第11回全国 草原サミット・シンポジウム in 上山高原

第11回全国
草原サミット・シンポジウム
in 上山高原
The 11th SOGEN Summit & Symposium
in Ueyamakougen
草原の持つ公益的な役割や価値について広く国民にアピー
ルするとともに、全国各地で取り組まれている草原保全活動の
現状と課題に関して議論を深めながら、草原保全に取り組む全
国の自治体や草原保全の担い手、NPO法人等の共通認識を
醸成し、今後の活動に向けて連携と交流を図ることを目的に
「第11回全国草原サミット・シンポジウム」を開催いたします。
た
じま
うし
人と草原 イヌワシが舞い 但馬牛があそぶ
期 間:2016 年 10 月15 日(土)∼17 日(月)
場 所:夢ホール(兵庫県美方郡新温泉町湯)ほか
10月15日
(土)13:00∼16:30/上山高原見学会
10月16日
(日)9:30∼17:00/第11回全国草原シンポジウム
(夢ホール、町民センター、すこやか∼に)
基調講演 「草原の再生と生物多様性」
武田 義明氏 (放送大学兵庫学習センター 客員教授)
分科会
①「ジオパーク活動と草原」
②「地域の草原を維持する仕組みづくり」
③「草資源の農業・畜産への利用方法について」
④「茅葺き文化の継承のための茅場の保全・再生」
10月17日
(月)9:30∼12:00/第11回全国草原サミット(佳泉郷井づつや)
★
開催地
兵庫県美方郡新温泉町
新温泉町は、兵庫県の北西部に位置し、北は日本海、西は鳥取県、南・東は香
美町に接しています。総面積241平方キロメートルで内陸部は1,000メートル級の
山々に囲まれ、森林が83%を、
また山陰海岸国立公園をはじめとする自然公園指
定区域が46%を占める自然豊かな山間地域です。町の全域が山陰海岸ジオパー
クのエリアに含まれ、世界ジオパークに認定されています。
全国草原シンポジウム(2日目)
(基調講演・実践報告・分科会)
(夢ホール等)
10月
16 日(日) 8:30
9:30
受付∼
開会
9:45
基調講演 武田 義明 氏(放送大学兵庫学習センター 客員教授、神戸大学 名誉教授)
「草原の再生と生物多様性」
草原性の植物の出現種数は面積や管理水準と関係している。近畿地方のいくつ
かの草原の面積と種多様性の関係について述べる。また、神戸市東お多福山草
原および新温泉町上山高原の草原再生について紹介する。
略 歴
11:00
2005年 神戸大学発達科学部 教授
2007年 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教授
(∼2013年)
2014年 放送大学兵庫学習センター 客員教授
夏緑樹林の植物社会学的な研究、群落の成立とその環境要因に関する研究、
里山の保全に関する研究、生物多様性に関する研究などを行っている。
実践報告
①「上山高原と人の歩み そして再生へ」
小畑 和之氏(NPO法人上山高原エコミュージアム
代表理事)
②「ススキ再資源化のとりくみ∼芸北茅プロジェクト」
芸北中学校生徒(北広島町) ③「野草堆肥における善玉菌のすばらしい世界」
染谷 孝氏 (佐賀大学農学部
教授)
12:00
閉会
13:00
分科会 「町民センター」
「 すこやか∼に」 4会場
第1分科会
第2分科会
第3分科会
第4分科会
ジオパーク活動と草原
地域の草原を維持する
仕組みづくり
草資源の農業・畜産への
利用方法について
茅葺き文化の
継承のための
茅場の保全・再生
新温泉町ジオパークネットワーク
兵庫県立大学
新温泉農業改良普及センター
兵庫県立人と自然の博物館
山 陰 海 岸ジオパ ークにつ い
て概観した後、高原周辺の動
植 物 や 地 域 学 習 及 びイヌワ
シの 生 息 に 関 する話 題 提 供
を元に、上山高原の魅力と課
題をさぐる。
植 生 遷 移 や 獣 害 などによる
生 物 相 の 変 化といった 草 原
が 直 面している課 題 に つ い
て議論するとともに、活動組
織の維持活性化、担い手育成
について考える。
草資源を研究・利用している
研究員・農畜産家の取組を紹
介し、農畜産分野から草資源
の 価 値 や 活 用 方 法について
議論するとともに、今後の方
向を探る。
茅場減少、職人不足、高齢化
等の課題に直面する中、茅葺
き文 化を後 世 に 繋 げるた め
の茅の地産地消体制を、関係
者間でどのようにして協力し
て再構築していくかについて
議論する。
15:30
全体会
分科会からの報告、意見交換
「第11回全国草原シンポジウム宣言」採択
17:00
閉会
18:30
交流会(佳泉郷井づつや)
全国草原サミット(3日目)
草原を有する全国の自治体首長によるサミットを開催します。
至鳥取
10月
17
日(月)
9:00
受付∼
9:30
開会
100 m
リフレッシュパーク
ゆむら
9:45
草原シンポジウムの報告
10:00
各自治体首長のサミット
文
11:20 「第11回全国草原サミット宣言」採択
12:00
閉会
佳泉郷
井づつや
9
夢ホール
至八鹿
上山高原見学会(初日)
現地で歴史に関する講話を聞き、草原を散策します。
10月
15 日(土)
12:30
13:00
受付 夢ホール
移動
13:30 「上山高原の歴史」 講話と上山高原散策
上山高原は、氷ノ山・後山・那岐山国定公園に指定され
た標高750∼900mの高原状の台地です。一帯には、
ブナの原生林やススキ草原が広がり、イヌワシやザゼン
ソウなどの稀少動植物が生息・群生する学術的にも価
値の高い地域です。
15:30
16:30
移動
解散 夢ホール
参加申込み・交通アクセス
参加申込み方法
平成28年8月31日までに、参加申込用紙(別紙)
を郵送またはファックスでお送りください。
9月末までに、郵送、ファックスまたは電子メールにより申込確認をお送りします。
参加費
無料(宿泊・交通費別)
希望の方のみ
弁当・お茶など
交流会
1,000円
5,000円(佳泉郷井づつや)
交通アクセス
《自動車》
①京都大阪姫路方面から
北近畿豊岡自動車道(八鹿氷ノ山IC)
ー国道9号
②岡山鳥取方面から
鳥取自動車道(鳥取IC)
ー国道9号
《公共交通機関》
①JR山陰本線浜坂駅−湯村温泉[町民バス] 所要時間:約25分
②JR山陰本線八鹿駅−湯村温泉[全但バス] 所要時間:約80分(1日5便)
③JR山陰本線鳥取駅ー湯村温泉[ゆめぐりエクスプレス] 所要時間:約60分(1日3.5往復)
■湯村温泉直行の特急バス
[夢千代号]
[ 阪急バス]
①大阪−湯村 阪急3番街−湯村温泉 所要時間:約3時間30分
②神戸−湯村 三ノ宮−湯村温泉 所要時間:約3時間20分
■飛行機
①羽田空港−鳥取砂丘コナン空港(1日5往復)
②大阪空港−コウノトリ但馬空港(1日2往復)
●宿泊施設については、参加申込書裏面を参考にしてください
浜坂駅
9
至米子
夢ホール
鳥取駅
鳥取 IC
上山高原
9
八鹿駅
八鹿氷ノ山IC
至京都
和田山IC
至津山
至姫路
至姫路
http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/sogenss/
主催:新温泉町全国草原サミット・シンポジウム実行委員会 会長:新温泉町長 岡本英樹
[構成団体] 新温泉町、NPO法人上山高原エコミュージアム、新温泉町自治連合会、新温泉町商工会
新温泉町教育委員会、浜坂観光協会、湯村温泉観光協会、新温泉農業改良普及センター
たじま農業協同組合、兵庫県立大学大学院、新温泉町ジオネットワーク、全国草原再生ネットワーク
事務局/新温泉町役場 農林水産課
〒669−6792 兵庫県美方郡新温泉町浜坂2673−1
TEL 0796−82−5626 FAX 0796−82−3054 e-mail [email protected]