大阪対象関係論研究会 主催 独立学派精神分析セミナー:ウィニコットの現代的意義 Jan Abram 先生をお招きして ウィニコットが亡くなってから 40 年が経ちますが,多くの未発表論文や 草稿,メモなどが整理され,彼の研究がかなり進展してきました。精神分析 家は多くいる中で,驚くべきことと思います。そうした関心を受けて,これ までに世界的に彼の人気が再び高まっています。今回は,現代を代表する独 立学派の臨床家であり,ウィニコット研究の第一人者であられる Jan Abram 先生に『ウィニコットの現代的意義』について講演をしていだきます。 Jan Abram 先生は英国精神分析協会の訓練分析家,スーパーバイズ分析家 として活動しておられます。1989 年から 2000 年までスクイッグル財団に て講義を担当,1996 年からの 4 年間は director を務めておられました。 現在は,ロンドンでフルタイムの精神分析家として実践されています。主な 著書に The Language of Winnicott: A Dictionary of Winnicott’s Use of Words (1996)(邦訳『ウィニコット用語辞典』 〔2006,誠信書房〕。2007 年には英語版の第 2 版が発売されている。),Donald Winnicott Today (2013)があります。 当日は,通訳者はいませんが,発表原稿の抄録を配布し,逐次的通訳をしながら討論をしていく 予定です。 【内容】 13:00~13:30 受付 13:30~14:00 導入 「いつ直観は生まれるのか?:システム論からみたウィニコットの臨床」 When do we intuit? : Winnicott’s practice from the systemic point of view. 館 14:00~15:00 講演 直彦(たちメンタルクリニック/大阪市立大学大学院) “SURVIVAL OF THE OBJECT: does Winnicott’s theoretical matrix constitute a paradigm change in psychoanalysis?” 「対象が生き残ること:ウィニコットの理論的マトリックスは,精神分析における パラダイム上の変化を打ち立てるのか」 Jan Abram(英国精神分析協会/エセックス大学名誉教授) 15:00~15:10 休憩 15:10~15:35 指定討論 1 横井 公一(微風会浜寺病院) 15:35~16:00 指定討論 2 吾妻 壮(神戸女学院大学) 16:00~16:45 討論 16:45 終了 大阪対象関係論研究会 主催 【日時】8 月 28 日(日)13:00~17:00 【場所】大阪国際交流センター (大阪市天王寺区上本町 8-2-6) 中会議室 http://www.ih-osaka.or.jp/ 【費用】一般:5000 円 【定員】70 名(申し込み順に受け付け,定員になり次第締め切ります。) 【参加資格】臨床に携わっており,守秘義務のある方。 【申し込み方法】①氏名(ふりがな),②連絡先住所,③連絡先電話&FAX,④メールアドレス,⑤勤務 先および職種(臨床心理士の資格の有無),⑥独立学派精神分析セミナー参加希望と明 記のうえ,以下のアドレスにお送りください。参加可能な方には,受諾のメールをお 送りします。 申込先:[email protected] *問い合わせその他はメールでお願いします。当方からの連絡も基本的にはメールで行います。
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