Ⅱ 生涯学習:生涯を通じて学び・育ち続けることができるまちの実現

Ⅱ 生涯学習:生涯を通じて学び・育ち続けることができるまちの実現
【施策体系】
小分野
1 学び・育ち
施策名
施策の柱
(1)生き抜く力を育む
学校教育の推進
①学びのつながりや地域とのつながりを
重視した教育の推進
②確かな学力を育む教育の推進
③豊かな人間性を育む教育の推進
④たくましく生きるための健康・体力を
育む教育の推進
(2)安全・安心で快適に
①適正な学校施設整備の推進
学べる教育環境の
②学校施設環境の充実
充実
③給食調理環境の整備
(3)地域による次世代
人材の育成の促進
①放課後における児童の居場所確保の推進
②子どもの生き抜く力を育む支援の充実
③高校生・大学生の社会参加活動の促進
④自立に困難を抱える若者の支援
(4)まちへの誇りや愛着
につながるものづくり
学習の推進
①幼児・小学生がものづくりや科学に
興味・関心を高める機会の充実
②高度なものづくりや科学技術を学ぶ
機会の充実
(5)高齢者が活躍できる
環境の充実
①高齢者の社会や地域での活躍支援
②高齢者への多様な就業機会の提供
(6)女性が活躍できる
①ワーク・ライフ・バランスの推進
環境の充実
②女性の起業・就労に向けた支援の強化
③若者の男女共同参画への理解促進に
向けた取組の強化
2 スポーツ
(1)スポーツ資源を生か
した生涯スポーツの
推進
①スポーツを楽しむ機会の拡充
②企業・大学と連携した質の高い指導者の
育成と派遣
③豊富なスポーツ資源を生かした取組の
推進
3 歴史・文化
(1)歴史や文化財の継承
と魅力の発信
①歴史を継承・発信する基盤と機会の充実
②郷土愛を育む市民活動や博学連携の促進
③文化遺産が息づく魅力的な地域づくり
(2)文化芸術を生かした
①文化芸術活動の機会の提供と質の向上
まちの魅力づくりの
②文化芸術等を担う人材の育成・活用
推進
③文化芸術活動等を支える基盤の整備
実践計画-34
生き抜く力を育む学校教育の推進
■めざす姿
豊田市が大好きな、知・徳・体のバランスのとれた子どもが育っている。
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
めざす
方向
学校に行くのが楽しい児童生徒の割合(①小学生、②中学 ①86.2%・②82.3%
生)
(全国学力・学習状況調査)
(2015 年度)
↑
「学校教育が充実しているまち」として満足している市民
の割合(世帯に小・中学生がいる世帯/いない世帯)
集計中
↑
(市民意識調査)
自分の住む地域が大好きだという児童生徒の割合
(①小学生、②中学生) (教科等に対する意識調査)
①55.7%・②33.7%
(2015 年度)
↑
■施策の背景
○急速な情報化やグローバル化、進む価値観の多様化、科学技術の進展、超高齢化の進展
による人口構成の変化等により、将来を予測することが困難な時代を迎えており、子ど
もたちには、広い視野をもち、自ら考え、課題を解決していく「生き抜く力」を培って
いくことが求められています。
○「生き抜く力」すなわち、知「確かな学力」
、徳「豊かな人間性」
、体「健康・体力」を
バランスよく育てるためには、学校だけではなく、地域の力を生かしていく必要があり
ます。
○国では、アクティブ・ラーニングの視点を踏まえた指導方法の見直しによる授業改善や、
カリキュラム・マネジメントを通した組織運営の改善の必要性を唱えています。
○こうした中、本市では、少人数学級をはじめとするきめ細かな教育の推進、ICT機器
の活用を図ってきましたが、子どもたちの確かな学力を育むための分かる・深まる授業
づくりを推進するため、これらを更に有効活用するための研究が求められています。
○また、いじめが社会問題化する中、2013 年9月には「いじめ防止対策推進法」が施行
され、2014 年には市内各学校において「いじめ防止基本方針」、2015 年4月には市の「い
じめ防止基本方針」を策定してきましたが、いじめの防止、早期発見・早期解決、また、
不登校児童生徒への支援も含め、学校と各機関がより一層連携し対応していく必要があ
ります。
○そして、たくましく生き抜く力を育成するため、運動の楽しさを味わい、運動に親しむ
習慣や基礎的な体力を身につけるとともに、体力向上のもととなる食事について正しい
知識と望ましい食習慣を身につけるなど、健康教育の充実を図る必要があります。
実践計画-35
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 学びのつながりや地域とのつながりを重視した教育の推進
各学校が同じ中学校区のこども園・幼稚園、小学校、中学校、高等学校とのつなが
概要 りや地域とのつながりを大切にすることで、子どもたちの学校や自分の住む地域、
豊田市を愛する気持ちを育成する。
「今住んでいる地域の行事に参加し ①80%(2015 年度)
⇒ 85%(2020 年度)
ている」と回答した児童生徒の割合
②62%(2015 年度)
成果 (①小学生、②中学生)
指標 (全国学力・学習状況調査)
⇒ 65%(2020 年度)
3中学校区(2016 年度)
学校支援地域本部の設置校区数
⇒ 市内全中学校区(2020 年度)
<主な計画事業>
○豊田市版コミュニティ・スクール推進事業
中学校区の単位で園小中の連携及び地域ぐるみの教育を効果的に実施する豊田市版コミ
ュニティ・スクールの導入を推進
○学校支援地域本部設置拡大事業
「支援」から「連携・共働」、「個別」の活動から「総合化・ネットワーク化」へと発展
させ、学校と地域の双方向の取組を推進。
No.2 確かな学力を育む教育の推進
概要
成果
指標
基礎的な知識や技能を活用して、自ら考え、判断し、表現することにより、様々な
問題に積極的に対応し、解決する力を育成する。
学習内容を理解している児童生徒の
割合(①小学生、②中学生)
(教科等に対する意識調査)
①(4教科平均)
86%(2015 年度)⇒維持(2020 年度)
②(5教科平均)
67%(2015 年度)⇒70%(2020 年度)
No.3 豊かな人間性を育む教育の推進
概要
自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心などを育成
する。
「いじめはどんな理由であってもいけない ①平均87%(2015 年度)
⇒ 維持(2020 年度)
ことだと思う」など、豊かな人間性に関連す
成果 る10の質問の回答平均(①小学生、②中学 ②平均83%(2015 年度)
⇒ 85%(2020 年度)
指標 生) (全国学力・学習状況調査)
ブロックサポート体制が確立したブロック 4ブロックのモデル実施(2016 年度)
数
⇒
実践計画-36
全6ブロック(2020 年度)
No.4 たくましく生きるための健康・体力を育む教育の推進
概要
積極的に運動に親しむ習慣を身に付けさせるとともに、自らの健康を適切に管理し、
改善していく資質や能力を育成する。
体育が楽しいと思う児童生徒の割合
成果 (①小学生、②中学生)
指標 (教科等に対する意識調査)
体力向上1校1実践の実施校数
①87%(2015 年度)⇒維持(2020 年度)
②83%(2015 年度)⇒85%(2020 年度)
全校実施の継続(2020 年度まで)
実践計画-37
実践計画-38
安全・安心で快適に学べる教育環境の充実
■めざす姿
児童生徒が安全・安心で快適に学べる教育環境が整っている。
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
めざす
方向
人口増加に伴い教室不足が発生する可能性のある学校数
12 校(2016 年度)
↓
老朽化対策を必要とする学校数
56 校(2016 年度)
↓
施設更新を必要とする給食センター数
2施設(2016 年度)
↓
■施策の背景
○広い市域を持つ本市では、人口増加により児童生徒数が増加している地域と、過疎化・
少子化が進み、児童生徒数が減少している地域が二極化してきています。
○また、全国的にも学校施設の老朽化が課題となっており、長寿命化を推進し始めていま
す。
○こうした中、本市の学校施設は 40~50 年を経過したものが大半を占め、一部の給食セ
ンターについても、老朽化に伴う施設整備の更新が必要になっています。
○社会環境や教育内容が変化する中、防災機能の強化やトイレの洋式化、設備の省エネ化、
夏の暑さ対策、地域との連携など、学校施設に対するニーズが多様化し、機能向上が求
められています。
○施設の維持に関する費用が年々増加している中、今後の施設・設備の更新について、本
市の特徴を踏まえ、適切に対応していくことが求められています。
実践計画-39
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 適正な学校施設整備の推進
概要
児童生徒数の増加により、教室などの機能不足が発生しないように、必要な整備を
進める。
成果 児童数増加に対し、増改築の対応をした
指標 学校数
(調整中)
No.2 学校施設環境の充実
概要 安全・安心で、快適な学習環境を提供するため、必要な整備を進める。
成果 保全改修の実施校数
(調整中)
指標 トイレ再整備の実施数
(調整中)
<主な計画事業>
○小中学校トイレ再整備事業
快適な学校生活環境を実現するため、トイレの洋式化を実施
No.3 給食調理環境の整備
概要
成果
指標
子どもたちに安全・安心で、魅力ある給食を提供するため、衛生管理の徹底や給食内容の
充実を図る。
給食センター施設の整備数
(調整中)
実践計画-40
地域による次世代人材の育成の促進
■めざす姿
地域社会で活躍できる次世代の人材が育っている
地域の子どもは地域で育てられている
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
地域の活動(ボランティア活動、地域のおまつり、ボーイ・
ガールスカウトなど)への参加の有無
【①小学校低学年、②小学校高学年、③中学生、④高校生、
⑤青少年(19~29 歳)】(豊田市調べ)
めざす
方向
①85.2%(2013 年度)
②85.1%(2013 年度)
③74.5%(2013 年度)
↑
④34.4%(2013 年度)
⑤21.2%(2013 年度)
小中学校の活動または児童生徒とともに行う地域の活動
に参加した市民の割合(市民意識調査)
集計中
↑
■施策の背景
○女性の就労ニーズの高まりや少子化、家庭と地域のつながりの希薄化など、子どもを取
り巻く環境が変化する中、安全・安心な子どもの居場所づくりをすすめるとともに、地
域社会で活躍できる次世代の人材を育てることが必要です。
○また、子どもたちにおいては、今後ますます複雑化していく社会を生き抜いていくため
に、これまで以上に多様な課題に対応していくことのできる力が求められています。そ
の子どもたちを取り巻く保護者や市民の多くは、家庭での子育てが不充分であると感じ
ており、一部の保護者は様々な子育ての悩みや不安を抱えています。これらの家庭を地
域住民や様々な地域資源で支え、家庭における子育て力の向上につなげることが必要で
す。
○さらに、中学校を卒業すると社会参加の機会や活動の場が大きく減るため、高校生や大
学生などの若者の地域社会への参加を促して、まちづくりの担い手として育めるよう地
域社会との関わりを充実させていく必要があります。
○若者に関わる課題として、不安定な雇用情勢や社会への不適応、精神的な理由等により
自立に困難を抱える若者の増加があり、就労、福祉、医療、教育などの多様な関係機関
が連携した取組が必要となっています。
実践計画-41
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 放課後における児童の居場所確保の推進
概要
成果
指標
子どもたちが放課後を安全・安心に過ごすため、地域と連携しながら子どもたちの
居場所の確保を進めます。
放課後児童クラブの待機児童数(5月) 0人(2016 年度)⇒0人(2020 年度)
児童の居場所確保に関わる地域や市民団
体の数
24 地区(2016 年度)⇒34 地区(2020 年度)
No.2 子どもの生き抜く力を育む支援の充実
複雑化するこれからの社会を生き抜くため、子どもが自ら行動し、様々な課題を解
概要 決する力の育成を地域等で支援するとともに、家庭における子育て力の向上を促進
します。
成果
指標
子どもの生き抜く力を育む支援事業 - (2016 年度開始事業)
の参加人数
⇒ 2,000 人(2020 年度)
家庭教育支援事業の参加人数
集計中
No.3 高校生・大学生の社会参加活動の促進
概要
地域社会の担い手として、高校生・大学生の社会参加を促進するため、継続的に地
域と関わる機会を充実します。
高校生・大学生の社会参加活動促進
集計中
成果 事業の参加者数
指標 とよた若者支援ネット「プラス」の登録者 - (2016 年度開始事業)
数
⇒ 3,000 人(2020 年度)
No.4 自立に困難を抱える若者の支援
概要
成果
指標
自立に困難を抱える若者を支援するため、関係機関の連携による包括的な支援体制
を充実します。
若者サポートステーションの登録者数
126 人(2015 年度)⇒200 人(2020 年度)
適切な機関への紹介や就職等につなが 49 件(2015 年度)
った人数
⇒ 70 人(2020 年度)
実践計画-42
まちへの誇りや愛着につながるものづくり学習の推進
■めざす姿
子どもが系統的にものづくりや科学を学ぶ機会があり、ものづくりを尊重する市民が支え
ている。
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
ものづくりに興味のある児童、生徒の割合(小5、中2)
めざす
方向
集計中
↑
ものづくりの講座やイベントへの参加者数
12,018 人(2015 年度)
↑
子どものものづくり学習を支える企業・団体等の数
105 団体(2015 年度)
↑
(豊田市の教育に関するアンケート調査)
■施策の背景
○本市がものづくりをけん引する市であり続けるためには、子どもの頃からものづくりに
触れる機会があり、成長段階に合わせ、系統的に学ぶことができる環境づくりが重要で
す。
○本市では、2007 年度から「ものづくり文化のまち構想」を掲げ、ものづくりをまちづ
くり、人づくりという側面から捉え、ものづくりサポートセンター*の開設、ものづく
りサポーター*の組織化、企業や大学、ものづくり団体等と連携したものづくり学習事
業を展開してきました。
○社会の変化に対応できる人材を育成するためには、受動的な学びではなく、自分で考え、
試行錯誤を繰り返す体験的かつ実践的な学びを通じて、課題発見力、課題解決力、創造
力といった力を向上させる場をより充実させる必要があります。
○今後は、企業や大学、ものづくり団体等との連携をより広く展開し、これまで実施して
きたものづくり学習事業の充実を図ることで、高度で発展的な学びの機会の創出、世代
間交流の促進、職業や生き方に対する意識の醸成につなげることが求められます。
用語解説
※ ものづくりサポートセンター:主に小学校で実施するものづくり教育プログラムのための材料準備や試作品の作成、材料や道具
の保管など、ものづくり学習を支える拠点施設
※ ものづくりサポーター:ものづくり学習を支える人材。主に製造業退職者などの、ものづくりに深く携わった経験を持つ人が多
くサポーターとして登録
実践計画-43
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 幼児・小学生がものづくりや科学に興味・関心を高める機会の充実
ものづくり学習を通して、幼少期からものづくりや科学への興味・関心を高め、子
概要 どもの創造性や感受性、協調性を育むとともに、ものづくり学習を支える大人もも
のづくりを身近に感じる機会を創出します。
ものづくり学習の取組への参加者延べ人数
成果
指標
13,819 人(2015 年度)
⇒ 15,000 人(2020 年度)
ものづくり教育プログラムを実施した学校のう
ち、「子どもたちが興味・関心をもってものづく 2020 年度までに 70%
り活動に取り組んでいた」と回答した割合
No.2 高度なものづくりや科学技術を学ぶ機会の充実
小学校高学年、中高校生の課題発見・解決力、創造力の向上や、職業や生き方に対
概要 する意識を醸成するため、企業や大学、ものづくり団体等と連携した高度で実践的
なものづくり・科学の学習機会を創出します。
成果
高度なものづくり・科学事業への延べ参加者数
815 人(2015 年度)
⇒ 1,000 人(2020 年度)
指標 企業や大学等と連携して実施するものづくり・科 5件(2015 年度)
学学習の取組数
⇒ 8件(2020 年度)
実践計画-44
高齢者が活躍できる環境の充実
■めざす姿
高齢者が社会の中で能力を生かし、生きがいを感じて元気に活躍している。
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
めざす
方向
就業している 60 歳以上の市民の割合(市民意識調査)
29.1%(2014 年度)
↑
高齢者の生きがいや就労等の相談件数
394 件(2015 年度)
↑
79.1%(2014 年度)
民の割合(市民意識調査)
地域の活動やNPO・ボランティア活動などに参加してい
50.5%(2014 年度)
る 60 歳以上の市民の割合(市民意識調査)
↑
日ごろの生活の中で生きがいを感じている 60 歳以上の市
↑
■施策の背景
○今後、本格的に超高齢社会、人口減少社会が進行する中、本市においても、労働力不足
や地域コミュニティの担い手不足、日常生活において支援を必要とする市民に対応する
人材の不足など、様々な分野でマンパワーの不足が懸念され、これまで以上に社会や地
域における元気な高齢者の活躍に期待が高まっています。
○本市では、2002 年度にヤングオールド・サポートセンターを開設し、高齢者が生きが
いをもってセカンドライフを過ごすための機会や情報を提供してきました。2015 年度
には 13,564 人が利用し、その主要事業である高年大学では、学びや仲間づくりの場を
通して、地域活動につなげる取組をしてきましたが、近年、応募者数が減少しているの
が現状です。
○また、高齢者の生きがい就労を促進するシルバー人材センター*の 2015 年度の会員数
は 2,359 人、受注件数は 8,726 件ですが、近年、どちらも減少傾向にあります。その原
因の一つとして、就業希望者と依頼者の業務内容のアンマッチがあり、今後は社会環境
の変化も踏まえた見直しが求められています。
○高齢者の活動の幅が今後より一層多様化していく中で、高齢者の豊かな経験や技能を生
かし、生きがいをもって社会や地域で活躍してもらうため、ヤングオールド・サポート
センターの役割の見直しや、シルバー人材センターの就業機会の拡充を図り、高齢者を
社会や地域へつなぐ仕組みの充実が求められています。
用語解説
※ シルバー人材センター:健康で働く意欲のある、原則 60 歳以上の方を対象に、多様な生きがい就労、就業機会の提供を進める公
益法人。
「高年齢者等の雇用安定等に関する法律」に基づき、区市町村ごとに設置
実践計画-45
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 高齢者の社会や地域での活躍支援
概要
社会や地域で高齢者が役割や活躍の場を持つことで、いきいきと暮らし、支え合う
社会を実現させるため、高齢者の活動相談や活躍の場の充実を図ります。
生きがいづくりや活躍のきっかけと 13,564 人(2015 年度)
成果 なる取組への延べ参加者数
指標
⇒ 14,200 人(2020 年度)
1,640 人(2015 年度)
高齢者の活躍の機会提供件数
⇒ 1,700 人(2020 年度)
No.2 高齢者への多様な就業機会の提供
社会環境の変化や多様化する高齢者の就労ニーズに対応するため、シルバー人材セ
概要 ンターの労働者派遣事業や生活支援サービスなどの就業機会の拡充、会員の確保を
図ります。
成果
指標
シルバー人材センターでの就業率
86.4%(2015 年度)
⇒ 87.5%(2020 年度)
実践計画-46
女性が活躍できる環境の充実
■めざす姿
ワーク・ライフ・バランスの実践により、仕事や子育て・介護の両立ができている市民
が増え、女性が多様な活躍をしている。
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
0~3歳児を持つ女性の就業継続者の割合
(職場における男女共同参画意識調査)
4月1日現在の待機児童数
「女性が活躍できる環境が整っているまち」として満足し
ている市民の割合(市民意識調査)
めざす
方向
21.9%(2011 年度)
↑
0人(2016 年度)
→
集計中
↑
■施策の背景
○近年、社会の持続性の確保等に向け、女性の活躍の重要性が高まり、2015 年8月に「女
性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が成立しました。また、同年 12 月施
行の国の「第4次男女共同参画社会基本計画」においては、女性の活躍に必要とされる
ワーク・ライフ・バランスの推進に向けた男性中心型労働慣行の見直しなどが掲げられ
ました。
○本市では、2013 年度からワーク・ライフ・バランスを推進する優良な事業所を表彰す
る制度を設け、3年間で 40 社の応募があるなど、男女がともに働きやすい環境づくり
を進める事業所が増えてきています。
○一方、2011 年度に実施した「職場における男女共同参画意識調査」では、20 代~40 代
の未就労女性のうち、働きたいと考えている割合は 77.2%と再就労を希望する女性は
多い状況にあります。また、2013 年度に実施した「男女共同参画社会に関する意識調
査」では、男女共同参画についての意識は高い反面、実際の家庭・職場において行動し
ている割合は高いとは言えず、意識と現状の行動が乖離しています。
○それらを踏まえ、本市においても市内の事業所が男性中心型労働慣行を見直し、女性の
就業継続、再就労を進めるため、ワーク・ライフ・バランスを実現できる職場環境の整
備を促していくための情報提供や相談などの支援をより強化する必要があります。
○また、これから社会に出る若者に対し、早い段階での気付きや行動の改善を促し、将来
的な男女共同参画社会の実現に向けた意識の醸成を図ることが求められます。
実践計画-47
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 ワーク・ライフ・バランスの推進
女性の活躍の場を広げるため、働く女性の家事・育児・介護の両立を図るだけでなく、男性
概要 がそれらへ参画するように、企業に対して、事業所訪問やアドバイザー派遣、優良事業所
の表彰等を行います。
成果
指標
12 件(2015 年度)
優良事業所表彰の応募企業件数
⇒ 15 件(2020 年度)
45 事業所(2015 年度)
訪問事業所数
⇒ 50 件(2020 年度)
No.2 女性の起業・就労に向けた支援の強化
女性が自らの能力を生かした活躍を促進するために、起業などの多様な働き方や地域・社
概要 会貢献活動などについての情報提供や相談を行い、具体的な実践へと導く仕組みを構築
します。
女性の就労に向けた支援の取組への 140 人(2015 年度)
成果 参加者数
⇒ 200 人(2020 年度)
指標 講座参加者のアンケートで「事業が役
立った」と回答した割合
2020 年度までに 70%
No.3 若者の男女共同参画への理解促進に向けた取組の強化
概要
若者の性別役割意識によらないキャリアプランの形成を促すため、高校生、大学生に対し
て男女共同参画について学ぶ機会を提供します。
高校・大学での男女共同参画の理解
成果 促進のための授業数
指標 高校・大学で、男女共同参画の理解促
進授業を受けた人数
2020 年度までに 5 件
2020 年度までに 100 人
実践計画-48
スポーツ資源を生かした生涯スポーツの推進
■めざす姿
様々な世代がライフスタイルに応じてスポーツを楽しんでいる。
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
「過去1年間にスポーツ観戦に行ったことがある」市
民の割合(市民のスポーツ活動に関するアンケート)
成人の週1回以上のスポーツ実施率(市民意識調査)
めざす
方向
30.0%(2009 年度)
↑
57.9%(2011 年度)
↑
①8種目全国平均以下
小学5年生及び中学 2 年生の体力・運動能力テストの
②8種目全国平均以下
結果(小5 8種目中:①男子②女子、中2 9種目中:
③4種目全国平均以下
③男子④女子)
④4種目全国平均以下
↑
※すべて 2015 年度
「過去1年間にスポーツボランティア活動をした」市
民の割合(市民のスポーツ活動に関するアンケート)
8.4%(2009 年度)
↑
■施策の背景
○スポーツ基本法をもとに国が 2012 年3月に策定したスポーツ基本計画では、今後 10
年間を見通したスポーツ推進の基本方針として、ライフステージに応じたスポーツ活動
の推進やオリンピック・パラリンピック等の国際大会を通じた国際貢献・交流の推進等
が位置付けられています。
○本市では、2015 年度の子ども(小学5年生)の体力・運動能力テスト結果は全種目で
全国平均以下であり、子どもの体力低下が顕著となっています。
○また、超高齢社会となり、今後も高齢化が進んでいく中、中高齢者*の健康増進を推進
することが重要となっています。
○豊田スタジアム、スカイホール豊田、スポーツチームやトップアスリートが在籍する企
業、体育学部を持つ大学など豊富なスポーツ資源を有しており、これらを十分に活用し、
スポーツを継続的に楽しむ機会を提供することが必要です。
○また、ラグビーワールドカップ 2019 等の大規模イベントが市内で開催されることを契
機に、「みる」、「する」、「支える」といった、それぞれの観点からスポーツを楽しむこ
とができる風土を醸成することが必要です。
用語解説
※ 中高齢者:中高年及び高齢者の総称。おおむね 40 代以上から 60 代
実践計画-49
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 スポーツを楽しむ機会の拡充
概要
成果
指標
体力低下が顕著である子どもたちをはじめ、中高齢者が気軽に参加できる教室等を
開催し、スポーツを楽しむきかっけを作ります。
市の取組により、新たに地域スポーツクラブ*やスポーツ推進
委員の教室等に参加した中高生以下の子どもの数
市の取組により、新たにスポーツ活動を始めた中高齢者の数
800 人/年度
300 人/年度
<主な計画事業>
○(仮称)梅坪台運動広場新設事業
生涯スポーツの推進や健康の増進に向け、多くの市民が気軽に利用できる運動広場を整
備
No.2 企業・大学と連携した質の高い指導者の育成と派遣
概要
成果
指標
企業・大学と連携し質の高い指導者を育成するとともに、より効果の高いスポーツ
教室等を開催し、継続的なスポーツ活動を推進します。
市主催の講座等を受講し、修了証を発行された指導者の数
30 人/年度
市と企業及び大学などが主催するスポーツに関する連携事業
に参加した市民の数
1,000 人/年度
No.3 豊富なスポーツ資源を生かした取組の推進
市内スポーツチームやトップアスリートと連携した取組を推進することで、地域へ
概要 の愛着や誇りを高め、ラグビーワールドカップ 2019 等の大規模イベントを市民が一
体感を持って楽しむことができる風土を醸成します。
市が実施したトップアスリートとのふれあいの場に
成果 参加した市民の数
指標 市が実施した育成の場を通してスポーツボランティア
となった市民の数
1,000 人/年度
2019 年度までに 100 人
用語解説
※ 地域スポーツクラブ:地域住民が主体的に運営し、スポーツ(運動・遊び)を通して子どもから大人のための体力向上や健康づ
くり事業を地域に提供するクラブ。運動する人の裾野を広げ地域住民が明るく健康に暮らすことを目指す公益的な組織
実践計画-50
歴史や文化財の継承と魅力の発信
■めざす姿
歴史や文化財を学び、郷土を語ることができる市民が増えることで、歴史や文化財を継承
し、発信していく機運が醸成されている。
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
文化財施設の総入館者数
郷土の歴史・文化に誇りや愛着を持っている市民の割
合(市民意識調査)
めざす
方向
126,116 人(2015 年度)
↑
50.9%(2014 年度)
↑
■施策の背景
○国が 2015 年に策定した文化芸術の振興に関する基本的な方針では、文化財の次世代へ
の継承や地域振興等への活用などを重点戦略としており、地域の歴史や文化財を生かし
た観光やまちづくりへの取組が全国的に本格化しつつあります。
○本市では、文化財を活用して児童・生徒の歴史学習を支援する「郷土学習スクールサポ
ート事業」や郷土の歴史や文化財に興味を持つ市民を育成する「とよた歴史マイスター
事業」など、歴史や文化財を活用した歴史学習に取り組んできました。
○2015 年度に実施した第 20 回市民意識調査によると「豊田市の歴史や文化に対する誇り
や愛着」は高まっているものの、地域間で差があり、歴史・文化財に触れる機会や場を
増やし、次世代に継承していく必要があります。
○また、ラグビーワールドカップ 2019 等における国内外との交流の機会を生かし、県内
3位の指定文化財数を誇る本市の魅力を市民が語り、来訪者に発信していくことが求め
られています。
実践計画-51
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 歴史を継承・発信する基盤と機会の充実
概要
成果
指標
市民が歴史や文化財を学び、まちの重要な魅力として、市民や来訪者に発信する場
と機会を創出します。
市が主催する講座・講演会等の参加者数
市民共働によって発見・認定された文化遺産の件数
58,536 人(2015 年度)
⇒ 63,000 人(2020 年度)
0 件(2015 年度)
⇒ 10 件(2020 年度)
No.2 郷土愛を育む市民活動や博学連携の促進
概要
市民が豊田市の歴史や文化財を自ら学び、自らの言葉で発信する機会が増えること
により、伝える側と伝えられる側の交流を通じて、郷土への理解や愛着を深めます。
成果 マイスターや郷土芸能団体等による市民ボランティ 3,070 人(2015 年度)
指標 ア事業への参加者数
⇒ 6,500 人(2020 年度)
No.3 文化遺産が息づく魅力的な地域づくり
概要
成果
指標
地域に残る歴史的な観光資源を生かすことによって、市民や来訪者が魅力を感じる
空間を形成します。
15,480 人(2015 年度)
足助中馬館の来館者数
⇒ 17,000 人(2020 年度)
23,674 人(2015 年度)
民芸館と民芸の森の利用者数
⇒ 45,000 人(2020 年度)
実践計画-52
文化芸術を生かしたまちの魅力づくりの推進
■めざす姿
様々な文化事業が活発に行われ、文化芸術がまちの魅力になっている。
■まちの状態指標
指
標
名
現状値(把握年度)
文化芸術に「興味がある」「どちらかといえば興味がある」市
民の割合(教育に関するアンケート調査)
鑑賞・見学を行っている市民の割合(教育に関するアンケ
ート調査)
文化芸術活動(鑑賞・見学を除く。)を行っている市民の割
合(教育に関するアンケート調査)
めざす
方向
43.5%(2011 年度)
↑
65.0%(2011 年度)
↑
22.0%(2011 年度)
↑
①334,302 人
主要文化施設の利用者数(①市民文化会館、②コンサート
ホール能楽堂、③美術館、④図書館)
②93,278 人
③136,285 人
↑
④862,700 人
※すべて 2015 年度
■施策の背景
○国が 2016 年5月に策定した文化芸術の振興に関する基本的な方針では、文化芸術活動
に対する効果的な支援や文化芸術の創造、支える人材の充実などを重点戦略としていま
す。
○また、2016 年7月に策定した文化プログラムの実施に向けた文化庁の基本構想では、
「文化芸術立国」実現のために、2020 年の東京オリンピック・パラリンピック及びラグ
ビーワールドカップ 2019 の機会を生かすとともに、それ以降も多様な文化芸術活動の
発展を目指すとしています。
○本市では、市民の主体的な文化芸術活動への支援事業やアウトリーチ事業などの開催に
より、施設外で文化芸術に触れる機会が増加しました。今後は、他市にはない独自性や
魅力を創り出す事業を充実させる必要があります。
○各文化施設の利用者については増加傾向にありますが、市民文化会館、コンサートホー
ル、中央図書館、美術館など、比較的大規模な文化施設等が開館して数十年経ち、改修
や機能の見直しが求められています。
実践計画-53
■施策の柱・主な実践計画事業
No.1 文化芸術活動の機会の提供と質の向上
市民が文化芸術活動(鑑賞/見学・創作・学習等)を行う機会を増やすとともに、
概要 市民主体の文化芸術活動の充実と質の向上を図ります。また、独創的な文化芸術活
動を推進し、都市の魅力の向上を図ります。
成果
指標
市主催の文化事業に参加した人数
コンサートホール・能楽堂 3.2 万人、
美術館 15 万人/4年間平均
No.2 文化芸術等を担う人材の育成・活用
概要
市民が文化芸術等に関わる活動を支援し、文化芸術を生かしたまちの魅力づくりを推進で
きる人材を育成します。
成果 市の取組により育成されたアート
指標 サポーター登録数
2020 年度までに 100 人
<主な計画事業>
○市民によるアートプロジェクト推進事業
市民が運営する芸術・文化に関するプロジェクトを推進し、文化事業に関わりながら地
域に貢献できる体制や活動の場を構築
No.3 文化芸術活動等を支える基盤の整備
効率的・効果的なサービスの実現、災害時における安全性や設備類のエネルギー効率の
概要 向上、所蔵品を安全かつ最良な状態で次世代へ継承するための保存環境の確保など市
民の文化芸術活動等を支える施設機能や仕組みを整備します。
成果
指標
図書館の来館者数
2018 年度以降 1,000,000 人
実践計画-54