い続けてきた山根基世先生は、現在も 「子どものことば」 るのか、事象の捉え方を再確認するとともに、相手とより良い関係を築いていくためのツール、マナース を育てる活動を続けています。 ことばをたいせつにする総幼研教師、必聴の講演です! キルの活用方法をお伝えいたします。 講師 ● 私たちは、思ったり感じたり考えたりするときも、心の中で 「ことば」 を使っています。 もちろ んなさい」が、 ちゃんといえるかどうかで、 その子の人生が変わることもあります。人を傷つけ るようなことをいってはいけませんよ、傷つけたときには心から謝るんですよ……。人が生き る時の基本のことばは、 幼い間にしっかり身につけておかないと、 その子自身が幸せに生き ることができません。核家族が大半になった今、子どものことばは親だけでは育てられませ ん。周囲の大人みんなで、子どもの 「人間力としてのことばの力」 を養わなければならない時 代だと思います。NHKの美術番組で大勢のアーティストに話を聞きましたが、彼らは異口 4 2日目 発達障害の基本的理解と親子支援について ● と。 ことば教育の上でも、幼年期がいかに重要か……。 発達に弱さやつまずきがあったり、障がいや育ちの弱さをもっている子どもとその保護者に対し、一人 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ひとりが豊かでのびやかな発達や生活が送れるよう、園としてどう対応していくのか……。現場でもっとも 重要な課題のひとつではないでしょうか。第4分科会では、昨年度に引き続き、発達障害の子どもたちを 取り巻く現状を池添先生にお話しいただきます。園でよくみられる困った場面などの事例をご一緒に考え して、 パドマ幼稚園園長として現場の実践から導き出される総合幼児教育の極意をお話しいただきます。 (前略) 当会の保育の特徴のひとつは、 子どもたちの声です。 うただけでなく、 音読、 素読、 暗 誦、 数唱、 ほとんど場面で声が前面に出る。 活力のある声です。 (中略) 本来バラバラであるはずの声を共振させる 「場」 とは何か。 その 「場」 の条件は何か。 そこで 「動き・ことば・リズム」 という3つの原理が現れるのですが、 ここではそれは深くふれませ は教師が押しつけたり、 強制して身に付くものではない。 やらせるのではなく、 子ども自らやりたくなるような、 言い換えれば人間の生命リズムに自律 するような、 そういう好ましい環境をどう育むのか、 共振する場としての教室をいかにつくりだす のか。 教師の役割は甚だ大きいと言わざるを得ない、 と思うのです。 (総幼研ブログより抜粋) ながら、 よりよい方向を見つけ出していきましょう。 講師 ● 山根基世 先生 早稲田大学文学部卒業後、NHK入局。2005年に女性初のアナウンス室長 となる。2007年、定年退職と同時に「子どものことば」 を育てる活動開始し、朗 読会、読み聞かせ講座、教育教材の開発などを行う。現在は、地域づくりと組 みあわせた独自のことば教育活動を行う。2000年、放送文化基金賞受賞。 講師 ● 2日目 ん。 当会創設者の故・秋田光茂はそれを別の言葉で 「生命リズム」 ともいっていましたが、 それ 同音にいっていました。 自分の表現の原点は、 「子ども時代の体験です」、 「故郷の風景です」 ● 総合幼児教育の真髄に迫る! 総幼研夏期総合セミナーを総括―。 昨年に引き続き、2日目の総括講演には秋田光彦代表理事にご登壇いただきます。総幼研代表理事と 木谷さつき 先生(ブレインアカデミー研修講師) 日本コダック(株)での勤務を経て、企業・展示会などでのVIPのアテンドや受付、国際会 議・式典・フォーラム・披露宴などの司会・ナレーターを務める。仕事を通じて得た経験をもと に、受講者の評価では最高ランクのプロの研修講師として、企業、ホテル、大学から幼稚園ま での各教育機関で、新人研修、社会人マナー研修、 コミュニケーション研修などを務める。 ん、 まわりの人たちとよい人間関係を築く上でも、 ことばがたいせつです。 「ありがとう」 「ごめ (今回の講演にあたってのメッセージ) ます重要になってきています。 池添素 先生(NPO法人福祉広場代表) 京都市職員(児童福祉センター療育課など)を経て、1994年「らく相談室」開設。 2012年にNPO法人福祉広場に移行し、相談ひろばとして相談事業を実施。 現在は、立命館大学産業社会学部、佛教大学社会学部、龍谷大学短期大学非常勤講 師、京都市保育園連盟障害児保育巡回相談員を兼務。主な著書に『ちょっと気になる 子どもと子育て― 子どものサインに気づいて』 (かもがわ出版)など 講師 ● 秋田光彦 先生 総幼研代表理事、 パドマ幼稚園園長。 相愛大学人文学部客員教授。 本会代 表理事として総幼研の各指導講演を担当。 わかりやすく、 親しみやすい語り口 で、 総幼研教育の魅力を伝える。 また、 應典院住職としても、 まちづくりからコ ミュニティシネマまで活動範囲は幅広い。
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