『 幸 せなら 手 をたたこう 』

ねん
がつ
に ちはっこう
2016年 8月 7日 発行
№1
7
しあわ
『♪
たみ
て
て
幸 せなら 手をたたこう
う
な
かみ
む
よろこ
♪』
うた
さけ
「すべての民よ、手を打ち鳴らせ。神に向かって 喜 び歌い、叫びをあげよ。」
し へ ん
へん
せつ
《詩編47編2節》
とき
うた
しあわ
て
レクレーションの時など、みんなでたのしく歌ううたのひとつに「 幸 せなら 手を
ねん
とうきょう
とき
だいりゅうこう
うた
いま
せ か い
たたこう」があります。1964年の東 京 オリンピックの時、大 流 行 した歌で、今は世界
かっこく
うた
各国で歌われています。
さ く し
き む ら
り ひ と
けいせんじょ がくえん だいがくがくちょう
わ
せ
だ だいがく め い よ きょうじゅ
き む ら
作詞は、木村 利人さん(恵泉女学園大学 学 長 、早稲田大学名誉 教 授 )
。木村さ
だいがくせい じ だ い
こくさい がくせい
さ ん か
よる
んが大学生時代、フィリピンの国際学生ワークキャンプに参加したある夜、フィリピ
じん
ひ と り
なみだ
なが
き む ら
て
だ い に じ せ か い たいせん
ン人の一人が 涙 を流しながら、木村さんの手をとって「わたしは、第二次世界大戦で
ちち
うしな
にほんじん
にく
ゆる
にほんじん
きみ
父を 失 った。日本人が憎らしく、どうしても許せなかった。しかし、いま日本人の君
いっしょ
あせ
なが
こころ
へ ん か
お
ぼく
ちか
あ
か
こ
ゆる
み ら い
む
ひ さ ん
とこうして一緒に汗を流し、 心 に変化が起きた。過去を許し、未来に向けて悲惨な
せんそう
ふたた
お
かた
あ
ご
かれ
戦争を 再 び起こさないように僕らが誓い合おう」と語り合ったそうです。その後、彼
ほんとう
た い ど
しめ
しんせつ
いま
わす
おも
で
が本当に「態度に示して」親切にしてくれたことが今でも忘れられない思い出となっ
とき
しゅくしゃ
しょうがっこう
こうてい
せ い と
ているそうです。その時、キャンプの宿 舎 となったロカオ小 学 校 の校庭でその生徒
おお ごえ
たの
うた
ご
うた
のち
みん
たちが大声で楽しく歌っていたバンガシナン語の歌のメロディ(後にスペイン民
ようきょく
げんきょく
はんめい
あ
さ く し
か
し
謡 曲 が原 曲 と判明)。これに合うように作詞したのがこのうただそうです。この歌詞
じょうき
し へ ん
へん
せつ
え
つく
は、上記の詩編47編2節からヒントを得て、作られたうただそうです。
ちゅうしん
キリストを中 心 として、ひとつになると
にく
お
き、憎しみをもキリストが負ってくださり、
わたしたちをひとつにしてくださるのです
まじ
に ほん
きょうだん
よこはま い そ ご きょうかい
日本キリスト教 団 横浜磯子 教 会
うち
ね。わたしたちの交わりの内にも、キリスト
ちゅうしん
が 中 心 にいてくださいます。キリストにあ
よろこ
た い ど
しめ
よ こ は ま し い そ ご く もり
〒235-0023 横浜市磯子区森3-17-7
ぼ くし
る 喜 びを態度で示していきましょう。
牧師
中村
なかむら
きよし
ふくぼくし
なるさか
あ きと
清
副牧師 鳴坂 明人
なかむら
中村
きよし
清
へんしゅうせきにんしゃ
う ちだ
み つお
編 集 責任者 内田 光生
が つ たんじょう び
むか
ともだち
【8月 誕生 日 を 迎 えるお 友達 】
はやし あいり さん
なるさか あきと
ひらはら まりこ
さん
こやま はやと さん
えんどう ちうね
さん
まつえ ゆきの さん
いぐち ゆみ さん
さん
おの あいこ さん
ともだちのためにいのってみよう。
かみ
「神さまからしゅくふくがあるように」と
きょうかい
なか
しゃしん
ば し ょ さが
教 会 の中 にある写真 の場所探 してみてく
ぞん
なつ
つど
きょうかい
ださい。ご存じですか。夏の集いで教 会 に1
はく
ち
ゃ
ん
す
泊しますね。チャンスです。
せんせい
おし
わかった方は、CS の先生まで教えてくださ
い。
まな
みんなで学ぼう
カテキズム
いち ばくしゃしゅっぱん
「みんなのカテキズム」(一麦社 出 版 )
と
けいやく
問い 15
なん
契約とは何ですか。
こた
かみ
あいだ
えいえん
やくそく
答え
神さまとイスラエルの 間 の「永遠の約束」
のことです。
けいやく
ことば
かた
やくそく
い
み
かみ
「契約」という言葉は、
「堅い約束」という意味します。神さまはイスラエル
あいだ
えいえん
か
すく
やくそく
むす
との 間 に永遠に変わることのない、救いの約束を結んでくださったのです。
しん
あたら
い
もの
わたしたちもキリストを信じることによって、 新 しいイスラエルに生きる者
すく
やくそく
あた
やくそく
えいえん
か
とされ、この救いの約束が与えられています。そしてこの約束は永遠に変わ
ることはありません。
しょ
しょう
せつ
やま
うつ
おか
ゆ
イザヤ書54 章 10節では「山は移り、丘が揺らぐこともあろう。しかし、わ
いつく
うつ
むす
たしの 慈 しみはあなたから移らず
へいわ
けいやく
ゆ
わたしの結ぶ平和の契約が揺らぐこと
じだい
よ
おお
うつ
か
はないと…」とあります。どんなに時代がかわり、この世が大く移り変わっ
おお
へんか
かみ
へいわ
けいやく
ゆ
ても、またわたしたちに大きな変化があっても、神の平和の契約は揺らいだ
か
い
せいしょぜんたい
かた
り変わったりすることはないと言われています。そのことが聖書全体に語ら
れているのです。
きょう
きほんてき
おし
まな
じっかい
しゅ
いの
カテキズムとは、キリスト 教 の基本的な教えを学ぶことです。十戒や主の祈りなど
ないよう
かいせつ
ふる
きょうかい
せんれいじゅんびきょういく
し ん と くんれん
の内容を解説したものです。古くから教 会 では、洗礼準備 教 育 や信徒訓練のテキスト
もち
として用いられてきています。
ほ
ん
しょうかい
【 本 の 紹介
】
日野原先生がストレートに語る
震災について
医師として長年、いのちの問題を語り
続けてきた日野原先生ですが、震災に
ついてこれほど直接的に語ったものは
ほかにはないでしょう。突然に失われた、
愛する者の「いのち」。残された者は
それをどう受けとめ、生きて行ったら
いいのか・・。その根源的な問いに対
して、経験から導かれた思索を重ねた
著者らしい提言の書です。
コルデコット賞銀賞
コレッタ・スコット・キング賞(画家
部門)受賞作、姜尚中氏推薦!
19~20 世紀のアメリカで、自身
も黒人奴隷として抑圧され苦しみ
つつも、真の自由を求め、神を信
頼して、多くの黒人奴隷を救い出
したハリエット・タブマン。その
生き方や姿勢から「女モーセ」
「黒
人モーセ」と呼ばれた彼女の半生
を、魅力あふれる絵で描き出す。