渋谷区立図書館システム事業者募集要項 1 募集概要 渋谷区立図書館の現行業務システムは平成21年11月に導入し、利用者サービ スの向上を図ってきたところですが、導入後6年8か月が経過し、機器の老朽化や 最新システムに導入されている利用者の利便性を向上させる機能を具備していな いことなどから、図書館システムの更新を行います。 図書館システムの更新にあたっては、事業者をプロポーザル方式(提案評価方式) により選定することとし、本要項については、手続き等必要な事項を定めるもので す。 2 件名 図書館システム構築業務 3 業務内容 平成 29 年4月のシステム賃貸借及びシステム本稼働に向けたシステム構築業務 (機能要件確認、設計等業務) 4 対象施設 施 設 名 称 住 中央図書館 渋谷区神宮前 1-4-1 こもれび大和田図書館 渋谷区桜丘町 23-21 西原図書館 渋谷区西原 2-28-9 渋谷図書館 渋谷区東 1-6-6 富ヶ谷図書館 渋谷区上原 1-46-2 笹塚図書館 渋谷区笹塚 1-47-1 本町図書館 渋谷区本町 1-33-5 臨川みんなの図書館 渋谷区広尾 1-9-17 代々木図書館 渋谷区代々木 3-51-8 笹塚こども図書館 渋谷区笹塚 3-3-1 5 履行期間 契約締結日から平成 29 年3月 31 日まで 6 応募方法等 (1) 応募の参加資格要件 以下の要件を満たすものとします。 1 所 ① 対象となる案件についての渋谷区競争入札参加資格を有していること。 ② 地方自治法施行令第 167 条の 4 第 1 項の規定に該当しないこと。 ③ 渋谷区競争入札参加有資格者指名停止措置要綱(平成 9 年 3 月 27 日区長 決裁)による指名停止を受けていないこと。 ④ 渋谷区契約関係暴力団排除措置要綱(平成 25 年 11 月 25 日区長決裁)に 基づく入札参加除外措置を受けていないこと。 ⑤ 本業務を円滑に遂行できる安定的かつ健全な財務能力を有すること。 ⑥ 過去2年間に銀行取引停止がなく、経営不振の状況にないこと。 ⑦ プライバシーマーク認証を取得していること。 ⑧ 図書館システムのパッケージ・ソフトウェアを導入でき、また本区と同規 模以上の自治体(蔵書数90万点以上かつ年間貸出数150万点以上)の公 立図書館において導入した実績があること。 ⑨ 提出された書類の記載に虚偽がないこと。 ※ プロポーザル方式への参加者が契約締結までに参加資格を満たさなくなっ た場合は、その時点で失格とする。 (2) 参加申込方法等 ① 参加にあたっては、様式1「参加申込書」及び様式2「会社概要」を渋谷 区立中央図書館2階 生涯学習・スポーツ振興部中央図書館管理調整係ま で持参してください。 ② 受付期間 平成 28 年8月5日(金)~8月 20 日(土)午後 5 時 ③ 参加資格結果の通知 平成 28 年8月 23 日(火)郵送にて通知 ④ 参加辞退 参加申込書提出後、やむを得ない事情により辞退する場合は、様式3「参 加辞退届出書」を提出してください。 (3) 関連資料等の配布 参加申込受付時に以下の関連資料を電子データ媒体(CD-R)により配布 します。 (一部資料は冊子) ① 平成26年度 渋谷区立図書館事業年報(冊子) ② 渋谷区立図書館システム調達仕様書(CD-R) ③ システム機能要件定義書(CD-R) ④ 労働条件調書(CD-R) ⑤ 見積書様式(CD-R) (4) ① 質問の受付及び回答、内容の確認 参加有資格者で本募集に係る質問がある場合は、質問書(様式は問わな い)に記入し、担当部署へ電子メールで送付してください。 2 担当部署:生涯学習・スポーツ振興部中央図書館管理調整係 送信先アドレス:[email protected] ※未達防止のため、 「開封確認設定」を行ってください。 ② 電話による質問には応じません。但し、質問書の内容に疑義が生じた場 合は、質問者へ電話にて問合せを行います。 ③ 質問事項の回答は、全提案者へ電子メールにて通知します。 ④ 各社固有の事情に関するもので、本募集の公平性確保に影響を及ぼすと 判断できる質問に対しては回答いたしません。 ⑤ 受付期間 平成 28 年8月 24 日(水)~8月 27 日(土) ⑥ 回答日(予定) 平成 28 年8月 30 日(火) (5) 提案書類等の提出方法 ① 受付期限 平成 28 年9月7日(水)午後5時 ② 提出場所及び方法 渋谷区立中央図書館2階 生涯学習・スポーツ振興部中央図書館管理調整 係まで持参してください。 ③ 提案書類 ア 書類 ・提案書概要(A3用紙1枚程度) ・提案書 ・ システム機能要件定義書 ・ 添付資料 イ 提出部数 ・ 提案書類一式 正本(要押印) 1部提出してください。 添付資料等については、A4判、横書き両面印刷とします。 表紙に社名、代表者職氏名を明記し、押印をしてください。 ・ 提案書類一式 副本(表紙には社名等の表示、押印は不要) 6部提出してください。 添付資料については、A4判、横書き両面印刷とします。 * すべての書類において、提案者が識別できる文章や文言、デザ イン等の使用をしないでください。 ・ 収録媒体 提案書類一式を収録した電子データを媒体(CD-R)で提出してくだ さい。 3 (6) 提案書の内容 ア 導入実績について 過去10年間に、特別区(東京23区の各区立図書館)及び本区と同規模以 上の自治体(蔵書数90万点以上かつ年間貸出数150万点以上)の公立図 書館システム導入及びシステム移行実績(旧事業者名含む)を提出してくだ さい。 イ プロジェクトの管理体制及び人員体制について プロジェクトの管理体制、導入体制、配置予定者の資格・図書館システム構 築の経験を提出してください。 また、様式4「労働条件調書」を提出してください。 (様式は参加申込受付時 に電子データにて配布) ウ 業務実施スケジュールについて 業務実施スケジュールについて、以下に留意して作成してください。 i. ii. 作業内容、作業量、担当を明確にすること。 本区が行うべき作業内容を含めること。 iii. 図書館休館期間、移行期間、研修期間を含めること。 iv. 作成にあたっての考え方、考慮点を記述すること。 エ 研修計画について 研修の実施体制、内容について提出してください。 オ 図書館システム導入に対する基本的な考え方 図書館システムの概要・特徴(サーバ構成とそのメリット)と導入を実現す るための基本的な考え方について提出してください。 カ 図書館システム全体としての機能性について システム画面・操作イメージ、主な帳票のイメージを提出してください。 キ 利用者視点での機能性について i. 利用者用 OPAC(検索機) 、ホームページの操作イメージと概要を提出し てください。 ii. iii. ウェブアクセシビリティへの対応について提出してください。 自動貸出機、CTI(自動電話)、予約確保・督促メール、利用者用インタ ーネット端末、座席管理システムについて概要を提出してください。 ク データ移行作業について データ移行の方法、移行後の検証方法、移行にあたっての考え方、考慮点に ついて提出してください。 ケ システム構成について システム構成(サーバ構成、ネットワーク構成、ハードウェア構成、ソフト ウェア構成)について、構成概念図、ハードウェア及びソフトウェア構成仕 4 様を提出してください。 コ セキュリティ対策・信頼性について セキュリティ確保に対する取り組み方針、システムの信頼性について提出し てください。 サ 運用・保守内容・体制について i. ハードウェア及びソフトウェアの運用体制、安定稼働の仕組み及び保守体 制、システムの監視体制、コールセンターの考え方、実績報告の方法等を 提出してください。 ii. 図書館システム導入後の操作性や性能向上(バージョンアップ等)に関す る考え方を提出してください。 iii. 障害発生時の対応について提出してください。 iv. 蔵書点検時の対応を提出してください。 シ 利用者サービスの拡充について 自社システムの特性等を活かし、利用者サービスの拡充に効果的な提案(追 加機能、新機能等)をしてください。 提案については、システム機能要件定義書に記載のある項目を除きます。 また、提案に係る費用についても合わせて提出してください(様式は参加申 込受付時に電子データにて配布) 。 ス 見積額について 様式5・6「見積書」にて見積額を提出してください。 (様式は参加申込受付 時に電子データにて配布) セ 提案内容全般について 提案内容(上記ア~ス)において、貴社が特にアピールしたいこと(貴社に おける強み)を述べてください。 (7) 提案書記載内容の確認 提案者は、提出された提案書について、本区から質問を受けた場合は、その 都度指定する期日までに回答してください。質問事項の送付及び回答は、電 子メールで行うものとします。 なお、回答内容についても提案の一部とみなすこととします。 (8) 無効となる提案書等 ① 提出方法、提出先及び提出期限が適合しないもの。 ② 本募集要項に指定する作成様式に示された条件に適合しないもの。 ③ 虚偽の内容が記載されたもの。 ④ 提出期限以降の提出書類の差し替え又は再提出は認めません。 (9) 提出書類の取扱い ① 提出書類は返却しません。 ② 提出書類は渋谷区情報公開条例に基づく開示請求があった場合には、選定 5 終了後、同条例に基づいて対応することとします。 7 選考方法等 (1) 受託候補者を選定するにあたり、 「図書館システムプロポーザル方式業者選定 委員会 」を置きます。 (以下、「選定委員会」と言います。 ) (2) 選考は選定委員会において、提案の評価等を総合的に審査し、二段階方式で 行います。 一次選考:提案書による評価 二次選考:プレゼンテーション(1社30分程度) (提案内容のプレゼンテーション及び質疑応答) (3) 最終的に評価点が高く1位として決定したもの者を受託候補者として特定し ます。なお、選考において、評価が同点の場合には、見積金額の最も低かっ た者を選定します。 (4) 選定結果については、自己の結果のみを各提案者に文書にて通知します。 (5) 評価内容及び選定結果に対する問合せには、一切応じません。 8 契約の締結等 (1) 契約については、特定した受託候補者と協議し、予算の範囲内で、金額及び業務 内容を確定のうえ、契約を締結します。 (2) 選定した導入システムについては、予算の範囲内で、金額及び業務内容を確定の 上、賃貸借可能な相手方と別途賃貸借契約を行います。 (賃貸借契約には、保守・ 運用、研修、ネットワーク構築等を含む。 ) (3) 契約締結時期は、特定した受託候補者と協議終了後とします。 ※ 賃貸借契約は、平成 29 年4月 1 日(平成 29 年度予算の確定後)を予定して います。 (4) 選定後、受託候補者が参加の資格要件を満たさなくなったと認められた場合 又は区と委託業務契約締結交渉が不調となった場合は、 「7選考方法等」で特 定した順位の順に契約交渉を行います。 9 その他 (1) 提案書類の作成のために区から入手した資料があった場合は、提案書類の作 成以外の目的で使用してはならないものとします。 (2) 提案書類等で用いる言語は日本語、通貨は日本円とし、文言については、可 能な限りわかりやすく平易な表現とします。 (3) 提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権の日本国及び日本 国以外の法令に基づき保護される第三者の権利の対象となっているものを使 用した結果、生じた一切の責任は提案者が負うものとします。 6 (4) 本件にかかる予算が成立しない場合、区は契約を締結しない、又は、契約を 解除することができる。なお、これに伴う提案者の損失について、区は損害 賠償の責を負わないものとします。 (5) 本要項に定めのない事項については、協議により定める。また、本要項に疑 義が生じた場合も同様とします。 (6) 提出書類等の作成及び提出に係る費用は、提出者の負担とします。 10 スケジュール 内容 日程 参加申込受付開始 平成 28 年 8 月 5 日(金) 参加申込期限 平成 28 年 8 月 20 日(土)17 時 参加資格結果通知 平成 28 年 8 月 23 日(火) 質問受付期間 平成 28 年 8 月 24 日(水)~8 月 27 日(土) 質問回答日(予定) 平成 28 年 8 月 30 日(火) 提案書提出期限 平成 28 年 9 月 7 日(水)17 時 辞退届提出期限 平成 28 年 9 月 7 日(水)17 時 一次選考結果通知(予定) 平成 28 年 9 月 16 日(金) プレゼンテーション(予定) 平成 28 年 9 月 20 日(火) 、21 日(水) 選定結果通知(予定) 平成 28 年 9 月下旬 11 問合せ先 生涯学習・スポーツ振興部中央図書館管理調整係 渋谷区神宮前1丁目4番1号 電話:03-3403-2591 Fax :03-3403-2270 担当:齋藤、田中 7
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