クラスB-2.専門職連携教育・亥鼻IPE Step4(1単位)

クラス B-2
専門職連携教育・亥鼻 IPE Step4
【主管大学:千葉大学】
【担当教員】
クラス責任者 教授 関根 祐子(千葉大学薬学部)
クラス担当者
教授 関根 祐子(千葉大学薬学部)
教授 高野 博之(千葉大学薬学部)
講師 関根 秀一(千葉大学薬学部)
助教 大久保 正人(千葉大学薬学部)
助教 山口 憲孝(千葉大学薬学部)
助教 溝口 貴正(千葉大学薬学部)
助教 青木 重樹(千葉大学薬学部)
講師 朝比奈 真由美(千葉大学医学部)
講師 伊藤 彰一(千葉大学医学部)
特任助教 山内 かづ代(千葉大学医学部)
教授 酒井 郁子(千葉大学看護学部)
教授 岡田 忍(千葉大学看護学部)
准教授 坂上 明子(千葉大学看護学部) 准教授 池崎 澄江(千葉大学看護学部)
准教授 中山 登志子(千葉大学看護学部)准教授 辻村 真由子(千葉大学看護学部)
講師 野﨑 章子(千葉大学看護学部)
講師 今村 恵美子(千葉大学看護学部)
助教 黒河内 仙奈(千葉大学看護学部) 助教 舘 祥平(千葉大学看護学部)
【対象年次】
4~6 年次
【履修登録締切】
2016 年 7 月 20 日
【最大受入可能人数】
20 名
【授業概要】
演習・実習を中心に、集中講義として開講する。
千葉大学における専門職連携教育・亥鼻 IPE は 4 年間に渡る授業である。このうち、1 年次(Step1・
共有)
・2 年次(Step2・創造)
、3 年次(Step3・解決)については、e-ラーニングまたはクラス B-1 受
講により学習し、本講義の演習・実習で Step4 に参加する。Step4 では、模擬患者の退院計画の立案を
通し、専門職連携の重要性と方法を学ぶ。
【授業目標】
患者・サービス利用者を全人的に評価し、患者・サービス利用者中心の専門職連携によって診療・ケア
計画の立案ができる能力を身につける。本コースの終了時、学生は以下のことができる。
1.チームの目標達成ために、チーム状況を評価し、自己の実践を決定できる。
2.チームメンバーの専門性の特徴や限界に基づいてチームメンバーと協力できる。
3.チームメンバチー及びかかわる多様な専門職と、良好人間関係のもと、話しやすい雰囲気を作る。
4.患者・サービス利用者への全人的評価に基づいた退院計画を、チームとして立案できる。
5.専門職及び教員の支援を受けて、最新の専門知識を退院計画に反映できる。
6.自職種の専門的知識や技術を用いてできることの範囲及び課題を学生の立場から説明できる。
【授業計画および授業内容】
回
1
月日
担当者
e-ラーニング
場所
項目
オリエンテーション
授業内容
・本授業の目的と学習方法について
・IPE の意義と学習方法について理解
する。
2
e-ラーニング
チーム・ビルディン
グとは
・チーム・ビルディングの基本的知識
について理解する。
3
e-ラーニング
専門職連携のかたち
・専門職連携のかたちについて理解す
る。
4
e-ラーニング
対立と解決
・対立のメカニズムについて理解する。
・対立の解決法について理解する。
5
6~15
e-ラーニング
9.14(水) 全担当教員
~9.16
(金)
千葉大学
moodle の使い方
・moodle の使い方を理解し授業の記
録・リクレクションシートの提出方法
など亥鼻 IPE の実習に必要な操作を身
につける。
・退院計画の理解と
模擬症例の検討
(演習、実習)
①退院計画を講義にて理解する。また、
カンファレンスについては DVD を用い
て理解する。
または
9.20(火)
9.21(水)
9.23(金)
・模擬患者への面接
(演習、実習)
②全員共通の模擬症例について、事前
学習の内容を共有し、模擬患者の課題
を抽出し、面談で質問する内容を検討
する。
・Mix group ごとに模擬患者にインタ
ビューし、患者の問題点を抽出し、退
院計画を立案する。
・各職種へのコンサ
・医師、看護師、薬剤師、療法士、MSW、
ルテーション
栄養士、臨床心理士などにコンサルト
(演習、実習)
し、退院計画を充実させる。更に、第
3日に開かれる学習成果発表会の準備
・学習成果発表会
を行う。
(演習)
・グループごとに模擬症例の問題点と
退院計画を発表する。
実習開始 1 週間前までに 1~4 を受講し課題を提出すること。
※2016 年 9 月 14 日~16 日または 9 月 20 日~21 日、23 日の 3 日間連続で行う。受講登録時に参加希望
の日程を連絡すること。
【授業外学習】
クラス B-2 は実習・演習前に事前勉強を課す。
5~15 の実習・演習後に「授業の記録」および「リフレクションシート」を作成し、moodle にて所定の
時刻までに提出すること。
【キーワード】
専門職連携、チーム・ビルディング、患者中心の医療、退院計画、コミュニケーション、リフレクション
【教科書・参考書】
e-ラーニングコンテンツを配信する。
実習・演習ではプリント(学習ガイド他)を配布する。受講前に moodle より自分で印刷し持参する資
料があるため、注意すること
参考書:千葉学ブックレット「患者中心の医療を実現する−千葉大学亥鼻 IPE からの発信−」
酒井郁子、田邉政裕、石井伊都子(千葉日報社)
【評価方法】
e-ラーニング出席状況・提出物(30%)
、演習・実習への出席状況(30%)
、最終レポート(30%)、
発表(10%)で総合的に評価する。
【履修上の注意】
以前にクラス B-1 を受講した学生は、e-ラーニングの受講を免除するが、実習前に「自分の考える専門
職連携について」レポートを提出すること。